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2018年01月28日

黄金の夜明け団と演劇34-01

黄金の夜明け団と演劇34-01

Chapter4-2-20を続けます


アサー.エドワード.ウェイトArthur Edward Waite (2 October 1857 – 19 May 1942)

1903 GD分裂 
ウェイトは イシス.ウラニア神殿the Isis-Urania temple を
神秘主義教義を主軸に復権する為 
聖黄金の夜明け団the Holy Order of the Golden Dawn /
Independent and Rectified Rite of the Golden Dawn ..を組織 代表に
Marcus Worsley Blackden(1864-1934. エジプト学者)
William Alexander Ayton (1816 –1909.英国聖公会牧師.
ジョン.ディーJohn Dee (1527 –1609.エリザベス1の顧問 オカルティスト エノク魔術)
出版物翻訳 ) 後任にJamesWEBBER SMITH,. (1845-?1917 軍人)
賛同者:
 Arthur Machen(1863 –1947) ,
 Algernon Blackwood(1869 –1951) ,
 Pamela Colman Smith(1878 – 1951)
 Isabelle de Steiger(1836 –1927) .
1905  Evelyn Underhill(1875 – 1941)も入団

魔術涵養に重きを置く
Dr Robert William Felkin (1853 – 1926)
John William Brodie-Innes ( 1848 – 1923 )
William Butler Yeats(1865 –1939) のthe Stella Matutina とは
友好関係を維持し双方で活動するメンバーもあった しかし 
マザーズS. L. M. Mathers (1854 – 1918) のThe Alpha et Omegaパリ1906-1939 とは袖を分かつ

1909 スミスPamela Colman Smith (1878 – 1951) が
大アルカナ22枚のみならず 小アルカナ56枚の全てにイラストを付けた
  ウェイトタロット世に出る

1914 ウェイトのキリスト教神秘教義傾倒 
GD創始者ウェスコットWilliam Wynn Westcott (1848 –1925)の
暗号文書Cipher Manuscripts を解析し 
それが19世紀に入って創作された代物で古代エジプト秘儀との純粋な関連はなし と
 GD起源否定に反発を招き 結社解散 

1915 新たに 薔薇十字友愛会組織The Fellowship of the Rosy Cross
 薔薇十字 フリーメーソンリー キリスト教神秘主義の教義を
ウェイト流に組み直した教義に拠るキリスト教神秘主義結社 
メンバーはフリーメーソンリーと神智学協会員で構成された 
Charles Williams(1886-1945)は最も献身的会員

クロウリーAleister Crowley (1875 –1947)  
ラブクラフトHoward Phillips Lovecraft (1890 – 1937 米SF作家)
Robert McNair Price (1954-) は ウェイトのキリスト教神秘主義を否定

1920 ロンドンから英南部ケント州へ移転
1924 再婚
1943 死去 フリーメーソンリーの理論体系に力を注いだにも拘わらず 
出自の故であろうか 彼の功績を英メーソンリーは評価しない が
米メーソンリーは彼の学術研究とその貢献を高く評価し 書庫も充実している 

黙祷を捧げ



と たのしい演劇の日々

2018年01月27日

黄金の夜明け団と演劇34-00

GD A.E.Wait00.jpg



写真はWEBより拝借致しました



黄金の夜明け団と演劇34-00

Chapter4-2-20



アサー.エドワード.ウェイトArthur Edward Waite (1857 – 1942)

米出生 英作詞家 キリスト教神秘主義研究者

父 米商船の艦長 ロンドンへの航行中死亡 ウェイト僅か1歳 母は妹を妊娠中
母 英西インド仲買の豪商の娘 

未亡人となった母は実家を頼り ロンドン帰郷 しかし
ウェイトも妹も 私生児であったため 実家は受け入れず 
母子3人ロンドンの外れで慎ましく暮らす とは云え 艦長の妻/豪商の娘 
子供を私学で教育するだけの財は有す 
階級社会英国に在って 子供を私学に通わせりることが出来るのは資産家 しかし 
実家からの拒絶は 未亡人をローマカトリックへ改宗させ 
ウェイト兄妹も英国国教会とは無縁で育つ

