仙台・宮城のおひとりさまランチ日記

久しぶりにぼんてんに行こうと思って、駐車場を探してウロウロしている時に見つけました。担々麺に惹かれて予定変更、こちらのお店に。
背中合わせとは言えカウンターのみ20席近くある細長いお店。夜はお酒も出しているようです。
麺メニューは白胡麻担々麺が汁のある温かい麺。黒胡麻担々麺が汁のない冷たい麺。それと「こだわりの中華そば」がありました。今回いただいたのは、お店の名前に冠した通り、白胡麻担々麺800円。ランチタイムはライスか麺大盛のサービスが付くので、ライスでいただきました。また辛さも選べるようですが、今回は初めてなので中辛で。
青梗菜なし、肉味噌タップリ、スープは白く、赤いラー油が目にも鮮やかな、綺麗な担々麺。いずれにしても、肉味噌を溶いて、ラー油をかき混ぜて、グチャグチャにしていただくわけですが（笑
麺が美味しいです。細麺なのですが、弾力のあるプリプリした麺で、余所の担々麺とは一線を画した印象。
スープは、辛さこそ中辛でいただいたからですが、スープ自体はコクと甘さがあり、サラサラしているのに濃厚な、味わい深いスープでした。正直言って、全然期待していなかったのですが、この担々麺はかなりレベルが高いし、美味しいです。消費税が上がったとは言え800円は高いなぁと思ったのですが、この出来なら妥当な値段でしょう。駐車場代がかかることを考えると、ちょっと厳しいですが、メニューの対価としては文句ありません。
サービスライスも、ミニライス・半ライス程度の盛りではなく、ふつうに一膳のごはん並。ご飯の量を減らして50円下げてくれないかな？（笑
美味しいしお腹いっぱいになるし、いい店を見つけました。飲食店の並ぶ激戦区ですが、頑張ってほしいと思いました。

リニューアルオープンの際に偶然、訪問し、安くいただくことができました。以前に比べて結構変わっていたので、その後どうなったか確認のために再訪問。
いただいたのは焼豚そば730円＋ミニカレー100円。ランチタイムはサイドメニューのミニ丼が100円でいただけるので、お得感があります。小腹なんだから身の程を知ればいいのに、ついついカレーの文字につられて注文してしまいました（笑
焼豚（にく）そばの名前の通り、チャーシューたっぷり。濃い味付けではありません。柔らかいけど肉の食感もあり、まぁまぁ。730円という値段を考えれば、こんなもんでしょう。メンマは極太で、こちらもあっさりした味付け。柔らかく噛みきれるのでありがたい。さらに煮卵半分まで付いているので、トッピングは豪華です。葱もたっぷり。注文の際に聞かれましたが、背脂トッピングも無料でできるようです。今回は、背脂なしでいただきました。
麺はストレートの細麺で、あまり特徴を感じません。スープとの絡みもあまり良いとは言えません。スープ自体も結構薄味なので、スープを濃くするか、麺をスープと絡みやすいように改良した方がいいと思いました。スープは魚介と鶏かな？チャーシューの枚数を多くするために出汁を節約している、なんて事はないですよね？スープが変われば劇的に良くなるような気がしました。
ミニカレーは、量的にはプラスワンメニューとしては丁度良かったと思います。辛さもちょい辛で、ラーメンのお供にはこんなもんでしょう。ただルーがちょっと粉っぽかったかな？もっとしっとりなめらかなら、もっと良かった。
見た目も豪華だし、お値段的にも手頃なだけに、ラーメンとしての基本部分をもっと磨いてほしいと思いました。まだまだ良くなる可能性があるので、頑張ってほしいと思います。

もともとはラーメン屋じゃないのに、中華そばが人気のお店。
この日は中華そばという気分ではなかったので、蕎麦屋さんの基本に戻って蕎麦、と思いきや、最近食べていないカツ丼をオーダー。740円。天ぷら中華と同じ値段。しかもカツ丼はミニうどん付き。やっぱり蕎麦屋は蕎麦屋のメニューを頼まなきゃね。
壁の張り紙を見ると、消費税増税と原料費高騰による値上げは７月から、それまでは価格据置で頑張るとのこと。良心的じゃないですか。
ほどなくしてカツ丼到着。美味しそう。
う〜ん、でも肉が固いな。
ミニうどん、つゆがしょっぱい。味が濃い。
どうしてお客さんのほとんどが中華そばばかりをオーダーするのか、わかったような気がします（笑




