2017年10月02日
映画「ゾンビ・ガール」の感想…元カノをぶっ殺せ!(すでに死んでるけど)
今日は映画「ゾンビ・ガール」の感想です。
「Hulu」は9月いっぱいで解約したので、
これからは「dTV」とDMMのレンタルがメインになりそうです。
…映画館行けよって話なのですが。
そろそろ行かないとポイントも失効してしまうし、
本当に今月中には行こうと思っていますが。
で、今日は「dTV」で何か映画を観ようと色々見ていて、
目に止まったのがこの映画「ゾンビ・ガール」でした。
たまにはこんな感じの映画も良いかなと。
という訳で、今回はdTVをChromecastを使ってテレビで鑑賞しました。
映画「ゾンビ・ガール」は2014年公開のジョー・ダンテ監督作品。
ジョー・ダンテ監督と言えば映画「ピラニア」がありますが、
個人的にはやっぱり映画「グレムリン」ですね。
音楽が印象的だったのもありますが、今でも思い出せます。
今観れば笑って観れるのですが、子ども時代はあんな映画も恐かったんですよね。
ただ、今回の映画「ゾンビ・ガール」はホラーではありますが、
もっとコメディよりになっていて笑って観てられる映画です。
しかし、dTVでも「R15+」なので子どもは観れないのですが。
簡単なあらすじ、
ホラー映画好きなマックスには美人の彼女エヴリンがいた。
しかし、根本的に性格の合わない二人。
マックスは恋人同士の関係に限界を感じていたが、なかなか切り出せずにいた。
そんなある日、仕事先に届いた謎の荷物、
それは悪魔の力で願いをかなえるアイテムだった…。
そして後日、ついに別れを切り出そうとしたマックスだったが、
待ち合わせ場所に来る途中でエヴリンはバスに轢かれて死んでしまうのだった。
しかし、彼女は墓の中から蘇るのであった…みたいな話。
主人公のマックスを演じるのはアントン・イェルチン。
リブート版の映画「スター・トレック」のパヴェル・チェコフ役の彼。
あの顔好きなんですけどね、今回は軽い感じが作品にマッチしてます。
ゾンビになっても彼と離れたくない彼女エブリンを演じるのはアシュリー・グリーン。
本当に普通に観てたら美女。
あんな性格じゃなかったら完璧なのになって思わせる美貌がある。
そういう意味では誰もが観て綺麗って思わないと成り立たない訳なので良いキャスティング。
マックスに惹かれるアイスクリーム屋の店員オリヴィアを演じるのはアレクサンドラ・ダダリオ。
彼女も負けずに綺麗なんですが、役柄もありますが今回はキュートな感じ。
一度で良いからアシュリー・グリーンとアレクサンドラ・ダダリオに奪い合われたい。
マックスの義理の兄弟トラヴィスを演じるのはオリバー・クーパー。
彼の存在がこの映画をよりコメディよりにしているのは間違いない。
良い役だったり、それがこなせる彼は良い俳優だと思う。
この4人が主な登場人物になります。
さて、映画「ゾンビ・ガール」の感想ですが気軽に楽しめる良い映画でした。
「ゾンビ」と名前がつくと、前に感想を書いた映画「ランド・オブ・ザ・デッド」みたいなゾンビとは?
と色々考えさせる映画もあるけど、
今回の映画「ゾンビ・ガール」はこれっぽちもそんな深い映画ではなく、
とってもライトでとってもバカバカしいコメディホラー。
なんと言っても、ゾンビと言ったら大量のゾンビに追われるイメージがありますが、
この映画では(基本的に)蘇った彼女エヴリンしかゾンビはいないし、
その彼女も無差別に人を襲う訳でもなく、
単純に「マックスと一緒にいたいだけ」なので、ほかの人たちに迷惑な行動はしない。
なんというか凄く規模の小さい話であります。
しかし、マックス本人にとっては大きな問題。
ここら辺は脚本の設定が上手くいってるところかなと思います。
設定が上手いと言えば、
もともと菜食主義者だったエヴリンがゾンビになって肉を食べるというところ。
もう死ぬ前のエヴリンとは別の存在と明確に分からせるための設定、
こういう細かい配慮も軽い映画なのに良いなあと思わせます。
豆腐とか食べてたのにね…ちなみに英語でも「トーフ」なんですね。
ちょいちょい、「噛み付きたいほど良かった」とか、
今後の展開を匂わせる台詞も好きです。
先ほどオリバー・クーパーがこの映画をコメディよりにしてると書きましたが、
映画始まって早々の「3Pは思ったより重労働」とかの台詞がすでに軽い。
メールはダメだって言われた返しの「文字数制限あるのか?」とか良いですよね。
冷蔵庫の薬は半日で効果が切れるってなんだよ!って。
キャラも軽いのですが、実はこの映画はトラヴィス(オリバー・クーパー)なしには成り立たない。
ネタバレになるのであまりかけませんが、映画全体の味付けはトラヴィスというキャラでした。
演出として、時間経過に花が枯れる映像ってなんか懐かしいなと思ったりもしましたが、
墓でトラヴィスの恋人らしき人がケータイさわってるとかの細かいところとか、