私生児のウェイトは 恐らく故に 彼は人一倍努力したのではないか 
英上流社会/英国教会白人貴族とその子弟 との差別を生き抜く為であろう

学業修了後 秘書をしながら 文筆に励み 出版関係者とも交流を持つ

1847 妹を幼くして失い オカルトへ誘う 現象の物理的理解研究へ 
   神智学協会ロンドンロッジ入会を試みるが 
   ブラバツキー婦人はキリスト教一筋のウェイトの入団拒否
   大英博物館図書館でキリスト教神秘主義関係の書物を読み漁る

1881 エリファス.レビÉliphas Lévi Zahed (1810 –1875)
   仏 現代西欧魔術復興の父 の出版物に出会い 彼は自身の生きる道を見出す

   大英博物館図書館では 
   S.L.M.マザースSamuel Liddell MacGregor Mathers (1854 – 1918) とも出会う

1883 最初の結婚 一人娘を儲ける

1891-93 エドモンド.ウィリアム.ブリッジEdmund William Berridge (1843 – 1923)
     英医師 米ホメオパシー医学者 オカルティスト 
     の紹介あり  妻と共にGD入団 しかし 
     ウェイトのキリスト教神秘への興味を満たせず 退団

1896 再入団
1899 内陣入り

1901 フリーメイソンリー入団 キリスト教神秘主義ベースのメイソンリーと通じ合い
1902 上級位階の 英薔薇十字会へ 研究を重ね次々と昇進を果たす 
    積極的にメンバー活動 評論 講演 み身を投じる
   フリーメーソンリー団員になったことで 英上流社会財政法曹界の要人と近づきになる

1903 GD瓦解により Independent and Rectified Order R. R. et A. C  組織し
    多くのGDメンバーはウェイトに添った
  

次回へ続きます



と たのしい演劇の日々

2018年01月24日

黄金の夜明け団と演劇 33

AllanBennett00.jpg




        アラン.ベネット   写真はWEBより拝借致しました


黄金の夜明け団と演劇33

Chapter4-2-19


アラン.ベネット(Charles Henry) Allan Bennett (1872 – 1923)
       比丘Bhikkhu Ananda Metteyya

 父 電気技師 ベネット幼少時に亡くなる
 母 ローマ正教信徒 父の死後 母の厳格な宗教観の下育つが 思春期に反発

ロンドンのカレッジで分析科学 電気 物理を学び 物理 電気 実験科学に長けていた
 卒業後 分析化学者としてアフリカ遠征団に職を得るが同行せず  

 1894(22歳) 黄金の夜明け団入門 "Iehi Aour" (光あれ"let there be light")  
 
 1895 内陣入り 5=6 下級達人Adeptus Minor

アレスタ.クロウリーAleister Crowley(1875 – 1947)  はその才能を見抜き 弟子入りする 
S.M.L.マザースSamuel Liddell  MacGregor Mathers (1854 – 1918) も 
無限な可能性を見抜き 養子に迎え 
マザース有する夥しい資料の数々を託し 彼の全て叡智を彼に授ける 
がそれをクロウリーは 『777の書(生命の樹に万物を照応させた一覧表)Liber 777(1909)』
  として後出版
クロウリーと共作で『辞典the Sepher Sephiroth』出版

禁欲主義の彼はクロウリーの性魔術興味には対応したと思えないが 
幼少より喘息を患い ヘロイン等の幻覚剤を常用 それはクロウリーを誘う

1889-1900 喘息の発作が強く セイロンへ移住 ハタヨガを学習 その地で仏教へ改修 
     仏教の出家修行者/比丘になる
後 ミャンマーに渡り 上座部仏教の波羅提木叉はらだいもくしゃ/パーリ律を授かる

