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2019年12月09日
「ドクター・スリープ」見てきました
私が中学のころ、映画館で「シャイニング」を見たのですが不気味な映画ではありましたが、それほど「怖い」という映画ではありませんでした。しかし精神を侵食する恐怖は半端なもんじゃなく、その後は食欲がガタ落ち。そして確実に私の中での「最恐映画」として君臨したのがこの映画でした。

そしてその続編となれば、主人公のダニー同様に自身に掛けられた呪いの様な恐怖を再認すべく、見逃すわけにはいかない映画となりました。そしてその評価としては…後ほど。



豪雪に隔離されたホテルでの狂気に陥った父の殺意から母と共に逃げ切ったダニー少年。それから40年、彼は特殊能力「シャイニング」を隠して生きてきたが、自分と同じ能力を持つ少女アブラと知り合う。それはかつての自分が同じく「シャイニング」の能力を持つ大人、ハロランと知り合った時と重なった。

そしてホテルに巣食う悪霊たちに自信が命を狙われたのと同じようにアブラの命を狙う異形のものの存在に気付いたダニーは彼女を救うために立ち上がる。

それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。

【感想:Start】

この映画、「シャイニング」を知らない人にはそれなりに怖い程度の映画かもしれないが、私の様に「シャイニング」を見てトラウマになった人間からすると、前作を彷彿とさせるシーンには涙目になって震えあがったが…スティーブン・キングと言えば「IT」っていう世代には伝わらないだろうなぁ(笑)。

序盤でのホテルを行く三輪車、クライマックスシーンでのホテルの風景に至っては完全にビビッてました。グロに関しては「SAW」シリーズでネジが緩み、「冷たい熱帯魚」でネジがぶっ飛んだ私ですが、それ以前の精神にダメージを与える恐怖の爪痕は間違いなく「シャイニング」だったという事を再認識しました。

また、40年前の恐怖を現代社会に上手く落とし込むと同時に、ありきたりなネットの恐怖みたいなものにせず、クラシカルでアナログな恐怖で表しています。アブラの命を狙う妖魔たちはリーダーがリモートビューイングの様なものを使いながらも、移動は車じゃないとダメだったりするのが逆に「得体が知れない」ではない恐怖を感じました。

改めてストーリーについてですが、後からアブラを追う連中がある程度警察などに手を回せる力があるって説明があるものの、それにしても一歩間違ったら殺人犯扱いされかねない行動を取ったり、ちょっとすんなりと受け入れられない判断などがあったのは残念ですが。

終盤、(その経緯はネタバレになりすぎるんで伏せますが)因縁の呪われたホテルに舞台が移った時、かつての恐怖に立ち向かうダニーの思いと見る側のトラウマがシンクロしてしまい、ホントにガクブルでしたが、あるシーンで私の心の中の彦麻呂が「まさに悪霊のアベンチャーズや〜〜!」と叫ぶシーンがありました(笑)。「シャイニング」同窓会を期待する人はぜひご覧ください。

【感想:End】

最後に。映画を語る際に「面白いか面白くないか」だけでオススメかどうかは判断しにくいところがあります。そしてこれはホラー映画なので「怖かったか怖くなかったか」で言えば…私には判断突きません。トラウマのある私にとっては「それほど怖くはなかったが、ストレスが半端じゃない映画」でした。

同時に映画を見る前の私自身に勧めるかどうか?を考えると、間違いなく勧めるでしょうねぇ。







ドクター・スリープ|映画情報のぴあ映画生活


2019年11月21日
ついつい買っちゃいました
映画ネタ以外では久しぶりの更新かな。

先日、某本屋で小学生向けの参考書を探していました。と言うのも、小学校からプログラミング教育が始まるって事で、ちょっと興味があったのですが…ムチャクチャなモノを見つけました。

