<新田義貞>にったよしさだ
駅前ロータリーに設置されている新田義貞の銅像です。鎌倉幕府を滅亡に追い込んだことで知られる武将ですね。ここ群馬県太田市は新田義貞の故郷であり、清和源氏新田氏と深い関りのある場所です。
隣に控えているのは家臣?そうとも言えますが、義貞の弟の新田義助です。現在の太田市にも残る地名から脇屋氏を名乗りました。挙兵した兄に従い、幕府軍と戦いました。
太田市は新田荘があった場所(旧新田町)。源義家の孫にあたる義重が、浅間山噴火の影響で荒廃していた土地に荘園を開墾し、本拠としました。新田氏の祖となった義重は、足利氏の祖となった義康の異母兄でもあります。
新田義貞は7代当主・朝氏の嫡男として生まれました。その頃になると、足利氏に差をつけられていた新田氏ですが、8代当主・義貞が鎌倉幕府討滅の中心人物となったことで、後世に長く語り継がれることとなります。
当初は別な場所に設置されていましたが、2009年に駅前に移されました。後ろに見えているSUBSRUとともに太田市の顔を言えますね
ということで
太田駅前の銅像と、太田市民、いや、群馬県民にとっては当たり前の「歴史に名高い新田義貞」のお話でした。
■訪問:新田義貞公像
(太田駅北口ロータリー)
[群馬県太田市東本町]
■参考
Wikipedia:2022/5/30
上毛かるたで群馬県ガイド
https://joumoukaruta.com/ra/rekishi.html
お城巡りランキング
タグ:群馬