2011年10月19日
順位決定
昨夜は日本プロ野球が、
近年まれに見る盛り上がりを見せた一夜でしたね。
セ・リーグは、マジック1で足踏みしていた
中日の優勝をかけた1戦。
パ・リーグでは、CS進出をかけた3位を賭け、
オリックスと西武がの2チームが争っていました。
特に後者は、プレーオフのシステムが
上手く作用した好例でした。
両チーム最終戦で、しかもオリックスが圧倒的に
有利という状況で、CSに進出したのは西武。
昨晩から“奇跡の”という報道がなされていますが、
まさしく奇跡に近い滑り込みでした。
何が奇跡的だったのか、といいますと…
まず、西武は前半戦を最下位で折り返しています。
勝ち負けの借金が最大15もありました。
昨日の試合終了で、貯金を1にまで戻していますので、
後半戦だけで貯金を16したということ。
この後半戦勝率が、まずはスゴイこと。
次に昨晩の状況ですが、
オリックスが勝ちか引き分けならば、オリックス3位。
西武が引き分けか負けなら、同じくオリックス3位。
つまり、西武が3位になるためには、
オリックスが負けて、西武が勝つ、という
星取り表で言うと1/9の確率しかありませんでした。
オリックスが優勝したソフトバンク、
西武は2位の日ハムという
いずれも上位球団との対戦でしたが、
西武に幸いしたのは
日ハムのエースであるダルビッシュ投手が、
CSに照準を合わせて公式戦の最終登板を
回避してくれたことです。
そうした条件の中、オリックスは敗れ、
西武は勝利しました。
勝率の差は、たったの1毛差…
のちのち語り継がれるであろう奇跡的な
一夜だったわけです。
でも、あくまでCSに進んだだけであり、
日本シリーズに出られる訳ではありません。
CSでは前述のように万全の調整をした
ダルビッシュ投手が立ちふさがる訳ですので、
一筋縄ではいかないでしょう。
まだまだ圧倒的不利の状況は続きますので、
ここで力を抜かず、面白いCSを見せてくれることを
期待したいですね。
それから、中日。
こちらも一時は最下位にまで沈んだ気がしますが、
さすがは勝負師・落合監督でした。
とくに退任決定後のチームは強かった。
ソフトバンク優勝の際は、忙しくて全然見れませんでしたが、
昨日はビール掛けの様子も楽しませていただきました。
どの球団であっても、ビール掛けの様子は
本当に楽しそうで好きなんですよ。
中日で気になったのは、世代交代の必要性ですね。
落合監督就任の8年前から鍛え上げ、
主力とする選手達は軒並み30代半ばから後半。
投手陣は胴上げ投手に浅尾投手が指名されたように、
若手の力を感じますが、野手陣が手薄に感じます。
知っているのは、堂上選手、大島選手くらい。
もちろん年間を通じて、注目している訳ではないので、
もっと有望な若手がいるのかもしれませんが、
全然イメージができないのです。
まぁ、来期以降の話はしても仕方がありません。
ペナントレースはあと数試合残っているようですが、
順位も決定したので、いよいよCSから
日本シリーズへと移っていきます。
楽天・嶋選手会長のスピーチからスタートした、
震災の影響でイレギュラーなシーズンとなった
今年のプロ野球。
その結末がどうなるのか、あと1月余りですが
楽しみたいと思います。
近年まれに見る盛り上がりを見せた一夜でしたね。
セ・リーグは、マジック1で足踏みしていた
中日の優勝をかけた1戦。
パ・リーグでは、CS進出をかけた3位を賭け、
オリックスと西武がの2チームが争っていました。
特に後者は、プレーオフのシステムが
上手く作用した好例でした。
両チーム最終戦で、しかもオリックスが圧倒的に
有利という状況で、CSに進出したのは西武。
昨晩から“奇跡の”という報道がなされていますが、
まさしく奇跡に近い滑り込みでした。
何が奇跡的だったのか、といいますと…
まず、西武は前半戦を最下位で折り返しています。
勝ち負けの借金が最大15もありました。
昨日の試合終了で、貯金を1にまで戻していますので、
後半戦だけで貯金を16したということ。
この後半戦勝率が、まずはスゴイこと。
次に昨晩の状況ですが、
オリックスが勝ちか引き分けならば、オリックス3位。
西武が引き分けか負けなら、同じくオリックス3位。
つまり、西武が3位になるためには、
オリックスが負けて、西武が勝つ、という
星取り表で言うと1/9の確率しかありませんでした。
オリックスが優勝したソフトバンク、
西武は2位の日ハムという
いずれも上位球団との対戦でしたが、
西武に幸いしたのは
日ハムのエースであるダルビッシュ投手が、
CSに照準を合わせて公式戦の最終登板を
回避してくれたことです。
そうした条件の中、オリックスは敗れ、
西武は勝利しました。
勝率の差は、たったの1毛差…
のちのち語り継がれるであろう奇跡的な
一夜だったわけです。
でも、あくまでCSに進んだだけであり、
日本シリーズに出られる訳ではありません。
CSでは前述のように万全の調整をした
ダルビッシュ投手が立ちふさがる訳ですので、
一筋縄ではいかないでしょう。
まだまだ圧倒的不利の状況は続きますので、
ここで力を抜かず、面白いCSを見せてくれることを
期待したいですね。
それから、中日。
こちらも一時は最下位にまで沈んだ気がしますが、
さすがは勝負師・落合監督でした。
とくに退任決定後のチームは強かった。
ソフトバンク優勝の際は、忙しくて全然見れませんでしたが、
昨日はビール掛けの様子も楽しませていただきました。
どの球団であっても、ビール掛けの様子は
本当に楽しそうで好きなんですよ。
中日で気になったのは、世代交代の必要性ですね。
落合監督就任の8年前から鍛え上げ、
主力とする選手達は軒並み30代半ばから後半。
投手陣は胴上げ投手に浅尾投手が指名されたように、
若手の力を感じますが、野手陣が手薄に感じます。
知っているのは、堂上選手、大島選手くらい。
もちろん年間を通じて、注目している訳ではないので、
もっと有望な若手がいるのかもしれませんが、
全然イメージができないのです。
まぁ、来期以降の話はしても仕方がありません。
ペナントレースはあと数試合残っているようですが、
順位も決定したので、いよいよCSから
日本シリーズへと移っていきます。
楽天・嶋選手会長のスピーチからスタートした、
震災の影響でイレギュラーなシーズンとなった
今年のプロ野球。
その結末がどうなるのか、あと1月余りですが
楽しみたいと思います。