2022年07月23日

新しくなった将門塚(大手町)

千代田区大手町の将門塚に久しぶりに訪問しました。

<将門塚碑>
Masakadozuka.JPG
ここは平安時代の豪族・平将門の首を祀っている場所です。都の指定旧跡となっています。

2021年4月にリニューアルしました。私の訪問は2022年7月ですが、普段からよく管理されているせいか、まだ新しい感じがします。

Masakado-zuka-after-renewal.JPG
リニューアル前と比べると、やや重厚感のようなものが薄れた気もしますが、以前にも増して凛とした空気が漂います。手を合わせる人たちの真剣さが、なおさら私にそう思わせたのかもしれません。

一部の貴族が政治の中心だった千年以上前、国府を次々に追放して関東を制覇した平将門。
その天下はわずか2ケ月程度であったようですが、武芸をもって既存の秩序を打破した実績は、のちの時代に武士たちが切り開くことになる道筋とつながっています。

敗れた将門の首は、藤原秀郷により京都四条河原に晒されましたが、故郷である東国へ向かって飛んでいき、落下したのがこの地であると伝わります。

Masakado-Zuka-Precincts.JPG
将門塚と呼ばれているだけあって、実際に塚があった時期もありましたが、旧大蔵省仮庁舎建設時に崩されてしまいました。将門には祟りの話がついてまわることが多く、工事の最中に当時の大蔵大臣が急死したり、官僚や工事関係が少なからず亡くなったことが話題となったそうです。

平将門の評価は、時代とともに大きく変わります。また、現在においても、どの視点で見るかで評価は大きく変わります。日本三大怨霊(ほかは菅原道真・崇徳天皇)に数えられたりもしますが、ではなぜ、いまだに多くの人がこの地を訪れるのでしょうか?

masakado-zuka-Stone-monument.JPG
私は、前回訪問の時に現地で目にした『弱きを助け強きを挫くその性格から民衆より篤い信望を受けました』という神田明神さんによる説明文が忘れられません。

ということで
新しくなった将門塚のご紹介でした

masakado-zuka.JPG

■訪問:将門塚
(平将門の首塚)
[千代田区大手町]1-2-1

■参考及び出典
Wikipedia:2022/7/23
現地説明板(2019年時点)


お城巡りランキング


■当ブログ過去のご紹介
リニューアルする前に訪問した時の投稿です。良かったら覗いてみて下さい。

<画像>
shirononagori357 (9).JPG
shirononagori357 (5).JPG
タイトル:ビルの谷間の将門塚
投稿:2019年04月22
→『記事へすすむ
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11511497
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
記事ランキング
[アクセスランキング]
  1. 1. 上杉謙信の軍旗 毘沙門天と懸かり乱れ龍
  2. 2. 関東の連れ小便・政宗白装束の舞台 (石垣山城)
  3. 3. 犬戻り猿戻り(高天神城)横田甚五郎が抜け去った尾根道
  4. 4. 火の玉不動 大宮宿の水路と刑場のなごり
  5. 5. 畠山重忠ゆかりの地(旧与野市)武州与野銭洗弁天
  6. 6. 刑場近くの橋のなごり 泪橋と思川
  7. 7. 武田勝頼「素肌攻め」の城跡 膳城
  8. 8. 北条氏康初陣の軌跡(川崎市)小沢原の戦い
  9. 9. 犬山城のなごり
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
最新記事
プロフィール
Isukeさんの画像
Isuke
もともとは無趣味の仕事人間。土日は家でゴロゴロ。本ブログは、そんな男が急に城跡巡りに目覚め、てくてくと歩き始めた記録です。
プロフィール

お城巡りランキングに参加中 [参加させて頂いた雑誌]

クルマで行く山城さんぽ100 絶対インスタにアップしたい「絶対見たい名城」30選 (CARTOP MOOK ACTIVE LIFE 009)

[当サイトお勧め本]

小説上杉鷹山(上) (人物文庫) [ 童門冬二 ]

小説上杉鷹山(下) (人物文庫) [ 童門冬二 ]