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2018年05月06日

俳優 此岸と彼岸を跨ぎ役を生きる06 France Ashman

俳優 此岸と彼岸を跨ぎ役を生きる06 France Ashman

Franc-Ashman.jpg




九日間に及ぶ(カリブ式)お弔い/Nige Nights 作Natasha Gordon National Theatre


France Ashman
 カラビアンブラック移民の子孫 英俳優
 ギルドホール音楽演劇学校/Guildhall School of Music and Drama 卒業

主人公のLorraine/喪主 役を演じる

最終シーンにスッカリ魅せられました 
役が完璧に俳優に乗り移っている 或いは神憑り した演技と呼びましょう
観客は その演技に 魂を抜かれるような/カタルシス/エクスタシー 衝撃を受けました
 演じる俳優と 物語に引き込まれた観衆との 息は和合し
 劇場内は一の想念/イメージ 役が語らんとする で満たされました

 古代 祭儀としての演劇芸術は このように 神憑りした俳優により執り行われたのでしょう 


以下は Rrance Ashman 舞台演技についてのインタビュー 意訳です
  

舞台では 自身を完璧に消し 役となって生きる
 TV演技の場合 役によく似た俳優を選んで配役されるし
 映画演技では時々は可能だが
 舞台は 芸術としての演技/役の創造 を達成しなくてはならない
それは 役作りの錬金術だ
 たった一分舞台に現れるだけの役だったにしても
 舞台演技に 役創りの魔法を体感する 

また舞台のパワーは 興行側と観衆との一期一会 による
 俳優は役を演じながら 観衆の反応を即座に受けとり 物語を進める
 その生々しさがたまらなく好きだ


と たのしい演劇の日々

2018年04月14日

演劇が目指すもの05 法悦/Religious Ecstasy02

演劇が目指すもの05

法悦/Religious Ecstasy02


一神教では エクスタシーは神との一体/コミュニオン/交わり と関連づける 
法悦は 個人的な神秘体験であり 他に何の影響をも及ぼさないと認識されている
しかし カリスマ運動/Charismatic Movemennt
(1960 米から 聖霊体験を受けた教職信徒等が それぞれの教会内で
 教会の教理を信じながら組織化された既存の教会の刷新をめざす運動
 ペンテコステ/異国の言葉を吐きながら 癒しの奇跡 意識の拡大/トランスへと導く
 や  神に圧倒される/slain in the Spirit (信者たちは床に倒れトランス状態となる)
を神憑り/聖霊の御業 を集団で体験する 


宗教のリバイバル/大覚醒/The Great Awakenings 
第一(1730–55) 第二(1790–1840) 第三(1855–1900) 第四 (1960–80)
集団ヒステリアの様相で 多くの民衆が法悦を体験する が周期てきに発生した 
. 研究者はしかし 既存の教会教義をも変革してしまう この集団エクスタシー
を導くのは 悪魔か神か と問う


 ギリシャ ブルガリアの教会で現在も続く祭儀
 火渡り(焼けた炭の上を素足で歩く)も
 信者は法悦/エクスタシーへ自らを変性させ 儀式に臨む

次回へと続きます


と たのしい演劇の日々

2018年04月10日

演劇が目指すもの04 法悦/Ecstasy01

演劇が目指すもの04

法悦/Ecstasy01


法悦/Religious ecstasy も変性意識状態/altered state of consciousnessに含まれる
減退した外界への認識能力  霊魂存在/界の知覚
 複数回に渡る幻覚とそれに伴う多幸感に満たされる 
エクスタシーは数日 数か月にも及び また 何度となく体験される 

