2017年07月27日
映画「ヘルドライバー」の感想…西村喜廣監督作品としか言えないが個人的には好き。
今日は映画「ヘルドライバー」の感想です。
いつもはレンタルだったりdTVで映画を観る事が多いのですが、
実は「Hulu」を今も契約していた事が発覚!!
以前、携帯払いの契約を見直していたのですが、
その時も解約するのか悩んだ結果、そのまま契約していたのにもかかわらず、
そこから1度も使っていませんでした…勿体無いですね。
これから解約するか悩みましたが、とりあえずせっかく契約しているなら、
何か観ようと思い、見つけたのがこの映画「ヘルドライバー」でした。
という事で、「Hulu」をChromecastを使ってテレビで鑑賞しました。
映画「ヘルドライバー」は2011年公開の西村喜廣監督作品。
有限会社西村映造の西村喜廣監督。
基本的にグロテスクな特殊メイクとか造型が出てきたらエンドロールには西村映造とか、
西村喜廣という名前が出てくるかなと思います。
自分が最初に西村喜廣という名前を覚えたのは井口昇監督の映画「片腕マシンガール」。
あの映画で「井口昇」と「西村喜廣」という日本の才能を知りました。
基本的にはB級というか、特定のジャンルが好きな人というか、
知ってる人は知ってるけど、知らない人は全く知らないって人って存在でしたが、
最近ではこのブログでも感想を書いた映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」や、
映画「シン・ゴジラ」など多くの人が観る様な映画にも参加する事が増えてきてなんか嬉しい。
西村喜廣監督作品は映画「東京残酷警察」、映画「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」、
dTVオリジナルの「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」の第3話「自由への旅立ち」を観ています。
まあ…独特というか、どれを観ても西村喜廣だなあと。
それは、どれか1つみたらなんとなく伝わると思います。
さて映画「ヘルドライバー」のキャストですが、
主人公のキカを演じるのは原裕美子。
モデルである彼女ですが、なかなか大変な役をしっかり演じておりました。
目に力がある人って他の演技を補うほど画になる。
画になるって主人公には大事な要素ですよね。
敵のボスになるリッカを演じるのはしいなえいひ。
映画「東京残酷警察」では主人公でしたが、今回はだいぶ壊れた役。
さすがだなあと演技の幅に関心します。
キカと共にリッカを探すことになるタクを演じるのは柳憂怜。
このブログでは映画「さよならドビュッシー」など多くの映画に出演していますが、
映画「呪怨」などでは主演をしていたり、演技力には定評有り。
同じくキカを助けるカイトを演じるのは波岡一喜。
多くの作品に出ている彼ですが、個人的には仮面ライダー鎧武のシド役。
ちょっとコワモテだけど、しっかり存在感ありますよね。
鳩田総理を演じるのは鳥肌実。
鳥肌実好きなんですよ…CDをいっつも聴いていて、
大学時代バイト先の後輩から貰ったプレゼントは鳥肌実のDVDでした。
その他、岸健太朗、久住みず希、ガダルカナル・タカ、津田寛治、そして斎藤工、亜紗美などが出演。
斎藤工がこういう映画に出てると、なんか凄いほっとする。
そして、井口昇監督、清水崇監督、豊島圭介監督がこそっと(!?)出ていたります。
あらすじですが、北海道にて主人公キカが家に帰ると父が母リッカとその弟ヤスシに足を砕かれ、
いたぶられていた。
結局父はリッカによって燃やされ絶命。
キカも逃げようとするが追いつかれてしまう。
そこへ宇宙から振ってきた謎の物体がリッカを直撃、腹部が貫通し穴があいた状態に。
しかし、動き続けるリッカはキカの心臓をえぐりだし、自分に移植するのだった。
その後、リッカから謎の灰が噴出。
その灰を浴びた人は頭から角のようなものが出てゾンビの様な存在になり人々を襲うのだった。
灰は北海道から東北地方へ広がり、灰が海へ飛んで行った時には600万もの数になっていた。
日本政府はゾンビを食い止めるため壁を築くのであった…という感じ。
さて、映画「ヘルドライバー」の感想ですが、面白いです。
ただ「こういう」映画が合わない人は絶対に見ない方が良い。
とりあえず、血はドバドバでますし、肉や骨はいっぱい飛び散ります。
こういうのを笑ってみれる人限定でお薦めできる映画。
まあ西村喜廣監督作品ってちゃんと理解して観る人は問題ないかと思いますが。
グロい感じはさすが、西村映造って。
特徴を一言にするなら、何においても「過剰」!!
