仙台・宮城のおひとりさまランチ日記

久しぶりに訪問となりました。
黒板に書いてある限定メニューは、相変わらず蟹味噌油そばのみ。震災以降、海の幸が手に入りづらくなっているのでしょうか？他のブログを見ると、黒板に記載のない「裏メニュー」をごちそうになっている方もいらっしゃるようですが、私は結構通っているつもりではありますが声をかけられて事がないので、おそらくまだ常連扱いされていないのでしょう。出しゃばってこちらから言い出すのも憚れるので、いつものように塩ラーメン。
冷やしトマトラーメン、というポップもありました。夏に向けて冷やしメニューも出てきたようです。
久しぶりにただいた塩ラーメン。相変わらず丁寧な仕事ぶりです。今回のチャーシューは厚切りで食べ応えあり。
全体的には、以前ほどの感動がないのが気になります。スープが変わった？それとも、小エビやら貝のヒモやら出汁のカスがなくなったのが不満なのかな（笑
実は、結構アレが楽しみだったりしたんだけどね。しぼりかすを入れなくなった割りには、スープは濁っていたし、どうも今までとは何かが違うような。食べ慣れただけ？
ボソッとした感触の麺も、今回はちょっとストライクを外した感じ。う〜ん・・・
まぁ、次回はもう一つの看板メニュー・カレーライスを食べよう。

久しぶりに網地島屋に行きました。
いたただいたのは定番の雲丹味噌ラーメン。味噌でいただきました。
雲丹味噌を溶かなくても、普通の味噌ラーメンとして普通に美味しいですが、雲丹味噌を溶くとやはりコクも出るし、雲丹の香ばしさも加わっていっそう美味しくなります。
とは言え、あくまで「雲丹味噌ラーメン」ですので、ウニの旨味を期待しちゃいけません（笑
麺は黄色い太縮れ麺で、味噌ラーメンにはやっぱりこれですね。
トッピングは雲丹味噌がメインとなります。他には葱、材木メンマ（太メンマ）、大きな海苔。メンマは柔らかいのですがスジが残り、噛みきれない事もあります。海苔は破いて食べてもいいし、スープに浸してトロトロにして食べても良し。
たまに食べると美味しいですね。
ただお値段が高め。100円引きとなる島民証（割引券？会員証？）を使う事が前提と考えた方がいいかも。100円引きで適正価格って感じかな？限定メニューで辛いラーメンもあって、そちらに気持ちが動いたのですが「島民証使用対象外」だったのでパスしました。
価格が高いからか、食べ続けると飽きがくる味だからか、以前ほどの賑わいではありませんでした。
すでに撤退した系列の某店でいただいた海老出汁のラーメンは美味しかったな。また食べてみたいけど、網地島屋で出さないかな？

久しぶりの志のぶ本店。
相変わらず駐車場は満車で大盛況。たまたま１台、空きが出たので駐める事ができました。
店内も、予想通りの繁盛ぶり。テーブル席しかありませんので、当然、相席。
いただいたのは中華そば。客層は年齢高め。おじさんやおばさんが「中華そば！大盛！」をコールしているのを横目に、私は普通盛り・・・。みんな逞しい・・・。
混んでいたわりにはそれほど待たずに中華そばが到着。
スープは透明度が高いタイプではなく、しっかりとした色づきのスープ。ですが、見た目ほどしょっぱいわけでもなく、味が濃いわけでもなく、とても繊細で上品な味わいです。出汁の旨味よりも、醤油っぽさの方が勝っています。
麺はストレートの細麺。一時期、堅めの茹で上がりになって、なかなか好みの茹で加減だったのですが、今回はちょい柔目。う〜ん、残念。
トッピングは葱、メンマ、チャーシュー。シンプルで、中華そばの王道。チャーシューは固かったです（笑
総じて、イメージ通り、想定の範囲内の中華そば。この安心感がご高齢の方々にも支持される秘訣なのかもしれません。若者向けのニューウエーブ系の中華そばもいいけど、たまには昔ながらの中華そばも楽しみたいですね。

