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2017年10月04日

映画「シャドウハンター」の感想…まあ面白くはないけど。

今日は映画「シャドウハンター」の感想です。

オカンから何か面白そうな映画ない?って聞かれました。

根本的にオカンの面白いと思うものと自分が面白いと思うものは違う。

なのでこの「何か面白そうな」という言葉は「私が面白いと思うもの」の意味である。

オカンは冒険物とかファンタジーが好きなので、

dTVにてそれっぽいものを探していて目に付いたのがこの映画でした。

と言う事で、今回はdTVをChromecastを使ってテレビでの鑑賞です。

オカンが洋画を観る時は基本吹き替えなのですが、この映画は字幕しかありませんでした。



映画「シャドウハンター」は2014年公開のハラルド・ズワルト監督作品。

ハラルド・ズワルト監督は多くの映画に携わっていますが、

自分が観た事のはリメイク版の映画「ベスト・キッド」のみになります。

リメイク版映画「ベスト・キッド」は言い事もありますが、

基本的には良い映画だったと思います。


映画「シャドウハンター」はカサンドラ・クレアの小説「シャドウハンター 骨の街」が原作。

原作はシリーズになっているので映画もシリーズ化を視野に入れていたのかな。


簡単なあらすじですが、

高校生のクラリーは謎のマークが気になっていた。

ある日、看板にそのマークを見た彼女は幼馴染のサイモンとそのクラブに入ると、

偶然殺人現場を目撃してしまうのだった。

その後、家に戻ると母親のジョスリンの姿は無く、

家が荒らされている状態。

しかも、そこにいた犬のバケモノに襲われてしまうのだった。

危機一髪のところで謎の青年ジェイスに命を助けられる。

そして、自分がバケモノと戦うシャドウハンターだと言われるのだった…みたいな感じ。


キャストですが、

主人公のクラリーを演じるのはリリー・コリンズ。

あのフィル・コリンズの娘さんですが、本当に綺麗ですよね。

映画「白雪姫と鏡の女王」では白雪姫も演じていますが、

画が持つほどのルックスというのは才能の1つだと思います。

謎の青年ジェイスを演じるのはジェイミー・キャンベル・バウアー。

なんというか今時のキレイな青年って感じですよね。

このキレイさが謎めく雰囲気にあっていたと思います。

幼馴染のサイモンを演じるのはロバート・シーハン。

愛嬌のあるというか、面白い顔をしてますよね。

なんとなくこの役が活かしきれてない気がしますが、

彼自身はなんか味があって良かったなあと思っています。

宿敵になるヴァレンタインを演じるのはジョナサン・リス・マイヤーズ。

悪いヤツですよ、あの顔からにじみ出る悪役感。

いや、本人は良いヤツなのかもしれないですけど、

なんですかね、あの信用しちゃいけない顔は…これも才能ですよね。

その他、ロバート・メイレット、CCH・パウンダー、レナ・ヘディなどが出演しています。


さて、映画「シャドウハンター」の感想ですが、

一言でいうと「微妙に面白くない」という感じでしょうか。

まあ、今回みたいなとりあえずって程度で観るにはそこまで悪い訳ではないですが、

この映画を期待して観に行ったとかだと、多分不満なんじゃないかなあ。


キャストの頑張りとか、映像の派手さはあるので、

一定の評価はできなくもないのですが、

問題なのは、「なんかスッキリしないスジ」と「長さ」ではないだろうか。


さっきも書きましたがシリーズ化を視野に入れて制作していた可能性もありますが、

わりと「その件、どうなった!?」って感じのモヤモヤが晴れない。

特にサイモンが吸血鬼に噛まれた件って、

メガネが無くても見えるようになったりする描写まであるのに、

ほとんどその話が活きてこない。

あと仲間が刺されて魔法使いが助けに来てくれるのだけど、

大丈夫とかセリフはあるけど、事件解決後にあいつら出てこないから、

あの人たちってどうなったんですか〜って気になってしまう。

そもそも母親は眠らされてるのかなんなのか分からないし。

ホッジは結局自分の問題だったの?とかとか。


そして映画の時間が長い、モヤモヤを晴らす時間はあったはずなのに、

それすらないのに長いってどういう事なのだろうか。

90分でもきっと収まる。

特に中盤のダレるところはもっとサクサクいっても良かった。


あと人型の敵がボス以外に2人しかいないのもなあ。

ある程度アクションシーンがあれば見ごたえもあるかなと思うけど。

なんか中途半端なんだよなあ。


ただ、一応お金もかかっているし、作りも悪いばかりではない。

映画が始まって風景で始まるのは交換が持てますね、

やっぱ空撮から始まると映画が始まるって気がします。

撮影方法もカメラを固定するところは固定して、

動かすところは動かすとメリハリがあって良いんじゃないでしょうか。

終盤の戦いにつなげるためのポータルの使い方とか、

聖杯のレプリカの見せ方とかはありだと思います。


キスの後の大雨がスプリンクラーっていうのはちょっと強引だけどね。

あと、別のシーンの大雨の中、サイモンに「そこでまて」っていう鬼畜具合は素敵。

演出としてどうなのかなって思うのが、

起きたら謎のマークが部屋のあちらこちらにあるってのだけど、

無意識に自分でマークを書いてる訳ですが、

わざわざ紙の色とかを無意識で変えてるとか考えると少し笑える。

あと序盤の道を歩く映し方ですが、

あの見せ方だと道を渡った後にまた道を戻ってる感じがしちゃう。


とりあえず、そんな訳で、

根本的な話が面白いかどうかよりも、

もっと短く楽しめるファンタジーアクションって作りで良かったんじゃないかなあ。

あの四角関係っぽいところとか別になくても良いんじゃない?

特に仲間キャラクター掘り下げれてないんだし…って思っちゃう。

とりあえず、長い。

シャドウハンター [DVD]






2017年10月03日

Windwosの「temp」フォルダの容量が200GB近くあった

会社のパソコンのCドライブのハードディスクですが、

455GBの残り容量が約20GBまで使われている状況でした。



いらないデータとか消したり、使ってないソフトとか消したりしても、

大してデータの空きが増えない状態でした。


ふと一体何にハードディスクが使われているのか気になり、

Googleで調べていくと一時ファイルが溜まっていってる可能性があるとか。

特にAfter Effectsを使っているパソコンでは一時ファイルが溜まりやすいと。


他の人のブログとかでは半年に1〜2GBぐらい溜まると書いてあった。

それぐらい消したところでは、あまり意味がないけどなあと思っていましたが、

なんと一時ファイルが溜められる「temp」フォルダが、

200GB近くあるではないですか!!

