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2017年10月24日

3年前のポカリスエット(粉末)

会社が移転する事になりまして、

コツコツと整理整頓をはじめようかなと思った訳です。

そして、とある箱をあけると中に「粉末タイプのポカリスエット」がありました。

未開封!!



こんなん買ったっけって思いながら、

そのポカリの袋を見てみると、「14.12.23 OBF D」と書いてあった。

まあ流石にこれは「賞味期限」だろうなと思った。

つまりおよそ3年前に賞味期限が切れたポカリスエットだったのだ。

ちなみに「OBF D」というのは静岡県のDラインで作られた事らしい。


未開封で真空状態だったわけだし別に大丈夫でしょ!って気持ちと、

さすがにそれでも3年経ってたらヤバイでしょって気持ちが湧き上がりました。


しかし、ここは1杯ぐらいは飲んでみるかと、

コップに少しポカリスエットの粉末を入れてみた。

なんとなく古い匂いがしたのだけど、これは先入観なのかもしれない。

新しいポカリスエットでもこんな匂いなのかも。


なんとなく粉が少しくすんだ色になっている気がしたけど、

これは先入観なのかもしれない。

新しいポカリスエットでもこんな色なのかも。


水をそそいでポカリスエットの完成!!

いざ、試飲!!

…まあ…こんなもんじゃないだろうか。


とりあえずポカリスエットっぽい味はした。

今のところ体に別状はない…が、

明日ぐらいに腹痛をうったえる可能性はある。

まあ密封されてた訳だし、大丈夫だと思うんだけどね。

大塚製薬 ポカリスエット パウダー10L用






2017年10月23日

映画「イレブン・ミニッツ」の感想…公式サイトの説明で完結しているが「普通の人がテロや災害に突如あってしまう不条理な現代社会の比喩」の映画。

今日は映画「イレブン・ミニッツ」の感想です。

何かの映画の予告編にあった気がするのですが、

レンタルショップでたまたま見かけて借りてみました。

という事で、今回はレンタルDVDでの鑑賞です。



映画「イレブン・ミニッツ」は2016年公開のイエジー・スコリモフスキ監督作品。

多くの映画制作に携わっているイエジー・スコリモフスキ監督ですが、

自分が観たことある映画はたぶん脚本で参加している映画「水の中のナイフ」ぐらい。

ちゃんと映画観ないといけないですね。


今回の映画「イレブン・ミニッツ」は監督自ら脚本も書いています。

基本的にはワルシャワでの「17時から17時11分までの間」を数人の人物の視点から見せていき、

ある1つのクライマックスへ向かうという構成の映画です。

あらすじを書こうと思ったのですが、何か大きなストーリーがあるというタイプの映画ではなく、

本当にそれぞれの11分間が主な内容になるので、物語どうこうよりも、

クライマックスの展開を見せる映画です。


キャストについては、物語の性質上、主演というものがありません。

そして自分が分かる俳優がいなかったので色々書けないのですが、

まず嫉妬深い夫を演じるのはヴォイチェフ・メツファルドフスキ。

ネタバレになるのであんまり詳しくは書きませんが、

つまりお前のせいじゃねーか!!って言いたくなります。

嫉妬深いというか、情緒不安定な夫だよなあ。

その情緒不安定感はすごく上手かったです。

いやらしい映画監督を演じるのはリチャード・ドーマー 。

確かにあんな「いかにも」いやらしい男の元に妻が向かっていくのは、

なかなか耐えられない事なのかもしれないなと思ったり。

女優である妻を演じるのはパウリナ・ハプコ。

綺麗でありセクシーな彼女ですが、

確かにあんな女性をどうにかできるチャンスがあるなら…って思わせる美貌の説得力はある。

アンジェイ・ヒラ、アガタ・ブゼク、ダヴィド・オグロドニク、イフィ・ウデなど、

様々な俳優・女優がそれぞれの人生というか、役を見せてくれます。


さて、映画「イレブン・ミニッツ」の感想ですが、

斬新なカットとか映像の見せ方は良いと思うのですが、

ラストの展開の1点特化の映画にしては少し長い。

60分くらいでまとめれたらもっと良かったのになあと。


オフィシャルサイトに書いてある、

「人々のありふれた日常が11分後に突如変貌してしまうという奇妙な物語を、

テロや天災に見舞われる不条理な現代社会の比喩として描いたこの映画は、

個人の生や死がサイバー・スペースやクラウドといった環境に

取り込まれていく未来を予見していると言えるでしょう。」

という説明で、ほぼこの映画の伝えたい事は完結してしまっているし、

ラストの展開でどうなると言うのは、そこの一点特化の映画ではしない方が良いので、

ストーリーについては何も書かない様にします。


それ以外の部分では、

まず先ほどかいた「斬新なカットとか映像の見せ方」についてですが、

最初に自撮りの映像からはじまって、

しばらく画面がずっと小さいんです。

まさかずっとこの画面サイズなのかなと思ってからの「イレブン・ミニッツ」のタイトル。

そして所謂、本編になると画面が大きくなるので、

ああここからが本編なのかと分かりやすい。


分かりやすいと言えば、それぞれのキャラクターが人目で認識できる様にしているところ。

夫は目にあざがあったり、犬を連れた女性は腰にアウターを巻いたり、

パッと見た感じで認識できるようにしているのは、

何度も時間軸がいったりきたりする映画にはとても大切な配慮だと思う。


あと、やっぱ犬の視点は良いですね。

犬から見るとこう見えるんだなあとか思ったり。

そして特徴的な長い尺のワンカット。

さりげなく、しかし大胆に腕時計を見せたり、

印象的にビルを映したり。

映像だけで、撮り方だけで興味を持続させています。

そしてそのワンカットの中にホットドッグの話とかが聞こえるようにして、

