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2017年07月06日

ドキュメンタリーとは

今読んでいる本が、

是枝裕和監督の「映画を撮りながら考えたこと」という本。

なかなか活字が苦手で本を読むスピードが遅いのですが、

第一章を読み終えました…たぶん読む速度が早い人なら30分もかからないかもしれないが。




映画「海街diary」の感想の記事にも書いたのですが、

是枝裕和監督の作品は結構観ています。

ただ、この本を読むまでテレビ出身の人だと知りませんでした。

「海街diary」の時にもいわゆる「日本映画」感があっていいなと思ったりしたほど。

他の作品にもエンターテイメントというよりも、

もっと地味な…なんというか、

日本映画の地味だけど、淡々としているんだけど、

しっかりと人と人との関わりあいみたいなものを描く、という印象があった。


テレビ出身というと、なんか商業ベースというか、

薄っぺらい映画を作ってるみたな気がして…、

誰とは言わないけど「ガッチャマン」みたいな映画を作る人ってイメージでした。


でも、テレビ出身ではあるけどドキュメンタリーを作っていたという事で、

なるほど、言われてみればそういう観点だったのかと納得するところがありました。

日本映画っぽい地味ってのとは違って、

ドキュメンタリーの地味だったのかと…まあ「ある人間の生活(人生)」をしっかりと描くという部分では、

重なるところも多いような気がする。


懐かしいかな、大学でドキュメンタリー論という講義があった気がする。

その講義でも、ドキュメンタリーとは何か、やらせと演出の違いはなにかというのがテーマだった気がする。

結論から書くと答えはその講義では出なかった…はず。

この本で書かれている「被取材者の自己表現の欲求というものにカメラを向ける」という考えは、

面白いなと思った。

隠し撮りではドキュメンタリーにならないという部分には反論の余地はあるが、

カメラマンとしてドキュメンタリー作品を作る(撮影する)にあって、

少し心強い言葉なのではないだろうかと思う。


今時は流石に、撮った順につなげという極論はなくなってるかと思いますが、

ドキュメンタリー作品で一番大切なのは編集であり構成だと思う。

この話をどこまで使うか、どの部分から使うか、どこに入れるか。

製作者の意図は間違いなくある。

しかし、製作者の意図を超えて価値がでるのもドキュメンタリーの味だと思う。


まあ、この「映画を撮りながら考えたこと」はドキュメンタリー論の本ではないのですけどね。

ちゃんとこの本をしっかり読んでから、また感想書きたいと思います。

映画を撮りながら考えたこと






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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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