その中でもAdobe After effectsの一時ファイルだけで100GB以上。

サクッと消してやりました。


一応、やり方ですがWindows7の場合ですが、

Cドライブの中の「ユーザー」の中から使っているユーザーのフォルダを選び、

隠しファイル、フォルダが表示される状態にして、

「AppData」の中の「Local」の中の「temp」フォルダの中のファイルを全て削除、です。


ショートカットでは「Windowsボタン+R」で「ファイル名を指定して実行」から

「%temp%」で検索すると「temp」フォルダを一発で開ける事ができます。


それにしても残りおよそ20GBだったのが200GB以上の空きになるなんて!!

ちなみにAfter effects側で定期的に一時ファイルを削除する設定もあります。

Microsoft Windows 10 Home Anniversary Update適用版 32bit/64bit 日本語版 (最新)|






2017年10月02日

映画「ゾンビ・ガール」の感想…元カノをぶっ殺せ!(すでに死んでるけど)

今日は映画「ゾンビ・ガール」の感想です。

「Hulu」は9月いっぱいで解約したので、

これからは「dTV」とDMMのレンタルがメインになりそうです。

…映画館行けよって話なのですが。

そろそろ行かないとポイントも失効してしまうし、

本当に今月中には行こうと思っていますが。


で、今日は「dTV」で何か映画を観ようと色々見ていて、

目に止まったのがこの映画「ゾンビ・ガール」でした。

たまにはこんな感じの映画も良いかなと。

という訳で、今回はdTVをChromecastを使ってテレビで鑑賞しました。



映画「ゾンビ・ガール」は2014年公開のジョー・ダンテ監督作品。

ジョー・ダンテ監督と言えば映画「ピラニア」がありますが、

個人的にはやっぱり映画「グレムリン」ですね。

音楽が印象的だったのもありますが、今でも思い出せます。

今観れば笑って観れるのですが、子ども時代はあんな映画も恐かったんですよね。

ただ、今回の映画「ゾンビ・ガール」はホラーではありますが、

もっとコメディよりになっていて笑って観てられる映画です。

しかし、dTVでも「R15+」なので子どもは観れないのですが。


簡単なあらすじ、

ホラー映画好きなマックスには美人の彼女エヴリンがいた。

しかし、根本的に性格の合わない二人。

マックスは恋人同士の関係に限界を感じていたが、なかなか切り出せずにいた。

そんなある日、仕事先に届いた謎の荷物、

それは悪魔の力で願いをかなえるアイテムだった…。

そして後日、ついに別れを切り出そうとしたマックスだったが、

待ち合わせ場所に来る途中でエヴリンはバスに轢かれて死んでしまうのだった。

しかし、彼女は墓の中から蘇るのであった…みたいな話。


主人公のマックスを演じるのはアントン・イェルチン。

リブート版の映画「スター・トレック」のパヴェル・チェコフ役の彼。

あの顔好きなんですけどね、今回は軽い感じが作品にマッチしてます。

ゾンビになっても彼と離れたくない彼女エブリンを演じるのはアシュリー・グリーン。

本当に普通に観てたら美女。

あんな性格じゃなかったら完璧なのになって思わせる美貌がある。

そういう意味では誰もが観て綺麗って思わないと成り立たない訳なので良いキャスティング。

マックスに惹かれるアイスクリーム屋の店員オリヴィアを演じるのはアレクサンドラ・ダダリオ。

彼女も負けずに綺麗なんですが、役柄もありますが今回はキュートな感じ。

一度で良いからアシュリー・グリーンとアレクサンドラ・ダダリオに奪い合われたい。

マックスの義理の兄弟トラヴィスを演じるのはオリバー・クーパー。

彼の存在がこの映画をよりコメディよりにしているのは間違いない。

良い役だったり、それがこなせる彼は良い俳優だと思う。

この4人が主な登場人物になります。


さて、映画「ゾンビ・ガール」の感想ですが気軽に楽しめる良い映画でした。

「ゾンビ」と名前がつくと、前に感想を書いた映画「ランド・オブ・ザ・デッド」みたいなゾンビとは?

と色々考えさせる映画もあるけど、

今回の映画「ゾンビ・ガール」はこれっぽちもそんな深い映画ではなく、

とってもライトでとってもバカバカしいコメディホラー。


なんと言っても、ゾンビと言ったら大量のゾンビに追われるイメージがありますが、

この映画では(基本的に)蘇った彼女エヴリンしかゾンビはいないし、

その彼女も無差別に人を襲う訳でもなく、

単純に「マックスと一緒にいたいだけ」なので、ほかの人たちに迷惑な行動はしない。

なんというか凄く規模の小さい話であります。

しかし、マックス本人にとっては大きな問題。

ここら辺は脚本の設定が上手くいってるところかなと思います。


設定が上手いと言えば、

もともと菜食主義者だったエヴリンがゾンビになって肉を食べるというところ。

もう死ぬ前のエヴリンとは別の存在と明確に分からせるための設定、

こういう細かい配慮も軽い映画なのに良いなあと思わせます。

豆腐とか食べてたのにね…ちなみに英語でも「トーフ」なんですね。

ちょいちょい、「噛み付きたいほど良かった」とか、

今後の展開を匂わせる台詞も好きです。


先ほどオリバー・クーパーがこの映画をコメディよりにしてると書きましたが、

映画始まって早々の「3Pは思ったより重労働」とかの台詞がすでに軽い。

メールはダメだって言われた返しの「文字数制限あるのか?」とか良いですよね。

冷蔵庫の薬は半日で効果が切れるってなんだよ!って。

キャラも軽いのですが、実はこの映画はトラヴィス(オリバー・クーパー)なしには成り立たない。

ネタバレになるのであまりかけませんが、映画全体の味付けはトラヴィスというキャラでした。


演出として、時間経過に花が枯れる映像ってなんか懐かしいなと思ったりもしましたが、

墓でトラヴィスの恋人らしき人がケータイさわってるとかの細かいところとか、

ゾンビ映画で見たい演出である「大量の液(今回は防腐剤)を顔に吐かれる」とかあるのは嬉しい。


そして、トラヴィスが襲われているシーンと並行してカーセックスしてるシーンが見せられるのは、

映画「ヒメアノ〜ル」を思い出しました…こういう見せ方って良いですよね。


そもそも、この映画はちゃんと自分の立ち位置を分かってるというのか、

あの人形の目の光り方のB級感を観たら、

「あ、ちゃんと分かってるんだな」って思わせます。

ちょっとジャンルは違うのだけど映画「ヘルドライバー」の西村喜廣監督とか、

井口昇監督みたいな「立ち位置の分かってる」感がこの映画からも感じました。


そんな訳で楽しい映画なことは間違いありません。

こういう映画もたまに観ると良いですよね。

ドアを開ける前に「ドアを開けたら誰もいないさ」とか言わせるのとか、

普通の映画だったら1人しかいないのにそんな事言わないだろと思うんだけど、

こういうテイストの映画だとそれが面白いですよね。

あとは、お色気ナースだったか〜とか、キックボードで移動て!!

