2016年02月13日
茨城県 筑西市関城西小学校でも独自の「自転車-運転免許証」
中高生の通学許可として独自の自転車免許制度を導入する学校をいくつか紹介してきたが、小学校でも独自の免許制度の動きが広がりつつある。
といってもこちらは通学許可ではなく、自転車安全教室を受講した修了証としての自転車運転免許。自動車の運転免許そっくりに作られた自転車免許証は交通ルールを守ろうとする意識を高めさせる他、自転車が歩行者ではなく、「車両の仲間」として認識させる効果もある。実際、栃木県宇都宮市では小学4年生を対象に実技と学科を含め修了証としてオリジナルの自転車免許を交付。2010年〜2015年の間に自転車に乗っている時に事故にあった小中学生の数か81人から50人と約4割も減少。確実に効果が出ているようだ(ソース元:公明党ニュース)。
今回紹介する茨城県筑西市立関城西小でも学科講習のあと実技講習を行い、修了証としてオリジナルの自転車免許を交付。交通ルール厳守と車両の仲間としての認識を持たせる効果が期待できる。
動画内では学科として係員からの説明があり、この後実技講習の様子が。
模擬的な信号機や一時停止箇所を作り、実際の障害物を置いてすぐ横で一時停止の重要性を教えていた。自転車教育で大事なのは「ルールだから守る」ではなく、「危ないから守る」という点にあるので、この教え方はかなり好印象だ。危ないとわかれば自ずと危険行為はしなくなるし、必然とルールも守られてくる。
今までの小学校の自転車安全教室というのは地域によってレベルが様々だと思うが、「修了証として独自の自転車免許証を交付する」といった行為がひとつのパターンとして普及しそうな気がする。現状の自転車利用者のルール無視の背景には「自転車は車両の仲間」という認識不足によるものが大きいため、小学生の段階から確実にその認識を与えることが改善の近道になってくるはずだ(※もちろんただ免許証を交付するのではなく、きちんとした自転車教育がセットで必要だ)。
といってもこちらは通学許可ではなく、自転車安全教室を受講した修了証としての自転車運転免許。自動車の運転免許そっくりに作られた自転車免許証は交通ルールを守ろうとする意識を高めさせる他、自転車が歩行者ではなく、「車両の仲間」として認識させる効果もある。実際、栃木県宇都宮市では小学4年生を対象に実技と学科を含め修了証としてオリジナルの自転車免許を交付。2010年〜2015年の間に自転車に乗っている時に事故にあった小中学生の数か81人から50人と約4割も減少。確実に効果が出ているようだ(ソース元:公明党ニュース)。
今回紹介する茨城県筑西市立関城西小でも学科講習のあと実技講習を行い、修了証としてオリジナルの自転車免許を交付。交通ルール厳守と車両の仲間としての認識を持たせる効果が期待できる。
動画内では学科として係員からの説明があり、この後実技講習の様子が。
模擬的な信号機や一時停止箇所を作り、実際の障害物を置いてすぐ横で一時停止の重要性を教えていた。自転車教育で大事なのは「ルールだから守る」ではなく、「危ないから守る」という点にあるので、この教え方はかなり好印象だ。危ないとわかれば自ずと危険行為はしなくなるし、必然とルールも守られてくる。
今までの小学校の自転車安全教室というのは地域によってレベルが様々だと思うが、「修了証として独自の自転車免許証を交付する」といった行為がひとつのパターンとして普及しそうな気がする。現状の自転車利用者のルール無視の背景には「自転車は車両の仲間」という認識不足によるものが大きいため、小学生の段階から確実にその認識を与えることが改善の近道になってくるはずだ(※もちろんただ免許証を交付するのではなく、きちんとした自転車教育がセットで必要だ)。
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