DSCN2228.JPG



いやいやいや、攻めすぎでしょ!内容を見てみると、これが驚くほどしっかりしてるし、ファクトチェックまではまだやっていませんが、そこそこ踏み込んでいたんで驚き。


DSCN2229.JPG
DSCN2230.JPG



いや、これで勉強した小学生って…。「ミステリーサークルで町おこし」の章は笑いの要素も入っていましたが、これを真に受ける小学生がいそうでちょっと怖い(笑)。



あと、とてもじゃないけど高かったんで買えませんでしたが、これも見つけちゃいました。



このジュニアチャンピオンシリーズ、「もしもの世界」は持っていましたが、「もしも〇〇だったら」が可能性度が3段階で表示されていましたが、それを除外しても挿絵がなかなかインパクトが強くて。「もしも引力が無くなったら」って章の人が空に吸い上げられるように飛んでいる風景は今も頭にこびりついています。まさに「TO-RA-U-MAX」!





2019年11月18日
「地獄少女」見てきました
個人的にはアニメ版であれ「地獄少女」をあまり高く評価していませんでしたので、この映画を見に行く気はありなかったんですが、時間が合ったの…程度で決めましたがちょっとビックリ。「累 かさね」の時に近い驚き。

いわゆるアニメを実写化ですが、正直なところ予想をはるかに上回る出来でした。アニメ版に対する印象と言えば、「救いがない」話ばかりで少々パターン化された作品で、続けて見ると若干食傷気味になるかな?って程度でしたが、映画だからこそこれが払しょくできた可能性はあるものの上手く昇華されていました。





午前零時に「地獄通信」なるサイトに接続し、呪いたい相手の名前を入力すると相手を地獄に堕とすことができる…という都市伝説。もちろん当時は手段は違ったものの、今から50年近く前に地獄通信を使い復讐を行った母親の話を元に都市伝説の真相を探るフリーライター工藤。

一方で学校になじめず、カリスマミュージシャンの魔鬼に心酔する高校生、市川美保はライブで南條遥と出会い意気投合。一緒に行ったライブで女性ボーカリスト御厨早苗が暴漢に襲われた辺りから彼等が徐々に地獄通信と関わりあっていく。

それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。

【感想:Start】

まずかなり失礼な書き方をしますが、キャストを見る限りちょっと…って感じになりましたが、逆にシリーズ化も可能な感じがしました。ちょっと「一目連」の活躍が少なかったので評価が難しいのですが、彼等一味のキャラクターが良く合っていました。特に輪入道の麿赤兒さんは秀逸でした(笑)。あと美保役の森七菜さんの演技が良かったなぁ。

さてストーリーですが、いちおうテレビでも放映されていたアニメですので「地獄少女」の基本的なルールは周知として書きます。(ちょっと不穏な話ではありますが)心底人を恨んだ人間であれば多分「地獄通信」は利用しないでしょうねぇ。こっちが完全な被害者なのに何で相手と同じ地獄に堕ちなきゃいけないの?って。

それを考えると一気に高まった恨みや復讐に駈られた人間の思慮の浅さがとても良く表現されていました。1965年のエピソードを除くと、映画の中で最初に「地獄通信」を使うのが御厨早苗。暴漢に襲われ顔に醜い傷が残ってしまい、その上犯人からの謝罪文と見せかけた犯行声明とも挑発ともとれる手紙に逆上し、契約を結んでしまいます。冷静に考えれば顔を傷つけられてもボーカルとして復活して見せることが最高の復讐であることがそのの手紙からも分かるんですが。

そして美保が地獄通信を使うのかどうかがちょっと読めなかったんですが、彼女にしてもこの先の人生で赤い糸を解いたことを死ぬほど後悔する事でしょう。それを考えるとこの物語の「勧善懲悪」の部分で言うと「懲悪」に相当するのは復讐する側も含まれていることを言ってるんでしょうねぇ。

個人的には「復讐は何も生まない」なんて綺麗ごとは言いませんし、「復讐は達成と同時に安寧を生む」と信じているので、復讐後に安寧が得られない地獄通信は…やっぱり逆上した人間の選択肢なんでしょう。そう考えると地獄少女の閻魔あいが猶予を与えているってのがけっこう良心的だなぁ。