とかとか、個人的になんか面白かったなあ。


あとゾンビでもアブサンで酔うという事と、

郵便って海外ではフェデックスなんだって事が分かった。


あ、ちなみの映画「ゾンビ・ガール」の原題は「Burying the Ex」です。

直訳すると「元カノを葬る」って感じになるのかな。

実は「Dead」とかそういう言葉もないので、

原題のままだと日本人にはイメージさせにくい。

まあウソでもないかなと思うので「ゾンビ・ガール」が悪い訳でもないけど、

B級映画でもあるし、原題の意思を汲み取るなら

「元カノをぶっ殺せ!」みたいなタイトルの方がB級感もあるし勢いがあっても良かったかな。

元カノを葬れ!よりもぶっ殺せ!の方が語感は響きが良いかなと思って。

まあ既に死んでるんだけどね…過激なタイトルだと色々なところからクレーム来るかなあ。


さて、時間が出来たらヴァル・リュートン監督作品でも観てみるかな。

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2017年10月01日

「YI 4K」のフリーズは多分microSDかmicroSDのフォーマットの仕方が原因

最近、撮影の補助として使っているアクションカメラの「YI 4K」ですが、

いつもの様に使っていたらフリーズしていました。

どんなカメラもエラーとか故障は付き物ではありますが、

買ってからまだ日が浅いのに不具合があると恐いですよね。



いろんな使い方のできるのがメリットのアクションカメラ。

近頃はカメラの上に付けてサブカメラとして時々使っています。


「1/4インチ ホットシュー カメラ連結ネジ」は別途買いましたが、

これを使ってカメラ上部に付ける事ができます。

他にもGopro用の備品はケースとか以外のネジとかは基本的に使えるのが嬉しい。


基本的にこの使い方の場合は「YI 4K」の映像は使う事はありません。

もし逆シュートしてたら、とか、

カメラではアップで撮っていたけどロングショットの方が良かった、など、

そういう時に使えるかなって思いで録画していますが、

今のところはお世話になってはいません。

ただ、撮影できてる映像は綺麗なので使おうと思えば使えなくない。

ここら辺は「Vemico 4K」とは違うところかな。


で、話は戻しましてこの「YI 4K」がフリーズしました。

いつもの様に録画を開始。

カメラ上部のボタンが赤く点滅するので録画が出来てる事が確認できます。

しかし、しばらくして録画を止めようとしても止まらない。

ボタンを押しても反応しない…しかし、ボタンは赤く点滅していました。

何をやっても止まらないので、仕方がなくバッテリーを抜いて強制終了。


ふたたびバッテリーを挿し電源を入れると、

何かエラーっぽい文字が出たが、数秒でいつもの画面になった。

なんだったんだろうな…と思って録画したデータを観てみると、

なんと10分以上は撮影できているはずなのに3分ちょっとぐらいのところで、

録画は止まっていました。

こんな事があるとボタンが赤く点滅してたら大丈夫と思ったら痛い目を見そうですね。

ここら辺がテープが回ってたら安心ってところとカードの違うところかな。


しかも、再び使用すると買ったばかりのmicroSD「Laxar 1000x U3」なのに、

「スローカード」というエラー…このカードが遅いはずはないのだが。

心当たりがあるとしたらカメラでフォーマットをせずに、

パソコンでデータを取り込んだら削除していたのがいけなかったかな。

もしかしたらmicroSDの初期不良という可能性もありますが。


しかし、カードを抜き差ししたり、しばらく使ってみると、

それ以降は問題なく使う事ができました…一体なんだったのだろうか。


とりあえず、今のところmicroSDの不良か、

パソコンでのデータ削除が怪しい。

しばらく「YI 4K」でフォーマットして問題がなければPCでのデータ削除かな。

それでもまた同じように問題が出てくるならmicroSDという事になるか。

まあmicroSDってあんなにペラペラだし、

ちょっとした事で壊れたり、不調になったりするんじゃないかと思うと、

メディアの信頼って少し弱い気がしますね。

でも、アクションカメラは今やmicroSDだからなあ。

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2017年09月30日

開いてるはずの扉のカギがしまっていたら不用意に入ってはいけない

以前、高校時代に同級生が殴られたのが忘れられないって事を書いたのですが、

その他にも人生、そう言えばこんな事があった。

あれは自分が中学生の頃…2年生かな。

姉がやっていたという事で、流れで剣道を習い始めまして、

中学校では剣道部に入っていました。

自分がいた時は大して強くも無い学校だったのですが、

専用の武道館が作られたのもあり、

部員の人数の割には広く使えたりと快適な空間でした。


剣道部は男子、女子それぞれありましたが、もちろん更衣室は別々。

広い訳ではないですが、人数が少ないので問題なく使えてました。

その更衣室のカギは最初に来た人がカギ持ってきて空けるというシステムでした。


強くもない剣道部だったし、顧問も大会とか以外は滅多に顔も出さない様な感じだったので、

基本的にはゆる〜い感じで練習していました。

…時には練習せずに遊び回っていたりとかも。


そんなある日、何かを取りに更衣室に入ろうとしたらカギが閉まっていました。

そして、その日はたまたま自分が更衣室のカギを持っていました。

普通なら最初にカギを空けたら帰りまでは開けっ放しのはず。

不思議に思ったのですが、カギがあったので開けて入りました。


すると、ちょっとやんちゃな先輩と何故か女子剣道部の先輩が。

最初は驚いて何も分からなかったのですが、

さすがにもう中学生…「これは見ちゃいけないヤツだ」って気づいた。

あんまりじっくり見る訳にもいけなかったのですが、

たぶんあれはおっぱいを揉んでいた…はず。


そんな現場に遭遇するって人生であるんだなって今でも思います。


さすがに女子剣道部の先輩は気まずくなって出ていきましたが、

気まずいのは自分も同じ…多分、やんちゃな先輩も気まずかっただろうなあ。

たしかいい訳とかじゃなくて、普通におっぱい揉んでたとか、

意外に大きかったとか言った様な気がするが、

そこはあんまり覚えていない。

とりあえず、カギを開けて入ったらおっぱい揉んでたって記憶。


自分が出来る後輩だったらカギがかかっていて、

先輩たちが外にいないって事を察知して、そっとその場から離れるべきだったのだろう。


結構その女子剣道部の先輩は見た目は綺麗なのですが、

真面目そうというかそういう事をしそうなタイプじゃなかったので、

やんちゃな先輩に口説かれたのかなあとか想像しますが、

今となっては調べられない…っていうか調べる必要もないですが。



動画は全く関係ないものですが、

