2017年09月23日
映画「マックイーンの絶対の危機」の感想…ブロブが観たいと思ってたどりついた元祖
今日は映画「マックイーンの絶対の危機」の感想です。
ちなみに危機はピンチと読みます。
なんか、ふと昔観た映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」を観たくなり、
レンタル屋を探すけど見つからない…見つからないと分かるとさらに観たくなる。
そんなブロブスパイラルにハマってしまい、
DMMでは探していた映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」ではなく、
そのリメイク元の映画「マックイーンの絶対の危機」が借りれると分かり、
とりあえず月額会員になってさっそく借りてみました。
という訳で今回はDMMのDVDレンタルで視聴です。
映画「マックイーンの絶対の危機」は海外では1958年公開のアービン・S・イヤワース・ジュニア監督作品。
この監督については全く知識がありませんが、
映画「最後の海底巨獣」などの低予算映画を主に作っていたとの事。
ちなみに海外では1958年公開ですが日本では1965年に公開。
これは主演であるスティーブ・マックイーンが映画「大脱走」でブレイクした後に、
スティーブ・マックイーン初の主演映画として日本で公開されたという経緯があるとの事。
だから映画のタイトルも映画「マックイーンの絶対の危機」とマックイーンを強調している、と。
今の時代にこんなタイトル付けたら、もの凄いバッシングの対象ですが、
まあ時代がそういう時代だから…とは思う。
いや、酷い邦題だとは思いますよ。
ちなみにテレビで放送された時は「人喰いアメーバの恐怖」という言葉が使われていたそうな。
テレビ版のタイトルの方がちゃんと映画を現していますが、
ただ、歴史的なことを考えると「マックイーンの絶対の危機」って方が味はありますね。
で、この映画は先ほども書きましたが、映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」のリメイク元。
本当は映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」が観たかったのだが、
なかなか借りれそうなところが見つからない。
ただDVD化はされていてAmazonでも買う事はできるので、
観れないって訳ではないのですが…買う…ブロブ買う…のか…?
簡単なあらすじは、スティーヴがジェーンを口説いている最中、
流れ星の様なものが落下したのを目撃した。
気になって何かが落ちた場所へ向かう2人。
一方、落下したところへ近所に住んでいた老人がやってくる。
隕石の様なものの中に謎の塊が入っており、気になって棒でさわっていたのだが、
ふとした瞬間にその老人の手にくっついてしまった。
何をしても離れなず老人は苦しみ走り出す、そこへスティーヴとジェーンが車で来るのだった。
…みたいな感じかな。
キャストはほとんど知識がなく何も書けません…すいません。
主演は先ほどから書いていますがスティーヴ・アンドリュースを演じるスティーブ・マックイーン。
初の主演作という事ですが、何かカッコいいアクションなどがあるという訳ではありません。
まあイケメンに変わりはありませんが。
さて、映画「マックイーンの絶対の危機」の感想ですが、
たまにはこういう映画を観て「時代を感じる」のも良いかなって思います。
もちろんタイトルでも時代を感じるのですが、内容はさらに感じずにはいられません。
そもそも映画が始まる前のパラマウントがいつものじゃないんですよ。
そりゃ当たり前なのですが、パラマウントの段階で時代を感じます。
「それでも空動いてる〜」って何故か感動しました。
で、いざ映画が始まるとグルグル〜って。
もう言葉では説明できないので興味がある人は観てみてください、あのグルグル。
時代なのかセンスなのか、なんじゃこりゃって。
そして「ブロブに気をつけろ」という陽気な歌。
以前、このブログで書いた映画「幽霊列車」(1949年)を思い出しました。
こういう歌で始まるって時代を感じますね。
今だったら低予算の映画の場合、隕石が落ちるってシーンどうやるんだろう。
この映画での隕石の落下はアニメーションなのだが、
実写とアニメーションの融合がこの時期にもあったか…なんて思ったりした。