　　　　　▲駐車場が空いているのに、わざわざ店の前に路駐するバカ

某バラエティ番組で「宮城名物」にさせられてしまった麻婆焼きそばを食べに訪問しました。麻婆焼きそばが宮城県のご当地グルメに「させられてしまった」時には、正直驚いたものです。だって、初耳でしたし、まったくポピュラーな食べ物ではありませんでしたからね（笑
「竹竹」にあるのは知っていましたが、他に出している店があるのか調べたところ、まんみでも出しているらしいので、一度食べ比べてみようと思っていました。
麻婆焼きそば820円。焼きそばの上に麻婆豆腐が乗ってるだけじゃん？高くね？名物と言われるほどのものなんだから、それだけで終わるわけはないだろうという期待を持って注文。
が、最初持ってこられたのは五目焼きそば・・・(´Д⊂ｸﾞｽﾝ
「え？麻婆焼きそばですよ？」
どうすれば五目焼きそばと麻婆焼きそばを聞き間違えるんだ？先入観で注文取り間違えたんだろう？この時すでに、いやな予感はしていました。
急いで作り直したのか、時間がかからずに麻婆焼きそば到着。
まんま予想通り、焼きそばの上に麻婆豆腐が乗っているだけのシロモノでした。味も予想の範囲を出ません。何か工夫があるわけでもなく。焼きそばは茶色い麺で、別にソースを絡めてあるから茶色いわけでもなく、麺自体に味付けが施してあるわけでもありません。
竹竹の麺は黄色い中華麺だったけど堅焼きになっていたし、量もたっぷりでした。値段ももっと安かったんじゃないかな？どうしても麻婆焼きそばが食べたいのであれば、竹竹をお勧めしますがねぇ。麻婆焼きそば自体、そんなに手の込んだ美味しい料理でもないし。作ろうと思えば自分でも店のものと遜色のないものが作れそう。強いて言うなら、麻婆豆腐がどれほど上手に作れるか、って事くらいかな。残念ながら今回いただいた麻婆豆腐は、辛味やシビレに特徴があるわけでもない普通の麻婆豆腐でした。
いろいろ食べ比べてみると、たまには好みに合致しない事もありますね。

塩竃でお仕事がありましたので、久しぶりにこちらに訪問してみました。毎度ラーメンでも芸がないし、寿司を食えるほど懐具合に余裕があるわけでもないし（笑
今回いただいたのはマグロ丼680円。近所のコインパーキング利用の場合は100円引き。つまり駐車料金を払わずに食べられる計算。
マグロ丼とすまし汁のセット。でもこれ、マグロ丼と言うよりもネギトロ丼と言うべきでは？
味は悪くないです。美味しい。てっきり塩竃で水揚げされたマグロを使用しているものと思い込んでいたのですが、メニューの説明文を見ると「外国産も使っているので、いつでも新鮮なマグロを提供できます」とのこと。と言うことは、時期によっては塩竃産のマグロでない場合もある、という事ですよね。塩竃で水揚げされたマグロなら、ネギトロ丼でも680円はありがたみがあるけど、外国産かもしれないと思うとあまりお得感は感じませんね〜。どっちにしても、地元産か外国産かを判断するほどの舌は持ってはいないんですけどね（笑
すまし汁にもマグロがゴロゴロはいっていて食べ応えがあると共に、薄味で上品で美味しかったです。
ネギトロ丼で680円なら、100円高くても切り身が乗った「二色丼」「漁師丼」「ヅケ丼」にした方が満足感は高かったかも。
50円プラスで酢飯にできるそうです。細かくかせいでるなぁ（笑

大河原方面でのお仕事。大河原はもっぱら蔵王に行く時に通り過ぎるだけの印象が強く、なかなか大河原で足を止めることはありません。通りすがりにこちらのお店が気になってはいたのですが。そんなわけで、初入店。
刀削麺とは、普通のラーメンとは違って麺のもとになる小麦の塊を中華包丁でそぎ落としたものを麺にする中華料理、程度の知識はありましたが、食べたことがなかったので興味がありました。メニューを見ると刀削麺と言っても様々なバリエーションがあってビックリ。普通のラーメンを使ったメニューもありますが、せっかく来たのですから刀削麺でしょう。お店イチオシの看板メニューは「激辛」と記載してありました。メニューを眺めている時に、他のお客さんが辛さにむせているのを見てしまったので、とりあえず激辛は敬遠することに（笑
選んだのは麻婆刀削麺。まぁ、刀削麺の上に麻婆豆腐が載ったものなんだけど。
フロアの店員さん、一言もしゃべりませんね〜。日本人じゃないのかな？日本語が得意じゃないから？まさか、ただのコミュ障ではないですよね？注文の品を持ってくる時も何も言いません（笑
さて、初刀削麺となりましたが、まず麻婆豆腐、辛い、美味い。スープは普通の醤油スープかな？麻婆豆腐の餡が混ざって元の味はわかりません。当然、スープも辛い。
肝心の刀削麺ですが、明らかにラーメンではありません。凄い弾力ともちもち感。強いて言うなら、ひっつみに似ているかも。すするという感じでもワシワシ喰らう感じでもなく、とにかく咀嚼が必要な麺です。これ、麺と言っていいのか？
なかなか美味しかったし、汗が噴き出るほど辛かったです。ただ、量が多い、多すぎる。半分では少ないかもしれないけど、2/3くらいでもよかったな。最後の方はかなり飽きてしまいました。
話しの種に一度くらいは食べておきたいけど、そんなに頻繁に食べたい感じではなかったです。忘れた頃にまた来よう（笑