文字とかで説明しなくても、ああこれはさっきの時間を繰り返してるんだって分かる。


という訳で、基本的には丁寧な作りなんですよね。

つまみぐいするホテルのスタッフとかもなんかにくい演出です。


まあ…それでも一番のウリである「驚愕の展開」ってのが、

今の時代だとそこまで驚愕の展開でもない気がする。

唐突すぎて飲み込めない!ってのが、

先ほどの「人々のありふれた日常が11分後に突如変貌してしまう」ってところなので、

なぜ!なんで!?なんの伏線もない。

という事こそ、イエジー・スコリモフスキ監督の表現したい事なので、

飲み込めないストーリーこそ、この映画なのだ…という事なんだけどね。


だから、ストーリーを飲み込めなくて当然…そういう映画なんだから。

しかし、それが映画として面白いかは別の話だし、

見せ方などは凄く丁寧で親切なのに、

物語の深さをそこまで観る人がちゃんと考えるように促してはくれない。

結構そこの作りは観る人任せなんだなあとか思ったり。

まあそんな感じかなあ。

悪い映画ではないけれど、万人にはおススメできない映画。


ナンバープレートのシールとか、

ビデオカメラのバッテリー少なすぎるだろとか、

まあ細かいところを楽しめるぐらいにも作りはこだわっているんですけどね。

結局、あの黒い点はなんだったんだ…何のメタファーなんだろう、

とか考えてくれる人なら観て良かったと思う。

え〜、意味わかんね〜…で終わってしまう人は絶対に観ない方が良い。

イレブン・ミニッツ [Blu-ray]






2017年10月22日

大雨の日こそタクシー、大雨の日こそ捕まらない

仕事で名古屋の白壁辺りに行っていたのですが、台風で大雨。

荷物も結構あったのですが車移動なので問題なし…と、思っていたら、

色々なトラブルがあって車だけ他のところへ行ってしまった。


仕事自体は問題なく終える事ができたのですが、

いっぱいの荷物をこの雨の中持ち運ぶのは無理。

仕方が無くタクシーを呼ぶ事にしました。



普段はあまりタクシー使わないので、

電話番号が分からなかったのでスマフォで検索。

特にどこのタクシーを使ってるとかもないので、

上から出てきたところへ電話。


…あれ…コールはするのに全然出てくれない??

おかしいなと思い、次のところへ電話。

…まただ…コールはするのに誰も出ない。


これはマズイなと思ってきたところ、次にかけたところは出てくれました。

ようやく「配車お願いします!」と言う事が出来たのですが、

返ってきた言葉は「台風の影響で配車の予定は立っていません、申し訳ございません」と。


マジでか。

雨の日、台風の日こそタクシーの活躍する時じゃないのか!!


自力で運べる荷物の量じゃないし、かと言って会社の車を待っていると3時間以上はかかる。

仕方が無く、大雨の中、近くの道路へタクシーを捕まえに行ったのでした。


…まったくタクシーが通る気配がない。

やはり大通りでなければタクシーは走ってないか。


大雨の中、タクシーを捕まえるため歩く。


やっとの事で大通りに出るが、あまりタクシーは走ってない。

たまに見かけるけどすでにお客さんが乗ってる状態。

大雨の中…ですよ、待つこと20分。

タクシーが来たのですがお客さんが乗っていました。

しかし、なんとたまたま目の前でお客さんが降りるじゃないですか!!

これを逃しちゃいけない!

本能がそう叫んでいました。

タクシーの横ではなく、前に立って「良いですか!?」と声をかける。

運転手の方も察してくれたのか乗せてくれました。


運転手さんの話によると、今日はお客さんを降ろしたら、

すぐに無線で呼び出されるから、

目の前にいたから良かったですよ、との事。

危うく最後の希望を失うところでした。


やはり今日はタクシーは大忙しとの事。

そうだよね…大雨の日こそタクシー使いたいよね。

「タクシー・ドライバー」オリジナル・サウンドトラック






2017年10月21日

OPTIPLEX9010とOPTIPLEX3020のDVDドライブ交換

会社のパソコンはDELLのデスクトップをメインで揃えています。

そのいくつかでドライブが不調になっていて、

この度、Amazonで内蔵ドライブを買って交換する事になりました。

DELLの修理に出すより安く抑えられるので。



交換するPCはOPTIPLEX9010とOPTIPLEX3020の2台。


まず小型のOPTIPLEX3020から交換しました。

結構簡単に交換できる仕組みなのが嬉しいですが、

箱の側面(使い方によっては上側)が簡単に開く仕組み。

さらにDVDドライブは手前にあるので、

もともと付いていたドライブを取り外し、

買ったドライブを付ければ交換完了。

ちなみに取り付けたドライブはPanasonicのスーパーマルチドライブ「UJ-880A」でした。

取り付けた後に、焼き込み確認をしましたが問題ありませんでした。

もともと付いていたドライブは日立LGデータストレージのGTAONという型でした。


そしてOPTIPLEX9010のドライブの交換。

こちらも箱の側面(使い方によっては上側)が簡単に開きます。

少しOPTIPLEX3020とは仕組みが違いますが簡単に開けれます。

こちらは会社の注文した仕様のためか、

カードリーダーとBDドライブをまとめて付けてある感じになっていました。

こちらは少し手間がかかりましたが、

ネジを外していけば取れますので交換できます。

新しくつけたドライブはPanasonicのブルーレイドライブ「UJ-240」。

ただ、この「UJ-240」はボタンを押す前面のプラスティック部分が新品なのにありませんでした。

まあもともと付いていた交換するドライブのものを外して付ければ良いのですが、

そういうものなのかな?