先日、本竈で限定「冷やし汁無し担々麺」をいただきましたが、ご近所の久兵衛でも、奇しくも同じく「冷やし汁無し担々麺」をやっていましたので、こちらもいただいてみました。
本竈のトッピングはシンプルでしたが、こちらのトッピングは豪華。挽肉・メンマ・葱・ホウレンソウ・味玉・レモン。
麺は白い、太ストレート麺。冷水でしめられていますので、ボキボキの固い麺です。こちらもしっかり咀嚼してから飲み込まないと、消化に悪そう。量的には不満はありません。
タレは、結構とがった辛さがストレートに来るタイプ。辛さだけでなく、シビレも強いです。山椒系のシビレが出ていて、本竈とはまた違った味わいとなっています。
途中でレモンを搾ると、ここに酸っぱさが加わり、また違った味わいへと変化します。辛さが抑えられ爽やかさがプラスされた感じ。辛味を追求する方にはもの足りなくなるかもしれませんが、辛さが苦手な方は最初からレモンを搾ってしまってもいいかも。
本竈には挽肉をすくうレンゲが付いてきましたが、久兵衛にはレンゲはなし。本竈に比べて挽肉が麺に絡みづらいようで、丼の底に結構残ってしまいました。レンゲを付けた本竈が親切でしたね。
本竈とは違った味わいで、美味しかったです。お値段は880円。限定だから出せる値段かな。
相変わらずの人気店で、ほぼ満席となっていました。
ただ、駐車場に入るためにへんなところで周りを見ずにUターンする車は、危ないし迷惑です。ラーメンごときで事故を起こすなよ！

相変わらずの繁盛ぶり。駐車場待ちの車の行列が酷すぎます。そろそろ移転を考えた方がいいのかも？
しばらく並んでようやく入店。事前に注文をとっていたので、それほど待たずにラーメン到着。
いただいたのは味噌ラーメン。
野菜タップリ、甘めのスープ、黄色い中太麺、どれをとっても文句なし。別皿の辛味噌を少しずつ溶いて、味を変えながらいただく楽しみもあります。
醤油・塩に乗せているチャーシューの端っこをぶつ切りにしたと思われるゴロゴロチャーシューが、相変わらず美味い！
リピーター多く、行列になるのもわかりますね。ただ、このキャパ、この立地では、この客数を捌くのは限界なんじゃないのかな？近隣住民に迷惑にならないよう、また警察から叱られないよう、気をつけて下さいね。

岩切の本竈に行ってみたら、汁なし担々麺がスタートしていたので、こちらをいただきました。800円。
大盛り無料ですが、以前大盛りにして大変な事になった記憶があったので、今回は自粛して普通盛りに。
お昼時とは言え平日だったのからでしょうか、10分待ちでの入店は本竈にしては早いほうだったかな？事前に注文を聞いてくれるので、着席するとそれほど待たずに提供されます。
今年の汁なし担々麺はどんな感じかなぁ、と期待したのですが、前回とあまり変わらない感じでしたね。
いろいろ練り込んで複雑な旨味に仕上げた肉味噌。白くて楕円形の中太ストレート麺。以前はモヤシ入りのバージョンもありましたが、今回はモヤシなし。シンプルイズベストです。
冷水で締められた麺はかなりの歯応え。太いし白いしストレート麺だし、うどんとの違いは何なんだろう、なんてボンヤリ考えながらしっかり咀嚼していました。この麺の堅さだったら、コシのあるうどんの方がまだ柔らかいかも、なんて（笑
肉味噌とタレの相性はバッチリ。麺とのからみも申し分なく、食後に具材が丼の底に残ってしまった、という事がないのは素晴らしいバランスだと思います。味の方も、口に入れた瞬間に「うわ、辛い！」というストレートな辛さではなく、美味さとしての辛さが広がる感じ。それでいて食べ進むとじんわり汗がにじみ出てきます。直球の辛さではなく、香辛料の旨味を絶妙にブレンドしているのでしょう。
文句なく美味しい夏のメニューでした。今度は麺柔らかめで頼んでみようかな？

