2012年02月27日
「自転車も止まれ」 一時停止の標識に付加
以前から、一時停止で止まらない人は「止まれの標識は自動車のもので、自転車は関係ない」と思っているんだろうと予想していた(全部そうではないと思うけど)。
香川県高松市では、自転車の事故とを減らそうと止まれの標識に"自転車も止まれ"の標識を付け足した。同様の標識は大阪府でも設置され、効果が上がっているそうだ。
やはり、予想通り自転車には関係ないと思っている人がいたようだ。
本来なら"自転車も止まれ"という標識は必要ない。それは自転車が道交法上で軽車両に属し、止まれの標識に従うことになっているからだ。でも実際は、ながく染み付いた歩道走行のために自転車が歩行者の仲間だと思ってる人が多く、一時停止しない自転車が結構いる。
別に道交法に書いてあるから止まれというのではなく、見通しの悪い交差点などで一旦停止せずに飛び出せば、反対方向から来る自動車などに惹かれる危険性がある。だから一旦停止して交差する道路を確認することは重要なのだ。
まずは事故が起こりやすい交差点や見通し悪い交差点を中心に設置していけば、少しずつ改善するのではないだろうか。
読売新聞
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「自転車も止まれ」事故多発の交差点に専用標識
自転車事故の7割近くが交差点で発生していることを受け、香川県警は4月から、自転車用の一時停止標識を設置する。
過去2年間に事故が発生した場所や、自転車通学の生徒が多い中学・高校周辺と高松市中心部の計2061か所で整備し、事故を減らす構えだ。
標識は赤地に黄色で「自転車も止まれ」と書かれており、縦60センチ、横15センチ。自動車向けの一時停止標識の下に、大人の目線と同じ高さに取り付ける。事業費は2880万円。
設置場所の内訳は、過去2年間に自転車事故が発生した交差点が624か所、中学校・高校周辺が1064か所、高松市中心部が373か所。数か月かけて設置を完了する。
県警交通規制課によると、交差点で自転車の関係する事故は、2011年は県内で1281件発生。交差点での事故全体の29・1%、自転車事故全体の67・4%を占めた。中でも、乗用車と自転車が出合い頭にぶつかるケースが多いという。
道路交通法上、自転車も自動車と同じ車両に位置づけられており、一時停止の標識があれば守らなければいけない。県警は、そうしたことを知らずに自転車に乗っている人がいることや、標識の「止まれ」の文字が自転車にとって高い位置にあって見逃しやすいことが交差点での事故多発の背景にあるとみて、専用標識の設置を決めた。
同様の標識は大阪府などで設置され、効果が上がっているという。
同課は標識設置場所を中心に、一時停止を守るよう呼びかける取り組みを進める考えで、担当者は「『自転車も車両』という意識を持ってもらうことで、少しでも事故を減らしたい」と話している。(藤本幸大)
(2012年2月26日16時59分 読売新聞)
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香川県高松市では、自転車の事故とを減らそうと止まれの標識に"自転車も止まれ"の標識を付け足した。同様の標識は大阪府でも設置され、効果が上がっているそうだ。
やはり、予想通り自転車には関係ないと思っている人がいたようだ。
本来なら"自転車も止まれ"という標識は必要ない。それは自転車が道交法上で軽車両に属し、止まれの標識に従うことになっているからだ。でも実際は、ながく染み付いた歩道走行のために自転車が歩行者の仲間だと思ってる人が多く、一時停止しない自転車が結構いる。
別に道交法に書いてあるから止まれというのではなく、見通しの悪い交差点などで一旦停止せずに飛び出せば、反対方向から来る自動車などに惹かれる危険性がある。だから一旦停止して交差する道路を確認することは重要なのだ。
まずは事故が起こりやすい交差点や見通し悪い交差点を中心に設置していけば、少しずつ改善するのではないだろうか。
(画像は読売新聞より)
読売新聞
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「自転車も止まれ」事故多発の交差点に専用標識
自転車事故の7割近くが交差点で発生していることを受け、香川県警は4月から、自転車用の一時停止標識を設置する。
過去2年間に事故が発生した場所や、自転車通学の生徒が多い中学・高校周辺と高松市中心部の計2061か所で整備し、事故を減らす構えだ。
標識は赤地に黄色で「自転車も止まれ」と書かれており、縦60センチ、横15センチ。自動車向けの一時停止標識の下に、大人の目線と同じ高さに取り付ける。事業費は2880万円。
設置場所の内訳は、過去2年間に自転車事故が発生した交差点が624か所、中学校・高校周辺が1064か所、高松市中心部が373か所。数か月かけて設置を完了する。
県警交通規制課によると、交差点で自転車の関係する事故は、2011年は県内で1281件発生。交差点での事故全体の29・1%、自転車事故全体の67・4%を占めた。中でも、乗用車と自転車が出合い頭にぶつかるケースが多いという。
道路交通法上、自転車も自動車と同じ車両に位置づけられており、一時停止の標識があれば守らなければいけない。県警は、そうしたことを知らずに自転車に乗っている人がいることや、標識の「止まれ」の文字が自転車にとって高い位置にあって見逃しやすいことが交差点での事故多発の背景にあるとみて、専用標識の設置を決めた。
同様の標識は大阪府などで設置され、効果が上がっているという。
同課は標識設置場所を中心に、一時停止を守るよう呼びかける取り組みを進める考えで、担当者は「『自転車も車両』という意識を持ってもらうことで、少しでも事故を減らしたい」と話している。(藤本幸大)
(2012年2月26日16時59分 読売新聞)
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