まあこの場合は仕方がなくのアニメーションだとは思うのですが。
それにしても画のつなぎ方がまさに「モンタージュ」というか、
映画の撮り方、映像のつなぎ方が分かってきたのかなっ時期のお手本みたいな。
そう、少し前に書いた映画「ゾンビ・コップ」よりもさらに分かりやすい画の構成。
時代を感じずにはいられません。
何かが映って顔、何かが映って顔。
クレショフ効果の実験かってツッコミたくなりそうでした。
そういう感じで観るとブロブとの遭遇シーンは面白いです。
映画とは全く関係ないのだけど、
家の中に飼っている犬がいるのですが、テレビや映画で犬が吠えると、
それに反応して吠えるんです。
この映画ではところどころ犬が吠えるので、
それにつられてうちの犬が吠え始めるとテンションが下がります。
いや、映画には全く罪はないのですが。
演出として、まさに「モンタージュ」って感じのつなぎ方もそうですが、
警察官が怪しい動きをしているって時の怪しいBGMの使い方。
実は無線でチェスをしていましたってオチですが、
あの不穏な空気を出すためのBGMってのもなんか当時の教科書みたいな感じがして、
こういう時期を経て今があるんだって思うと、味わい深い。
ただ、そういうところ抜きにして映画としてどうなんだって話になると、
なかなか強引なラストは「おい〜!!」ってツッコまずにはいられない。
あれをどう箱に入れたのかとか、ケイトがライトを倒すと部屋が停電するとか、
医者は何も知らないはずなのに現場を調べろとか言い出すとか、
いろいろあるにはあるけど…まあ…いっかって気持ちにはなる。
わりとトニーが良い奴だったってのがなんか嬉しい。
なんか意地悪な奴なのかと思わせてからの協力的なアイツに高感度が上がる。
とりあえずこの映画「マックイーンの絶対の危機」を観ると、
ブロブには「トリクロロ酢酸」と銃撃は効かないという事だけは分かる。
ああ、映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」観たいなあ…買う…かあ…!?
ちなみに危機はピンチと読みます。
なんか、ふと昔観た映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」を観たくなり、
レンタル屋を探すけど見つからない…見つからないと分かるとさらに観たくなる。
そんなブロブスパイラルにハマってしまい、
DMMでは探していた映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」ではなく、
そのリメイク元の映画「マックイーンの絶対の危機」が借りれると分かり、
とりあえず月額会員になってさっそく借りてみました。
という訳で今回はDMMのDVDレンタルで視聴です。
映画「マックイーンの絶対の危機」は海外では1958年公開のアービン・S・イヤワース・ジュニア監督作品。
この監督については全く知識がありませんが、
映画「最後の海底巨獣」などの低予算映画を主に作っていたとの事。
ちなみに海外では1958年公開ですが日本では1965年に公開。
これは主演であるスティーブ・マックイーンが映画「大脱走」でブレイクした後に、
スティーブ・マックイーン初の主演映画として日本で公開されたという経緯があるとの事。
だから映画のタイトルも映画「マックイーンの絶対の危機」とマックイーンを強調している、と。
今の時代にこんなタイトル付けたら、もの凄いバッシングの対象ですが、
まあ時代がそういう時代だから…とは思う。
いや、酷い邦題だとは思いますよ。
ちなみにテレビで放送された時は「人喰いアメーバの恐怖」という言葉が使われていたそうな。
テレビ版のタイトルの方がちゃんと映画を現していますが、
ただ、歴史的なことを考えると「マックイーンの絶対の危機」って方が味はありますね。
で、この映画は先ほども書きましたが、映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」のリメイク元。
本当は映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」が観たかったのだが、
なかなか借りれそうなところが見つからない。
ただDVD化はされていてAmazonでも買う事はできるので、
観れないって訳ではないのですが…買う…ブロブ買う…のか…?