味の嗜好も、体質的にも、私には合わないラーメンでした。こんな事は初めてだったので、我ながら驚いています。
泉中央のお店。シックで落ち着いた雰囲気の店内。ボックス席が多く、グループ毎に仕切りで囲われるのでゆっくりと気兼ねなくラーメンを楽しめる、新しいスタイルのラーメン店。
ぱどにクーポンが付いていたので、行ってみました。
看板メニューは白金豚ラーメンのようですが、新しいメニューとしてマー油を使った黒ラーメンがお勧めとありましたので、そちらをいただきました。
トッピングは豪華。バラ巻チャーシュー２枚、太メンマ、刻みタマネギ、万能葱、モヤシ、味玉半分、摺り下ろしニンニク。このニンニクは「消臭ニンニク」だそうで、食後１時間〜で臭いが消える優れものだとか。
麺は平打ちの中太縮れ麺。それほどウエーブはきつくありません。茹で上がりも、それほど固めではなく、丁度いい感じ。
スープは・・・？ベースは何でしょう？やっぱりトンコツなのかな？でもトンコツの旨味も風味もありません。これは・・・？どう判断すればいいのかな？
そもそも、スープがぬるいです。全然熱くない。この時点で、すごく残念な感じになってしまいました。ぬるめのスープでこそ旨味を発揮するというのであれば、それはお店のコンセプトでしょうから受け入れましますが、それほど感動的な旨味を感じるわけでもありません。これはちょっと困った。
チャーシューは美味しかったです。麺は、なぜか最近「平打ちの中太縮れ麺」のラーメンをいただいていますが、「心温」「伊藤商店」のような旨味や個性は感じず。
他のメニューだったら、もっとはっきりした印象を受けるのでしょうか？看板メニューの「白金豚ラーメン」にすればよかったかな？
でも、夕方まで胃もたれ・胸焼けが続いたので、もう一度トライするには勇気がいりますね。ぱどのクーポン券で100円引にはなりましたが、定価は880円。個人的には、これで880円は高すぎると思いました。どんなにトッピングが豪華で、いい食材を使っていたとしても、体質的に合わないとか、味の嗜好が合わなければ、価値を見いだすことは難しいですね。単に私が安上がりにできているだけ、って事なのかもしれませんが（笑
体質に合わないラーメンというのは初めてだったので、ちょっとびっくりしました。

栗生にある喜多方ラーメンのお店。久々の訪問となりました。
朝からラーメンを食べられる「朝ラー」もお店として有名で、10時までは「金の中華そば」が500円で食べられるサービスをやっていたと思います。その分、店終いも早く、夜営業はないのですが。
通常のラーメン屋さんは11時半開店が多く、早くても11時。いくら朝ラーが楽しめると言っても、それほど需要があるわけじゃないだろうし、昼食狙いとしても早めの時間なら空いているだろうと思ったのですが・・・
甘かった！かえすがえすも甘かった！
お店の裏に2台しかない駐車場はすでに埋まっていました。このこと自体がビックリだったのですが、コインパーキングに車を止めて店に入ると、すでに8割ほどの入り。まだ11時ちょいすぎたばかりだってのに、なんだこの混雑ぶりは？みんな朝飯なのか？それとも昼飯？
首尾良くすぐカウンターに座れましたが、その後にきたグループのお客さんはみんなリストに名前を書いて店外で席が空くのを待つハメに。
いただいたのは「マルヤセット」。これは金の中華そばとミニカツ丼のセット。900円。金の中華そばが600円、ミニカツ丼が350円なので、50円オトク。50円だけかぁ。でもこのミニカツ丼は会津若松のカツ丼なので、ソースカツ丼となっています。卵でとじてあるカツ丼ではなく、ご飯の上にキャベツを敷いて、その上にトンカツを載せてソースをかけるタイプ。なかなか仙台ではお目にかかれないので、いただいてみることにしました。
混雑しているわりには、それほど待たずに中華そば到着。追いかけるようにミニカツ丼も出てきました。
前回の記憶がほとんど無かったのですが、中華そばは提供と同時に煮干の香ばしいかおりが漂います。「金の中華そば」という名前の通り、透き通った黄金色のスープは、まさに中華そばの王道。煮干のバッチリ効いたスープは優しい味わいでスッキリした旨味、申しぶんなし。
中太の平打ち縮れ麺は、やや柔目の茹で上がり。やや固めが好きな私ですが、この麺に関してはこの柔らかさがベストに感じました。ツルツルモチモチでひっかかりがなく、実に美味い。中太平打ち縮れ麺というと、昨日の心温の麺もそうでしたが、心温のはやや固め。スープにもよるのかもしれませんが、伊藤商店の茹で加減の方がベストマッチのような気がしました。
トッピングはシンプルで、チャーシュー、葱、メンマ、ホウレンソウ。特筆すべきものはありませんが、バランスよく「中華そば」を形成していると感じました。
ミニカツ丼はというと、衣はサクサク、肉はしっとり軟らかく、とても美味しいカツでした。見た目こそボリュームたっぷりですが、カツの量が多め、さらにキャベツが敷いてあるのでボリュームを感じますが、ご飯の量は小ライスどころかミニライスにも及ばない程度。実際に食べた感じでは、それほどたっぷりの量という感じではなかったので、小食な私でも難なくたいらげることが出来ました。
カツとキャベツとご飯のバランスを考えると、ご飯少なすぎと思うのですが、肉好きにはむしろいいかもね（笑
ただ、これが単品で350円という事を考えると、ボリュームのわりには高いかな、という印象。それこそ「肉の代金」」と考えれば妥当かもしれないけど、「ミニカツ丼」として考えるとちょっと納得いかないかも？あと100円、せめて50円安ければ文句もないかな。確かに、美味しい肉ではあったけど。そのへんの価値がわからないから文句言ってるのかな？ホントは、すごくいい肉なのかも？
総じて、とてもクオリティの高い、美味しいラーメンでした。どうしても喜多方ラーメンというと、醤油がきつくてしょっぱいイメージが強かったのですが、こちらは味のイメージがとても柔らかく優しい感じでした。好印象。
コインパーキングに止めて、その旨申し出ると（駐車券を提示すると）100円キャッシュバックしてもらえます。ここらへんも、きっちり商売考えていますね。こういう気遣いが人気の秘密なのかもね。

