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2018年11月26日

ステップ型ハードウッド製ウッドデッキ製作DIY【作業編1/2】

以下、ウッドデッキDIYの作業手順(を備忘もかねて細かく書いておく)。

1 最初の1辺を作る


現地に到着すると、あらかじめリーベに現地に配送してもらっておいた材料(セランガンバツー)が山積みになっていた。



品質はいたって良好そう。さっそく作業に取り掛かる。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY002.jpg


今回のセランガンバツーを使ったウッドデッキ製作の最初の一辺は、写真の木材の奥に見える建物に沿った掃出し窓の下部分。

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※完成時の様子


なぜこの部分から作るかというと、ウッドデッキ床板の高さを掃出し窓などの下端と合わせるように現物合せで作るため。

(予め厳密に計測できればそれに越したことはないけれど、束石を置くために土を掘ったり、砕石を入れたり、それを突き固めたりする作業があるので、現場合わせする方が自分は楽。)

この一辺を作る場所に、まずは両端2か所の羽子板付き束石をセッティングして、その2点間をつなぐ木材(本件の場合には、床板を建物と水平方向に貼るので、「大引き」となる)を固定する。

このブログで紹介しているハードウッドを使ったウッドデッキDIYのオリジナルの作成方法では、この一辺がウッドデッキの全体的のベースとなる重要な部分なので、ここは慎重にやる必要がある。(逆に言えば、ここさえしっかりできてしまうと、あとは楽な作業になる。)

束石を置く場所の下地を作る


根太や大引きを固定するための束石を置く2か所(調整を見越して多少広めにしておく)は土を締め固めた上に、砕石をひいてそれをさらに締固めておく。

図1.png


今回は、元が芝生なので、まずは芝生をカットしてめくって、出てきた土の部分を、束石でドンドンと突いて締固め、ある程度締め固めたら、できた凹みに砕石を入れて、さらに締め固める。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY005.jpg

セランガンバツーのウッドデッキをDIY006.jpg


基本的に、自分がデッキを作る場合は、これだけしかしない。(束石を置かない部分は防草シートと砕石で雑草対策しておく)

土地の条件にもよると思うけれど、束石は複数置くので荷重は分散されるし、仮にこの方法で作ったウッドデッキ全体が傾くようなことがあるならば、その場所は、(本などでよくみられるように)数十センチ穴を掘ってコンクリを流してから束石を置いたり、束柱を立てたところで、大差なく傾くのではないか、いう考えによる割り切り。
まさか、震度7以上でも傾かないウッドデッキを目指すわけでもあるまいし・・・

もし締固め作業をしてみて、土が異常に沈んでしまい、沈下の懸念が大きい場合は、大きめに穴を掘って、コンクリブロック(重量)を埋め込んで、その上に束石を置いてもよいと思うし、大きな穴を掘ってコンクリートを流し込んでもいい。所詮は自分のウッドデッキ、自分の気の済むまでやればいいと思う。

図2.png


束石を置く


続いて束石をセット(といっても置くだけ)するけれど、最初の一辺で使うのは羽子板付き束石が便利。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY007.jpg


「羽子板付き」、とか「羽根付き」、とか言われるものだけれど、要するに、コンクリートの塊に、束柱を固定するための金物が予め埋め込まれているもので、ホームセンターでの購入が基本(500円/個程度)。ネット通販でも変えるけれど、送料の兼ね合いか、異常に高額(1個数千円)。

IMG_7749.JPG




全ての束柱の下に羽子板付きを使う必要はないけれど、ウッドデッキの外周部分を組み立てる際に必要な束柱(四角なら最低4個)の固定には、これがあると非常に便利で作業効率が高まる。

羽子板付き束石で気を付けることは、羽子板の金具部分の穴から束柱にビスを打つので、その作業スペースが確保できる向きになるように置くこと。

束柱と大引きを固定する。


置いた束石に束柱を仮止め(ビス2本)するけれど、ここで問題になるのは束柱の長さ。

図3.png


束柱の長さは、床板の上端がサッシ下端に収まることを想定し、そこから逆算して決める。

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計算でもいいけれど、自分の場合は、失敗したくないので、大抵、ひとまず長めに切って束石の上にセットして、その束柱に実寸に合わせて床板、根太、大引きなどの寸法を書き込んでいき、決まったところで木材を改めてカットする。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY008.jpg


