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負け規格

マツダ渾身の「魂の技術」、
SKYACTIV-X車は生産中止になってしまうのか?


先日、こんな記事を見かけたんですよ。

そんなに車に詳しいわけじゃないですが
開発段階からの謳い文句で、
ガソリンエンジンなのに圧倒的な燃費、
みたいな言葉がありまして、
大変期待していたんですよ。

でも、フタを開けてみたら、
全然期待値と違う。

ついでに安くもならないし、
ラインナップから消えつつあるようで…
こういう期待値の大きさと
実物が大きく違う規格って結構あったなぁ
なんて思って記事にしています。

もちろん、長い歴史の中で
いろいろあったと思うのですが、
自分の人生で出会ったものを
書いてみようと思います。


まずはSED。

聞いたことのない方もいるかも知れませんが、
テレビの種類ですね。

ブラウン管の次の技術として、
プラズマ、液晶、に続く規格として
キヤノンが中心となって開発を進めていたもの。

プラズマは、黒がしっかり発色され、
残像の発生率が低いけれど、消費電力が大きめ、
一方で液晶は、消費電力が小さいけれど
発光させる構造上黒の発色が苦手で、
早い映像については残像が出てしまう
(今は倍速液晶などが登場して、
残像や黒も随分改善されています)。

この両者の欠点をなくし、
両者の長所を兼ね備えた規格として
期待されていたんです。

低コストで、低価格製品が期待される、
なんてところも期待大でした。

有機ELなどと並んだ新世代規格の
はずだったんですが、
結局は実用化に至らず終了しました。


それから、HD-DVD。

こちらは映像を保存するメディアの規格で、
実際に発売もされました。

中心となったのは東芝でしたか。

DVDの進化規格として登場したのですが、
ブルーレイ規格に敗北し、
普及しないまま消えてしまいました。

自分が使用していたDVDレコーダーが
東芝製だったので、
ちょっと期待していたんですが
負けちゃいましたね。

ビデオのベータ、光ディスクのVHDなど
対抗規格と戦って破れた側ですね。
(ちなみにビデオはVHS、
光ディスクはLD(レーザーディスク)の勝ち)


ゲームで言うと、今の任天堂、ソニーの
2大巨頭以外がそれに当たりますが、
個人的にパナソニックが絡んだ
3DO(スリーディーオー)、
アップルとバンダイが手掛けた
ピピン@(アットマーク)が
印象深いです。

特にピピンは今だったら
バンダイのコンテンツと
アップルのブランド力で
そこそこ行けそうなんですけど、
当時のアップルはジョブスが復帰前で
まだiPhoneもなく、
あのカラフルなiMacすら
発売前の暗黒期だったので
致し方ない結果だったかもしれません。


人類の歴史の中には
こうした製品、規格が山のように
存在するとは思いますけど、
次に消えちゃうのは何でしょうね?

あ、iPhoneなどの充電で使われていた
Lightningは風前の灯火ですね。

ディーゼルエンジンも
欧州メーカーの不正が原因で
ずいぶん下火になりました。

消えちゃうのは悲しいですけど、
より使いやすく、より安価に
なった新規格の登場は喜ばしくもあります。
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