土井晩翠が作詞した「荒城の月」はとても有名ですね。この歌の舞台となった城はどこなのか?実は論争になっています。今回訪問した若松城もその候補地の一つ。しかも、一般的にはかなり有力な候補となっています。
[候補地]
青葉城 宮城県仙台市
若松城 福島県会津若松市
九戸城 岩手県二戸市
岡 城 大分県竹田市
富山城 富山県富山市
それぞれ歌碑が設置されています。
ここからは個人ブログなのでお許し頂きたいのですが、私は「荒城の月」と聞けば「九戸城」を思い浮かべます。ただ、そうでなくてはいけないとも思っていません。
どこかより、どう心に響くか
一般人はそれで良いのではないでしょうか?その方が、晩翠が思いを込めて作った詩の可能性が広がります。
荒城の月
作詞:土井晩翠
作曲:滝廉太郎
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春 高楼の花の宴
巡る盃 影さして
千代の松が枝 分け出でし
昔の光 今いずこ
秋陣営の霜の色
鳴きゆく雁(かり)の数見せて
植うる剣(つるぎ)に照り沿いし
昔の光 今いずこ
今荒城の 夜半(よわ)の月
変わらぬ光 誰(た)がためぞ
垣に残るは ただ葛(かずら)
松に歌うは ただ嵐
天上影は 変わらねど
栄枯は移る 世の姿
映さんとてか 今も尚
ああ荒城の夜半の月
栄枯は移る世の姿・・・
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