2007年11月23日
ブログは災いの元
また「舌禍」(この場合「筆禍」と言うか「キーボード禍」、携帯から書き込みしてたら「携帯禍」か?)により芸能活動を1年停止する芸能人のニュースがありました。
星野奈津子が不適切表現で1年間活動停止
http://news.goo.ne.jp/article/nikkan/entertainment/p-et-tp0-071122-0009.html
記事にもあるようブログによる不用意な発言がきっかけですが、こう言う事件が起きると必ず3つの反応があります。1つは処分は当然であるという肯定的な意見、そして残り2つは同情意見であり、(彼女の非は認めた上で)事務所なりがチェックできなかったのか?と言う意見、そして彼女は正しいと言う意見。もちろん、その比率は失言者の人気と失言内容に大きく依存します。
同情論を考察すると、まず「チェックできなかったのか?」については現実問題として所属タレントの個人ブログなんて事務所がいちいち検閲なんて無理でしょうし、目を通す人間の(事務所レベルでも)質が高くなければアウトでしょう。
次に発言が正しかったかどうか。これも内容にもよりますが、逆に擁護のしようのない暴言であっても、意外と支持される場合が少なくありません。これ、「現実社会は本音と建前で世界だが、ネットでは・・・」と匿名性ゆえにネットでは暴論が散見されると指摘する人がいますが、ちょっと違うんじゃないか?と。
見ず知らずが席を並べる飲み屋のカウンター、ほぼ客の意見に同調してくれる高級クラブのボックス席、誰かの家で仲間内で飲み会。それぞれで言葉を選んで話をしているはずです。言い換えると、誰に聞かれているかを意識しているかどうかの配慮を、そのままブログでも行えば良いことなんですけどねぇ。
まぁ、私自身も若干その気持ちがありますので分からなくはありませんが、「自分のブログなんだから、自分の考えをそのまま出して何が悪い!」と言う人もいます。が、本気で"自分だけのもの"と思うのならネット上に載せずに自分のパソコンで楽しんでください。嫌なら見るなと言う人もいますが、これも的外れな反論であることは説明するまでもないでしょう。
と、ダラダラと方向の定まらない文章を書いてしまった・・・。最後に処分の肯定派について考えると、悪のレッテルを貼って過剰に叩く人間もいるようですが、今回の事務所の対応は厳しすぎるのでは?とも感じますが、逆にタレントを上手く守ったのではないかな。