まぁ、何にせよ一話完結のスタイルを考えると続編を期待してしまいますが、この映画がどこまで評価されるかにかかってる。私は傑作に近い映画だと思うんですが。

【感想:End】

最後に。この映画の監督は白石晃士という方で「不能犯」はいま一つでしたがちょっと気になってきた。(奇しくもこの映画の紹介の時に「地獄少女」って言葉が出てきてる(笑))

これから年末に向けて冬休み映画、クリスマス映画、年末年始の映画ってラッシュが続くんでいつまで上映されるかなぁ。




地獄少女|映画情報のぴあ映画生活



2019年11月11日
「ターミネーター:ニュー・フェイト」見てきました
映画のシリーズは長く続くと例外なくカルト化していく。「スタートレック」を筆頭に「スターウォーズ」「ハリーポッター」などなど、シリーズを知るからこそ来る面白みは、同時に途中から参戦してくるファンを拒否するかのような作りになってしまうのは仕方のない事かもしれません。

かくしてこの「ターミネーター」シリーズも例外にもれず、映画館に来てたのはオッサン率が異常に高かったのが印象的でした。





普通、ここで簡単なあらすじを書いて導入とするのですが…今回は一切ナシ。というのも、私自身オープニングでちょっとショックな入り方をしたんで、それを前提としたその後の展開を書くのはやめておきます。まぁ、今回はリンダ・ハミルトンがシリーズに復帰と同時に私好みの美少年だったものの、見る影もなくなったエドワード・ファーロングは…?って話で(笑)。出演の噂はあったのですが、チョイ役でも出てたっけ?

ちょこっとだけ書くとしたら…「エイリアン3」の出だしで「エイリアン2」の感動のエンディングをぶち壊して始まった感覚に似てるってとこかな?

それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。

【感想:Start】

今回、「ターミネーター2の正当な続編」と銘打っている時点で「…3」以降が失敗したって言ってるも同然。しかも無理やりターミネーター2の続編っぽく軌道修正しようとした「ターミネーター:新起動/ジェニシス」のスタンスに至っては何だったんだ?って感じ(笑)。

確かにシリーズを通して誰が見ても「…3」は完全に失敗作でしたし、完全にネームバリューだけで映画作りをしていたシリーズの謗りを受けても仕方ないでしょう。そして残念ながら本作もオープニングからサラ・コナー登場の辺りまで、完全にターミネーター2の焼き直しって感じでしたし、この映画単体での評価が非常に難しい出来でした。

まぁ、ストーリーにはあまり触れずに書くとして、それでもサラ・コナーに感情移入して彼女の人生を想像してみると、本当に終わりのない戦いを続けてきた、そして最後は(ちょいネタバレ)ジョンに対して行おうとし叶わなかった戦士としての教育をダニーに行う決意と、そして幼い頃のグレースを目にした時の思いを考えると、あまりにも重いというか…。

とは言え、やっぱりタイムリープ系のお話ですし、ご都合主義なカール(?)の心変わりやらはちょっと辟易としましたが、やっぱりネームバリュー頼りの映画を支えちゃってるんでしょうねぇ、私みたいな人間が。

う〜ん…はっきり言ってストーリーに触れないことを割り引いても、ここに書くことが思った以上に少ないって事がこの映画に対する評価の全てでしょうねぇ。70点くらいかなぁ…。

【感想:End】

最後に。これまた同窓会っぽい懐古主義的な映画ですが「ドクター・スリープ」は見に行きたい。私が中学のころに見に行った「シャイニング」の40年後を描いたってところで、こちらも前作の董襲ってのが目に見えていますが、当時はあまり「怖い」という感覚はなかったものの精神的にやられていたらしく極端に食欲が落ちたのを覚えています。

その頃に比べてイロイロと擦れて来たし、どうしてもスケールダウンしてしまうんでしょうが…あっ、やっぱりネームバリューで安易なリメイクなり続編を支える層になってるわ!




