2016年12月11日
映画「海街diary」の感想…久々に「日本映画」を観たって印象。
今日は映画「海街diary」の感想です。
12月にもなると、さすが師走。
なんか気がつけば今月に入って10日以上経っていたとか。
久々の映画の感想ですが、
ずっと観よう、観ようと思っていた映画の「海街diary」です。
是枝裕和監督の映画は基本的に観てはいるのですが、劇場で観たって実は少なくて。
反省しないといけないです。
今回もレンタルDVDでの鑑賞です。
映画「海街diary」は2015年公開の是枝裕和監督作品。
先ほども少し触れたのですが、是枝裕和監督作品は基本的には観てはいるのですが、
だいたいレンタルDVDなど劇場以外での鑑賞。
映画「そして父になる」などはだいぶエンターテイメントな感じはあったのですが、
個人的に是枝裕和監督作品は気合を入れてみなきゃ…って印象があって、
なんというか元気な時というか…観るタイミングみたいなのがあって、レンタルとかになっちゃうんですよね。
また過去の作品も見直したら感想をしっかり書いていきたいのですが、
映画「空気人形」のペ・ドゥナのかわいさは異常。
そして今回の映画「海街diary」の広瀬すずのかわいさも異常…またそれは後述。
今回のキャストですが、
三人姉妹の長女香田幸を演じるのは綾瀬はるか。
綾瀬はるかってこんなにしっかりした人だっけって思ってしまうのは、
いったい過去の何の作品がいけなかったのだろうか。
綾瀬はるかに限らずですがこの映画についてキャスティングは奇跡としか言えないぐらいハマっています。
次女の香田佳乃を演じるのは長澤まさみ。
ラフな女性というか、映画の始まりが彼女なのだけどどうしても体に目がいってしまいますよね。
別に直接的な何かが映る訳ではないのですが、とりあえずエロい。
あのエロさはスタイルの良さだけではない。
三女の香田千佳を演じるのは夏帆。
そう、以前映画の感想を書いた映画「パズル」の夏帆です。
あの感動的なスタッフロールというか狂ったダンスで夏帆最高だなってなって、
この映画を観なくてはと手を伸ばした感じなのです。
今回は全く違った役ですが、演技の幅を見せてくれますがあの独特の顔は健在。
なんでしょうね、あの顔力は。
そして異母妹の浅野すずを演じるのは広瀬すず。
他の映画ではそこまで思わなかったのですが、ほんとこの映画の広瀬すずのかわいさは異常。
ポカリスエットのCMに出てきそうな女子高生ですわ。
この4人が主演になるわけですが、ほんとこの4人で良かったって思います。
この映画を観てしまうと他の人では違うんじゃないかって思ってしまうほどです。
他にもリリー・フランキーや大竹しのぶなど実力のあるというかハマっている俳優もいっぱいいますが、
それぞれを書いていくと終わらないので、この映画出ている人、みんな最高です。
これ以上のキャスティングはなかったのではないでしょうか。
さて映画「海街diary」のあらすじですが、
3姉妹で暮らしている幸、佳乃、千佳に14年前に家を出て行った父親が無くなったと知らせが届いた。
父親は幸達の母親とは別れており、他の女性と結婚をしていたのだが、
とりあえず葬儀に出席をすることに。
そこで、父親がまた別の女性との間に出来た連れ子のすずがいた。
どうも最後の妻よりも連れ子のすずが父親の面倒を見ていたと感じた幸。
すずと今の母親との関係に違和感を感じた幸は自分達と暮らさないかとすずに提案をした。
そして4人での生活がはじまるのだった…という感じ。
で、感想ですが…良かったです。
久々に日本映画を観た〜って感じでした。
日本の四季が綺麗ってのもありますが、派手な何かが起こる訳ではなくて、
毎日の積み重ねの中の変化というか成長というか。
久々にレンタルDVDで泣いた気がするなあ。
1つ文句というか、それは…と思うのが「予告編」なんですが。
予告編のナレーションにて、
「それぞれの想いを抱え、4人が本当の家族になるまでの、一年間の物語」
って言ってるのですが、もうそれじゃん!って。
なんかこの人が犯人の映画ですってミステリー映画を紹介された気分です。
いや、間違いじゃないし確かにそうなんだけど、
観た人が、この映画を通して、
「この1年で4人が本当の家族になったんだなぁ」ってしみじみしたいと思うのに。
言っちゃったよ…観る前に…みたいな。
という事で、話としてはほんとそういう事なんですけどね。
でも、映像でみせるっていう映画らしさみたいなものを感じた。
時間経過とかをセリフやテロップでやるなんてほんとやめて欲しいですよね。
着ている服だったり、街の景色でそんなものは現せるんだよ!