敬虔な信者 神秘主義者等のエクスタシー体験によると
 物理的な身体感覚 日常レベルの五感は消失し 時間空間認識は完全に削がれる と云う 

敬虔な信者は
宗教活動の脈略でのみ 真のエクスタシー 神よりの賜物 として体験される という
 一般人によるエクスタシーに類似の体験は もちろん法悦には含まない

法悦に似たようなトランスは
 特殊な身体訓練 性交 音楽 ダンス 断食 薬物を利用しても得られる

法悦に類似の歓喜/恍惚感は
 並外れた美 神聖な存在 との偶然な出会いにより 起こり得ることもある
 がその偶発体験には法悦のような意味を含まない
 
しかし時に 体験者の文化的背景によっては
 超越者/霊的存在との出会いは 信条哲学を覆る 衝撃的体験である故
 啓示 真理開示 だと 改宗運動へ発展する 

シャーマンはその営みにエクスタシーを伴う
 トランスにより高次霊界.下界に住まう霊を訪ね メッセージを受け取る
 或いは 霊魂とのチャネル 千里眼を介し 癒し作業を行う
 その先住民の慣習によってはシャーマンは薬草を用いトランスに入る
 また祭儀 音楽 ダンス 禁欲によりトランスを導く   




と たのしい演劇の日々

2018年04月09日

演劇が目指すもの03 - 恍惚.狂喜.法悦.妙境.忘我/Ecstasy 00

ecstasy00.jpg



写真はWEBより拝借致しました



演劇が目指すもの03

恍惚.狂喜.法悦.妙境.忘我/Ecstasy00



古代ギリシャ語ekstasis 
" ek- 外へout, stasis 位置するa stand, 諸力の乖離 a standoff of forces"自身/日常を超える 

自覚されえる 自我を完璧に取り込んだ 主体的体験

古代ギリシャ文学は その体験を 精神肉体が平常でない と表現する
興味の対象に完璧に取り込まれるとは 日常体験ではない
 何故なら 日常は自分を取り巻くその他の対象を承知できるから

なので エクスタシーは 変性意識状態/altered state of consciousness に含まれる 
日常レベルでの対象に対する意識/知覚の低下 意識の欠損状態である
 何故ならば エクスタシーは意識高揚 名状しがたい快楽 の体験であるから

より非日常な精神世界の知覚は 宗教的神秘体験/religious ecstasy を含む 


心理学で エクスタシー とは
自己コントロール欠落 時には意識喪失 事に宗教的神秘体験 性体験 薬 により誘因され
エクスタシーの継続中 日常生活からの乖離 コミュニケーション不能 日常生活は不能
エクスタシーは瞬時であったり 何時間と継続したりする 
時間.空間.自身に対しる認識は大きく変性 時にそれらは焼失もする
例えば 激しい肉体駆使によるエクスタシー導入の場合 知的活動は低下する 
一方 瞑想による精神の投射 トランス状態 からのエクスタシーは 肉体意識が低下する

 James Leuba (1868 –1946 スイス生 米心理学者 宗教心理学 無神論者) は云う
"文明人も 未開発な社会で生きる者たちも エクスタシーによる 神との親密な関係 を云う
エクスタシーは薬草 心身への刺激 により 精神の高揚を導き至る 
それは表現を超えて魂を昇華させ
 そして 誰もが共通して云うには 一者との強い関係性を体感し 覚醒に至る と 
野蛮人の有頂天な陶酔 或いは 神秘主義者の神への崇敬
 それ故のこの衝動は 継続し 目的と容とその結果について
 一者はメッセージを携えている のだろう"





と たのしい演劇の日々

2018年04月05日

観劇 『愛ゆえに/OUT OF LOVE 』by Elinor Cook ペインの耕作地/ Paines Plough劇団 オレンジの樹劇場/Orange Tree Theatre01

観劇 『愛ゆえに/OUT OF LOVE 』by Elinor Cook
 ペインの耕作地/ Paines Plough劇団 オレンジの樹劇場/Orange Tree Theatre01


劇作家エレノア.クック/Elinor Cook( 1982- ロンドン生れ
 CSSD/Royal Central School of Speech and Dramaで演技を
 ロイヤルコート劇場主催若手戯作家育成事業/Royal Court young writers’ schemeに参加
劇作を学ぶ

George Devine Award 2013 将来最も有望な劇作家賞/Most Promising Playwright
Susan Smith Blackburn Award/英語圏女性戯曲賞 2018 最終選考に.