ターミネーター:ニュー・フェイト|映画情報のぴあ映画生活


2019年10月15日
「見えない目撃者」見てきました
冷静に考えて覚書のタイトルからしてちょっとややこしいですが、気になっていたサスペンス映画、やっと見てきました。先月の20日に公開されたことを考えると話題作でもない限りはそろそろ終わりごろって感じでギリギリだったかもしれませんが、適度にグロい感じもあって好みの映画でした。

いちおうR15ではありますが、ちょっときつい人にはきついかも。



警察学校を首席で卒業しながらも、交通事故で自らの視力と実弟を失ってしまったなつめ。警察官の道をあきらめ、自責の念に苛まれながら死んだ様に生きる日々を過ごしていたがある日、少女が拉致されていることを「目撃」してしまう。もちろん視覚を失た彼女にとって、それ以外のあらゆる感覚で事件を感じ取るが、警察は相手にしない。

しかし、もう一人の目撃者がいることを確信した彼女は高校生、春馬に行きつき彼に協力を仰ぐ。やがて未成年の失踪と風俗に堕ちた未成年者を救う「救様」という人物の都市伝説に行きつくことから警察も本腰を上げるが、失踪した少女たちは助けられるか。

それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。

【感想:Start】

この映画、私の評価は結構高いのですがそこはある程度ファンタジーを受け入れたうえでの話。そりゃ、盲目の女性と男子高校生という一般人がガッツリ捜査に加わり、終盤では本職が討ち死にする中で2人が事件を解決しちゃうし。細かい点で言えば、とにかく軽率な行動で危機に陥るばかり。対する犯人側も何でもっと機敏に動かない?とか、どちらももっと用意周到に行動するべきじゃないかと…イライラするはずがそれほどでもなかったのは評価すべきでしょうねぇ。

グロ表現については比較的リアリティがある分、ちょっときついかも。多分、もっと消化器系の内臓が出てきたらR18になったかもしれませんが、R15でも体の一部を切断・切除があるんでお気を付けください。

さて、改めてストーリーを見てみますと、主人公が盲目という部分が逆に他の感覚を研ぎ澄ませているという点で弱点でもあり強みでもある設定は面白かったのですが、いったん「それらしい犯人」で落としどころにしながらも、実は真犯人が…って所はちょっと陳腐かな。

他、先にも書きましたが誘拐された少女たちを一刻も早く救い出すことが重要とは言え、体制を整えるという発想がなさすぎるのはかなり引っかかります。特に主人公が犯人に気づき車を飛び降りるところからはその連続。犯人も後部座席の「チャイルドロック」をするのは(誘拐犯として)当たり前じゃないか?犯人から逃れて地下鉄に逃げ込むが、乗客が他にいるなら助けを求めることもできたろうに。逃げられたと思った彼女を待ち受けた犯人も他の刑事を仕留めたほどの行動力を彼女には発揮しないし(笑)。

まぁ、イロイロとツッコミを入れてしまいますが、それでもクライマックスシーンの緊張感(って、その前にきっちりとケリを付けときゃ良いのに…)は見事でしたし、終わりも予定調和ではありますが許容範囲か。総じて80点にちょっと足りないくらいかもしれませんが、それくらいの点数が付けられる映画でした。

【感想:End】

最後に。次は「楽園」「フッド ザ・ビギニング」あたりが気になる作品ですが、何と言っても「ロボット2.0」が見たい。ってか、福岡じゃユナ・シネももちまで行かなきゃいけないじゃん。ちょっと遠いなぁ…。




見えない目撃者|映画情報のぴあ映画生活


2019年10月06日
「シークレット・スーパースター」見てきました
平日に休みという貴重な日を利用し、福岡市内ではちょっと交通の便が悪いKBCシネマにこの映画を見に行きました。インド映画でアーミル・カーンが出演するとなるとハズレはないと確信していましたが、これもなかなかの良い映画でした。まぁ、イロイロとムカつくシーンが多かったけど(笑)。