部活って社会にでてから考えると特異な時間だったなあと。


ちなみに自分達が卒業する年に顧問が変わりまして、

その先生がめちゃめちゃ厳しい人で、そんな乱れた事はする時間がなくなりました。

どうも今となっては強豪校の仲間入りをしたとか。

中学校ぐらいだと顧問の熱の入れようで結構変わりますよね。

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2017年09月29日

映画「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」の感想…面白いと言ったら可愛そうかもしれないけど面白いドキュメンタリー映画。

今日は映画「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」の感想です。

DMMの月額レンタルで送られてきたDVDです。

何かの映画を観る時に予告編が流れて興味を持ったのですが、

たまたまDMMで見つけて月額リストに入れたら早速届きました。

という事で、レンタルDVDでの鑑賞です…字幕スーパー。



映画「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」は2010年公開のウケ・ホーヘンダイク監督作品。

ウケ・ホーヘンダイク監督はこの映画と続編に当たる、

映画「みんなのアムステルダム国立美術館へ」の監督をしています。

他の映画はまだ作ってないようなので、

また続編を見た時に監督としてどんな人なのかってのが書けたらなと。


映画「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」はタイトルからも分かる通り、

オランダのアムステルダム国立美術館の話。

2004年に始まった大規模な改築工事によって起きた様々な人間模様を描いたドキュメンタリー映画。

ネタバレも何も事実なので書いても問題ないとは思いますが、

改築工事の始まりからロナルド・デ・レーウ館長の辞任までの期間に起きた、

アムステルダム国立美術館を巡っての話になります。


ドキュメンタリー映画はものにもよりますが、

撮影する期間も長いし、そのため編集も莫大な素材から作るので時間がかかる。

単純にこの映画を完成させたスタッフ達には拍手を送りたい。

筋書きが無い中で撮影していてこんな映画が出来るとか凄い。

ドキュメンタリーって「事実を伝える」とか「演出しない」って思われがちですが、

以前に少し書いた是枝裕和監督の本「映画を撮りながら考えたこと」にも触れましたが、

撮るとか編集するって人がかかわる段階で少なからず製作者の意図がある。

この製作者の意図が「演出」だとドキュメンタリーじゃないとか言う人もいるのですが、

そんな事を言っていたら誰が作っても同じものになってしまう。

そういう意味で、この映画は「面白かった」です。

これは次回作も期待できます。

ファーストカットが立替前の建物の中のカメラ。

真っ暗な画面のなかに小さく白い部分が見えてくる。

これが壁が壊されている画な訳なのですが、

新しく作るために壊す作業の映像から始まるってのは大事だったなあと。

あの画が撮れてて良かったと思います。


ドキュメンタリーは撮影した素材から何を見せるのか、何を軸に構成するのか。

最初にあの笑い声が印象的だった館長が、この映画の終わりにはあんな感じに。

上手いですよね。


今回では先ほども書いたように映画で描かれるのは人間模様なのですが、

特に「誰かと誰かの対立」は面白いです。

館長とサイクリスト、館長と建築家、美術館と委員会などなど。

館長の「市民はみんなサイクリストなんだ」ってセリフからイライラが伝わってきます。

あと研究センターがどんどん変わっていく過程。

美術品の収蔵スペースなどを考えると大きい方が良いのに、

外観が悪いとか専門家じゃないところからの文句で変えなきゃいけなくなる。

建築家辛いわぁ…。

ほとんど完成していたのにそれが中止になり、やりなおしになるって、

建築はしたことないけど、ものを作る仕事してるとなんとなく辛さは分かる。


美術館の改築ってこんなに問題が起きるものなんだなあと思いますが、

問題を1つクリアしてもまた新たな問題が出るってのが、

こんな事を言ったら当事者に悪いのですが、面白い。


また対立や問題だけでなくて、

それぞれのプロとしてのこだわりや仕事がみれると関心します。

特に美術品の修復作業は気が遠くなりそうでした。

こんなことずっとしてたら気がおかしくなるんじゃないかと。

他にも建築家の妥協ならすぐできるが「だが感動がない」と頭を悩ませる。

自分だったら簡単にできるんだったらそれでいいじゃんって思っちゃそう。

あと言葉だけだとイメージができないけど、

現代の技術なら出来るって完成予定のイメージを、

CGでこんな感じに作りたいんだと見せてくれるのは分かりやすい。


その後のでっかい標識が貼ってあったり、

市民が「大混乱だ、今も将来も」って流れが素敵すぎる。

まあ本当に色んな立場の人が色んな意見を言いますよね。

警備員のアイツ…アイツはヤベーって思いました。


あと、日本人としては日本の仁王像がアジア館の展示物としてピックアップされてて、

ああ観にいきたいなあ…なんて思いました。

2m20cmは日本の標準では等身大以上ですよね。

仁王像の説明している人が「阿吽、阿吽」って言ってるっぽいけど、

字幕にはそれは出てなかったなあ。


映画では2時間だけど、

実際には5年半とか時間が流れていて、「気持ちが保てない」って話は、

ああ…それは分かるなあ…としみじみしました。


ドキュメンタリーとして、その題材とか、裏側とか、

映画を観た事で何かに興味が出るのであれば、

それだけで良いドキュメンタリーだと思うんですよね。

前にドキュメンタリーの映画「アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48」の感想の中で、

映画「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」を観てから、

AKBグループに興味が出てSKEに流れ着いたという事もあったりしますが、

今回の映画を観て、いつかオランダのアムステルダム国立美術館行きたいなあって思いました。

という事で良いドキュメンタリー映画だったなあと。


でも、本当に構成が良くて、

あのニコニコだった館長が映画終盤の音楽を聴きながら何を考えているのか。

これが実際にあったことだから余計色々考えてしまいます。

そしてラストの見られない美術品たちの悲しい画。

やはり美術品って誰かに見られてこそ価値がある訳ですからね。


ほんと続編、これは期待して借りたいと思います。


そうそう、邦題について。

「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」ですが原題「HET NIEUWE RIJKSMUSEUM」で、