昨今の性差別を摘発する #meto フェミニズムの流れにあり
 女性を主人公に置き 女性性と自我をテーマにした作品を書く

ヘンリックイプセン Henrik Ibsen(1828 – 1906)
  『海の婦人/THE LADY FROM THE SEA(1888)』を改訂
 演出Kwame Kwei-Armah(1967- ヤングビック劇場芸術監督)
 Donmar Warehouse劇場公演2017

『愛ゆえに/OUT OF LOVE』
幼少から 姉妹の様に寄り添いながら育った二人
 成長と共に揺らぐ女の友情を描きなが女性の性/さが を掘り下げる作品
 

出演俳優
Sally Messham 英王立演劇学校/RADA卒
Katie Elin-Salt ウェールズ王立音楽演劇学校/RWCMD/Royal Welsh College of Music and Drama 卒

全く違った演技法を面白く観察

RADAでは 演じない演技 真実と自然 な演技を習う
 稽古の動画を見たが カメラ演技は実によく映える
 何故なら彼女の表情 事に 眼 が役のデリケートな内面を表現するから
一方 RWCMDは キャラクターを誇張した
マイケル.チエホフ/Michael Chekhov( 1891 – 1955)
キャラクターをカリカチュアする形式演技 で
 兎に角 感情に全く流されずに もちろん感情表現はあるが
 台詞をリズミカルにハッキリ喋る 

70分の短い舞台 最初はRADA演技に魅かれた その内飽が来てしまう
 反対に 最初 ウェールズ演技はその誇張にウンザリもしたが
 後半ドンドン引き込まれていった 
円形劇場と云うことも在ろう ウェールズ演技の型と迫力が 観客を魅了する 



次回へつづきます


と たのしい演劇の日々



2018年04月04日

観劇 『愛ゆえに/OUT OF LOVE 』by Elinor Cook  蜜柑の樹劇場/Orange Tree Theatre00





orange tree theatre00.jpg


蜜柑の樹劇場 写真はWEBより拝借致しました





観劇 『愛ゆえに/OUT OF LOVE 』by Elinor Cook  蜜柑の樹劇場/Orange Tree Theatre00


蜜柑の樹劇場 について


1971年  ロンドンはリッチモンド 蜜柑の樹酒場の上階を利用し
 サム.ウォルターズSam.Walters(1939-)大英帝国勲章/MBE  により始まる
 公演は直ぐに  劇場に入りきれない程 評判を得
 パブの向かいの廃校を劇場に建て替え 英国で始めての 円形劇場 開設となった(1991年 )

ウォルターズ曰く
"蜜柑の樹劇場を始めたのは 単に芝居を上演したかったからで
 円形劇場の哲学やら
 ミニマリズム Minimalism演劇の 政治的芸術的意図やらは何もなかった
 予算は限られていたから
 教会のベンチを8脚持ち込んで 平土間の舞台を囲み 観客限定80人
 劇場用照明も無いから 外光を利用しての昼間興行で始めた
 で始めてみて この劇場空間が
 観客を芝居に巻き込んでします という画期的体験をし 大いに興奮を覚えた’



円形劇場/Theatre in roundは1940年 ワシントン大学 米シアトルで始まる
舞台を中央に設置し 観客席は それを囲むように設定
 額縁舞台を前提で演技訓練を受けた俳優には
 観客に背中を見せてはいけない といった約束は無となる
 また 第四の壁も無く 観客に向かい 全身を露わにする俳優は
 観客との強い関係/引力を全身に受け 
それによってより強い演技エネルギーが求められる
  観客は俳優の背中に現れる微妙な物語を
 また 舞台と観客席の境の不明瞭さによる
 観客を引き込む物語の空間的広がりを 体感する 


また 観客の視覚を遮らないために セットは当然シンプル/ミニマリズム仕様 となる


次回へつづきます


と たのしい演劇の日々

2018年04月03日

演技04 彼岸と此岸を跨ぎ役を生きる00

演技04 彼岸と此岸を跨ぎ役を生きる00


保江 邦夫( 1951- )日本 理学博士 
1999年5月25-28日 ツーソン会議(意識に関する国際会議 Toward a Science of Consciousness)
 東京青山国際連合大学にて開催  

曰く 量子脳理論とは
脳の振舞い 意識の問題に 量子力学的な性質が深く関わっているとする考え方 
心/意識に関する量子力学的アプローチ/Quantum approach to mind/consciousness 
クオンタム・マインド/Quantum mind 
量子意識/Quantum consciousnessなどと呼ばれ
 具体的な理論にはいくつかの流派が存在する