インドで最高の音楽賞のステージを夢見る少女インシア。しかし彼女は厳しい父の元、音楽を禁じられる。夢を捨てきれないインシアは動作サイトに顔を隠して歌をアップするが、謎の歌姫にインド中が注目。彼女への注目が集まる中、父の定めた規律に反した母と共に咎められたインシアは音楽とパソコンを取り上げられる。

全ての可能性を絶たれた彼女はわずかな可能性にかけ、自分と母親の運命を変えるために彼女に目を付けていた落ち目の音楽プロデューサーに連絡を取る。

【感想:Start】

若干、前近代的な感覚を引きずっている現代の日本男性ですら理解できないほどの男尊女卑でDV夫の父親にはドン引きしてしまいますが、その割にはインシアが「懲りない」しかなり反抗的。こっそりでも歌を続けたいなら勉強を頑張るとか、無理を言って入れてもらった塾に遅刻したりサボったり。立ち回りが悪すぎ、どんどん立場が悪くなってくる。

父親もかなりクソですが、彼の生活環境やら育った背景を考えると「こんなもんだろうなぁ…」と感じるところも。肯定も擁護もしませんが。沸点が低すぎるし、怒るために怒ってる点はあるものの、やはり家族を養ってるってところでちょっと古風なインド人男性って感じかな。

そしてインシアに目を付ける落ち目の音楽プロデューサーをアーミル・カーンが演じています。「チェイス!」では信念を持った復讐のマジシャン、「ダンガル きっと、つよくなる」では(こちらも)古風で頑固な父親を演じた彼が軽薄で女好き、それでいて義理堅いところもある役を演じ切ってる。まだ見ていませんが「きっと、うまくいく」「PK」も気になりますねぇ(笑)。

さて、ストーリですが完全に予定調和…に落ち着くのか、それとも現状のインドではこれが限界か、とちょっとハラハラします。最終的には「勧善懲悪」(?)な形でおさまりますが、ちょっとおばあちゃんが可哀そうだなぁ…と感じた次第で。

あとインドの名誉(?)のためにも簡単な雑感ですが、多分物語に出てくる父親は現代のインドでもちょっと古風な人として描いてるんだろうし、学校での体罰シーンも厳しめな演出でしょう。多分(笑)。それから気になった主人公の恋人役の男の子、あのルックスでOKなの?ちょっと…ねぇ(笑)。

学校を抜け出してのレコーディングはちょっと荒唐無稽なところを感じましたが、レコーディングスタジオに足を踏み入れたものの、プロとしてお金の絡む世界の大人たちに気圧されるインシアの心情を察するに、インドの価値観などを考慮すると、日本で言えばAVの撮影現場に入り込んだくらいの感覚だったのかも。

何にせよ、前半のインシアと母親の立ち回りの悪さや妙な反抗的な態度など、そこがリアリティなのかもしれませんがイライラが募りまくり。最後の爽快感でも相殺しきれてないかもってところで、ちょっと不満が残ったかな?

あまり感情移入って感じのする映画ではありませんでしたが、良い映画の部類には入りますね。

【感想:End】

最後に。日付が変わって今週になりますが、11日に毎年恒例の検査があります。心臓カテーテル手術を伴う検査ですが、昨年はちょっとしたアクシデントで「あっ、死ぬかな?」って思いましたが(笑)。今年は以前に私の手術をしてくれた先生が別の病院に赴任していたのですが、先輩が開業する手伝いのためこちらに帰ってきたとの事で、タイミングよく私を診てくれることになりました。

まぁ、代わりの先生が悪かったという訳ではありませんが、お任せしましょう(笑)。




シークレット・スーパースター|映画情報のぴあ映画生活


2019年10月05日
「ジョーカー」見てきました
本日、会社が休みだったため今日から公開の「ジョーカー」の一番最初の上映を見に行きました。つまりは先行上映やらを除けば一番早いタイミングで見に行けました。それほど思い入れのある映画ってわけでもなかったんですが、話題作だったんで早い方が良いかな?と。