あそこのプラスティック部分は付いているものだと思っていました。

とりあえず交換して焼き込みテストも問題なくできたので良しとしましたが。

ちなみにもともと付いていたドライブはPanasonicの「UJ-260AF」でした。

【Panasonic】 パナソニック 内蔵スリムブルーレイドライブ(BD-RE) SATA接続 UJ-240






2017年10月20日

映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の感想…今更書くのも恥ずかしいのですが良い映画です。

今日は映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の感想です。

ラジオでダイノジの大谷さんがずっとお勧めしていたし、

知り合いの人からも絶賛されていたので観たいとは思っていたのですが、

今となっては色んな賞を取って多くの人が評価している映画になっています。

なかなかそういう映画って今更感想を書くのって少し気合がいるというか、

逆にもう少し年月が経っていれば書きやすいかなとも思ったのですが、

DMMの月額レンタルで送られてきてしまったので、

これは「いい加減観ろ!」という事かなと。

という訳で、今回はDMMのレンタルDVDにて鑑賞です。



映画「湯を沸かすほどの熱い愛」は2016年公開の中野量太監督作品。

なんと中野量太監督はこの映画が商業用の長編デビュー作。

この映画までにも監督した映画作品で受賞などはしているのですが、

全く観た事はありませんでした。


正直、凄い監督出てきたなと思いました。

監督だけじゃなくて映画「湯を沸かすほどの熱い愛」では脚本も手がけています。

まずこの映画は話の構成が上手いと思う。

もう漫画やアニメの実写化の乱発とかは止めて、

こういうオリジナルで本が書ける人にお金が集まる仕組みを作った方が良いよ。

その方が絶対日本映画の底上げにつながるから。


さて、簡単なあらすじですが、

夫が蒸発した家族の幸野家の話。

母の双葉と娘の安澄は2人でたくましく生活をしていた。

そんなある日、双葉はパート先で倒れてしまう。

運ばれた病院で検査の結果は末期のガンだと知らされる。

自分の残りの命が短い事を知った彼女は、

するべきことのため立ち上がるのであった…という感じかな。


キャストですが、

ガンを宣告され家族のために奔走する母の幸野双葉を演じるのは宮沢りえ。

もともと何か特別な存在感のある人ではありましたが、

今回の映画を観た後ではこの人しかありえないと思えるほど、

凄くハマっていたと思います。

特に、映画前半と後半の演技の幅と説得力はさすがだなあと関心しました。

娘の安澄を演じるのは杉咲花。

彼女の素朴感というか、彼女じゃなかったら涙は出なかったかもと思うシーンもある。

いい役にしっかりと期待に応えたと思います。

蒸発した夫の一浩を演じるのはオダギリジョー。

あの独特の雰囲気がダメな夫感と言えばそう見えるかも。

途中まではオダギリジョーじゃなくてもって気もしたのですが、

映画のクライマックスで、あっ、やっぱりオダギリジョーで良かった。

そんな感じに思いました。

その他、伊東蒼、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎などが主な登場人物を演じています。


で、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の感想ですが、

これは久々に号泣した邦画でした。

こんなに映画で泣いたのは映画「この空の花-長岡花火物語」以来かな。

今更、「湯を沸かすほどの熱い愛は本当に良い」とか言うのがどうなんだと思うけど、

本当に良いから仕方が無い。


中野量太監督の事を書いているところでも書いたのですが、話の構成が上手い。

1つの物語の中に色んな話が入っているのですが、

ちゃんとそれが最終的に1つにつながっていく感じは上手い。

この映画もあんまりネタバレしない方が良いというか、

「こういう事がある」ってのは知らない方が良いと思います。

ちょっとこの映画が気になってるって人は、なんの情報も入れずに観て欲しい。


という事で、あんまりネタバレになる事は書かない様にしますが、

どうしても書いてしまう可能性もあるので、

少しでもネタバレしたくない人はここから先は読まないでくださいね。


ファーストカットの銭湯の煙突。

なんでファーストカットが煙突なんだろうって思ったら、

最後の展開で「こういう事か!」って…なるほどなあと。

「湯気のごとく店主が蒸発しました。

当分の間、お湯は沸きません。」という張り紙ですが、

壮大な伏線じゃないですか。

物語の基本って始まる前と終わった後で何が変わっているのか、