これは単純に「新しい国立美術館」って意味になります。

「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」という言葉自体は悪くないと思うのですが、

内容的に完成してないから「ようこそ」って言われてもなあって。

まあ裏側へようこそって事なんだろうけど。

きっとライトな感じの邦題にしたかったんだろうなあ、

プロだったらもうちょっと映画に登場する人物みたいに頭を悩ませて邦題をつけてほしい気もするが、

とんでもない邦題をつけられるよりはよっぽど良いかなと思いました。

ようこそ、アムステルダム国立美術館へ [DVD]






2017年09月28日

電動スタビライザー「Zhiyun Crane V2」を買ってみた

お金が無いと言っていながら…買ってしまいました。

今度は何かと言ったら電動スタビライザーの「Zhiyun Crane V2」です。



Blackmagic Pocket Cinemacameraは手持ちでの撮影はブレが気になってしまうので、

基本的に三脚とか一脚で撮るのですが、

電動スタビライザーがあったら便利だろうなってずっと思っていました。

これがなかなか値段が高い。

電動ではないスタビライザーなら比較的安く買えるし、

というか「FLYCAM DSLR NANO」というスタビライザーは持っています。

しかし、やっぱりYoutubeで投稿されている映像なんかを観ていると、

やっぱ違うなあ…ってモヤモヤした時間を過ごしまして。

そしてついに以前よりも1万円ほど安くなっていたので、

ポチッと「Zhiyun Crane V2」を買ってしまいました。


まだしっかり使った訳ではないので、少しさわった感想です。

中国製ではありますが、日本語の説明書も付いていますし、

スタビライザーとしての性能も問題なさそうです。


10月には「Zhiyun Crane 2」という重さ3.2kgまで対応したモデルも出ますので、

フルサイズの一眼レフカメラとか大きいレンズを使っている人はそっちの方が良いと思います。

一応カタログでは「Zhiyun Crane V2」は1.8kgまで対応してます。

ミラーレスカメラを使ってるならこちらで大丈夫だと思います。

Blackmagic Pocket Cinemacameraも全然問題なく使えるのですが、

さすがにケージを付けたままでは無理でした。

重さというよりはケージの大きさでバランスが取れなかった感じです。

またケージを外してもデカいレンズをつけるとものによってはバランスがとれませんでした。

レンズに対してBlackmagic Pocket Cinemacameraが軽すぎるという事でもあるので、

もうすこしカメラが重くなるようにオプション機材を付けていくなど、

工夫すれば使えるかなあ…という感じです。


以前記事を書いたROKINONの「10mm T3.1 ED AS NCS CS Ultra Wide Angle Cine」は、

K&F CONCEPTのアダプターを付けてBlackmagic Pocket Cinemacameraに装着した場合、

ギリギリ「Zhiyun Crane V2」で使える感じでした。

ちょっとキツそうではありましたが…。


スタビライザーとしての感じは今のところ満足しているのですが、

使いこなすには少し練習が必要。


ちょっと使ってみた中での最大の問題は、

Blackmagic Pocket Cinemacameraのバッテリーが長く持たないので、

いちいちバッテリーの交換のためにネジを外さなきゃいけないので面倒。

まあ、これはカメラ側の問題なのですが。

こうなってくると本格的にGH5とか欲しくなってきちゃいますよね。

10万前半ぐらいまで価格が落ちてきたら考え時かなあ。

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2017年09月27日

アクションカメラ「YI 4K」と「Vemico 4K」

以前買ったと書いたアクションカメラの「YI 4K」「Vemico 4K」ですが、

ちょっと使ってみた感想を改めて書いてみます。



まず価格が2万円前後の「YI 4K」と5千円前後の「Vemico 4K」ですが、

サイズとか4K/30Pが撮れるとか性能は似ているのですが、画質はハッキリ違います。

撮れていれば良いってぐらいであれば「Vemico 4K」でも問題はないのですが、

画質もある程度観れるぐらいが良いのであればオススメは「YI 4K」です。

もちろん予算をもっとかけられるならGoProという選択肢になるのかなと。


前に「YI 4K」でmicroSDで不具合があるって書いたのですが、

「Laxar 1000x U3」のmicroSDを買ってみたら「YI 4K」で問題なく使えました。

4K撮影も問題なくできました。

しかしやっぱり「Toshiba 超高速U3 4K対応 microSDXC 64GB」は「YI 4K」ではカードエラーになり、

「Vemico 4K」では問題なく使えるという…謎ですね。


ちなみに「YI 4K」で撮影した4K動画はそのままEDIUSのタイムラインにのっける事ができました。

やはり「Vemico 4K」で撮影した4K動画はEDIUSにのせると一瞬映像がでるがすぐに白い画面になってしまう。

VLCなどのプレイヤーで観れば問題なく映像は流れているので、映像はちゃんと撮れています。

他のデータに変換をすれば使えるのですが、現状は何がベストなのか模索中。

一応はYoutubeに一旦アップロードしてそれを「4K Video Downloader」などでダウンロードするという、

ちょっと回りくどいですがこの方法では問題なく「Vemico 4K」で撮影した4KがEDIUSで使えます。

…もちろん、Youtubeの変換によってビットレートは下がっちゃいますけどね。


その他、手ブレ補正とか暗いところでの映像とか、もろもろ価格差が出てきます。

動かして撮影するのが多い場合は「Vemico 4K」はちょっとキツイかも。

逆に固定で様子が分かれば良いって引き画目的ならありだなぁって思います。

なにより安いってのは嬉しいですし…まあ画質は悪いので顔は映らないぐらいの使い方がオススメです。

でも、普通ならアクションカメラは1つあれば十分だと思うので、

いろいろ考えたらやっぱ「YI 4K」がオススメかなあ。

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2017年09月26日

映画「ドント・ブリーズ」の感想…フェデ・アルバレス監督の今後に期待!