さてこの映画、いちおうアメコミのキャラクターを使っていながら一本の映画として成立しており、舞台がゴッサムシティでなければバットマンのスピンオフ作品という事を忘れてしまいそうですが、それでも(しっかり)バットマンの重要なエピソードが織り込まれています。





市の財政難から荒廃しつつあるゴッサムシティに住むアーサーはテレビで活躍するコメディアンを目指し、イベントなどに呼ばれるピエロを演じながら病の母と細々と暮らしていた。しかし自身も「笑いだしたら止まらなくなる」脳の障害を抱え、何につけて上手くいかない閉塞感の中で生活を続けるが、同僚から護身用に半ば押し付けられるように受け取った一丁の拳銃が彼の人生だけでなくゴッサムシティの運命を変えてしまう。

それにしても「笑い声が耳に届くたびに息苦しささえ感じる」作品。笑い声で喜怒哀楽の全てを表していますが、「喜」以外を表す笑い声がこれほどキツイものかと思い知らされます。グロさはありましたが、それ以上にストーリーの重苦しさを覚悟して見るべき映画でしょう。

それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。

【感想:Start】

スピンオフも含め、マーベル作品関連は「マイティ・ソー」ぐらいしか見ていない私。アベンジャーズもほとんど興味がない程度でしたが「狂気」を描いた作品ならばと見に行きましたが、とにかくストレスを受ける映画です。

後にジョーカーと呼ばれる主人公のアーサーに対しては同情はするものの共感はできない。しかし、仕事を失い、家族との絆を失い、自分が何者かも分からない消された存在になりつつあった彼の存在を(正義の仮面をかぶった)悪が認めてくれるなら、そちらに流れていく以外の選択肢はなかったようにも思えます。

何をしても上手くいかない閉塞感の中、映画の終盤にかけて狂気が暴走していく中でこそアーサーが生き生きとして行き、クライマックス近くでテレビカメラの前に立った瞬間がそれまでの彼の人生の頂点だったように思えると、何が正解なのかが本当に分からなくなってしまいます。

主演のホアキン・フェニックスの演技は本当に迫力があり、その演技も含めて映画を見る際にありがちなストーリーの矛盾やアラを探す様な方向にほとんど意識が向かないって事は、それだけ映画に入り込めたって事でしょうね。

【感想:End】

最後に。この映画の中にバットマン誕生のエピソードも含まれているんで、最低限の基礎知識だけでも頭に入れて見た方が良いかもしれません。と同時に、舞台のゴッサムシティとジョーカーと言うキャラクター、そして前出のエピソードから発展した続編が作られるか。

エンディングの含みから言えばどっちとも言い難い部分も含め、とにかく「腑に落ちない不快感の心地よさ」という訳の分からない印象が残る映画でした。




ジョーカー|映画情報のぴあ映画生活


2019年09月24日
「アド・アストラ」見てきました
今日はブラッド・ピット主演の期待のSF映画、「アド・アストラ」ですが結論から書きますと思いっきり期待外れ。私の理解力が乏しいのは割り引いてもらっても「?」って内容。いや、これは正式に怒られそうですが…ちょっと個人的にはダメでしたねぇ。





優秀な宇宙飛行士だった父を持つ主人公のロイ。父は地球外の知的生命体の調査のため(ほぼ)片道切符の探査飛行に行ったまま、調査16年目に消息を絶ってしまう。しかし、死んだものと思っていた父が生きている事、そして太陽系を滅亡させる力があるリマ計画に関わっていたことを知らされる。

まぁ、先に断っておきますが、私の評価では期待外れっぷりで言えば「オブリビオン」「エリジウム」レベルかなぁ。

それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。

【感想:Start】

この映画、オープニングから「宇宙エレベーター」から入っていたのでかなり期待したんですが、結局良くわからなかったんだけど、"サージ攻撃"なる電磁波攻撃って何が目的だったの?ストーリーで一番重要な部分だと思うんだけど。主人公が父を慕い、それでもその父が人類を滅ぼすことを目的としていたならその父の考えを理解しつつも父を止める…って流れかと思ったんですが。

それをにおわせるシーンが月に着いた時のナレーションなどでもあったし、それでいて「実は父が必死にサージ攻撃を抑えていた」とかの流れなども期待してたんですが…俺、20分くらい寝てたかな?