ロジャー・ペンローズ/Sir Roger Penrose
 OM FRS (1931- 英 数学 宇宙物理学 理論物理学者)と
スチュアート・ハメロフ/Stuart Hameroff (1947- 米 麻酔科医) の理論
 
脳で生まれる意識は宇宙世界で生まれる素粒子より小さい物質であり
重力・空間・時間にとわれない性質を持つため、通常は脳に納まっているが
心臓が止まると脳から出て拡散する
蘇生した場合は脳に戻る(臨死体験をしたと言う)が
しなければ意識情報は宇宙に在り続けるか
若しくは別の生命体と結び付いて生まれ変わるのかもしれない
 


キャラクターの魂は 物語の世界/別次元の宇宙 に存在している
俳優は 台本を通し キャラクターとチャネル キャラクターの魂は俳優に転生する
魂は 胸のチャクラに宿る
俳優はキャラクターが その物語を語るに任せる
その為に 俳優は 
大地に根を下ろし 身体の軸 丹田/根と腹のチャクラ は開かれ気で満ちている
俳優は キャラクターの魂が俳優の身体を通し物語る 正にその瞬間を
 物語の世界/別次元の宇宙  を生きる と同時に
 滞りなく物語を進行する為に 第三者の目 を保ち続けている
 俳優の務めである 観客 と 物語 との橋渡しを担う為に しかし
 それを担った/花を授かった 俳優のみ可能
キャラクターの魂は 観客の魂に 物語を語り掛ける 
 観客の胸のチャクラは開かれ 魂と魂が出会う
 その瞬間を エクスタシー と呼ぶ



と たのしい演劇の日々

2018年04月01日

多元宇宙論/ Multiverse 00

多元宇宙論/ Multiverse 00

宇宙論.物理学.天文学.宗教.哲学.トランスパーソナル心理学. 文学で支持を得る
多元宇宙論/ Multiverse を予想物理学理論より翻訳された記事の抜粋


無限に広がる宇宙 /infinite universes
時空における粒子の組み合わせは有限だから
 時空が永遠に広がり続ければ ある時点で「反復」し始める
  私という存在にも 無数のバージョンがあり得る
現時点で 観察可能な宇宙は ビッグバンから38万年後以降
 138億年にわたり宇宙に広がる「宇宙マイクロ波背景放射」光を手掛かりに
観察することができる宇宙のこと
この138億光年という距離を越える時空が 独立した別の宇宙であるとみなす
無数にある宇宙の集合体の中で 無数の宇宙が互いに隣合わさりながら存在している

泡宇宙 /Bubble Universes
永遠のインフレーション/ eternal inflation理論は 宇宙がビッグバンの後に急速に拡大し
 まるで風船のように膨張していったとみなす
宇宙全体では膨張が止んだ箇所(ポケット)と
 膨張を続ける箇所があり 数多くの孤立した「泡宇宙」が生成される
インフレーションが終わり 数々の恒星や銀河が形成された私たちの泡宇宙は
 空間の広大な「海」を漂う
中にはいまだに膨張し続けてる泡もあり
 広大な「海」は 私たちの泡に類似した泡が 多数含まれる

並行宇宙 /Parallel universes
超弦理論 /string theoryから 膜世界 / brane worlds;我々の手の届かないところで漂う宇宙群
という考えが導き出された
宇宙には 4次元時空(縦.横.幅.時間)より多くの次元が存在し得
 膜宇宙はより高次元の空間で漂う
 膜宇宙 同士は いつも互いに並行な位置にあり 接触も可能
 そのぶつかり合いで ビッグバンを繰り返し その都度 宇宙は何度もリセットされる

妹宇宙 /daughter universe
ミクロな素粒子の世界を支配する「量子力学」は
決定的な結果よりも「可能性・確率」という観点で世界を知る
  量子力学は 起こることが可能なあらゆる結果は
 それぞれの別の宇宙で起こる とする  それを応用し
 選択の連続する日常生活で 選ばれなかった選択肢を可能とする妹宇宙が枝分かれ発生
 それぞれの妹宇宙に『我々のコピー』が
 『今 自らの体験している現実は唯一の現実なのだ』と思い込み 結果を目撃する 