今日は映画「ドン・ブリーズ」の感想です。

昨日感想を書いた映画「のぞきめ」ですがあの映画が最後のHuluになりそう。

しかし、その前に書いた映画「マックイーンの絶対の危機」の感想の時にDMMで借りたと書いたのですが、

このDMMは「ベーシックプラン8」という月々1680円で8枚まで借りれるプラン。

冷静に考えると値段だけならHuluより高くなってますね…新作も借りれるという利点はありますが。

で、このプランは2枚づつ借りる事ができるのですが、

映画「マックイーンの絶対の危機」と同時に借りたもう1枚がこの映画「ドント・ブリーズ」でした。

という事で、今回はDMMのDVDでの鑑賞…字幕スーパー。



映画「ドント・ブリーズ」は2016年公開のフェデ・アルバレス監督作品。

フェデ・アルバレス監督は2013年公開のリメイク版映画「死霊のはらわた」が初の長編監督作品。

製作したインディーズ映画がサム・ライミの目に止まっての抜擢。

しかし、まだそっちは観てないです…いつも勉強不足でごめんなさい。

そしてなんと映画「ラビリンス/魔王の迷宮」のリメイク版の監督もするとの事。

名作ですが、うちの姉が特に好きだったんですよね。

他のフェデ・アルバレス監督作品は観てないのですが、

つまり映画業界的にとても認められてる監督なのは間違いない今後注目の人物。


映画「ドント・ブリーズ」の簡単なあらすじですが、

デトロイトで盗みを働くロッキーは窃盗仲間のアレックスとマネーと共に、

いつもの様に他人の家から盗みを働いていた。

それは妹とこの街を出るための資金を稼いでいたのだった。

そんな中、マネーが大金がある家の情報を得る。

しかもその家には戦争で視力を無くした老人1人しかいないという。

簡単な仕事だと思って家に侵入する彼女達だったが、

それは恐怖のはじまりだった…という感じ。


キャストですが主役のロッキーを演じるのはジェーン・レヴィ。

先ほど触れたリメイク版の映画「死霊のはらわた」でも主演の彼女ですが、

今回ほぼ彼女がメインの映画の作りですが映画1本画が持つのは実力。

顔も良いですが、運動神経が良いのは魅力ですね。

これから出演映画も増えていくのではないでしょうか。

窃盗仲間でロッキーに想いを寄せるアレックスを演じるのはディラン・ミネット。

どこかで観たことある顔だなと思ったのですが、

実は彼の出演している映画は全く観ていなかったという不思議。

良い奴そうな風貌は汎用性が高いと思う。

ロッキーの恋人でもあるマネーを演じるのはダニエル・ゾヴァット。

映画「イット・フォローズ」にも出ているそうなのですが、

借りたけど観る前に返却日が来てしまい観れなかったので、

今度借りたときは観たいと思います。

悪そうだけど実は良い奴みたいな顔が役に合っていました。

そして、盲目の老人ブラインドマンを演じるのはスティーヴン・ラング。

どこかで観たことある顔だなと思ったら…そうか映画「アバター」のアイツか!!

それ以外にも多くの映画に出演しているベテラン。

今回のパッと見は盲目で弱そうな老人かと思わせて、

実はすげー強いって設定が納得できるのは彼の演技があってこそ。

その他にもフランシスカ・トローチック、エマ・ベルコヴィシなど出演者はいますが、

先ほどふれた4人で映画のほとんどが作られています。


さて映画「ドン・ブリーズ」の感想ですが、単純に面白かったです。

盲目の老人が1人で寂しく暮らしている家から盗むなんて、

「誰だって簡単な事」って思わせる設定…これがまず上手い。

しかし、そこにいたのはヤバい奴だった!

映画のキャラクター達と同時に、観ている人も相当な衝撃があります。


映画が始まったファーストカットは空撮の画から。

やっぱ空撮から入るのは王道だよなあって思っていたら、

全く音は無いし、なんか異様な雰囲気…じわじわカメラが寄っていくと、

あれ…小さく見えているのは…一体!?となる。

興味を引く良いファーストカットだと思います。


構成としても映画の最初での強盗は簡単に成功させて余裕をかましているアイツらを映すことで、

先ほども書いた盲目の老人1人暮らしという、

「簡単な仕事」と思っていたら…って感じを出すのも結構丁寧ですよね。


そして「この仕事が最後」っていう時はだいたい上手くいかない王道のパターン。

得てして最後だって思ってる仕事に限って大変なことになる。


そうそう、映画の評価とは全く関係がないのですが、

先日感想を書いた映画「マックイーンの絶対の危機」と同じく、

劇中で犬が吠えると、うちの家の犬も吠える問題が勃発。

しかも今回、結構この犬が活躍(?)するんですよね。

犬が吠え始めると近所迷惑にならないようになだめに行かなくていけないのはめんどくさい。

そういう意味でも、やっぱ映画は映画館で観るのが一番だよなあと改めて思いました。


話を戻しまして、限定された場所でのストーリーの上手さもあるのですが、

まずは「見せ方」が上手いというのは書いておかなければいけません。

昨日、感想を書いた映画「のぞきめ」では「意地でも三脚」って事を書きましたが、

それとはほぼ対極にある撮影方法。

どっちが良い、悪いではないのですが、

この映画「ドント・ブリーズ」の内容だったら、今回みたいなカメラワークをつけると、

観てる人の想像力を描き立てる効果がある。

特に3人が家に侵入した時のカメラワークですね。

あそこにこんなアイテムあるぞとか、あそこはこんな部屋だぞとか。

ちょっとゲームっぽい気もしましたが、

思い出したのは映画「ファイナル・デスティティネーション」の事故が起こる前の、

夢の中の映像みたいに、色んなところに色んな情報が出てきて、

観てる人に色んな事を想像させる演出に似てるかなと。

あの映画ではほとんどはミスリードなのですが、

今回はいろいろ見せた情報があとで活きてきますし。

本当に上手いカメラワークであり演出でした。


演出と言えば、なにげないところですが、

アレックスがやめようってロッキーに言っているところでの「手をほどく」カット。

この手をほどいた瞬間が分かれ道だった訳で、

何気ない動作だけど印象に残る画になっているのは良いなあ。

他にもあの時こうしていれば…という分かれ道が印象的に見せてくれています。


あと、盲目の老人の足で触って何か分かるって映し方が、

言葉は使わなくても画で理解させるって良い演出だなあ。

なんで多くの邦画でそれが出来ないんだろうかって不思議に思う。

日本映画ではテレビ出身の人が多いってのが関係ありそうだが…って、これはまた別の話。

写真立てが逆さまなのもがあるのもいいですね。


見せ方の演出だけでなく、

まだ仲間がいるってのを靴で気づくとか上手いなあって。

序盤の靴を脱いでってのがここにつながる。

こういうのを複線って言って欲しいなあ。

銃を発砲しても誰も助けに来ないっていう絶望的な寂れた街の引き画。

良いですね…こういう映画的な演出があると嬉しくなります。


最初にベルが映った時に「?」と思わせて、

中盤の展開で「それだったかー!!」って分かるのも良いと思います。

ただ、ちょっと強引かなって気もしますけどね。

少し動いたら音鳴りまくりじゃんって。

あんまりネタバレになるので書きませんが、

口とか塞いだらどうやってご飯とか食べるのだろうか。

その時に外すって感じなのかな…まあ、それもそれであのジジイっぽいかも。


そう、なんだかんだこの映画の魅力はあのジジイ。

アイツが影に溶けていく画は恐ろしいですね。

そして暗闇での逃走の画では瞳孔が開きまくっていて、

あのシーンは本当にドキドキします。

よく出れたわ。


そんな感じで、家に入って出るってだけなのに、

なんでこんなに面白いんだ!

