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懐かしのゲーム

今日のお昼頃、ラジオで懐かしいゲームの話をしていました。


番組では『ポートピア連続殺人事件』『さんまの名探偵』『道化師殺人事件』などなど、懐かしいアドベンチャーゲームの名前がちらほらと登場してきました。
エニックス(現スクウェアエニックス)でしょ、ナムコ(現バンダイナムコゲームズ)でしょ、シンキングラビット(今でもあるのかな)でしょ、とメーカー名がすらすら出てきちゃう私はそんなゲームにストライクな世代なので、楽しく聞いていました。
DJの女性が「私は『道化師殺人事件』が大好きだったけど、番組スタッフが誰も知らなくて悲しい」みたいな話をしていてちょっと驚いたんですけど、たしかに私もパソコン版は知っているんだけど、ファミコンで発売されていたのかを覚えていません。
このファミコン前後で世代が分かれているんだろうな、って聞いていて思いました。


私はゲームにはファミコンの前にパソコンから入った方なので、特にアドベンチャーゲームのジャンルはパソコン版のイメージが強いです。
かつてパソコンのアドベンチャーゲームは、キーボードでコマンド入力してゲームを進行するものが多かったんです。
想定されていない単語が入力されると、「ワカリマセン」「それはできない」みたいに冷たくコマンドが跳ね返されちゃっていたような…
それがファミコンに移植されるときには、簡単なコマンド選択式になったりしていたので、個人的に(チッ、ガキ向けのゲームになりやがって!)みたいに思ってました、自分がガキのくせに。
で、『道化師殺人事件』のシンキングラビットさんの発売していたゲームって硬派な印象が強くて、ファミコンで出ていたかを覚えていないんですね。
同様に硬派なイメージのメーカーさんにリバーヒルソフトなんてところもありましたが、いずれも本格推理ゲームでしたね(リバーヒルさんのシリーズは、確か最初からコマンド選択式でしたが)。


自分が社会に出ると、パソコンはゲームをするものではなくお仕事を処理する道具になり、ゲームを走らせんことはほとんどなくなりました。
せいぜい、ソリティアとかを仕事の合間の息抜きにするくらい。
今でもあの頃みたいなアドベンチャーゲームって出ているんでしょうかね?
今度大型電機店に行ったら、PCソフトの売り場を覗いてみようと思います。


ちなみに、あの頃のアドベンチャーゲームで好きだったのは、『The Man I Love』って、やはりシンキングラビットさんの作品。
256色くらいは余裕で表示できる時代だったはずなのに、あえてモノクロ画面で勝負したハードボイルド作品でした。
ハードボイルドなのに、お鼻の大きな風刺イラスト調の主人公が印象的で、針金を曲げて下水か何かに落とした指輪を拾うシーンがあったような…もう25年近く前の記憶なので怪しいですが。


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