ゾンビ映画で見たい演出である「大量の液(今回は防腐剤)を顔に吐かれる」とかあるのは嬉しい。
そして、トラヴィスが襲われているシーンと並行してカーセックスしてるシーンが見せられるのは、
映画「ヒメアノ〜ル」を思い出しました…こういう見せ方って良いですよね。
そもそも、この映画はちゃんと自分の立ち位置を分かってるというのか、
あの人形の目の光り方のB級感を観たら、
「あ、ちゃんと分かってるんだな」って思わせます。
ちょっとジャンルは違うのだけど映画「ヘルドライバー」の西村喜廣監督とか、
井口昇監督みたいな「立ち位置の分かってる」感がこの映画からも感じました。
そんな訳で楽しい映画なことは間違いありません。
こういう映画もたまに観ると良いですよね。
ドアを開ける前に「ドアを開けたら誰もいないさ」とか言わせるのとか、
普通の映画だったら1人しかいないのにそんな事言わないだろと思うんだけど、
こういうテイストの映画だとそれが面白いですよね。
あとは、お色気ナースだったか〜とか、キックボードで移動て!!
とかとか、個人的になんか面白かったなあ。
あとゾンビでもアブサンで酔うという事と、
郵便って海外ではフェデックスなんだって事が分かった。
あ、ちなみの映画「ゾンビ・ガール」の原題は「Burying the Ex」です。
直訳すると「元カノを葬る」って感じになるのかな。
実は「Dead」とかそういう言葉もないので、
原題のままだと日本人にはイメージさせにくい。
まあウソでもないかなと思うので「ゾンビ・ガール」が悪い訳でもないけど、
B級映画でもあるし、原題の意思を汲み取るなら
「元カノをぶっ殺せ!」みたいなタイトルの方がB級感もあるし勢いがあっても良かったかな。
元カノを葬れ!よりもぶっ殺せ!の方が語感は響きが良いかなと思って。
まあ既に死んでるんだけどね…過激なタイトルだと色々なところからクレーム来るかなあ。
さて、時間が出来たらヴァル・リュートン監督作品でも観てみるかな。
「Hulu」は9月いっぱいで解約したので、
これからは「dTV」とDMMのレンタルがメインになりそうです。
…映画館行けよって話なのですが。
そろそろ行かないとポイントも失効してしまうし、
本当に今月中には行こうと思っていますが。
で、今日は「dTV」で何か映画を観ようと色々見ていて、
目に止まったのがこの映画「ゾンビ・ガール」でした。
たまにはこんな感じの映画も良いかなと。
という訳で、今回はdTVをChromecastを使ってテレビで鑑賞しました。
映画「ゾンビ・ガール」は2014年公開のジョー・ダンテ監督作品。
ジョー・ダンテ監督と言えば映画「ピラニア」がありますが、
個人的にはやっぱり映画「グレムリン」ですね。
音楽が印象的だったのもありますが、今でも思い出せます。
今観れば笑って観れるのですが、子ども時代はあんな映画も恐かったんですよね。
ただ、今回の映画「ゾンビ・ガール」はホラーではありますが、
もっとコメディよりになっていて笑って観てられる映画です。
しかし、dTVでも「R15+」なので子どもは観れないのですが。
簡単なあらすじ、
ホラー映画好きなマックスには美人の彼女エヴリンがいた。
しかし、根本的に性格の合わない二人。
マックスは恋人同士の関係に限界を感じていたが、なかなか切り出せずにいた。
そんなある日、仕事先に届いた謎の荷物、
それは悪魔の力で願いをかなえるアイテムだった…。
そして後日、ついに別れを切り出そうとしたマックスだったが、
待ち合わせ場所に来る途中でエヴリンはバスに轢かれて死んでしまうのだった。
しかし、彼女は墓の中から蘇るのであった…みたいな話。
主人公のマックスを演じるのはアントン・イェルチン。
リブート版の映画「スター・トレック」のパヴェル・チェコフ役の彼。
あの顔好きなんですけどね、今回は軽い感じが作品にマッチしてます。
ゾンビになっても彼と離れたくない彼女エブリンを演じるのはアシュリー・グリーン。
本当に普通に観てたら美女。
あんな性格じゃなかったら完璧なのになって思わせる美貌がある。
そういう意味では誰もが観て綺麗って思わないと成り立たない訳なので良いキャスティング。
マックスに惹かれるアイスクリーム屋の店員オリヴィアを演じるのはアレクサンドラ・ダダリオ。
彼女も負けずに綺麗なんですが、役柄もありますが今回はキュートな感じ。
一度で良いからアシュリー・グリーンとアレクサンドラ・ダダリオに奪い合われたい。
マックスの義理の兄弟トラヴィスを演じるのはオリバー・クーパー。
彼の存在がこの映画をよりコメディよりにしているのは間違いない。
良い役だったり、それがこなせる彼は良い俳優だと思う。
この4人が主な登場人物になります。
さて、映画「ゾンビ・ガール」の感想ですが気軽に楽しめる良い映画でした。
「ゾンビ」と名前がつくと、前に感想を書いた映画「ランド・オブ・ザ・デッド」みたいなゾンビとは?
