2018年01月19日
黄金の夜明け団と演劇32
写真はWEBより拝借致しました
黄金の夜明け団と演劇32
チャールズ.ウィリアムズCharles Williams (1886 – 1945)
英詩人 小説/キリスト教ファンタジー 戯作 文芸評論家 英国教会信奉者 オカルティスト
インクリングズ Inklings オクスフォード大学文学サークル
未完の自作を持ち寄り 音読 討論しあう 1930-49) の主要メンバー
同メンバー
J・R・R・トールキンJohn Ronald Reuel Tolkien(1892 – 1973 『指輪物語(1945-55)』、
C・S・ルイスClive Staples Lewis (1898 – 1963) 『沈黙の惑星を離れて(1938)』
A.O.バーフィ-ルドArthur Owen Barfield (1898 – 1997) 『The Silver Trumpet (1925)』
等が音読 討論された
父 Richard Walter Stansby Williams, ロンドン市役人
文筆堪能 仏独語良くし 外交文書等 評論も多く書いた
母 Mary 婦人帽子職人, ( 教会論者 ロンドンのタンス職人の兄妹)
UCL奨学金入学 経済的理由で中途退学
1908 -1945 オックスフォード大学出版勤務
セレン.キルケゴール(1813 – 1855) 英訳本に貢献
1917 フローレンス.コンウェイFlorence Conway と結婚
彼女への情愛は ”彼女と見つめ合うとき 彼女の瞳に神の眼差しを覚えた” とあり
それが彼をして 『イエスとの共生』の確信となる
男女の情愛により キリスト存在を肉体で受け止める
地球生命体イエスへの感応がロマンスなのだ と云う
ウィリアムズ小説のメインテーマである
エブリン.アンダーヒルEvelyn Underhill (1875 – 1941)とも
英国教会 キリスト神秘主義 黄金の夜明け団 共通の宗教哲学を有し交流
敬虔な英国教会信徒で「疑い深いトマス」 を論破することに情熱を注ぐ
1917-1928 薔薇十字同胞会The Fellowship of the Rosy Cross (1915-1942)
黄金の夜明け団 分裂でA.E.ウェイトArthur Edward Waite (1857 – 1942) が設立
高位階へ昇進し
錬金 天体 カバラ 魔術 タロットカード 生命の樹の瞑想を指導する
1939-1945 第二次世界大戦勃発により
オックスフォード大学出版は事務所をロンドンよりオックスフォードへ移転
が切っ掛けで インクリングス参入
C.S.ルイスは その認定書に
ウィリアムズは 書くこを好み 敬虔なキリスト教徒である と記している
だが 彼は時に邪悪な思想の実践家と見做され
メンバーは 真剣に彼を火刑に処すべきでは とも記録にある 奇人で通っていた
オックスフォード大学文学講演も請け負う
1943 オックスフォード大学文学修士受賞
1945 オックスフォードにて永眠
と たのしい演劇の日々
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