仙台新港方面にある、産業道路沿いのお店。しょっちゅう店の前は通るので、ちょっと気になっていました。看板を見る限り、牛タンが安い！行ったことがなかったので、入ってみました。
看板には牛タン定食や牛タンラーメンの文字が大きく出ていますが、牛タン専門店というわけではなさそうです。それでも、やっぱり牛タンメニューが多いです。
と言うか、メニューのバリエーションが多くて戸惑いました。そして気づいたのは、看板に書いてあるのは、もっとも安い商品で、満足に食事をしようと思ったらその金額ではまかなえそうにない、という事。牛タンの枚数や定食の内容に応じて料金が高くなっていくシステム。なんか、通販型自動車保険がＣＭで連呼している保険料は実は最安値で、誰もがその金額で契約できるわけではない、ってのを思い出してしまった（笑
迷った挙げ句、ランチメニューの牛タンカレー850円を注文。牛タン定食だと一番安くても1200円なんだもん。
早めに行ったので、お客さんは数組しかいませんでした。だけど提供までに結構時間がかかりました。ランチタイムなのに、フロア一人、厨房一人。従業員同士の会話が聞こえてきましたが、来る予定の従業員が来ていない様子？それはさておき、キれてる様子が客席に筒抜けって、接客業としてどうなんだろう？
いただいた牛タンカレーはスープ付きで、牛タンゴロゴロ。大きめにカットされた野菜もゴロゴロ。牛タンも野菜も柔らかく、私好みのドロドロカレー。ちょい辛程度で、ちょっと辛味が足りないかな。コクはあるんだけど、旨味も足りない感じ。盛りは普通。ルーの量も丁度いいくらい。個人的にはもうちょっとルー多めの方が嬉しい。
スープはブラックペッパーの効いたコンソメスープ？ニンジンとタマネギが固くて、ちょっと苦手。スープの野菜はもっと柔らかく煮込んであるのが好きです。
店側としては、たまたまいろいろとアクシデントに見舞われた日だったのかもしれないけど、期待したほどのインパクトがなかったのが残念です。メニューがもうちょっとわかりやすいと、選びやすいとは思いました。

珍しく石巻で仕事があったので、ついでに寄ってみました。
こちらのお店に訪問するのは数年ぶりです。仙台からは遠いですし、石巻方面に用事もないし、たまに近所まで来ることがあっても、そういう時に限って休業日だったりして。
しばらくぶりですが、相変わらずの人気ぶりです。お昼前の訪問であるにもかかわらず、コの字のカウンターはほぼ満席。厨房の奥で睨みをきかせる師匠・佐野実のポスターも相変わらず（笑
券売機制なので店に入る前に食券を買います。メニューはちょっと変わったのかな？現在は醤油ラーメン一本での営業のようです。水曜日は塩ラーメンの日、との記載もありました。消費税増税の影響もあってか、お値段高めの印象。醤油ラーメン750円にするか、ワンタン麺900円にするか悩みました。ワンタン麺はワンタンの分食べる量も多くなるので、自粛して醤油ラーメンにしようかと思った時、小盛の表示を見つけました。ワンタン麺の小盛は800円。今回はこちらをオーダー。小盛で100円しか引かないのか、とも思いますが、手間は一緒ですからね（笑
店主は相変わらず、見事な平笊捌きでした。調理の様子を眺めているうちにワンタン麺到着。
小盛のわりには、しっかりした盛りに感じました。トッピングはチャーシュー・メンマ・九条葱・海苔・ワンタン。チャーシューは薄いですが大振りで嬉しい。メンマは色は濃いですが味付けは上品。ワンタンがかなり豪快でした。大ぶりで皮のピロピロも大きいのですが、肉餡もしっかり入っています。皮もちょっと厚めで、他店のワンタンに比べると食べ応えがあります。５個くらい入っていたかな？これはワンタンだけでお腹いっぱいになりそう。小盛にして正解でした。
麺は極細ストレート麺。ちょうどいい茹で上がりなので、食べ終わりには若干のび気味になります。もうちょっと堅めでもいいかな。麺量も小盛のわりには結構あって、普通盛り自体が麺多めなのかもしれません。
スープは、おそらく鶏にこだわったと思われる上品で優しい味わい。とがったところがなく、じんわりしみます。インパクト不足と言えなくもありませんが、こういうスープだから飽きられることなく、老若男女問わず、リピーターが途切れないのかもしれません。極細麺とも相まって、相性の良さを感じました。
本当に久々の訪問でしたが、大変美味しくいただきました。小盛があるのもありがたいですね。