主には主人公がどう成長したのかってのを考えるのですが、

端的にいうと、物語の前はお湯が沸いてなかった、煙突からは何も出てなったのが、

物語の後ではお湯は沸き、煙突からは何かが出ているという訳で。

何かというか、「湯を沸かすほどの熱い愛」ってタイトルだからあれは「愛」なんでしょうね。


学校でいじめを受ける安澄ですが、

あの壁の落書き「笑って」というのが、辛い時こそ笑うというのが、

いじめの問題が終わってからも…病気の母の前では笑おうとするところに思い出される。

あの時の杉咲花の演技は絶妙だったなあ。

いじめで登校拒否の時の口げんかも凄く良いシーンですが、

「今逃げたらダメ」というところで、救命病棟24時の江口洋介が頭に出てきました。

その後に、勝負のブラジャーというか下着を付けての登校。

ちょっとサイズが合ってないところに、自分で一歩踏み出す感じが出てて良い。

結構この映画には泣かされたのですが、杉咲花に泣かされたところは多い。

いじめに対して小さな勇気をだして立ち向かったあとの、

「お母さんの遺伝子少しあった」って言わせ、

松坂桃李から「あの人から産まれた君達が羨ましい」と言われた時に、

連れ子の鮎子はうつむくのに対して、誇らしげな安澄。

それなのに、その後にまさかの展開が待っている…これは鬼畜展開じゃねえか!!

って思いながらも号泣。

なんでか知らないけど「世界は残酷」って水原希子が言った気がした。

あとは手話のところかな…泣くよね、あそこのシーン。


ほんと、それぞれの話が良いので、1つ1つ書いていったら、

それこそ全部の話を書いてしまうので、極力書かない様にしますが、

連れ子の鮎子の「家にいたい」と言うところは泣ける。

こんな小さい子にこんなことを言わせるってどういうことなんだ!

あと鮎子の話では、「いない方が良いんだよね」って言ってアパートに行く時の、

階段から部屋の前へのカメラワークは何気に良いですよね。

あそこはカットじゃなくてカメラワークで見せるからこそ良いと思いました。

家族の誕生日にはしゃぶしゃぶをするというルールがあり、

鮎子の誕生日を祝うしゃぶしゃぶするシーンを入れることで、

彼女が家族として受け入れられたって食卓で表現するって上手いなあ。


そして一浩ですよね。

エジプトに行きたいってのがまさかこんな展開になるとは。

「俺が支える」からってのを視覚的に表現するのに、よくこんな事を思いつきますね。

基本ダメな男なんだけど、映画のクライマックスで一点特化に見せる感じはオダギリジョー合ってた。

その後の流れも彼だからなんか良い感じだったなあって思う。

ラストの展開にも書きたい事はあるけど、これは本当に知らない方が良いので止めておきます。


その他、映画序盤で自転車の二人乗りをするシーンで、

なんとなく映画「この子を残して」のおんぶシーンを思い出した。

「おんぶ」っていう行為ができる事がどれだけ貴重な事なのか、幸せな時間だったのかってね。


あと、話も上手いのですが、さらに見せ方も上手いんですよね。

ガンを宣告された後の銭湯の暗い引き画で電話をするところ。

もちろん画面が暗いのは心の暗さを表してるのですが、

このシーンをずっと引き画でみせるのはやるなあと思いました。


あと高脚蟹の話でほのぼのしてるシーンからパッと画が切り替わって、

手のしびれを感じるシーンへの上がり下がりの変化のつけ方。

落差をつけることでのドキッとさせる演出、編集も良かったです。

家から出発する車がクラクションを鳴らすというシーンが2度あるのですが、

どっちも同じ空撮カットでのみせ方とか、言い出したらキリがないのですが。


もちろん、そんな状態なのに遠出の運転はさせちゃマズイだろとか、

パン屋での仕事中にあの感じで倒れたら普通に外傷できるだろとか、

ネクタイを閉め直したんだけど、そのせいでいがんでしまってるとか、

いやそれは結構な犯罪だからってツッコミもなくはないけど、

まあそれは大した話ではない。


それよりも、あの回想はあの人のだったのかとか、

映像だからこその見せ方は本当に良かったです。

あと映画前半と後半の幸野双葉のみせ方、

手の色とかね…こういう視覚的な表現もしっかりこだわってくれると、

ああ映画って良いなあって思わせてくれます。

あと言葉を言わなくても分かるって感じのシーンは映像ならでは。


もちろん、あの家族たちの決意を見た後の「死にたくないよお」は、

溢れる涙を抑え切れませんでしたが。


そんな訳で、なんか中途半端に書いてしまいましたが、

とりあえず観て損はない映画です。


ダイノジ大谷さんの言葉を借りるなら、

「母から生まれてきた全ての人にオススメ」の1本です。

湯を沸かすほどの熱い愛 豪華版 [Blu-ray]