で、月への移動も宇宙エレベーターを使わずロケットの打ち上げ?ってなったり、月での「ヒヤッハー!」行為もその後の伏線かと思ったら特にいそうでもない。打ち上げ直前にロケットに忍び込んだり、その結果、乗組員3人を全滅させたり。それでいて一人っきりで冥王星まで運行できるの?

そして最後は冥王星からノンストップで地球に戻ってる。3人を殺害して帰還したのに何のお咎めもなさげですが、ミッションを成功させたからかな?と、よくわからない「?」がゴロゴロと出てくるのがこの映画です。

まぁ、宇宙空間での「孤独」の描写は地球上であれば一人で深海探査機で海底に潜ったとしても味わえないでしょう。何かあっても遺体すら回収されない空間はどれほどの恐怖か。その中での当てのない宇宙空間の移動を見事に描写しているだけに残念。

ってか、よくよく考えたらこれ、「地獄の黙示録」にそっくりじゃん(笑)。

【感想:End】

最後に。前にも書いたけど、最近は近況をFacebookに書いてるんでこちらではおろそかですが、先月末に知人数名と飲んだんですが、一人は工房を持つ博多人形師、一人はデザインの仕事をしておりもう一人はデジタルアートで賞を取っている方。で、彼等をある人に紹介したのですが、その相手もマジックの腕前はプロ級であり、同時に"プロレスのマスク"を趣味で作る方。

で、その中に入って私は何もない。って事で、何かやろうかと模索しているんですが、どうせ三日坊主になるから、完全にモノになってから書きますね。(なにもなかったら「あっ、三日たったか…」と思ってください)



2019年09月23日
「天気の子」見てきました
仕事が多忙なことから映画鑑賞自体が億劫になっていましたが、それでもこの映画なら大丈夫だろうって気持ちの上での切り札(笑)。言わずと知れた「君の名は。」の新海誠監督の作品で、前作が良かったんで、そのご祝儀(?)も兼ねて見に行きましたが、これも良い映画でした。

離島での生活に息苦しさを感じた高校生、帆高は家出をして上京する。しかし、あてのない放浪生活を余儀なくされる中、移動のフェリーで知り合ったオカルトライターの須賀の元に身を寄せる。ある時、以前にファーストフード店で親切にしてもらったアルバイトの女の子、陽菜と再会。オカルトネタとして追っていた「100%の晴れ女」で雨が続く東京に晴れ間をもたらす。

それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。

【感想:Start】

この映画も「君の名は。」と同様、ファンタジーの類ではありますが、ある程度現実世界と整合性を取りながら話が進んでるんで、割と受け入れやすい流れだったかな。

現実社会で高校生が東京で一人で生きていけるか?もちろん、須賀との出会いなどは完全にご都合主義ではありますが、実際にはネットカフェを根城にしながら生活に困窮して悪い道に堕ちていくんでしょうが…この程度のご都合主義はありかな。まぁ、悪い道って言うか主人公の帆高はひょんなことから拳銃を手に入れてしまい、それをぶっ放して完璧に警察に追われる身になってしまいますが(笑)。

ヒロインの陽菜の方も実際には貧困に類する部類なんで、どちらも東京で先の見えない閉塞感の中、子どもの発想ながら生き抜こうとしているところは夏休み限定でしか無い状況だったのかもしれません。しかし、青春のひと夏の出来事として見ていて胸が痛くなります(笑)。

全体的に見ていろいろと心の琴線に触れる映画で、前作の「君の名は。」とは私の印象としては全然違う色に感じましたが、この映画ももう一度見に行っても良いかな?ってくらいでした。