奇しくも本日、佐野実さんが亡くなられたそうです。謹んでご冥福をお祈りいたします。

岩沼のラーメン屋さん。
一時期、昼営業をやめ、居酒屋営業のみになったと聞いていたのですが、最近昼のラーメン営業も再開したようです。先日通りかかったら暖簾が出ていたので、今日、岩沼方面で仕事だったので行ってみました。
ドキドキして自動ドアのボタンを押したら、すんなりと開いて、ホッとしました。以前同様、名古屋コーチンを使用したスープをウリにしているようです。
いただいたのは醤油ラーメン730円。消費税増税の影響もあるのでしょうけれど、以前の価格もけっして安くはなかったようです。まぁ、名古屋コーチンだけで出汁を取ったスープだそうですから、原価はかかっているのでしょう。
見た目はオーソドックスです。トッピングはチャーシュー、メンマ、刻み葱、ナルト、細いタケノコ。この破竹、結構存在感があります。チャーシューは脂も入った薄味のものですが、破竹が結構味付けが濃くて、全体のバランスを崩しているように感じました。
スープは見た感じ、脂少なめ。名古屋コーチン使用を前面に出していますが、それほど「鶏！」という感じのスープではありません。「くまがい」や「嘉一」ともまた違った方向性で、あまり鶏を主張させず、醤油とのバランスをとっている印象です。上品な旨味を感じる美味しいスープでした。
麺は最初、黄色いウエーブのかかった細麺で、いかにも業務用麺のような印象を受けたのですが、食べてみるとやや堅めの茹で上がりでモッチリ、ツルツルでスープとの相性も良かったと思います。
以前いただいた時はほとんど印象に残らなかったのですが、久しぶりに食べてみると、なかなか美味しいラーメンでした。メニューも豊富なので、昼営業を続けてくれるのなら、また行ってみたいと思います。
ラーメンにセットできるミニカレーが150円というのも興味がそそられます（笑

３日間限定で「蟹塩ラーメン」を出していると聞きつけ、行ってきました。
こちらは壱弐参横丁の中のラーメン屋さん。商店街の中なので駐車場は近所のコインパーキングを使わなければなりません。小さいお店で10似ん程度しか入れません。開店を待っているお客さんもいて、お昼前には満席になる事もありますが、今回は待たずに座れました。
蟹塩ラーメンは単品850円、蟹味噌ご飯とセットで980円。小腹のくせに「蟹味噌ご飯」の誘惑に負けてセットにしてしまいました。提供されたご飯の量を見た時には激しく後悔しました。セットのご飯だから半ライスかミニライス程度とタカをくくったのが運の尽き。丼でしっかり一杯分のご飯。蟹のツメ肉と蟹味噌と、以前ホタテバター飯でも付いてきたラーメンライスセットの薬味付き。
蟹塩ラーメンは、とにかく見た目が豪華！チャーシューの代わりに蟹のツメ肉１本、足肉３本、煮卵１個、メンマ、水菜、葱、海苔。
スープは蟹出汁ですが、あまり強烈に「蟹！」という感じではありません。上品で繊細で蟹の旨味を上手に使った感じのスープです。海老出汁のラーメンだと、海老をすのまま食べているのかと思うような濃厚なスープもありますが、蟹はそういう使い方はできないのかな？それとも、敢えて上品に仕上げているのかな？
麺は他のラーメンと共通かな？軽くウエーブのかかった細麺。モチモチでなめらかな食感。
とても贅沢なラーメンで言う事ありません。
麺を食べ終えた後の丼に、ご飯投入。蟹味噌とワサビを溶いて刻み海苔と揚げ玉の薬味も入れてラーメン茶漬けに。ご飯の量が多くても、お茶漬けならさらさらイケルから不思議。が、このマジックにまんまとだまされて食べ過ぎてしまうわけだけど（笑
スープも最後までしっかりいただいて、大変満足です。
でも、やっぱり食べ過ぎですね（自爆