2017年10月19日

映画「レジェンド・オブ・ダンジョン」の感想…詐欺邦題かつ酷い内容の映画だが、自主制作映画を志す人には勇気を与えうる可能性はある。

今日は映画「レジェンド・オブ・ダンジョン」の感想です。

オカンが借りてきた1本。

映画「フレンチ・ラン」の感想の時にも書きましたが、

オカンはファンタジー物の映画好きなんですよね。

いつもの様にまんまとパッケージに騙された訳ですが。

「今、別世界への扉が開かれた!」とかパッケージに書いてあるのですが、

たぶん別の意味で別世界への扉が開かれた作品。

そんな訳で今回はレンタルDVD…訳あって途中までは日本語吹き替え。

途中からは字幕スーパーで鑑賞しています。


※動画は映画と関係なし

映画「レジェンド・オブ・ダンジョン」は劇場公開はされておりません。

制作は2007年でマーク・マクナッブ監督作品。

マーク・マクナッブ監督…全く聞いた事はありません。

多分マーク・マクナッブ監督はマックユーザーだと思います。


ちなみに先ほど、途中まで日本語吹き替え、途中から字幕スーパーと書いたのですが、

これは最初はオカンと一緒に観ていたから日本語吹き替えだったのだけど、

あまりのつまらなさに眠気が襲ってきて途中で力尽きてしまい、

その後、自分で観た時は字幕スーパーで観たという事によって起こった現象です。


キャストですが書いても何にもならないのはわかっていますが一応…。

主人公のビリーを演じるのはダルトン・マグリッジ。

普通の男の子です。

まあ普通の男の子が魔法を使えて街を救う話なので普通の男の子ってのは大事ですが。

ビリーの友達デヴォンを演じるのはクリストファー・ファッツィオ。

まあ普通の男の子です。

一応、終盤に見せ場がありますが、見せ場なのにあんまり本人は映っていません。

同じくビリーの友達のマンディを演じるのはシアラ・オハンロン。

彼女はナレーションも兼ねているので一番仕事しているのかもしれない。

とりあえず普通の女の子。

この3人が街を守るためなのか、なんなのか分からないけど頑張る話です。


さて、映画「レジェンド・オブ・ダンジョン」の感想ですが、

このクソ映画をまるで普通の映画の様に取り扱ってる事に恐怖を感じました。

この映画が他のタイトルと同じ値段でレンタルしてるっておかしいよ!

…なんて言いたくもなる映画でした。

なぜこんな映画を借りてきてしまったのだろうか。

パッケージを見ても全くそそられないのに…オカン恐るべし。


とりあえず最初にスタッフの名前が出るところで、

あれ…このエフェクトってMacというか、iMovieだかmotionだかのヤツじゃん。

自主製作映画がなんでレンタルショップで取り扱ってるんだって少し思った。

まあ、インディーズ映画とか低予算の映画はアイデア次第では面白くなるし、

まずは観てみないとなあ…と心を入れ替えて画面を見ると、

まるで「初代プレイステーションでも出すのに抵抗がある様なショボいドラゴン」が!!


というかこの映画の褒めるべき点は、

ダサいとかショボいと言われたとしても、平気でレベルの低いCGを使ってくるところ。

普通の感覚があったなら、さすがにこのCGレベルだったら世に出さないだろうって思うものでさえ、

「何か?」といわんばかりに画面に出してくる。


って言うか、どんなけマックユーザーやねん!って思えてくる。

隙あらば杖がキラキラ光ってるんだけど、このパーティクルどっかで観たよ〜って。

あと基本的にホームビデオで撮影した雰囲気の仕上がりなのが、

より映画の安っぽさを際立たせている。

CGも画作りも安い中でさらに守護者と呼ばれるキャラが思いっきりかぶりもの。

まあ、ここまで来たらなんでもいいけどさ。

お店が火事になるシーンがあるのだけど、まあ実際に燃やす予算もないのであろう、

とりあえず赤く光ってるだけ。

ちなみにそのシーンでも杖はキラキラ光ってる…なんやねん!


例え映像がショボくてもストーリーがしっかりしていれば、

それでも観れる映画になるはず…だが、

この映画の悪夢はストーリーも大した事がない事だ。


思いっきり「ハリー・ポッター」を意識した設定なんだろうね。

才能を持った特別な主人公と男友達1人、女友達1人の3人組。

女の子もハーマイオニーばりのうんちくを語るキャラではあるのだけど、

別にキャラがストーリーにうまく使われる事もない。

どうせ面白くないならもっと短く仕上げてくれれば良いのに、

この内容でしっかり90分弱の尺…いらないシーンがいっぱいあったでしょ。


予算が無いのは分かる。

しかし、そこを何とかアイデアでクリアするところに、

インディーズ映画の良さがでるかどうかだと思うんだけど、

この映画「レジェンド・オブ・ダンジョン」は「俺達予算ないから勘弁してね!」って、

なんかとても志の低い仕上がりになっているのが残念で仕方が無い。

とくにクライマックスでまたしても初代プレイステーションでも出すのに抵抗のある、

ドラゴンとの闘いがある訳ですが、

ピンチになってるのかもしれないけどピンチにも思えないし、

なんかよく分からないけど二人の力であっさり倒されちゃうし。

弱すぎじゃないでしょうか…普通ラスボスって倒すのに苦労するからこそ、

倒した時の達成感があるのではないでしょうか。

こんなに盛り上がらないクライマックスって逆に作るのが難しい。

というか、ドラゴンよりも人型の方が強くなかったすか?


ところどころナレーションで話を補足する作りの時点で、

脚本があんまり作りこまれてないのは明白ですが、

これを撮影開始するまでにもっとなんとかならなかったのだろうか。


それでも以外に丁寧に撮影されていたりする部分もある。

だから作った人は一応は映画の心得があるようなのだけど、

ならばなおさらもうちょっとどうにかしてほしかったなあ。

予算の問題以外にも何とかできる部分はあったはず。


船を漕いでる時にざわざわ葉っぱの中を突っ込んでいったり、

不用意にガラスにカメラマンが映ってしまったり、

まあ普通では考えられないところも観れるのが、

一周して面白く観れるところもなくはない。


とりあえず「答えはあなたの心の中にある」というセリフがありましたが、

これは結構使えるセリフだなあと思ったのと、

ある意味、自主制作で映画を作っている人にとっては、

とても勇気がもらえる映画なのではないだろうか。

「これでもいいんだ!」って。


でも、本当にそう思う。

例えこんなんでも世に出せた訳ですから、

マーク・マクナッブ監督はじめキャスト・スタッフ達はその点だけは誇って良い。

クソ…。


ちなみに映画「レジェンド・オブ・ダンジョン」とかいう詐欺邦題がついてますが、

原題は「THE MYSTICAL ADVENTURES OF BILLY OWENS」です。

直訳すると「ビリー・オーウェンズの魔法アドベンチャー」ですが、

さすが詐欺タイトルをつける邦題。

本編観てて全くダンジョン感ねーなって思っていたら邦題のせいじゃないか!!

