介護福祉士の日記w

3年近く無職でしたが、働き始めたのも効果がありました。

割と規則正しい生活と、同僚との会話などで精神衛生上、家に引きこもっていた時期よりはだいぶ気分が楽になりました。

もちろん最初の二年近くは大変でしたし、現在も辛い時は沢山あります。

現在も退職したいと考えています。

でも、自分で稼いだお金で色々な物を買ったり、生活を豊かにするのはとても精神的に安定して幸せな気分になれます。

おそらく私がこうなったのは、両親が衣食住や医療費以外ほとんど私に金銭的な援助はしなかったからだと思います。

たぶん両親が私に定期的にお金をくれていたら、たぶん私は今でも無職だったかもしれません。

ただ、手元に運良く少しだけお金があったので、なんとか3年間わりと困る事はあまり無かったし、貧乏症が染み付いていたので、1日100円くらいで幸福でした。w

だからと言って、家族の援助があっても無職中無一文は精神的にも社会的にも辛いので、うつ病の家族がいて本人にお金がないのであれば、毎月一定額の金銭は渡しておいた方が、うつ病の回復は早いかもしれません。

たまにサプライズ的にお金を渡すのは逆効果だと私は思います。
毎月決まった日に、少しでもお金を貰えた方が私はいいと思います。。。

あくまでも私個人の考えですけどね、、、

話しがずれましたが、働くことで人と接する機会が増えるので社会の一員になった気分になれます。

あえて気分になれると書いたのは、最初は働く事をリハビリ目的として行い、いつでも逃げても良いし、辞められるという気持ちで働くことです。

私はそう考えることで、だいぶ気楽に働いていますし、退職すると騒いで上司を困らせたり、辛い時は無理せず休む困った社員です。

そんな感じで働き二年経ち現在は辛くて休む事もほとんど無くなりました。w

現在もリハビリとして働いています。

そう考えると、給料が安いとか不満もあまり無いです。。。

リハビリしてお金を貰えるなんてラッキーだなと考えてます。

まぁ介護職だから許される事かもしれないですけどね。。。。人材不足ですから。。。w

あと、働く上で私が重要視している事は、通勤距離が短いという事です。

うつ病ですからあまり長時間の運転や満員電車なんかは嫌なので、近場です。

車で5分もかかりません、スムーズにいけば3分の距離です。

最初はこの3分ほどの運転すら苦痛でした。

職場が近づくにつれて吐き気もありましたが。

数分なら我慢できました。

一応こんな感じで働く工夫とか考え方を変えて見るのも良いと思います。

自分の命よりも大事な仕事なんてないです。

自分の健康よりも大事な仕事もありません

仮に自分や家族よりも大事な仕事があるとするのであれば、幻想です。

続く

次は時間ですね、、、

数ヶ月とかでは無くて、数年単位です。

時間は大事だなと思います。

気長に気楽に焦らず

治療、療養する事です。

いつかきっと良くなるはずなんて考えないで、気長に気楽に生活する事です。

今の自分を受け入れて、出来ない事は出来ないし、逃げる術を身につける事です。

私は最初の頃はかなり焦りがあり、色々なうつ病に良いとされることをしましたが、今考えると逆効果だったかなと思います。

無理に散歩しなくてもいいし、無理に運動もしなくてもいいと思います。

ただ食生活は大事だと思います。

続く

次はあまり思い出したくありませんが、離婚した事がうつ病が良くなった原因です。

なんだかんだで私の場合は結婚生活自体が無理だったんだと思います。

そもそも飽きっぽいし、自分の好きなことをしたい人間なので、誰かに合わせる生き方は苦痛です。

自分で稼いだお金は自分で自由に使いたいし、例え配偶者でも他人なので、、、、

まぁ結婚していた時はそんなこと思いませんでしたけどねw

現在では自由に自分の為にお金を使って生活して、貧困妄想のような考えも無くなり、良い感じです。

まぁ使い過ぎな感じもしますが、いつ死ぬかもわからないし、お金があっても誰かにとられたら無くなっちゃいますからね。w