数学的な宇宙/mathematical universe
数学は 単に 宇宙を記述するのに有用なツール 或いは
 数学自体が根本的な現実か と長きにわたり議論されている
しかし  我々は 宇宙がもつ数学的な性質を不完全に知覚しており
 あらん限り可能な数学的構造が それぞれ独自の宇宙として存在していると思う
数学的宇宙構造 は 人間的な重荷 /human baggageから完全に独立した方法で記述され
 そのような宇宙は たとえ人間が一人として存在しなくとも 存在し続けうる


と たのしい演劇の日々

2018年03月30日

俳優修業 ノーザンドラム.シャーマンセンターNorthern Dram Shamanic Centre 06

俳優修業 ノーザンドラム.シャーマンセンターNorthern Dram Shamanic Centre 06
http://northerndrum.com/



透視能力/サイキックの現れ方

1.視覚受信
2.聴覚受信
3.物理的でない感受
4.精神/魂での受信
5.エナジーの動きを感受

人間をスキャンする 

スキャンの前に 必ず心身の準備をする
自身のエナジーを清める
体操 
瞑想
意識を覚醒させ チャネル可能な状態 へ移行させる
 守護霊たち 導師へ善き導きと感謝を伝える

スキャン時に於ける 4っつの鉤/人格のチャネル を利用する
北: 性癖  
西: 欲望 性的嗜好 
南: 恐怖 無意識 
東: 所属 コミュニケーション

3人一組になり 二人で一人をスキャン 

スキャン後 透視した事柄/メッセージを伝え合う 

スキャンを受けている間 多彩なエナジーを感受
 またスキャンにより 心身共に癒される

ワークショップ参加者の多くをスキャンする体験を得 自身を除き皆白人であったが
 誰一人として同じ表象として現れない/魂の有様とその歴史の違いによるものか 驚愕した

スタニスラフスキー演技術の役作りは心理学をベースとし
 西欧的思考から役を捉える
 役作りに 人間スキャン/魂の在り様 を試みられるだろうか? 
  
ワークショップの後は 必ず 意識を日常レベルに戻す/閉じる 事を忘れずに行う 


と たのしい演劇の日々

2018年03月28日

俳優修業 ノーザンドラム.シャーマンセンターNorthern Dram Shamanic Centre 01-08

俳優修業 ノーザンドラム.シャーマンセンターNorthern Dram Shamanic Centre 01-08
http://northerndrum.com/


シャーマンについて 

センター創立者(1998)クリス.ルティチュウChris Lüttichau による定義 意訳の試みです


シャーマニズムはアミニズムであり 
太古より現代に至るまで 神道を拝する日本人には理屈を超えた身近な信仰です
 しかしキリスト教儀を培った西欧人には不可解であろうし
 キリスト教との折衷もあり得ます そんな中
 クリスの伝授するシャーマニズムは 先住民の教えに最も添うと言われています



今回は 神聖な夢による覚醒/AWAKENING IN THE SACRED DREAM

シャーマンは
 人類の生存のために 我々を含む万物と地球との輪の維持 の為に務める 
シャーマンは
 調和のとれた人類 宇宙との均衡 を先住民の叡智に習う 
それは 現代西欧文明人の生き方とは大きく違う

我々の母なる地球のダメージに
 叡智と思われた西欧文明は 既に機能していない事を
 多くの人々が気付き始めている

残念なことに 孤立と分断というトラウマに囚われ人類は
 この美しい母なる地球を巻き込み 自滅行為に向かっている 

シャーマンは
人類をも含んだ万物の本来在るべき姿
 調和のとれた関係性への再興へと導く 諸守護動物霊 霊的導師 に助けを乞う

シャーマンは
 命の樹 と共に在って 霊界が授ける智慧 の使者となり 人類に癒しをもたらす
シャーマンは
 私とは何者で 私は一つに帰す この真実に至る 道程へ人々を案内する 

人類が囚われている 孤立と分断を促す虚偽の幻覚よりの解放を手助けをする

人類が 生命奥義を秘めた夢により覚醒し
 人類の兄妹である神霊な存在と共に生きるなら
  人類は真にこの地球での命を全うし得
 その行程は『美』そのものなのだ



次回へ続けます

と たのしい演劇の日々
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