アイツらマジ許せない。

映画の内容も酷いですが、

こんな内容の映画を詐欺タイトルつけてまで借りさせようって根性が腐ってる。

ちなみに続編は原題「Billy Owens and the Secret of the Runes」で、

直訳すると「ビリー・オーウェンズと秘密の記号(ルーン)」という、

よりハリー・ポッターっぽいタイトルになっています。

幸いな事にこの続編は日本ではDVD化されていない様です。

なんかDVD化されてないって思うと観てみたい気もしなくもないですが。


…あ、そうそう、サラッとネタバレしてしまいましたが、

なんとこの内容で映画の最後に「つづく」と出ます。

あの時の絶望感はラスボスのドラゴンが出てきた時の100億倍は絶望します。

レジェンド・オブ・ダンジョン [DVD]






2017年10月18日

テレビドラマ「トリハダ」の感想…サクッと観れるしコンセプトがしっかりしてて良いと思う。

今日はテレビドラマ「トリハダ」の感想です。

今回もオリジナルビデオ「意味が分かると怖いビデオ 意味怖」のように、

劇場公開された映画ではありませんが、カテゴリは「映画」に入れさせていただきます。

こちらはオカンとレンタルショップに行った時に目に付いて借りたタイトル。

今までにも何度もパッケージは見ていて、気にはなっていたのですが、

ついに借りたって感じです…あのパッケージはインパクトありますよね。

という事で、今回はレンタルDVDでの鑑賞です。


※ドラマ版の予告編が無かったので劇場版の予告

テレビドラマ「トリハダ」は2007年にフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ。

演出はあの映画「のぞきめ」で監督をし執念の三脚撮りを披露した三木康一郎。

この「トリハダ」というシリーズは幽霊が出ないホラーという事ですが、

40分弱で観れてなかなかゾッとする作りです。

サブタイトルの「夜ふかしのあなたにゾクッとする話を」ってのは凄く合っています。


構成としてはショートストーリーのオムニバスで全7話。

それぞれは結構短いのであらすじを書いてしまうとネタバレにもなってしまうので、

とりあえず気になった人は観ても損はないんじゃないかなと思います。


第一話「気づいた時が恐怖のはじまり」は、

コインランドリーで洗濯をしていた女性が備え付けのテレビを観ていたら、

そこに2人の人影が争っている様なものを見てしまった…という話。

なんか今になって「iモード」とか懐かしいなって思いました。


第二話「未知と知のはざまの葛藤」は、

バスに乗っている1人の女性、彼女以外に乗客はいないのだが、

1人の乗客が乗ってくるとガラガラなバスなのに彼女の隣に座るのだった…という話。

これは恐い。

ちょ…待てよ!って思う。


第三話「愛もしくは憎悪に関する記録」は、

地下鉄に乗っている男性が、たまたま駅のホームで小銭を落とす女性を見る。

それから、いたるところで彼女を目撃してしまうのであった…という感じの話。

青空だったのが曇り、そして雨にってのが良いですね。


第四話「想像は人を支配する」は、

夜中、隣の部屋から揉めている声が聞こえ目が覚める女性の話。

その声が気になって耳を澄ませていると、

音が静かになる…これはもしかしたら殺してしまったのではと思うのだが…という感じの話。

これが一番、意味が分かると怖いビデオの意味怖って感じがしました。

恐い話なんだけど、最後のカットはなんか笑ってしまった。


第五話「常に起こりえる監視のカタチ」は、

携帯に謎の迷惑メールが届く女性の話。

ある時、朝自分が置いた物と帰ってきてからの配置が違う事に気づく。

気味悪いと思う彼女にまた迷惑メールが届くのであった…みたいな感じの話。

4:3の画面比率ってアップの表情には良いですよね。

16:9の画面はどうしても顔のアップにすると余計な空白が出来るか、

アップしすぎる感じになってしまう。


第六話「そこにある欲望と衝動の闇」は、

酔っ払った男が公衆トイレに入ると、目の前に「たすけて」という落書きがあった。

酔っぱらった勢いでその落書きに「いいよ」と返事を返してしまうと、

次の日にはそれに対しての返事が追加されているのであった…みたいな感じの話。

まずもって公衆トイレに落書きすんなよってところではあります。


そして第七話「余命診断」は、

冒頭から出演している谷村美月が主人公を演じています。

友達からの電話で午前3時33分にテレビの砂嵐をQRコードリーダーで読み取ると、

余命診断が出来るサイトに行けるという話を聞いて試してみる事に…という感じの話。

iモードも懐かしいですが、テレビの砂嵐ってのも十分懐かしいですね。

さすがに60Sと出てて60年って思うヤツはいないだろうとは思うけど…ね。


そんな感じの全7話です。

トリハダが立った事はなかったですが、

個人的には第四話の意味怖感が良かったです。


こういう感じのコンセプトがしっかりしてる番組は良いですよね。

そして今回も三脚でしっかり撮ってある印象でした。

シリーズ化されているのでまた次のものも観てみたいと思います。

トリハダ ‐劇場版‐






2017年10月17日

ポイントが無くなる前に

先日、「dポイントカード」を貰いにローソンに行ったけど在庫が無かったと書いたのですが、

そのdポイントが今月末で5000ポイントほど失効してしまうらしい。



無くなるぐらいなら何かに使おうかなと思ったのですが、

この「dポイント」というのがなかなかややこしい。

同じdポイントでも「dポイント(期間・用途限定)」というものがあり、

それが利用可能なものと利用不可なものがあるそうな。


最初は失効するdポイントを「ケータイ料金の支払いにつかう」にしようと思ったのだが、

これには「dポイント(期間・用途限定)」は使えないらしい。

第2候補であった「交換商品につかう」も使えない。

なんだよも〜。


仕方がなく何か買おうかなと思って使えるお店を探していたら、

「TOWER RECORDS ONLINE」で使えると書いてあり、

そう言えばまだSKE48の「SKEフェスティバル」買ってなかったなと思い出し、

さっそくネットから注文、ポイント払いにしてみた。

すると0円でちゃんと買えた!!

1500円以上の買い物は送料が無料になるので、

このポイント払いでもちゃんと送料は無料になりました。

ありがたや〜。

なかなかCDショップに行くのも手間になるので、これはいい。


あと残りのポイントで本でも買おうかなと。

本は専用のオンラインショップはなさそうなので、

「dショッピング」のサイトで探して出てきたものを買ってみた。

お金を払わずに買えるってなんか嬉しいですね。

いや、もちろんそのポイント分に何かお金を使ってるんですけどね。


早く「dポイントカード」届かないかな〜。

dTV --映画、ドラマ、アニメならディーティービー--






2017年10月16日

映画「フレンチ・ラン」の感想…映画は普通に面白いが邦題はクソ。

今日は映画「フレンチ・ラン」の感想です。

オカンがレンタル屋で借りてきた1本。

基本的にアクション物とかファンタジー物が好きなので、

まあ借りてきてもおかしくはないのですが、

いつもは微妙な映画に引っかかる確立が高いのですが、

今回はまともな映画を借りてきたんだなあと感心しました。

という事で、今回はレンタルDVD…日本語吹き替えで鑑賞しました。



映画「フレンチ・ラン」は2016年公開のジェームズ・ワトキンス監督作品。

あのハリー・ポッターなダニエル・ラドクリフが主演した映画「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」の監督、