1902 クロウリーは彼を訪ね ハタヨガを習い 仏教造詣を深める

1903  世界仏教徒協会をロンドンに設立 the International Buddhist Society in London
   英国で仏教布教に献身 
 ベネット無くして現在の西欧仏教ブームは無かったと 研究者は云う
   禁欲主義を貫く彼は 粗末な住まいに テーブルと数冊の本 しかし 
     アストラル投射に用いる 機械と 魔法の棒を所持していた

英国の気候に体調を崩し ミャンマーへ戻るも 
彼が追求する霊的啓蒙活動を見出せず 再び英国へ戻る しかし 体調悪化は著しい 

1923 体調回復を目指し カリフォルニア移住を試みた
     第一次世界大戦勃発もありUSビザが下りず 
     体調が伴わず 仏教徒協会での活動からも身を引いていた彼は 
     ロンドンの安アパートで 赤貧と病魔に打たれ 静かに息を引き取る 

マザースさえ敬服する高い白魔術の技能を有しながらよりも 霊的開眼を目指した彼は
 今生での彼の勤めの終焉を悟り むしろそれは穏やかで そして 
彼の高貴な魂は 彼の師の元へ 最後の別れの旅を果たしたであろうと 記録がある





と たのしい演劇の日々

2018年01月19日

黄金の夜明け団と演劇32

charles williams00.jpg



写真はWEBより拝借致しました





黄金の夜明け団と演劇32

チャールズ.ウィリアムズCharles Williams (1886 – 1945) 
英詩人 小説/キリスト教ファンタジー 戯作 文芸評論家 英国教会信奉者 オカルティスト


インクリングズ Inklings オクスフォード大学文学サークル 
    未完の自作を持ち寄り 音読 討論しあう 1930-49) の主要メンバー 
 同メンバー
J・R・R・トールキンJohn Ronald Reuel Tolkien(1892 – 1973 『指輪物語(1945-55)』、
C・S・ルイスClive Staples Lewis (1898 – 1963) 『沈黙の惑星を離れて(1938)』
A.O.バーフィ-ルドArthur Owen Barfield (1898 – 1997) 『The Silver Trumpet  (1925)』
等が音読 討論された

父 Richard Walter Stansby Williams, ロンドン市役人 
    文筆堪能 仏独語良くし 外交文書等 評論も多く書いた 
母  Mary 婦人帽子職人, ( 教会論者 ロンドンのタンス職人の兄妹)

UCL奨学金入学 経済的理由で中途退学

1908 -1945 オックスフォード大学出版勤務 
       セレン.キルケゴール(1813 – 1855) 英訳本に貢献

1917 フローレンス.コンウェイFlorence Conway と結婚 
    彼女への情愛は ”彼女と見つめ合うとき 彼女の瞳に神の眼差しを覚えた” とあり
    それが彼をして 『イエスとの共生』の確信となる 
   男女の情愛により キリスト存在を肉体で受け止める  
   地球生命体イエスへの感応がロマンスなのだ と云う 
    ウィリアムズ小説のメインテーマである  

エブリン.アンダーヒルEvelyn Underhill (1875 – 1941)とも 
 英国教会 キリスト神秘主義 黄金の夜明け団 共通の宗教哲学を有し交流
敬虔な英国教会信徒で「疑い深いトマス」 を論破することに情熱を注ぐ

1917-1928 薔薇十字同胞会The Fellowship of the Rosy Cross (1915-1942)
    黄金の夜明け団 分裂でA.E.ウェイトArthur Edward Waite (1857 – 1942) が設立
    高位階へ昇進し 
    錬金 天体 カバラ 魔術 タロットカード 生命の樹の瞑想を指導する 

