<川沿いの石垣>
あんなところにも石垣かぁ
<伊賀川>
川沿いです。この川を天然の堀として利用していたのだろう
急に決めた訪問であまり予習していなかったので、最初はそう思いました。しかし設置された説明板を見て、ここがかなり重要な場所であることが分かりました。
<説明板と石垣>
板谷曲輪?川に面した区画の入口ということか。この石垣は城門のなごりということらしい
<説明板拡大>
えっ?川の向こう側まで繋がってたのか?
△が説明板の位置です。現在の川を跨いで外側まで石垣が続き、半円形の馬出しが設けられていたようです。
石垣はここで終わりではなく、先まで続いていたわけか
後で分かったのですが、この伊賀川は城の堀跡に付け替えられた人工の川でした。伊賀川そのものは昔からあったのですが、洪水を防ぐために明治以降改修工事がなされ、岡崎城西側の堀を通って南下する流路に変更されたそうです。
堤防の向こうに馬出しがあったわけか
堀の役割を果たした川ではなく、川の役割を果たすようになった堀ということですね。つまり堀のなごりです。遺構が豊富な岡崎城跡ですが、他とはちょっと味わいの異なる景色でした。
■訪問:岡崎城板谷門跡■
(岡崎公園:伊賀川沿い)
[愛知県岡崎市康生町]
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