簡単なあらすじは、スティーヴがジェーンを口説いている最中、
流れ星の様なものが落下したのを目撃した。
気になって何かが落ちた場所へ向かう2人。
一方、落下したところへ近所に住んでいた老人がやってくる。
隕石の様なものの中に謎の塊が入っており、気になって棒でさわっていたのだが、
ふとした瞬間にその老人の手にくっついてしまった。
何をしても離れなず老人は苦しみ走り出す、そこへスティーヴとジェーンが車で来るのだった。
…みたいな感じかな。
キャストはほとんど知識がなく何も書けません…すいません。
主演は先ほどから書いていますがスティーヴ・アンドリュースを演じるスティーブ・マックイーン。
初の主演作という事ですが、何かカッコいいアクションなどがあるという訳ではありません。
まあイケメンに変わりはありませんが。
さて、映画「マックイーンの絶対の危機」の感想ですが、
たまにはこういう映画を観て「時代を感じる」のも良いかなって思います。
もちろんタイトルでも時代を感じるのですが、内容はさらに感じずにはいられません。
そもそも映画が始まる前のパラマウントがいつものじゃないんですよ。
そりゃ当たり前なのですが、パラマウントの段階で時代を感じます。
「それでも空動いてる〜」って何故か感動しました。
で、いざ映画が始まるとグルグル〜って。
もう言葉では説明できないので興味がある人は観てみてください、あのグルグル。
時代なのかセンスなのか、なんじゃこりゃって。
そして「ブロブに気をつけろ」という陽気な歌。
以前、このブログで書いた映画「幽霊列車」(1949年)を思い出しました。
こういう歌で始まるって時代を感じますね。
今だったら低予算の映画の場合、隕石が落ちるってシーンどうやるんだろう。
この映画での隕石の落下はアニメーションなのだが、
実写とアニメーションの融合がこの時期にもあったか…なんて思ったりした。
まあこの場合は仕方がなくのアニメーションだとは思うのですが。
それにしても画のつなぎ方がまさに「モンタージュ」というか、
映画の撮り方、映像のつなぎ方が分かってきたのかなっ時期のお手本みたいな。
そう、少し前に書いた映画「ゾンビ・コップ」よりもさらに分かりやすい画の構成。
時代を感じずにはいられません。
何かが映って顔、何かが映って顔。
クレショフ効果の実験かってツッコミたくなりそうでした。
そういう感じで観るとブロブとの遭遇シーンは面白いです。
映画とは全く関係ないのだけど、
家の中に飼っている犬がいるのですが、テレビや映画で犬が吠えると、
それに反応して吠えるんです。
この映画ではところどころ犬が吠えるので、
それにつられてうちの犬が吠え始めるとテンションが下がります。
いや、映画には全く罪はないのですが。
演出として、まさに「モンタージュ」って感じのつなぎ方もそうですが、
警察官が怪しい動きをしているって時の怪しいBGMの使い方。
実は無線でチェスをしていましたってオチですが、
あの不穏な空気を出すためのBGMってのもなんか当時の教科書みたいな感じがして、
こういう時期を経て今があるんだって思うと、味わい深い。
ただ、そういうところ抜きにして映画としてどうなんだって話になると、
なかなか強引なラストは「おい〜!!」ってツッコまずにはいられない。
あれをどう箱に入れたのかとか、ケイトがライトを倒すと部屋が停電するとか、
医者は何も知らないはずなのに現場を調べろとか言い出すとか、
いろいろあるにはあるけど…まあ…いっかって気持ちにはなる。
わりとトニーが良い奴だったってのがなんか嬉しい。
なんか意地悪な奴なのかと思わせてからの協力的なアイツに高感度が上がる。
とりあえずこの映画「マックイーンの絶対の危機」を観ると、
ブロブには「トリクロロ酢酸」と銃撃は効かないという事だけは分かる。
ああ、映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」観たいなあ…買う…かあ…!?
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