綺麗な紅葉が映れば秋だし、桜が咲けば春、紫陽花が咲いてれば梅雨とか、
みんなそれだけで分かるじゃない。
制服が夏服だったら春から夏だし、冬服だったら秋から冬だって分かるじゃない。
そういう「映像でみせる」って本当に大事ですよね。
もちろん、4人もいてこんなにいい子達ばかりってのはおかしいって気もします。
というか、人間もっとエグい部分というか悪い部分があってしかるべし、なんて気もするし、
成長物語であるなら、悪いところとかあった方が成長を現せとも思うんだけど、
この映画で表現したいことはそういう善悪だったり未熟とかそういう事ではなくて、
気を使いすぎるゆえの家族になりきれない部分だったり、
ちょっと違うのでまあ、これはこれでありだろうなあって。
何より鎌倉の景色がいいですよね。
何度も書いてますが四季が分かる景色に広い海。
しらす丼食べたいなあって思わせてくれます。
あと、仏壇に手を合わせる描写。
うちにも仏壇はあるのですが、そういえば全然手を合わせてないなあと反省。
障子のやぶれたところを他の紙を飾りにして塞いだりね。
そういう昔な感じがなんかすごく自分にグッときて何か泣いちゃったなあ。
何かが悲しいとかそういう訳じゃなかったんだけど、なんかグッときました。
なので、この映画を観て、全然泣けない、何がグッとくるの?っていう人がいても、
その人にうまく説明できないなあ。
まあ大林宣彦監督作品の映画「この空の花-長岡花火物語」ほどではないですが。
でもほんと良い日本映画。
12月にもなると、さすが師走。
なんか気がつけば今月に入って10日以上経っていたとか。
久々の映画の感想ですが、
ずっと観よう、観ようと思っていた映画の「海街diary」です。
是枝裕和監督の映画は基本的に観てはいるのですが、劇場で観たって実は少なくて。
反省しないといけないです。
今回もレンタルDVDでの鑑賞です。
映画「海街diary」は2015年公開の是枝裕和監督作品。
先ほども少し触れたのですが、是枝裕和監督作品は基本的には観てはいるのですが、
だいたいレンタルDVDなど劇場以外での鑑賞。
映画「そして父になる」などはだいぶエンターテイメントな感じはあったのですが、
個人的に是枝裕和監督作品は気合を入れてみなきゃ…って印象があって、
なんというか元気な時というか…観るタイミングみたいなのがあって、レンタルとかになっちゃうんですよね。
また過去の作品も見直したら感想をしっかり書いていきたいのですが、
映画「空気人形」のペ・ドゥナのかわいさは異常。
そして今回の映画「海街diary」の広瀬すずのかわいさも異常…またそれは後述。
今回のキャストですが、
三人姉妹の長女香田幸を演じるのは綾瀬はるか。
綾瀬はるかってこんなにしっかりした人だっけって思ってしまうのは、
いったい過去の何の作品がいけなかったのだろうか。
綾瀬はるかに限らずですがこの映画についてキャスティングは奇跡としか言えないぐらいハマっています。
次女の香田佳乃を演じるのは長澤まさみ。
ラフな女性というか、映画の始まりが彼女なのだけどどうしても体に目がいってしまいますよね。
別に直接的な何かが映る訳ではないのですが、とりあえずエロい。
あのエロさはスタイルの良さだけではない。
三女の香田千佳を演じるのは夏帆。
そう、以前映画の感想を書いた映画「パズル」の夏帆です。
あの感動的なスタッフロールというか狂ったダンスで夏帆最高だなってなって、
この映画を観なくてはと手を伸ばした感じなのです。
今回は全く違った役ですが、演技の幅を見せてくれますがあの独特の顔は健在。
なんでしょうね、あの顔力は。
そして異母妹の浅野すずを演じるのは広瀬すず。
他の映画ではそこまで思わなかったのですが、ほんとこの映画の広瀬すずのかわいさは異常。
ポカリスエットのCMに出てきそうな女子高生ですわ。