ぱどのクーポン券で、鶏中華をリベンジしてきました。今はこのクーポンで、「鶏中華」か「冷たい肉そば」を選べますが、寒かったので鶏中華をチョイス。
前回いただいた時は胡椒が効きすぎて辛くて味がよくわからなかったので、申し訳ないのですが胡椒抜きでお願いしました。
胡椒抜き以外は、前回いただいた時と変わりなかったと思います。
麺は固めの茹で上がりで、ボッコボコの中太縮れ麺。トッピングの鶏チャーシューがこぶりだったのが残念です。揚げ玉が意外とラーメンにも合いますね〜。
肝心のスープ。やっぱり胡椒が効きすぎのようです。胡椒抜きでいただくと、その旨味がわかります。やや甘めで鶏の旨味の出ているスープ。鶏中華としては、私はこちらの方が好みです。
こだわりをもって最初から胡椒を入れているようですが、辛いのが苦手なお客さんもいるでしょうから、それは選ばせていただけるとありがたいですね。
大変満足しましたが、食後にちょっと舌がしびれるのが気になりました。
ぱどのクーポンで500円は安いと思います。でもクーポンなしで780円は高いと思います。いいとこ600円〜650円が妥当かな？

晩翠通り沿いに、赤い看板が目立っていました。ずいぶん前から気になっていたのですが機会に恵まれず。繁華街の立地ですが店舗前に２台くらいは車が駐められそうなので、いつも車で移動する私にとっては「繁華街で駐車場がある」というのは、大きなアドバンテージ。
１１時からやっているようです。店内はそこそこ広いです。やはり立地柄、夜に国分町から流れてくるお客さんがメインなのでしょうか？昼の時間帯はそれほど忙しそうな印象はありません。
ランチセットは、ラーメン＋丼物、またはラーメン＋ライス＋餃子（３個）の２種類から選べて、どちらも値段は800円。ラーメンが700円で丼物が250円ですから、単品で頼むよりもはるかにお得です。
が、今回はラーメン単品でいただきました。「福そば」が一番先頭に表示されていたので、どのようなラーメンか尋ねたところ、ベースは醤油ラーメンと同じだが鯖節を利かせて魚介風味にしているとのこと。一番人気だそうですので、こちらをいただきました。
ラーメン到着で一番最初に感じたのは、説明の通り、鯖の香りです。ちょっと、カドが立ち過ぎかな？スープも鯖の旨味だけでなくエグみを感じました。逆に言えば。これだけ鯖を効かせて魚介風味と言うということは、ベースとなる醤油ラーメンは動物系のスープということになるか。確かにスープは透明度の高いスープではなく、動物系スープにありがちな不透明なスープでした。しょっぱさは押さえてあるので、上品な印象はあります。節の風味も慣れてしまえばそれほど気にならなくなりました。
麺は黄色い細麺。ちりちりの縮れ麺です。堅めの茹で上がりで、スープとの絡みも良く、この麺は好きなタイプですね。
トッピングは丼を覆いつくして豪華。葱は白髪葱と、輪切りにした長葱と、万能葱の三種類。黄身がトロトロの煮卵半分、ナルト、コリコリで味の入ったメンマ、大ぶりで柔らかいチャーシュー、スープに溶ける板海苔。これで700円はかなりお得。
麺の量も申し分なく、これでランチセットにしたら満腹間違いなし。
トッピングの豪華さと、麺の個性に比べると、スープがちょっと弱いような気もしますが、まぁまぁ良い感じのラーメンではないでしょうか。次回は鯖の効かない醤油ラーメンの方をいただいて、違いを実感してみたいと思います。