2017年04月10日
介護士として働く場合「老健」は安心か?
介護士として働く場合「老健」は安心か?
介護士として働く場合「老健」は安心ですか?という質問を受けましたので、私なりの考えを書きたいと思います。
結論から言ってしまえば、「必ずしも安心ではない」です。
どんな会社でも、正直働いてみないと自分自身にあう職場なのか判断は難しいと思います。
私は老健で10年以上働いておりましたが、結局は職員の人間的な質に左右されることが多く、質の悪い職員が増えれば増えるほど職場環境は悪くなりました。
介護士ですから表面上は良いように見えても内情は、一般の会社とは比べ物にならないくらいに最悪な場合も多いです。www
しかし、介護士として「老健」で経験を積む覚悟があるなら、絶対にお勧めです!!
理由としては医師が常駐しており、看護師やリハビリ職の方達も多いため色々な知識が見に付くからです。
じゃぁ病院でも良いんじゃない?と思うかも知れませんが「老健」ですと専門職との距離がとても近いので相談もしやすく勉強にもなります。
私の考えですと「老健」で経験を積みリハビリにもかかわる事が出来れば、「訪問介護」以外であればどこでも通用すると思います。
もちろん訪問介護での身体介護ではかなり老健での経験が生かされると思いますが、家事援助・例えば調理などには弱いです。
あとは老健や特養などの施設系ですと医療法人が運営しているところも多くあり、安定しているように見えますが、手を広げ過ぎている場合は必ずしも安定はしていないです。
入所者不足や人員不足で閉鎖や倒産も普通にあります。
地方の過疎地域では、高齢者が減り入所者を集める事が出来なく一部閉鎖など、既に起こっている現状です。
福利厚生はどうか?
福利厚生を重視するのであれば圧倒的に「社会福祉法人」の方が良いと思います。
求人票を見ればわかりますが、社会福祉法人の場合は公務員と同じような待遇にしなければなりませんので、医療法人とは比べ物になりません。
医療法人の場合は医療法人規定になりますので、待遇の良い所と悪い所とありますので、福利厚生の良い職場を目指せば将来的にも安心だと言えます。
おそらく一般企業に勤めたことのある方であればわかると思いますが、社会福祉法人の場合何かと制約も多いですが、その手厚さに驚くはずです(笑)
まぁでも求人票やサイトを見てみないと、何とも言えない部分も多々あります。
あとは将来的に倒産等を不安に思い考えるのであれば、高齢者施設や介護事業所が乱立している現在は年齢が若ければ若いほど、定年まで逃げ切れる確率はかなり低くなると考えてください。
私の考えでは現在40〜50代の介護職の人達は逃げきれますが、20代〜30代は厳しいと思います。
ハッキリと言えば、若い人達は介護職を選択するべきではないと私は思います。
若ければ若いほど、他の産業で働ける確率も高いですから安易に介護職で年齢を重ねるべきではありません、、、、
なんて言っても若いときは将来の自分を考えられない人達も多いですから、、、、私もそうでしたけど(笑)
若い人が介護職を目指すのであればリハビリ職や看護師の方がおすすめです。
話がずれてしまいましたが、ボランティアではなく、「仕事」ですので老健に限らず、自分自身が働きやすくて待遇も良い職場を探すのが幸せになる近道なのかなと思います。
最後までご覧頂き有難うございます。これからもよろしくお願いします。
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