セランガンバツーのウッドデッキをDIY014.jpg


最初に置く束柱2つ、両方ともがサッシの下に位置していれば、両方とも同じようにサッシを起点として計測すればよいけれど、今回のようにウッドデッキの横幅がサッシからはみ出していて、片方の束柱がサッシの下に入っていないときには、そちらの束柱は基準点がなく計測が難しいので、この採寸作業の際に、2本の束柱を固定する木材(今夏は大引き)も水平に仮止めして、サッシ下にならない束柱の寸法を決めておくことが必要。

大引きの仮止めに使用しているのはクランプ。これがおひとり様ウッドデッキDIYの重要なパートナー。


セランガンバツーのウッドデッキをDIY015.jpg

セランガンバツーのウッドデッキをDIY011.jpg


最近は樹脂製の使いやすそうなものなどが販売されているけれど、重量のあるハードウッドを動かないように力任せに固定するので、破損リスクを考えると昔ながらの金属製にしておく方が無難。

とりあえず、片側の束柱の計測した場所に合わせてクランプで固定。

一人作業だと、この時点では大引きは完全に斜め状態になるけれど、気にせず、反対側の束柱にも大引きをクランプで固定。大引きが長い場合には、中間地点あたりに、適当な木材をあてがってクランプで固定して、ある程度水平になるようにしておいくと作業しやすい。

ひとまず大引きが2本の束柱にクランプで固定された状態になったら、ここから大引きを水平にする作業。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY012.jpg

図7.jpg

水平器を大引きの上に置いて、傾きを見ながら、クランプを少し緩めて木材を上げ下げして微調整する。


このとき使う大引きの上端面が水平でないと、全体の誤差が大きくなってしまうので、ここで使う大引きはなるべくまっすぐなものを選んで使い、複数地点で水平を確認する。(自然の木なので、多少のそり、たわみはあるのが普通)

大引きが水平になったら、束柱から外壁の距離など、左右均等であるべきポイントの寸法などを拠り所に適正な位置に束柱が置かれるよう微調整。

そして、大引きの下端か上端のラインの印を束柱にしっかりつけて、一旦解体。

今回、この印をつけるために使用したのは、その名も「書いたあと消せるチョーク」。



セランガンバツーのウッドデッキをDIY065.jpg

セランガンバツーのウッドデッキをDIY066.jpg

消せるのはもちろんのこと、書くときの滑らかさと、確実に書きこむ力には、今までの鉛筆での苦労はなんだったの、と思わされてしまう。一つのウッドデッキをDIYする間に印をつけたり線を書いたりする回数は相当なもの。そのストレスを解消し、作業効率を上げるためにこれからも愛用すること間違いなし。

さて、束柱を先ほど計測した長さにカットして、再度、束石に固定。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY019.jpg


そして、大引きを本固定(各最低2か所づつビス止め)して、一辺目の作業は完了。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY022.jpg


使用しているビスは頑丈で錆びの心配もないイチオシの錐込隊長。



2 2辺目を作る


一辺目の大引きに対して直角に交わる形で取り付けるのが2辺目となる根太。

家の外壁を頼りに垂直に設置。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY023.jpg


垂直方向の位置としては、大引きの上に乗る形になる(=1辺目ができているので、高さを決めるのは簡単)。

2辺目を支える、まだ据え付けられていない束柱を、上に書いた方法でクランプ、水平気を遣いながら設置。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY025.jpg


セランガンバツーのウッドデッキをDIY026.jpg


束柱は、根太の上端から2cmくらい下がった位置に天端がくるようにカットして設置。
(床板は根太で支えるので、束柱が床板にぴったりくっつく必要はなく、むしろ以後の微調整の際に、邪魔になることがないように2cmほど下がった位置にしている。)

セランガンバツーのウッドデッキをDIY024.jpg


3 3辺目〜4辺目


以降は、3辺目に根太、4辺目に大引きとなっただけで、作業手順としては同じ。

今回は、家の外壁を使って直角を出したので、先に3.辺目の根太を設置してから、4辺目の大引きを設置したが、この順番はどちらでも構わない。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY030.jpg


