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2007年06月19日
「ゲツヨル!」にランディ氏登場
 コカコーラZEROのCM「クールビズ」篇について。(ここから見られます)  「わが社では、このクールビスを導入したい!」と社長の号令の下、トンデモない格好をさせられそうになるところ、ゼロ侍が「異議あり!」と立ち上がるシーン。いやいや、アンタの髪型が異議ありですよ。  さて、今日放送の「ゲツヨル!」で「超能力バスター」ことジェームス・ランディ氏が出演し、「精霊と交信することで透視ができる」マイケル・マッジオなる超能力者と対決。超能力者肯定がデフォルトのテレビ局にしてみればなかなか珍しいスタイルで期待していました。  番組中、ランディ氏はとても重要な明言をいくつも発しています。その中でも「自分が超能力者と思い込んでしまう危険性」を指摘したセリフはかなり味わい深いものでした。(DVD録画したんですが、これを書いている居間ではちょっと確認できないんで、一字一句きちんとした事が書けず申し訳ない)  以前にもどこかで書いた覚えがあります(ある程度個人攻撃では?との指摘も受けました(笑))が、「超能力が存在しない事を一番知っているのは超能力者」という様な程度の認識で見抜ける、叩ける超能力者なんて単なる詐欺の延長で看破も比較的楽です。しかし、本当に根が深いのは「自分でホンモノと思い込んでいる人」です。  何度もこの覚書で取り上げている超能力ママ、彼女に挑発めいた検証をしてみて見事失敗したにもかかわらず、彼女は自分の能力にまったく自信を失いませんでした。他にも懐疑系サイトの管理人仲間の中にも「私の能力を検証してくれ!」というストーカー・メールに困惑したというような話も良く聞きます。インチキの現場を押さえてゴメンナサイするようなタイプの超能力者なんて・・・まぁ良いや(笑)。  さて、好感の持てる番組ではありましたが、それでも最後には超能力を「ファンタジー」として肯定的に扱い、科学には与えることの出来ない感動があると言うような言葉で番組を締めくくっていました。(くどいようですが、一字一句は・・・)  同番組は今日が最終回でした。思わせぶりなエンディングで、ランディ氏の新たな敵を募るかのようなナレーションを残しながら(何の何に対するかは的確に言い表せないが)勝ち逃げした様な「ゲツヨル!」。ランディ氏を起用する番組は続かないものか?また、高齢の氏に代わる「和製ランディ」の様なマジシャンなり学者なりは出てこないものかなぁ?

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