そして映画「ディセント」の続編である映画「ディセント2」の脚本を手がけています。

残念ながら観ていないので、また機会があったら観たいと思います。

映画「ディセント」は劇場で観たんですけどね。


ジェームズ・ワトキンス監督と共同で脚本を書いているアンドリュー・ボールドウィンは、

この映画「フレンチ・ラン」で注目を浴びているとの事。

先に書いてしまうけど、まあなかなか楽しめる作品に仕上がっていました。


簡単なあらすじですが、

その日、パリでスリをしているマイケルが盗んだカバンにはテロリストの爆弾が入っていた。

捨てたカバンが爆発を起こし被害者が出る状況になり、

マイケルは防犯カメラから容疑者として追われる身になってしまう。

一方、CIAの乱暴者であるショーンは捜査の末、マイケルを捕まえる。

ショーンの取調べに対し、自分は無実だと訴えるマイケルだったが、

その時、本物のテロリスト達が発信機を追って2人のところへ来たのだった…みたいな感じかな。


キャストですが、

CIAのショーンを演じるのはイドリス・エルバ。

このブログで感想を書いたものでは映画「プロメテウス」に出ていました。

今回の役にとてもあっている俳優だと思います。

パッと見が頭脳派というよりは肉体派って説得力がある。

天才的なスリのマイケルを演じるのはリチャード・マッデン。

彼の出演している他の映画は観ていないのですが、

やっぱ目の色が印象的ですかね。

違和感なくスリっぽいって見せるのは彼の演技の実力だなあと。

その他、シャルロット・ルボン、ケリー・ライリー、

ジョゼ・ガルシア、ティエリ・ゴダールなどが脇を固めています。


さて、映画「フレンチ・ラン」の感想ですが、普通に面白いと思います。

特別メチャメチャ面白いって訳でもないけど、

まあこういう「普通に楽しめる」映画って大切だと思うんですよね。

観る前の期待を良い意味で裏切る映画も良いと思いますが、

観る前の期待をそのまま応えてくれる映画って優秀だと思います。


この映画はいわゆるバディ物。

以前感想を書いた映画「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」映画「ゾンビ・コップ」など、

他にも多くの映画で使われる設定ではあります。

特に今回みたいな元々組むはずのない2人が事件を解決するために、

お互いの力を合わせて協力するってのは、

その設定だけでも楽しいですよね。


ぶっちゃけ特に言うことはありません。

普通に楽しい、期待に応えてくれる。

それだけでいいじゃないですか。


車の中での限定的な空間でのバトルシーンとか、

その前の「この人達は警察官じゃない」ってのを目で合図する仕草とか、

上手いってよりも、そうそう、こういうの。

って感じになんか安心して観られます。


予告編とかにも使われる屋根の上を走るシーンは見どころの1つだと思いますが、

日本の瓦屋根と違って、フランスの屋根は滑りそうで恐いですね。


全力疾走の画があって、女性のおっぱいが観れる。

あとは大爆発があれば申し分ない。

ほんと適度にストーリーにも「おっ!?」ってなるところがあり、

クライマックスも適度に見ごたえがある。

こういう映画が作れるのって本当に優秀だなあって思います。


人物描写もマイケルは警察官を見つけただけで電車から出るとか、

言葉を使わずに描いていたり。

スリテクニックがちゃんと映画の終盤に使われていて、

この2人だったから事件が解決したって流れになるし。

うちのオカンも満足そうに観ていました。


まあ、USBメモリスティックに仮想通過であっても現金が入るって意味がよく分からなかったり、

最後の防弾チョッキは着てるかもしれないけど、あそこで撃つ必要あった?とか思ったり、

ちょっと群衆はテロリストにコントロールされすぎだろとか思ったりしましたが、

強引なところもひっくるめて、まあ普通に楽しました。


そんな訳で映画「フレンチ・ラン」の内容自体は全く不満がありませんでしたが、

どうしてもこれは言いたい。

そう…邦題の「フレンチ・ラン」です。

原題は「Bastille day」でカタカナで書くとバスティーユ・デイ。

これは7月14日のパリ祭の事で確かに日本では馴染みの無い言葉である。