そして油断って訳じゃないけど、

楽だと思った仕事にヤベー奴がいたってわりと王道なパターンですが、

それ以上に映画的な見せ方が上手いので本当に楽しく観れました。


フェデ・アルバレス監督、この作品を観ただけでも今後に期待ができますね!

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2017年09月25日

映画「のぞきめ」の感想…良いか悪いかは別にして、いわゆるホラー映画でした。

今日は映画「のぞきめ」の感想です。

ほとんど使っていない「Hulu」を今月で解約しようかなって思っていて、

その前に何か観ようと映画ランキングの項目で見つけたのがこの映画。

最近、邦画ホラー観てなかったので良いかなと。

という事で、今回はHuluをChromecastを使ってテレビでの鑑賞です。



映画「のぞきめ」は2016年公開の三木康一郎監督作品。

レンタルショップではホラーのコーナーでよく見かける映画「トリハダ 劇場版」の監督ですが、

実は三木康一郎監督作品を観たことがなく…勉強不足ですいません。

今回が初めて観る作品になりますが、この映画だけの印象だと、

「しっかりした」監督だと思います、またこれについては後ほど。


映画「のぞきめ」は三津田信三による同名の小説が原作。

原作は未読なのですが、劇中に登場する「津田信二」というキャラが書いた小説が「のぞきめ」、

という展開になるので、これは原作では作者の体験談みたいな話なのかなと思いましたが、

であるなら、「映画と小説は話が違うんだろうな」って気はしました。

活字にもっと苦手意識が無ければ原作とかも読むんですけどね…と言ういい訳。


さて、簡単なあらすじですが、

テレビ局で働く三嶋彩乃はひょんな事から大学生の転落死の現場へ撮影に行った。

後日、その転落死には謎があると言われ再び事故現場へ向かうと、

死亡した大学生の彼女である岩登和世に出会うのだった。

その後、死亡した城戸勇太郎と岩登和世について調べていくと、

2人はある町で「地元の人が行ってはいけないと言われている場所」へ

訪れていた事を知るのであった…みたいな話。


キャストですが、

主人公の三嶋彩乃を演じるのは板野友美。

彼女の初主演映画になるそうな。

いつまで経っても元AKBと言われてしまうのも可愛そうだが、

そんな事を黙らせるぐらいの演技を見せてくれる…と良いなあ。

彼女の演技についてはまた後ほど触れますが、

それを踏まえても存在感は確かにあるし、

彼女が出ている時は画が持つのは板野友美の力だと思う。

三嶋彩乃の彼氏で小説家を目指している津田信二を演じるのは白石隼也。

仮面ライダーウィザードな彼ですが、このブログでは映画「ストレイヤーズ・クロニクル」に出ていました。

今回の話では彼女に巻き込まれて大変な目に合うのだが、

さっきも書きましたが、「のぞきめ」という本を書く大事な役でもあります。

ライダー観てると俳優覚えるなあ…ってしみじみ。

三嶋彩乃に事故現場で出会う岩登和世を演じるのは入来茉里。

こんな綺麗な人がいたのかってぐらいに役以上に彼女に興味が沸いてしまいます。

自分の観た映画では映画「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」にて、

美少女仮面ポワトリン役の人だったかー、KABA.ちゃんじゃないよ。

実際は恐怖に怯えるところで、全然そんなシーンじゃないんだけど、

いつあの患者衣から下着が見えるのかとハラハラしました…どう頑張っても見えないんだけど。

今後の彼女の活躍に勝手に期待しています。

その他、出てきただけで笑える吉田鋼太郎、玉城裕規、映画「さまよう小指」の主演小澤亮太などが脇を固めています。


と言う訳で、映画「のぞきめ」の感想ですが、

「悪くはないかな」と思います。

というよりも、良いところもあるし、悪いところもあるって書き方の方が合ってるかなと。


まずホラー映画の感想を書く時に、

映画として良いのか悪いのか、ホラー映画として良いのか悪いのかって見方があるのかなと。

結論としてこの映画「のぞきめ」はホラー映画として評価の出来る映画でした。


三木康一郎監督の事をさきほど「しっかりした」監督と書いたのですが、

映画全体を観て、結構しっかり作ってある印象を受けました。

良いか悪いかは別として、すぐカメラをブラしたくなるジャンルのホラー映画で、

「意地でも三脚でしっかりとっている映像」を見ると、何か信念みたいなものを感じます。

襲われてる時とか、不安な時ってカメラをブラしたくなるもの。

それが、まさかのクライマックスシーンでもカメラはガッチリしています。

好き嫌いは分かれそうですが、個人的にはやっぱフィックスは見やすくて良い。

引き画でさりげなく指輪を引き出しにしまう映し方とかも好印象でした。


あと、当たり前なんだけど音とかもちゃんと録ってある。

ちょっと「喉の奥に何故か泥が詰まっていた」ってセリフには、

親切心なんだろうけど、説明的すぎてテレビ感があるとか思いましたが、

基本、音周りはしっかりできています。


それぐらい「劇場公開映画なら当たり前だろ!」って思うかも知れませんが、

そんなあなたは映画「エコエコアザラク R-page」とか観てください。

予算が違うのかもしれないですが、音はもうちょっとなんとかなっただろって思いますから。


予算と言えば、この映画はデジタルのカメラで録られています。

やっぱり見比べるとホラーはフィルムで撮ってる方が雰囲気は出る。

そういう意味では映画「劇場霊」はビジュアル的にも凝ってたんだけどなあ。

あの映画の場合はちょっとメッセージ性を強くしすぎて、

ホラーを求めた多くの観客には合わなかったのだと思います。

先ほど書いた「映画としては良いけど、ホラー映画としては微妙」って感じになっています。

その点、この映画「のぞきめ」はメッセージ性よりも単純に恐いって映画なので、

予算があったらフィルムで撮ってほしかったなって思いがあります。


演出について好印象だったのが、部屋が暗いのに説得力があるところ。

寝るつもりだったから部屋が暗いってのは当たり前ですよね。

どこかのバカ監督のホラー映画はパソコンでインターネットしてるのに、

部屋の電気は消えていて何故か暗いとか平気でありますから。


それでもこの映画でも「まず部屋の電気を付けろよ」ってシーンは出てきちゃいますけどね。

