2018年04月09日
演劇が目指すもの03 - 恍惚.狂喜.法悦.妙境.忘我/Ecstasy 00
写真はWEBより拝借致しました
演劇が目指すもの03
恍惚.狂喜.法悦.妙境.忘我/Ecstasy00
古代ギリシャ語ekstasis
" ek- 外へout, stasis 位置するa stand, 諸力の乖離 a standoff of forces"自身/日常を超える
自覚されえる 自我を完璧に取り込んだ 主体的体験
古代ギリシャ文学は その体験を 精神肉体が平常でない と表現する
興味の対象に完璧に取り込まれるとは 日常体験ではない
何故なら 日常は自分を取り巻くその他の対象を承知できるから
なので エクスタシーは 変性意識状態/altered state of consciousness に含まれる
日常レベルでの対象に対する意識/知覚の低下 意識の欠損状態である
何故ならば エクスタシーは意識高揚 名状しがたい快楽 の体験であるから
より非日常な精神世界の知覚は 宗教的神秘体験/religious ecstasy を含む
心理学で エクスタシー とは
自己コントロール欠落 時には意識喪失 事に宗教的神秘体験 性体験 薬 により誘因され
エクスタシーの継続中 日常生活からの乖離 コミュニケーション不能 日常生活は不能
エクスタシーは瞬時であったり 何時間と継続したりする
時間.空間.自身に対しる認識は大きく変性 時にそれらは焼失もする
例えば 激しい肉体駆使によるエクスタシー導入の場合 知的活動は低下する
一方 瞑想による精神の投射 トランス状態 からのエクスタシーは 肉体意識が低下する
James Leuba (1868 –1946 スイス生 米心理学者 宗教心理学 無神論者) は云う
"文明人も 未開発な社会で生きる者たちも エクスタシーによる 神との親密な関係 を云う
エクスタシーは薬草 心身への刺激 により 精神の高揚を導き至る
それは表現を超えて魂を昇華させ
そして 誰もが共通して云うには 一者との強い関係性を体感し 覚醒に至る と
野蛮人の有頂天な陶酔 或いは 神秘主義者の神への崇敬
それ故のこの衝動は 継続し 目的と容とその結果について
一者はメッセージを携えている のだろう"
と たのしい演劇の日々
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