ただ、「フレンチ・ラン」ってタイトル…ダサくないですか?

実際の映画がフランスをランする映画ならまだ分かるのですが、

ランしたのって屋根の上ぐらいじゃないですか?

この邦題つけた人って「あそこしか観てない」んでしょ、どうせ。

で、予告編にあの屋根の走るところを入れて「フレンチ・ラン」とか出せば、

バスティーユ・デイに興味の無い日本人も観てくれるんじゃねとか思ったのかな。

浅はかな考えはどうでも良いんだけど、嘘はよくないと思うんだよね。

フレンチをランしてねーじゃん、この映画。

いや、しているシーンはあるけど、この映画の大切なところってそこなの?

まだバディにもなってない序盤シーンなんですが。

前々から言ってるけど、邦題をつけた人って訳をした人みたいに名前を出して欲しい。

どこのボンクラが名前をつけてるのか。

勝手にタイトルいじって仕事した気になってる奴らに腹が立ってる人って、

結構多いと思うんですよね。

昔みたいに英語が分からない人が多くて、

無理やり日本語にしないといけないって時代でもない。

くだらない別の英語にするぐらいなら全く違う日本語タイトルで良いと思うのだけど、

英語タイトルから別の英語タイトルってなんだかなあと思ってしまう。

映画「ロスト・バケーション」って邦題は本当にクソだと思いますが、

原題の「The Shallows」は確かにそのまま日本公開するのは難しいと思う。

でも「バスティーユ・デイ」って日本でも悪いタイトルじゃないし、

「フレンチ・ラン」という嘘をついてどれだけ客が増えたのだろうかと思う。

映画はずっと後まで残るものなので、適当な邦題をつけるの本当に止めて欲しい。

そして、そんな人達は仕事を本当に辞めて欲しい。


またしても邦題はダメだなあ…そんな事を感じた映画「フレンチ・ラン」でした。

そういえば、ラコステのワニが逆のシャツ欲しいなって思った。

フレンチ・ラン [Blu-ray]






2017年10月15日

何をどう撮るのかで機材は変わる

レンズと本体が一体になっているいわゆるビデオカメラを主に使っていると、

写真などを撮影するレンズ交換式のカメラの不自由さになかなか慣れない。

もちろん、ビデオカメラでもレンズ交換式のものもあるけど、

今回はいわゆるビデオカメラと写真をメインで撮影するカメラの話。


「Blackmagic Pocket Cinema Camera」を使い始めてからは、

だいぶ慣れてきたものの、レンズ一体型のビデオカメラで撮影は楽。

慣れているというのもあるけど、

まずは「何を撮るのか」「どう撮るのか」を考えるのが大事。

記録ビデオを撮影するのに一眼レフなどのカメラで撮影するのは向いてないし、

セッティングなどの時間をかけて良いプロモーション映像などでは、

ビデオカメラよりもレンズ交換式の質感を出した方が良いこともある。

そう…つまりは「何をどう撮るか」が大事。


先日、突拍子もなく、

「ハリウッドでは一眼レフのデジカメでドラマとか撮ってるらしいじゃん」

「もう普通のビデオカメラっていらなくない?」

みたいな話をされた。

グーでパンチしたくなる衝動を抑えて、

「何をどう撮る」かを考えないといけないよと話をしたのですが、

ちゃんと伝わっただろうか…困ったものです。



似た話では、「とりあえずフルサイズのカメラを持ってれば良い」とか言われた事がある。

フルサイズのカメラはセンサーが大きいから画質が良いのだ!と。

何を指して画質が良いと言ってるのか聞くのも面倒だったのですが、

例えばそのフルサイズのカメラで撮ったフルハイビジョンの画素数と、

APS-Cで撮ったフルハイビジョンの画素数はどっちも1920×1080なのだが。


「ボケみが良い」とかたぶん言いたいんだろうけど、

場合によってはボケない方が良い時だってある。

何をどう撮るのか、ほんとこれを抜きに何が良いなんて言えないと思うんだよなあ。

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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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