仙台駅東口にできたカレー屋さん。なんかツッコミどころが多いような気がします。
このネーミング、「パパパパパフィー」の
パクリ、インスパイア?
「パパパパパフィー」を知ってる人がどれくらいいるんだろう?パフィーがメインパーソナリティを勤めた深夜のバラエティ番組。30歳代で知っている人はいるかな?ナウでヤングな若人は知らないだろうな。
そもそもこの企画とネーミング、ダウンタウンの松本人志が元ネタと知っている人はさらに少ないんじゃないんだろうか?ダウンタウンが司会をやってる音楽番組にパフィーが出演した時、あまりにも話が盛り上がらなすぎて、松本人志が
「自分ら、バラエティでもやったらええんちゃうん?パパパパパフィーとかいうタイトルで」とイジったのが、何故か実現化してしてしまったという話し。デビュー当時は全然ノリの悪かった二人が、この番組のおかげで新たな扉を開いたのは事実。
ま、そんな雑談はさておき、情報によると私の好きな日本風のカレーとは言えないけど、外国の本場風カレーでもなさそうなので、行ってみることにしました。カレーライスと言えば海味家かみにまむか、ばかり言っていられません。美味しいカレーのお店も開拓しなければ。
ところでこのお店が入っているビルは、今でもガールズバーやらメイド喫茶やら、風俗系のお店が多いのですが、以前は本当にガチの風俗店がフロアを占拠するビルでした。風営法の改悪により箱ヘルが絶滅するまでは、箱ヘルやアダルトグッズのお店が入っているぁゃしぃビルだったのです。そういう意味でも、「へぇ〜、あのビルにカレー屋さんねぇ」という感慨が一入。
雑談が長くなりましたが、時節柄、店内飲食の他にテイクアウトも可。私はもちろん店内飲食。カウンターのみで、壁に向かって背中合わせになっています。入口でオーダーして会計を済ませてから席に着くシステム。
ルーカレー、キーマカレー、薬膳カレー、あいがけカレーがあります。あいがけはルーカレーとキーマカレーのあいがけ。様子見で今回はあいがけカレーをいただきました。ご飯の量で値段が変わります。初訪問という事で「並」でオーダー。980円。意外と高いな。
席に着くと、お冷やとスパイスが提供されます。スパイスは擂り鉢で提供され、これを摺りながらカレーの到着を待ちます。なんかとんかつ屋さんみたい(笑
それほど待たずにカレーの到着。スパイスはキーマの方にかけるといいみたいです。ピクルスもいただきました。
棒状のサフランライス、目新しい。ご飯を堺にルーとキーマ。ルーは普段あまり食べないタイプかな、ドロッとしているけど日本風のドロドロではなく、食材を煮込んでドロドロにした感じ。丁寧に作られている印象で、辛さはそれほどでもなく素材の旨味が引き出されている感じ。キーマの方は、もともとキーマカレーってあまり食べないから比較のしようもないんだけど、やっぱり旨味が凝縮している感じで、辛さはそれほどでもない。スパイスを追加しても風味が増す感じで辛さがプラスされる感じではないですね。辛さが欲しい時には、卓上にラー油?があるので、これを使うといいようです。
辛さよりも旨味にこだわったカレーって感じかな。本当に、真面目に作ったカレーって感じで、好感は持てます。
が、残念ながら私の好きな日本風のドロドロカレーではないし、辛さもイマイチ。そして、お値段が高い。正直、カレーライスと考えると並盛りではちょっと食べ足りない。でも大盛りにすると「ルーもキーマも大盛りがおすすめ」と記載があるので、コレに従うとあいがけの場合、980円+50円+300円で合計は1330円。どんだけこだわりのカレーなのかは知らないが、昼食のカレーにこの金額は出せません。やはり違いのわかる客だけをターゲットにした商売なのでしょうか?
量を食べたい、ガッチリ食べたい男子向けではなく、美味しいものを少しだけ食べたいグルメ系女子には丁度良いお店なのではないでしょうか?
もちろん、美味しいものには金を惜しまないグルメ系ブルジョア男性の皆さんも。
11:30〜
仙台市若林区新寺1-3-21 イーストビル1F
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