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2017年10月15日

何をどう撮るのかで機材は変わる

レンズと本体が一体になっているいわゆるビデオカメラを主に使っていると、

写真などを撮影するレンズ交換式のカメラの不自由さになかなか慣れない。

もちろん、ビデオカメラでもレンズ交換式のものもあるけど、

今回はいわゆるビデオカメラと写真をメインで撮影するカメラの話。


「Blackmagic Pocket Cinema Camera」を使い始めてからは、

だいぶ慣れてきたものの、レンズ一体型のビデオカメラで撮影は楽。

慣れているというのもあるけど、

まずは「何を撮るのか」「どう撮るのか」を考えるのが大事。

記録ビデオを撮影するのに一眼レフなどのカメラで撮影するのは向いてないし、

セッティングなどの時間をかけて良いプロモーション映像などでは、

ビデオカメラよりもレンズ交換式の質感を出した方が良いこともある。

そう…つまりは「何をどう撮るか」が大事。


先日、突拍子もなく、

「ハリウッドでは一眼レフのデジカメでドラマとか撮ってるらしいじゃん」

「もう普通のビデオカメラっていらなくない?」

みたいな話をされた。

グーでパンチしたくなる衝動を抑えて、

「何をどう撮る」かを考えないといけないよと話をしたのですが、

ちゃんと伝わっただろうか…困ったものです。



似た話では、「とりあえずフルサイズのカメラを持ってれば良い」とか言われた事がある。

フルサイズのカメラはセンサーが大きいから画質が良いのだ!と。

何を指して画質が良いと言ってるのか聞くのも面倒だったのですが、

例えばそのフルサイズのカメラで撮ったフルハイビジョンの画素数と、

APS-Cで撮ったフルハイビジョンの画素数はどっちも1920×1080なのだが。


「ボケみが良い」とかたぶん言いたいんだろうけど、

場合によってはボケない方が良い時だってある。

何をどう撮るのか、ほんとこれを抜きに何が良いなんて言えないと思うんだよなあ。

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