と色々考えさせる映画もあるけど、
今回の映画「ゾンビ・ガール」はこれっぽちもそんな深い映画ではなく、
とってもライトでとってもバカバカしいコメディホラー。
なんと言っても、ゾンビと言ったら大量のゾンビに追われるイメージがありますが、
この映画では(基本的に)蘇った彼女エヴリンしかゾンビはいないし、
その彼女も無差別に人を襲う訳でもなく、
単純に「マックスと一緒にいたいだけ」なので、ほかの人たちに迷惑な行動はしない。
なんというか凄く規模の小さい話であります。
しかし、マックス本人にとっては大きな問題。
ここら辺は脚本の設定が上手くいってるところかなと思います。
設定が上手いと言えば、
もともと菜食主義者だったエヴリンがゾンビになって肉を食べるというところ。
もう死ぬ前のエヴリンとは別の存在と明確に分からせるための設定、
こういう細かい配慮も軽い映画なのに良いなあと思わせます。
豆腐とか食べてたのにね…ちなみに英語でも「トーフ」なんですね。
ちょいちょい、「噛み付きたいほど良かった」とか、
今後の展開を匂わせる台詞も好きです。
先ほどオリバー・クーパーがこの映画をコメディよりにしてると書きましたが、
映画始まって早々の「3Pは思ったより重労働」とかの台詞がすでに軽い。
メールはダメだって言われた返しの「文字数制限あるのか?」とか良いですよね。
冷蔵庫の薬は半日で効果が切れるってなんだよ!って。
キャラも軽いのですが、実はこの映画はトラヴィス(オリバー・クーパー)なしには成り立たない。
ネタバレになるのであまりかけませんが、映画全体の味付けはトラヴィスというキャラでした。
演出として、時間経過に花が枯れる映像ってなんか懐かしいなと思ったりもしましたが、
墓でトラヴィスの恋人らしき人がケータイさわってるとかの細かいところとか、
ゾンビ映画で見たい演出である「大量の液(今回は防腐剤)を顔に吐かれる」とかあるのは嬉しい。
そして、トラヴィスが襲われているシーンと並行してカーセックスしてるシーンが見せられるのは、
映画「ヒメアノ〜ル」を思い出しました…こういう見せ方って良いですよね。
そもそも、この映画はちゃんと自分の立ち位置を分かってるというのか、
あの人形の目の光り方のB級感を観たら、
「あ、ちゃんと分かってるんだな」って思わせます。
ちょっとジャンルは違うのだけど映画「ヘルドライバー」の西村喜廣監督とか、
井口昇監督みたいな「立ち位置の分かってる」感がこの映画からも感じました。
そんな訳で楽しい映画なことは間違いありません。
こういう映画もたまに観ると良いですよね。
ドアを開ける前に「ドアを開けたら誰もいないさ」とか言わせるのとか、
普通の映画だったら1人しかいないのにそんな事言わないだろと思うんだけど、
こういうテイストの映画だとそれが面白いですよね。
あとは、お色気ナースだったか〜とか、キックボードで移動て!!
とかとか、個人的になんか面白かったなあ。
あとゾンビでもアブサンで酔うという事と、
郵便って海外ではフェデックスなんだって事が分かった。
あ、ちなみの映画「ゾンビ・ガール」の原題は「Burying the Ex」です。
直訳すると「元カノを葬る」って感じになるのかな。
実は「Dead」とかそういう言葉もないので、
原題のままだと日本人にはイメージさせにくい。
まあウソでもないかなと思うので「ゾンビ・ガール」が悪い訳でもないけど、
B級映画でもあるし、原題の意思を汲み取るなら
「元カノをぶっ殺せ!」みたいなタイトルの方がB級感もあるし勢いがあっても良かったかな。
元カノを葬れ!よりもぶっ殺せ!の方が語感は響きが良いかなと思って。
まあ既に死んでるんだけどね…過激なタイトルだと色々なところからクレーム来るかなあ。
さて、時間が出来たらヴァル・リュートン監督作品でも観てみるかな。
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