で、ちなみに「君の名は。」のキャラクターが数名出ていました。どこで誰が出ていたかは紹介してるブログもあるんでそちらを参考に。全員は見つけられなかったなぁ(笑)。

【感想:End】

最後に。実はこの映画、見に行ったのは16日の話で、何で感想のアップが遅れたかと言いますと…実は16日の夜から腹痛が激しく、翌日は病院で診察してもあったところ憩室炎。即入院って言われましたが仕事も忙しいし、ベッドの上で絶食&点滴生活なんて御免ですし。そして何より暇だしお金もないんで。

結局一週間、昼は抜いたりゼリー飲料。夜はお粥かうどんで過ごしたんで、ラーメンが食べたい…。ちなみに体重は3キロほど減りました。これだけが収穫か。






2019年09月09日
「アス」見てきました
仕事がものすごく忙しい中、見たい映画が次々と見る機会を失いながら終わっていった。そんな中、急きょ時間ができたタイミングで見られる映画としてこの作品を選びました。完全に予備知識なしでホラー映画と言うジャンルしか知らない状態での鑑賞でしたが…結論から言うと、せっかくなら別の映画にすべきだったかなぁ、と。




主人公アデレードは夫のゲイブと娘のゾーラ、息子のジェイソンの一家四人でバカンスに故郷を訪れた。そこは幼いころ、海岸で起きた不思議な体験がトラウマとなった地でもあった。気が乗らないままの海水浴で息子のジェイソンがかつての自分と同じく一時的に行方不明になった夜、一家の前に謎の4人組が現れる。彼等は一家のメンバーと瓜二つで、理由を分からないままアデレード達を襲いだす。

彼等の正体は?そして目的は?

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【感想:Start】

ちょっと鬱っぽくなってて鑑賞意欲も低い状態で見るにはちょっと向いていない映画でしたねぇ。これは過去にもちょくちょく書いていましたが、あらゆるストーリーは見る側がその内容の「ファンタジー度」を探りながら見ていくもので、この映画は心霊的な世界なのかどうなのかを探っている間がそこそこストレスを受ける内容でしたが、正体が分かった辺りから逆に怖さは薄らいだかな。

まぁ、一家を襲った連中は彼等の分身であり、虐げられた境遇から脱するため、そして復讐のために一家の人生そのものを奪いにやってきた。そしてその襲撃は全米で起きていた…との設定ですが、ホント気になるのがアメリカの言えって防御力が低すぎるのはどういう事?

それからホラー映画のあるあるがいくつも炸裂。粗忽な危機感の無さから窮地に陥るとか、まずはこっちをきちんと決着をつけてから次に行けよ!とか、止めを刺していない以上、また襲ってくるよなぁ…とかあちこちにありがちなスキを作ってるのが萎えるよなぁ。

結局、地上で暮らす人々の裏で地下での生活を強いられた「裏」の国民たちの反乱ではあるものの、規模は全米であるはずがその攻防は一家4人で完結しているのもスケールのちぐはぐさを感じ、ホラーともサスペンスとも区分しにくい妙にもどかしい映画でした。

ただし、出演者のほぼ全員が一人二役を演じきっており、その演技力は見るべきものがありました。逆を言えば、それに比べてストーリーが弱すぎたかなぁ。

【感想:End】

最後に。仕事が忙しい上にほぼ毎週末に予定が入っている状態。たまに予定が空いてたら休日出勤に充てるぐらいですが、予定も丸一日が潰れるわけでもなく、時間が空けられるとすれば映画を見る時間も確保できなくもないが面倒くさい…となってしまう。

以前に楽しいと思っていたことを面倒だと思うようになるって典型的な鬱の初期症状。それは自覚してるんですがねぇ(笑)。まぁ、今週末は木曜に休みを取って病院へ、週末は私と親父の通院でつぶれ祖母の命日も被る。来週末は健康診断(笑)で再来週の土曜は会社の研修があるし、オレ、何やってるんだろう?といろいろと見失ってる状態です(笑)。




【感想:Start】〜【感想:End】


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