2008年02月01日
疑似科学版・しおかぜ&妨害電波
先日、ミクシィにて健康などに関する話題で「ある主張をするコミュニティ」の危険性を訴え、その事を指摘をした自分がその主張をする集団から追い出された事に対し悔しい思いを書き、同時に改めてその問題性を指摘していました。
が、その発言も場所が悪かったのか、少々手厳しいレスが付いていましたが、その中に「対立する意見をシャットアウトする人には届かない」「周辺の人には届いて判断の助けになる」と言うレスがありました。この意見、まさに私が超常現象やそれらに起因する霊感詐欺などに対するスタンスに似ています。
よく超能力や霊魂の世界を実在することを前提とした話に対して批判的な態度を取ると、「そんなに問題だと思うなら裁判でも起こしたら?」とか「選挙に出て法律から変えてみろ」などと言い出すバカがいる。私は私の目が届く範囲で、また、ブログやサイトの内容を読んでくれる人に私の訴えが届けばと考えています。
で、話をもどして先の健康に関する話題について。私の行為にも言えることですが、冒頭の人物の訴えも「疑似科学に対する『しおかぜ』みたいなもの」だと言えるでしょう。説明するまでも無いでしょうが「しおかぜ」とは北朝鮮の日本人拉致被害者への呼び掛けを目的とした短波放送ですが、聴かれているかどうかも分からず、それでも流し続ける「想いのこもった」呼びかけです。
そしてこの放送に対して「妨害電波」が出されていることも事実です。
この構図を当てはめると、「集団から追い出された」と言う部分が「妨害電波」に当たるのかもしれませんが・・・ここでとても重要な事があります。それは「どっちが『しおかぜ』で、どっちが『妨害電波』なのか?」と言うこと。
ここまで、自分の立場に投影して冒頭の人物の肩を持つような発言をしてきましたが、正直に言えばその方の主張する「健康関連の主張」が正しいかどうかは私には判断が付きません。逆に言うと、危険だと訴えていたその主張が正しく、それに異を唱える人物の発言こそ「妨害電波」なのかもしれません。
自分に置き換えると、霊感商法などの「明確な詐欺」と無理やりこじつけて、霊の存在を否定する不敬な人物、超能力と言う人間が持つであろう素晴らしい能力の可能性を潰す頭の固い人間と言われるかもしれません。
まぁ、私としては「スミマセン、私のほうこそ『妨害電波』でした!」と言えるような状況になることを心のそこでは望んでいますが(笑)。