2007年06月12日
マジック、知ってると演じるは別
今日、姪っ子シスターズより先日のキーボード(一応、姪っ子(次)に買い与えたものですが、仲良く皆で使うように言っていた)のお礼のファックスが送られてきました。拙い字で「ありがとう」と言う言葉が添えられたファックスの紙を後生大事に取っておいてしまう私って・・・スタンスで言えばおじいちゃんに近いものがあるんじゃないかなぁ・・・
今、九州ローカルの「ドォーモ(Duomo)」で素人が「ヒールド・アンド・シールド・ソーダ」を演じ、見破られてしまっていました。だから近くで確認されるような見せ方しちゃダメだし・・・。多分、この番組の関係者が(2ちゃんねるの手品板でも話題になっている)セロなどのネタを暴露しまくった本でも読んで飛びついたんでしょう。
「論語読みの論語知らず」と言う言葉がありますが、この場合はタネを知って演じ方を知らないと言う感じのクオリティ。こんなものを深夜枠の地方番組とは言え放送する無謀さに驚いてしまいます。
実はちょっと前から一言書きたかった笑えるエピソードがありまして。例の超能力喫茶のファンの人間でマスターのルービックキューブの演技を評し、マジックで演じるならば○○と言う制約があるもののマスターはその制約にとらわれない演技をしていた!(ゆえにマジックではない?と言いたいのでしょうか?)と驚きの書き込みをしているのを某所で見かけ爆笑しました。
これもマジックのタネだけを知り、どの様に演じるか?演じられるか?をまったく理解していない発言と言っても過言ではないでしょう。と、この人物をバカにしつつも、自分自身「分かった様な気がしているだけ」になっていないか自問する機会にしましょう。人の振り見て我が振りなおせと言うヤツですね。
ちなみにマスターのルービックキューブのネタは上記の「分かった気でいる勘違い君」の知っているタネで合っています。もちろん○○の制約もありますが、それを(あたかも)無いかのように演じる手法をマスターが“カウンターの中”の限られた空間で実現させただけです。私もそれを見たときは唖然としました。ムチャするなぁ〜って感じで。
と、言うわけで今日のキーワードである「ルービックキューブ」も覚書に入れておきましたよ(笑)。