セランガンバツーのウッドデッキをDIY031.jpg


4辺目を作った時点で、これまでの作業の誤差が溜まった結果として1辺目と高さが合わない場合もある。(自分の場合、大抵そうなる)

その場合、根太や大引きの上げ下げで微調整して、全体が概ね水平になるようにする。

繰り返しになるけれど、この際、根太や大引きを下に下げたことで、束柱までカットしなければいけないようになると、手戻りで面倒なので、この調整シロとなるように、束柱は床板から2cmくらいは下がった位置になるようにしておくことが重要。

ちなみに、今回のウッドデッキの高台部分、長方形から少し出っ張る部分があるので、その部分も追加で設置してある。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY036.jpg


写真にあるように、今回も使用しているのは、リョービのコード付きインパクトドライバー。7〜8千円で購入できて、トルクも充分。

バッテリー切れの心配もなく(バッテリーが弱くなってくると、ドリルビットが折れるという弊害も発生しやすくなる)、安いので2つ購入して、ドリルとドライバーのビットを装着して作業することでドリルビット交換の手間がないので、作業効率が大幅にUP。



4 中間の大引き


ウッドデッキの外枠が出来上がったら、外枠に設置した2本の大引きの中間地点に大引きを一枚追加する(ウッドデッキの規模や樹種によって本数は変わる)。

水平方向の位置は、既設の根太の中間点。

垂直方向の位置は、既設の根太の下。

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位置決めは簡単なので、あとはその場所に束石を設置して、まずは束柱を根太に固定してしまう。

その後で、束柱にクランプで大引きを仮止めして、ビスで固定。

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5 残りの根太を設置


最終的に床板を固定することになる根太を概ね500mm間隔で設置するため、設計図の寸法どおりに大引きに印をつける。

そこに束柱を立てて、まず先に大引きに固定してしまってから、順次根太を取り付けていく予定だった。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY044.jpg


しかし、ここまで作業してきた感じで、20×120のセランガンバツーで作る床下構造はかなり頑丈で、これ以上の束柱が必要とは思えなかった。

中間地点に一か所くらいはあってもよいかと思ったのだけれど、とりあえず試験的に、設計図とは違ってくるけれど、束柱はこれ以上設置せず、大引きと根太を結合するための小さな角材を束柱代わりに取り付けて、根太を設置してみた。

セランガンバツーのウッドデッキをDIY045.jpg

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6 床下の処置


ここまできたところで床下の雑草対策をしておく。

用意しておいた防草シートを敷き詰めて、その上に抑えとして砕石をまく。


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セランガンバツーのウッドデッキをDIY049.jpg


少々、砕石の量が足りなかったのと、砕石の粒が小さくて、イマイチだったので、後日追加する予定。

なお、今回のウッドデッキは、ステップ式のため、低い部分の根太設置作業があるけれど、基本となる四角い高台部の作り方分かればよいと思うので、その部分の説明は省略。

全体の基礎が完成した状態はこちら。

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7 猫避け金網取付


今回のウッドデッキ製作の最大の目的は悲しいかなネコ避け。

施主の最大の関心事は、床下に猫が入り込まないかどうか。

というわけで、基礎の隙間から猫が入り込むことが無いようにホームセンターで購入した金網をびっしりと設置。

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金網を押さえるために使っているのはステンレス製の座金。波板固定用の薄いタイプのものなので、100個入りで千円程度と格安。色々な場面で使えるので、お気に入り。



この上から幕板を設置すれば完璧に施主のリクエストに応えらえる。

この先の床板張り〜オプション工事〜完成までの作業工程は、後日UP予定。



タグ:事例
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少しでも安く、良いものを、自分の力で作りたい。 そんな気持ちで始めたDIY。 今までに、庭のウッドデッキを自宅や実家に4回、ベランダデッキを3回DIYした経験あり。 素人だけど、経験値はそれなりにあるつもりなので、1度作っただけの体験記とは違った実用性のある、無駄の少ない作り方を紹介しているつもり。 質問などあればご遠慮なくどうぞ。
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