2007年11月19日
儲け話にご注意を!
先ほど、フジテレビの「新報道プレミアA」と言う番組で「ロコ・ロンドン金取引」と言う投資話をネタにした詐欺を紹介していました。高齢の男性から3,500万円を騙し取られ、それに気付いた息子さんが東京から駆け付け、1,000万円を取りもどしたドキュメントを放送していました。
この覚書では姪っ子の話やら燻製の話、超常現象にご当地ネタ等を取り上げてますが、勝手な使命感で詐欺のネタは率先して取り上げてますんで、このネタも反応してしまいました。で、もう一つ反応した理由なんですが、被害に遭った高齢の男性の住む土地が福岡。そしてその詐欺を働いた会社の入っているビルが、私が以前勤めていた会社のお向かいのビル。地元の人間ならバリバリ場所を特定できます(笑)。
さて、その「ロコ・ロンドン金」というものですが、残念ながら私の守備範囲ではないんで解説はできませんが、基本、元本保証でない投資と言うものは損して当たり前と考えていた方が良いでしょう。ましてや前述の会社はその「投資」すらする気もなく、単に金をむしり取ろうとするだけのクズ野郎どもですから、知識も興味もない人が投資による儲け話を持ちかけられたら「ヤラナイ!」の一点張りで行った方が無難です。
もちろん「株式投資」「商品先物取引」「FX為替取引」など、どれも真っ当で直接我々の生活と直接係わりがないように思えて、実は深く関係しているシステムです。その恩恵として、スーパーで安売りされていることもありますが、概ね豆腐や醤油、うどん、鶏肉などなど値段が急に倍になったりすることがない等が挙げられます。(もっとも、最近は例のバイオエタノールやら投機筋の介入による原油の値段の高騰の影響で、この価格の安定すら怪しくなっていますが)
しかし、これらのシステムの多くは基本「ゼロ・サムゲーム」になっていて、勝つ人がいれば負ける人もいる。そしてそのシステムに仕事として情報を集める等し、時間と労力を注ぎ込む人がいます。つまりはその様な人たちが概ね「勝つ人」に回り、そうでない人が「負ける人」になる事を考えれば、素人が簡単に足を踏み入れるべきではないでしょう。
ましてや取引をしている証券会社などは手数料を取っています。例えば仲間内4人で「賭け麻雀」をした場合、4人の財布の中身の合計は増減しません。しかし、雀荘で場代を払いながらやったとしたら?当然、勝負を重ねるうちに合計金額は減っていきます。
と、まだまだ書き足りない部分はありますが、文字数制限が!続きはいずれ。