一年くらいは困らない程度に貯金しつつ、使ってます。w

実際に盗られましたからね、、、新築一戸建も失業保険も、、、積み立てた生命保険も、、、退職金も、、、笑

なのでお金に関する考え方とか、だいぶ変わったので気が楽になりました。

物質的な事に執着心が無くなって、自由に生きている感じです。

とりあえずある程度健康なら良いかなと、、、

そして、自分が食べていければ良いかなと。。

そんな考え方が結果的にうつ病が良くなる原因になり、自分自身が心地よく生きていければいいかなと。。。

なんだか文章にすると自分が悪い人間みたいにも読み取れますが、、、、

うつ病の療養中に出会った陶芸の師匠の言葉で、かたちが有るものは全て壊れるんだよ！

という言葉が全てを表しているのかなと思います。

陶芸は形のある物を作成していますが、言葉で表現するのは難しいですが同時に違う物も作成しているんだと思います。

どんなに素晴らしい物を作ったり、買ったとしても、必ずいつか壊れるし、死んだら終わりです。

それよりももっと大事なことは沢山あると思います。

続く

うつ病の治療も数年経つて、だいぶ良くなった実感があるので、良くなった原因を私なりに書いてみたいと思います。w

まず一番良かったのは、たぶん良い医師に出会えた事だと思います。

うつ病初期の頃は医者に行くのにとても抵抗があったし、ましてや精神薬なんて絶対に嫌でした。

実際に最初に出会った医師は、私にとってはあまり良い医師ではありませんでした。

いわゆる三分診療の医師でした。

今考えても私のことなど考えず、無意味に多量の薬を処方する医師でした。

↑の医師を離れてから、かなりの期間薬の離脱症状にも悩まされました。

結果的にその後一年近く何もできない日々が続きました。

次に出会った医師は現在もお世話になっている医師で、カウンセリング等も薬の処方も私にとってピッタリな感じで、初診時もかなり丁寧に話を聞いてくれました。

心療内科や精神科は普通に暮らしているとわかりませんが、1ヶ月待ちとかあたり前で初診時に断られることも多いです。

実際私も何件か断られたり1ヶ月以上先とか言われ門前払いされましたが、現在の医師はそんなことも無く混んでいても、初診でも1時間以上話を聞いてくれました。

しかも初診の患者を優先してくれます。

まぁ結果的に初診以外は初診の患者さんがいると待ち時間がかなり長くなりますけどねw

でも、みんなわかっているので待っています。

続く

最近は、特に面白いことも、勉強することも無く、日々生きています。w

仕事の方は単調な毎日で、、w

病気の方は悪くなることもよくなることも無く、、w

相変わらず1人で生きている感じです。

両親と同居してますが、食事以外の時間は自分の部屋にいます。

最近よく考えるのは、介護職はもういいかな、、、と、考える事が多いです。

何かしたい事があるわけではありませんが、ただ漠然と介護職を離れたいなと考えてしまいます。

介護職をしていて感謝されたり利用者様を助けたり、色々ありましたが。

もう十分やったんじゃ無いかなと思います。

たまには私が助けられる側になってみたいな、なんてどうでも良い事を考えたり、こんなに頑張っても自分は幸せにはなれないんだなと思ったり、、

世の中の不条理な場面や人間の生々しさを見る度に、自分自身が嫌になって嫌な人間になっていくようでとても辛いです。

２０年近く介護職をしていて、本当に嫌な人間になってしまったなと思います。

最近なんだかコロナとの関係で就職氷河期世代を引き合いにした記事をよく見かける。

就職氷河期を経験したのは現在の40代なのに、違う世代がさも経験したような記事ばかりで、笑える。w

本当にど真ん中で、就職氷河期を経験した私から言わせると、温いことばかり取り上げて、それがすごくひどいことのように書いてある。

本当の就職氷河期はそんな、生易しい時代ではなく、もっと凄惨で理不尽で恐ろしい時代でした。w