グロいとか、くだらないとかも「過剰」になると、それが面白さになるという。
ゾンビが這い上がってきて塔みたいになるところとか、
始まってすぐのシーンなんですが、「過剰だわぁ」って笑えます。
基本的にはツッコミどころは満載。
最初から既にカギヅメひっかからなさそうとか、
ゾンビ普通に壁やぶれるじゃんとか、
ゾンビがチェーンソー動かせるのって思ったら、
その後、手だけでも動くんかい!!みたいな事がありますけど、
まあこの映画でツッコンでいたら終わらないですしね。
基本的にいつもこういうノリですし。
ゾンビだけにスリラーか!ってベタな悪ふざけも好きですよ。
しかし、バカっぽい感じに観えてしまいますが、
映画として実は凄く頑張っているところもあります。
特にゾンビのメイクや造型は凄い。
普通にここら辺の技術はハリウッドにも通用するレベル。
ゾンビというか、既にバケものみたいなのも出てきますが、
よくこんな造型のゾンビを考えれるなあと関心します。
その他、街の美術とか細かいところまで本当にしっかり作ってあって、
こういうところを気にして作れるってのはさすがだと思う。
「ガールズバー バックリボーン」とかそういうことではないですよ。
でも、本当に映画、作品に対しての愛を感じます。
ゴキブリ揚げとか多分非常時には普通にありえそうだなあと思ったり。
観てて一番「おおっ!」ってなったのはタイトルが出たところ。
まさかここで!?
っていうか、今までまだタイトル出てなかったって笑った。
鳥肌実いいなあ。
「撃てません、感染者は人間です」って言うけど、
例え感染者じゃなくて普通の人間だったとしても、あの状況だった撃つよね。
個人的に好きなシーンとして「コレも私のものなんだよ!」ってしいなえいひが心臓をえぐりだすところ。
必見!
そんな訳で、ほんと好き嫌いが分かれる作品です。
まずは井口昇監督作品のテイストが楽しめるかどうかかな。
あれをさらにグロく突き抜けた感じになってるのが西村喜廣作品かなと思います。
あと、井口昇監督は女の子を可愛く撮ったりする事にこだわりを感じますが、
西村喜廣監督は「ああいう感じ」はあんまりないかな。
そう、エンドロールで井口昇って名前があって、
あれ…どっかのゾンビで出てたのかなって思ってからのラストは笑った。
もちろん失笑。
この場合の失笑は褒め言葉である。
あと、東京タワーに突き刺さるのをみて、最近「ニーアオートマタ」関連で観た、
「ドラッグオンドラグーン」を思い出した。
個人的に旬だわぁ。
いつもはレンタルだったりdTVで映画を観る事が多いのですが、
実は「Hulu」を今も契約していた事が発覚!!
以前、携帯払いの契約を見直していたのですが、
その時も解約するのか悩んだ結果、そのまま契約していたのにもかかわらず、
そこから1度も使っていませんでした…勿体無いですね。
これから解約するか悩みましたが、とりあえずせっかく契約しているなら、
何か観ようと思い、見つけたのがこの映画「ヘルドライバー」でした。
という事で、「Hulu」をChromecastを使ってテレビで鑑賞しました。
映画「ヘルドライバー」は2011年公開の西村喜廣監督作品。
有限会社西村映造の西村喜廣監督。
基本的にグロテスクな特殊メイクとか造型が出てきたらエンドロールには西村映造とか、
西村喜廣という名前が出てくるかなと思います。
自分が最初に西村喜廣という名前を覚えたのは井口昇監督の映画「片腕マシンガール」。
あの映画で「井口昇」と「西村喜廣」という日本の才能を知りました。
基本的にはB級というか、特定のジャンルが好きな人というか、
知ってる人は知ってるけど、知らない人は全く知らないって人って存在でしたが、
最近ではこのブログでも感想を書いた映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」や、
映画「シン・ゴジラ」など多くの人が観る様な映画にも参加する事が増えてきてなんか嬉しい。
西村喜廣監督作品は映画「東京残酷警察」、映画「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」、
dTVオリジナルの「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」の第3話「自由への旅立ち」を観ています。
まあ…独特というか、どれを観ても西村喜廣だなあと。
それは、どれか1つみたらなんとなく伝わると思います。
さて映画「ヘルドライバー」のキャストですが、
主人公のキカを演じるのは原裕美子。
モデルである彼女ですが、なかなか大変な役をしっかり演じておりました。
目に力がある人って他の演技を補うほど画になる。
画になるって主人公には大事な要素ですよね。
敵のボスになるリッカを演じるのはしいなえいひ。