1939-1945 第二次世界大戦勃発により  
   オックスフォード大学出版は事務所をロンドンよりオックスフォードへ移転 
   が切っ掛けで インクリングス参入 
   C.S.ルイスは その認定書に 
    ウィリアムズは 書くこを好み 敬虔なキリスト教徒である と記している 
   だが 彼は時に邪悪な思想の実践家と見做され 
   メンバーは 真剣に彼を火刑に処すべきでは とも記録にある 奇人で通っていた

   オックスフォード大学文学講演も請け負う

1943 オックスフォード大学文学修士受賞

1945 オックスフォードにて永眠




と たのしい演劇の日々

2018年01月14日

黄金の夜明け団と演劇 31-02

黄金の夜明け団と演劇 31-02

エブリン.アンダーヒルEvelyn Underhill (1875 – 1941) 

晩年の彼女は 英国教会 女性で初の聖職者として数々の任務に努める が 
彼女が受ける神よりの啓示と教会教理との矛盾 また現行する社会との拮抗に苦しむ


ラビンドラナート・タゴール Rabindranath Tagore(1861 –1941)
インド/北ベンガル 博学者 詩人 音楽家 演劇人 インドモダン芸術運動
  『 ギタンジョリGitanjali  』によってアジア人初のノーベル文学賞 1913

1878 英国ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン UCL留学
(1826年創設 人種宗教性別を問わない高等教育機関 
オックスブリッジは当時英国教会白人男性貴族教育機関 )

1902 インドを訪ねた岡倉天心と交流 日本文化に興味を覚え 度々日本を訪ねる

1909 ノーベル文学賞を受賞するベンガル語の詩『ギタンジョリ』 を英訳
 イエーツWilliam Butler Yeats1865-1939) が序文を献じる

1919「アムリットサル事件」 以降 ガンジーのインド独立を支持

と共に
Kabir (1398–1448 又は1440–1518
.インド宗教改革者(ヒンズー教/イスラム教/シク教) 
神秘主義 詩人 聖人 詩はインド宗教運動に影響を与えた

の詩100編『Songs of Kabir(1915)』を英語へ翻訳 序文を献辞


大戦に意欲を燃やす政府と世論に対し 無力な英教会に無念を覚え 
平和主義を貫くも彼女の詩作は戦意高揚に徴用され 悲観の内体調を崩し世を去る

タイムズ(1785年創刊 世界最古の日刊新聞 英保守系高級紙) は 
同世代の女性の誰にもないそのオリジナルな宗教哲学と国民への貢献
を称え追悼している






と たのしい演劇の日々

2018年01月09日

黄金の夜明け団と演劇 31-01

黄金の夜明け団と演劇 31-01

エブリン.アンダーヒルEvelyn Underhill (6 December 1875 – 15 June 1941) 


アーサー.マッケンArthur Machen  March 1863 – 15 December 1947) の云うところの
 エクスタシーをもう少し見てみます


  以下はマッケンのエクスタシーを紹介した文の意訳です

万物とその構成には確かな真理がある
それを含む特定の事象は非日常で 我々の観察力を上回る
人類の理屈では捉えられず 言葉での表現は不可能なのだ 
しかし それを捉えることが出来る選ばれた者たちが存在し 
,それは やや神秘的体験 エクスタシー と名付けよう
太古より 芸術はこのエクスタシー体験  その在り様を表現するのに資してきた
その神秘/エクスタシーは この物質的現実界の記述法に沿った言語を超越し
ところが 象形文字に読み取ることが出来る 
そしてその象形文字が表現し得た神秘を 文学は内包している




マッケンは アサー.エドワード.ウェイトA. E. Waite(1857 – 1942) 
   GD団員で ライダー.ウェイト.スミスRider-Waite-Smith  タロットカード発案者 
の親友であり 彼の 聖杯研究に多大な影響をうけている  
エブリンは心理学から現象の研究も試みるが むしろそれは 
表層に隠された形而上学的考察に従属した 
マッケンを介し 聖遺物や 象形文字へも関心は注がれます   


      