多くのホラー映画で思う「意味も無く部屋が暗い問題」ですが、

恐がらせるのに部屋を暗くする必要はあるんだけど、

あんまりにも強引に部屋が暗いってのはやめて欲しいなあって思ってしまいます。


あと「CGの目」は恐さが半減しちゃうなあって。

個人的に大好きな映画「HALLOWEEN NIGHTMARE ハロウィン ナイトメア」の感想でも書いたのですが、

CGってモロに分かる映像ってホラー映画には向いてないし、微妙になっちゃうんですよね。

確かに暗いところから覗いてる目って、人の目じゃ上手く写らないから難しいんだろうとは思うけど、

「のぞきめ」ってタイトルなんだから覗いてる目にはこだわってほしかったなあ。


映画に大事な「スジ」ですが、これは原作のおかげなのかしっかりしていると思います。

六部殺しとか六部峠とか、「もしかしたら本当にあるかも」って思わせる設定は良いですよね。

展開としては映画「リング」に近い感じで、

呪われた側が呪いの謎を解明し、なんとかその呪いを解こうと頑張る話。

ただ映画「リング」みたいに7日間で死ぬとかタイムリミットがある話ではないし、

「どうなったら最終的に殺されるのか分からない」のが、

この映画の物語に鬼気迫った感じが出ない原因かなとは思います。


この映画で特に良いなって思ったのは、

板野友美が侶磊村へ行ったあとに見せられる過去の凄惨なシーン。

目の前で酷いことが行われているのに主人公が何も出来ない状況ってのは、

この映画を観てる人とまさに同じ状況。

あの時の子供の声のいたたまれなくなる様な気持ちになるのは、

演出として凄く良いシーンだったと思います。


そんな訳で、良いところもちゃんとありました。

…残念ながら、まあ悪いところというか、気になったところもいくつかありました。


まず主演の板野友美ですが、彼女だからこそ良かった部分もあるのですが、

ところどころしゃべり方が気になってしまうシーンがありました。

聴き辛いなって…これは少し直さないと主演女優としては厳しいかなと。

あとクライマックスシーンで「ネイルばっちり」みたいな画になってしまうのもなあ。

ここら辺はスタイリストというか演出というか、なんとか出来なかったのだろうかと思ってしまう。

そして、叫び声の違和感。

難しいよね…叫ぶのって。

色んなホラー映画でうまく叫ぶ子を観て、それだけで凄いなって思ってしまいますが、

板野友美の叫びは…ちょっと…下手かなって。


しかし、職場で「帰っていいぞ!」って言わるシーンにて、

本当に帰る彼女に「なぜか説得力を感じてしまった」…きっとそんな人じゃないとは思うんだけど。

さらに、本当に帰るってなったら職場の真ん中で彼氏に電話をかけはじめる始末。

やりますね。

後から来たくせに「すいません」の一言で事故現場の最前列に割り込んだり、

映画終盤の凄い迷惑な車の停め方とか、

演出の問題で彼女が悪い訳じゃないけど、「今時の子感」を感じてしまった。

きっと今時の子も、そんな子じゃないとは思うんだけどね。


あと演出でどうかなってところは、

大学に岩登和世の友達に話を聞きに行くシーンですが、

板野友美が話かけると、友達たちはおもむろに立ち去ろうと、避ける様な行動をするのに、

結局しっかりと話をしてくれるみたいな…話したいのか話したくないのかどっちやねんって。

あと岩登和世で言うなら、病室が個室ならともかく、あんなに人がいない病室ってあるのかな、とか。

地面にいっぱい目が出てくるんですけど、隙間から覗かれるんじゃなかったのか…とか。

マンションの扉がちゃんとしまらないとか、ちょっと違和感を感じてしまう。

そして轢いたトラック…ひき逃げか〜!!

別の問題が発生しとるやないか!!


映画の流れとは全然関係ないけど、

あの4Kカメラはどこにいったんだ!

使わないなら別にいらんかったのに…会社から機材が無くなって迷惑が…って気を使ってしまう。

せっかくビデオカメラを持たせたんだから、何か上手い使い方があったら良かったのになあ。

テレビ局員だから事故現場に行ったってのはあるけど、それ以外はほとんど意味がない。

彼氏が小説家を目指しているってのは終盤の展開と、

幽霊に遭遇した後にあれは「殺された子だと思う」とか飲み込みが早いのに納得できるところとか、

ちゃんと意味があるだけに残念だなあ。

てかアイツは病院で部屋から逃げ出したのに幽霊に出会ってまた部屋に戻ってきたのだろうか。

きっと職員が連れ戻したんだろうけど、そこら辺は映し方うまくないなあって気になった。


その他、細かいところをツッコもうと思ったらいっぱいある。

吉田鋼太郎の「続きを話しても…」のセリフに最初から話せよって思ったり、

板野友美が立ち向かうって決意をする時のググッってカメラが寄るのは良いのだけど、

「どうしてこんなことするの」って後の映像の微妙な感じとか、

映画冒頭の「助けて」ってシーンはこの結末だったらいらないじゃんとか、

映画ラストの、えっ…でも見えないじゃん…って感じとか。

PCはレノボかっ!とか…いや、良いんですけど。

色々言いたくなってしまう部分はあります。


ただ、先にも書きましたが基本的にはホラー映画としてしっかり作ってあると思いますので、

ジェットコースターに乗りに来たのに、観覧車に乗せられたって感覚にはならないと思います。

地元の人がいくなってところにはいかないって感じとか、

「振り返っちゃダメだ!」って言われると振り返っちゃうとか、

まあ王道のホラー映画な展開ですよね。

ただ、いわゆる「貞子的な存在」のインパクトが弱いのは、ホラーとしての評価が低い部分なのかな。


という訳で映画「のぞきめ」、ダメって言うのも分かるし、ただ良い部分もあります。

あと個人的には板野友美っていう存在は好きなんですけどね。

今回の演技は…そこら辺を寛容に観られたら、決して悪くない映画だと思いました。

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プロフィール
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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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