ここに「武城」と呼ばれる築城者や築城時期も不明な城跡があり、土塁が確認できると聞き、訪問してみました。
<土塁>
土塁の内側は民家です。全体を把握するには正面から眺めるのが一番早いのですが、一般のご家庭をまともにブログに載せるわけにもいきません。広々とした敷地があって、取り囲むように土塁が残されている。そうご想像下さい。
<土塁と道>
右手が土塁。この道すら私道?かとも思いましたが、一応通り抜けできるようなので歩かせて頂きました。
<土塁の割れ目>
ここははっきりしませんが、とにかく土塁が意図的に途切れていました。ここから奥に向かって細長く窪んでいます。細長い堀跡?位置的に不自然なため、個人的にはただの通路のように思えました。
<北側>
ここも土塁があったのかも知れませんが、現状だと堀跡を道として使用しているという印象でした。個人的な感覚ですので、根拠はありません。
ということで、背景となる歴史が不明な上に、現地の情報もこの程度にしか伝えられず恐縮です。ただ「土塁らしきものが残されている」ことだけはご理解頂けたかと思います。
地形の話をしますと、訪問した場所は低地に面した微高地です。そこを堀と土塁で区画して、城の体を成したのでしょう。現状わかる規模だと一郭のみで、城というより屋敷といった感じにも思えます。ただ、複数あった曲輪の一部だけが残っているのかもしれませんし、はっきりとは言い切れません。
地元豪族の築いた屋敷跡
そう思うことにして現地を去りました。
以上です。
拙ブログに訪問頂き、ありがとうございました。
きっと誰かの夢の跡
-------■ 武 城■ -------
( 詳細不明 )
[埼玉県桶川市川田谷]5819
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