彼岸と此岸を跨ぐ俳優 その演技により 観衆は エクスタシーに満たされる



と たのしい演劇の日々

2018年01月08日

黄金の夜明け団と演劇 31-00

evelyn-underhill.jpg



            晩年のエブリン 写真はWEBより拝借致しました







黄金の夜明け団と演劇 31-00

エブリン.アンダーヒルEvelyn Underhill (1875 – 1941)
英聖公会 作家 作詞家 クリスチャン神秘主義信奉者 平和主義者

1875  英中部ヲーバーハンプトン生れ 父は法廷弁護士 ヨット愛好者 一人っ子 
子供の頃よりの神秘体験をし その意味を見出すために生涯を捧げた

1907 幼馴染の法廷弁護士 ヨット愛好者 と結婚
ヨーロッパ中を旅して回り キリスト教芸術に触れる
  ネオプラトン主義に興味沸く 夫はむしろ危惧していたようで 
彼女の霊体験は家族に秘密にしていた 偽名"John Cordelier や旧姓で出版を続ける

1921 -1924  エブリンの精神的師匠 フレデリック.フォン・ヒューゲル
Baron Friedrich von Hügel(1852 – 1925 オーストリア 15歳の時渡英 父は外交官 
民俗学研究者 母はスコティッシュ ローマカトリック教へ宗旨替え) に
自身の神秘体験に依るのでなく 無神論に対抗するキリスト教教義に添った著作を薦められる 

師匠の死後 聖霊論に焦点を置き
 英教会は下より ラジオ 冊子 講習会等 大衆の心を捉える

時は オカルトブームへ移り 女性参政権運動も盛んとなり 
一気に法廷弁護士の娘 妻 の社会的役割からの解放の波に乗り 
エブリンも自己の神秘体験を公開する 

博士号をアバディーン大学(University of Aberdeen1945- スコットランド古代大学の一つ)
を授与される 心理学 哲学 物理学/心霊現象の科学的研究 も学び
 英女性初 英国教会聖職者への講演 精神的静養を指導 世界教会主義を薦めた
また 英保守党冊子The Spectator (1828-)編集にもかかわる

エブリンと黄金の夜明け団との関係記録は見出せたいませんが 
GDのアーサー・マッケン Arthur Machen(1863 – 1947) 作品に影響を受けたと記録にあります
 エブリンは自らの霊体験 神化 と 魔法 をハッキリ区別しておりますが
その根拠となる魔法とは何であるのか GDで学んだのだろうと思われます

マッケンはエクスタシーを文学作品の完成に求めました 
エブリンも霊体験で現れるエクスタシー/神化 に共通性を観ています

次回へと続けます


と たのしい演劇の日々

2018年01月04日

黄金の夜明け団と演劇 30

V Tweedel00.jpg



           バイオレット 写真はWEBより拝借致しました

黄金の夜明け団と演劇 30

バイオレット・ツィーデル Violet Tweedale(1862 –1936
スコッティシュ 作家 作詞家 オカルティスト


1862 エディンバラ生れ 長女 
父ロバート.チャンバース Robert Chambers(1832 –1888)
エディンバラ王立協会員 Chambers' Journal(大伯父創業1832- )の編集者
 アマチュアゴルファーでセント.アンドリュース オールドコース
(Old Course at St Andrews 1552-  スコットランド世界最古のゴルフ場)でプレイを楽しむ

祖父もロバートRobert Chambers(1802 –1871 スコットランドの出版業者 
エディンバラ王立協会員 ロンドン地質学会員 地質学者 法学博士 進化論考察者
 19世紀 科学 政治に影響を
 初期の骨相学者 進化論に影響を与えた『創造の自然史の痕跡(1844)』は
 エディンバラ.カトリック教会の科学者への排斥が予期され匿名で出版 

大伯父はウィリアム・チェンバースWilliam Chambers of Glenormiston(1800–1883
  エディンバラ王立協会員  出版業社 エディンバラ市長)
兄弟でW&R チェンバース出版社創業 