映画「東京残酷警察」では主人公でしたが、今回はだいぶ壊れた役。
さすがだなあと演技の幅に関心します。
キカと共にリッカを探すことになるタクを演じるのは柳憂怜。
このブログでは映画「さよならドビュッシー」など多くの映画に出演していますが、
映画「呪怨」などでは主演をしていたり、演技力には定評有り。
同じくキカを助けるカイトを演じるのは波岡一喜。
多くの作品に出ている彼ですが、個人的には仮面ライダー鎧武のシド役。
ちょっとコワモテだけど、しっかり存在感ありますよね。
鳩田総理を演じるのは鳥肌実。
鳥肌実好きなんですよ…CDをいっつも聴いていて、
大学時代バイト先の後輩から貰ったプレゼントは鳥肌実のDVDでした。
その他、岸健太朗、久住みず希、ガダルカナル・タカ、津田寛治、そして斎藤工、亜紗美などが出演。
斎藤工がこういう映画に出てると、なんか凄いほっとする。
そして、井口昇監督、清水崇監督、豊島圭介監督がこそっと(!?)出ていたります。
あらすじですが、北海道にて主人公キカが家に帰ると父が母リッカとその弟ヤスシに足を砕かれ、
いたぶられていた。
結局父はリッカによって燃やされ絶命。
キカも逃げようとするが追いつかれてしまう。
そこへ宇宙から振ってきた謎の物体がリッカを直撃、腹部が貫通し穴があいた状態に。
しかし、動き続けるリッカはキカの心臓をえぐりだし、自分に移植するのだった。
その後、リッカから謎の灰が噴出。
その灰を浴びた人は頭から角のようなものが出てゾンビの様な存在になり人々を襲うのだった。
灰は北海道から東北地方へ広がり、灰が海へ飛んで行った時には600万もの数になっていた。
日本政府はゾンビを食い止めるため壁を築くのであった…という感じ。
さて、映画「ヘルドライバー」の感想ですが、面白いです。
ただ「こういう」映画が合わない人は絶対に見ない方が良い。
とりあえず、血はドバドバでますし、肉や骨はいっぱい飛び散ります。
こういうのを笑ってみれる人限定でお薦めできる映画。
まあ西村喜廣監督作品ってちゃんと理解して観る人は問題ないかと思いますが。
グロい感じはさすが、西村映造って。
特徴を一言にするなら、何においても「過剰」!!
グロいとか、くだらないとかも「過剰」になると、それが面白さになるという。
ゾンビが這い上がってきて塔みたいになるところとか、
始まってすぐのシーンなんですが、「過剰だわぁ」って笑えます。
基本的にはツッコミどころは満載。
最初から既にカギヅメひっかからなさそうとか、
ゾンビ普通に壁やぶれるじゃんとか、
ゾンビがチェーンソー動かせるのって思ったら、
その後、手だけでも動くんかい!!みたいな事がありますけど、
まあこの映画でツッコンでいたら終わらないですしね。
基本的にいつもこういうノリですし。
ゾンビだけにスリラーか!ってベタな悪ふざけも好きですよ。
しかし、バカっぽい感じに観えてしまいますが、
映画として実は凄く頑張っているところもあります。
特にゾンビのメイクや造型は凄い。
普通にここら辺の技術はハリウッドにも通用するレベル。
ゾンビというか、既にバケものみたいなのも出てきますが、
よくこんな造型のゾンビを考えれるなあと関心します。
その他、街の美術とか細かいところまで本当にしっかり作ってあって、
こういうところを気にして作れるってのはさすがだと思う。
「ガールズバー バックリボーン」とかそういうことではないですよ。
でも、本当に映画、作品に対しての愛を感じます。
ゴキブリ揚げとか多分非常時には普通にありえそうだなあと思ったり。
観てて一番「おおっ!」ってなったのはタイトルが出たところ。
まさかここで!?
っていうか、今までまだタイトル出てなかったって笑った。
鳥肌実いいなあ。
「撃てません、感染者は人間です」って言うけど、
例え感染者じゃなくて普通の人間だったとしても、あの状況だった撃つよね。
個人的に好きなシーンとして「コレも私のものなんだよ!」ってしいなえいひが心臓をえぐりだすところ。
必見!
そんな訳で、ほんと好き嫌いが分かれる作品です。
まずは井口昇監督作品のテイストが楽しめるかどうかかな。
あれをさらにグロく突き抜けた感じになってるのが西村喜廣作品かなと思います。
あと、井口昇監督は女の子を可愛く撮ったりする事にこだわりを感じますが、
西村喜廣監督は「ああいう感じ」はあんまりないかな。
そう、エンドロールで井口昇って名前があって、
あれ…どっかのゾンビで出てたのかなって思ってからのラストは笑った。
もちろん失笑。
この場合の失笑は褒め言葉である。
あと、東京タワーに突き刺さるのをみて、最近「ニーアオートマタ」関連で観た、
「ドラッグオンドラグーン」を思い出した。
個人的に旬だわぁ。
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