この4人が主演になるわけですが、ほんとこの4人で良かったって思います。
この映画を観てしまうと他の人では違うんじゃないかって思ってしまうほどです。
他にもリリー・フランキーや大竹しのぶなど実力のあるというかハマっている俳優もいっぱいいますが、
それぞれを書いていくと終わらないので、この映画出ている人、みんな最高です。
これ以上のキャスティングはなかったのではないでしょうか。
さて映画「海街diary」のあらすじですが、
3姉妹で暮らしている幸、佳乃、千佳に14年前に家を出て行った父親が無くなったと知らせが届いた。
父親は幸達の母親とは別れており、他の女性と結婚をしていたのだが、
とりあえず葬儀に出席をすることに。
そこで、父親がまた別の女性との間に出来た連れ子のすずがいた。
どうも最後の妻よりも連れ子のすずが父親の面倒を見ていたと感じた幸。
すずと今の母親との関係に違和感を感じた幸は自分達と暮らさないかとすずに提案をした。
そして4人での生活がはじまるのだった…という感じ。
で、感想ですが…良かったです。
久々に日本映画を観た〜って感じでした。
日本の四季が綺麗ってのもありますが、派手な何かが起こる訳ではなくて、
毎日の積み重ねの中の変化というか成長というか。
久々にレンタルDVDで泣いた気がするなあ。
1つ文句というか、それは…と思うのが「予告編」なんですが。
予告編のナレーションにて、
「それぞれの想いを抱え、4人が本当の家族になるまでの、一年間の物語」
って言ってるのですが、もうそれじゃん!って。
なんかこの人が犯人の映画ですってミステリー映画を紹介された気分です。
いや、間違いじゃないし確かにそうなんだけど、
観た人が、この映画を通して、
「この1年で4人が本当の家族になったんだなぁ」ってしみじみしたいと思うのに。
言っちゃったよ…観る前に…みたいな。
という事で、話としてはほんとそういう事なんですけどね。
でも、映像でみせるっていう映画らしさみたいなものを感じた。
時間経過とかをセリフやテロップでやるなんてほんとやめて欲しいですよね。
着ている服だったり、街の景色でそんなものは現せるんだよ!
綺麗な紅葉が映れば秋だし、桜が咲けば春、紫陽花が咲いてれば梅雨とか、
みんなそれだけで分かるじゃない。
制服が夏服だったら春から夏だし、冬服だったら秋から冬だって分かるじゃない。
そういう「映像でみせる」って本当に大事ですよね。
もちろん、4人もいてこんなにいい子達ばかりってのはおかしいって気もします。
というか、人間もっとエグい部分というか悪い部分があってしかるべし、なんて気もするし、
成長物語であるなら、悪いところとかあった方が成長を現せとも思うんだけど、
この映画で表現したいことはそういう善悪だったり未熟とかそういう事ではなくて、
気を使いすぎるゆえの家族になりきれない部分だったり、
ちょっと違うのでまあ、これはこれでありだろうなあって。
何より鎌倉の景色がいいですよね。
何度も書いてますが四季が分かる景色に広い海。
しらす丼食べたいなあって思わせてくれます。
あと、仏壇に手を合わせる描写。
うちにも仏壇はあるのですが、そういえば全然手を合わせてないなあと反省。
障子のやぶれたところを他の紙を飾りにして塞いだりね。
そういう昔な感じがなんかすごく自分にグッときて何か泣いちゃったなあ。
何かが悲しいとかそういう訳じゃなかったんだけど、なんかグッときました。
なので、この映画を観て、全然泣けない、何がグッとくるの?っていう人がいても、
その人にうまく説明できないなあ。
まあ大林宣彦監督作品の映画「この空の花-長岡花火物語」ほどではないですが。
でもほんと良い日本映画。
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