代々の出版業を手伝う

1889 ロンドンへ転居 慈善事業に関わる

1891, Clarens Tweedaleと結婚
ロンドン社交界入り 
当時サロンの余興として盛んに催されていた 交霊会に参加 
オカルティストたちともここで交流を深める 

ロバート・ブラウニング Robert Browning (1812 – 1889 英詩人 劇作家 
ダニエル・ダングラス・ホームDaniel Dunglas Home (1833 – 1886)  の交霊詐欺を暴く
  が同席していた妻エリザベスElizabeth Barrett Browning1806 – 1861 英詩人) 
は彼を本物だと主張)

初代レイトン男爵フレデリック.レイトン Frederic Leighton, 1st Baron Leighton(1830 – 1896)
, 王立芸術院会長PRA  画家 彫刻家

アデレード・アン・プロクターAdelaide Anne Procter (1825 – 1864 
英詩人 慈善事業家 フェミニスト) の娘アン

ブラバツキー婦人Helena Blavatsky (1831 – 1891 ロシアオカルティスト 神智学協会創立) 

オカルティストとの交流から バイオレット自らのサイキック体質を公表 
霊媒師としてCecil Husk (1847-1920 英歌手 霊媒師) 等と霊媒術懐疑派に対抗しサロンを賑わす

この時期に黄金の夜明け団に入団

父の影響でゴルフも良くこなし また刺繍も趣味とした

オカルトテーマの小説 自らの霊媒体験記等 30冊に及ぶ著作を為した
『Ghosts I have seen: and other psychic experiences ( 1919)』.
『Phantoms of the Dawn (1924)』
序言はアサー.コナン.ドイルArthur Conan Doyle (1859 – 1930)
『The Cosmic Christ (1930)』.

と たのしい演劇の日々

2018年01月01日

2018年 謹賀新年

Happy New2018.jpg



明けましておめでとうございます


   
本年も稔り多い一年となりますよう 祈ります

2017年12月31日

黄金の夜明け団と演劇29 

rosher02.jpg




      ロッシャー 写真はWEBより拝借致しました


黄金の夜明け団と演劇29 


チャールズ・ロッシャー Charles Rosher, A.S.C. (1885 –1974) 撮影監督 

アカデミー撮影監督賞
1947 『 小鹿物語The Yearling』映画監督クラレンス.ブラウンClarence Brown (1890 – 1987) 
1929 『 サンライズSunrise』(映画監督F・W・ムルナウF.W.Murnau 1888 –1931) )

ロンドン生れ 写真を学び 
TVが一般家庭へ普及される前の 映画館で本編前に流される ニュース映画 制作に関わる

1909 渡米 
デビット.ホースリーDavid Horsley (1873–1933英生れ 
米映画創作の先駆け 1911ハリウッドにNestor Film Company設立)
の制作会社と撮影監督として契約

1913 メキシコの革命家パンチョ・ビリャPancho Villa(1878 –1923)の
足跡を追ったニュース映画制作

1918 全米撮影監督協会American Society of Cinematographers (ASC)の創設メンバー 
副代表を務める

映画プロデューサー.デビット.セルズニックDavid O. Selznick (1902 – 1965) や 
MGMの映画制作に参加

1974 事故死 


ロッシャーの黄金の夜明け団との関係を記した資料は見いだせていません 
彼の人間関係を見渡しましても オカルトとの繋がりは不明です 
渡米前 ロンドン時代にもしかして繋がりがあったのかもしれません 



さて 本年も たのしい演劇研究に ご協力 ご協賛頂き 誠にありがとうございました
来る2018年は こちらのブログに記録を始めてから10年を迎えることになります
とてもゆっくりなペースですが 益々精進を重ねてゆきたいと思っております 
今後とも宜しくお願い申し上げます 
そして 新年は皆さまにとって穏やかで健やかな一年となりますよう 
     心よりお祈り申し上げます


と たのしい演劇の日々 
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