雁木(がんぎ)とは、塁の上へ昇り降りするための石段のことです。
<雁木>
山形城跡で撮影しました。近世城郭ではよく見かける光景ですね
まぁ石段で良いのですが、雁の群れが斜めに並んで飛んでいる時のようなギザギザの形からそのように呼ばれています。城に限らず、河原に降りる階段などにも使われる言葉です。
では城用語ではないではないか?
はい。城の専門用語ではありませんが、知っている方が城を楽しめるなぁと思ったものは、ちょっと解説を加えながらご紹介させて頂いております。
<説明板>
冒頭の画像は山形城二ノ丸南大手門の雁木。土中に埋まっていましたが、発掘調査を経て復元されたようです。冒頭には『雁木とは、石垣や土塁に登るための石造りの階段です』としっかり記されています。これくらい丁寧に解説してくれると、お城の初心者でも城跡を楽しむことができますね。
ということで
雁木のご紹介でした。
■撮影:山形城跡
( 霞城公園 )
[山形県山形市霞城町]
■参考及び出典
・現地説明板
・Wikipedia:2021/11/30
お城巡りランキング
2021年11月30日
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