2019年10月15日
「見えない目撃者」見てきました
冷静に考えて覚書のタイトルからしてちょっとややこしいですが、気になっていたサスペンス映画、やっと見てきました。先月の20日に公開されたことを考えると話題作でもない限りはそろそろ終わりごろって感じでギリギリだったかもしれませんが、適度にグロい感じもあって好みの映画でした。
いちおうR15ではありますが、ちょっときつい人にはきついかも。
警察学校を首席で卒業しながらも、交通事故で自らの視力と実弟を失ってしまったなつめ。警察官の道をあきらめ、自責の念に苛まれながら死んだ様に生きる日々を過ごしていたがある日、少女が拉致されていることを「目撃」してしまう。もちろん視覚を失た彼女にとって、それ以外のあらゆる感覚で事件を感じ取るが、警察は相手にしない。
しかし、もう一人の目撃者がいることを確信した彼女は高校生、春馬に行きつき彼に協力を仰ぐ。やがて未成年の失踪と風俗に堕ちた未成年者を救う「救様」という人物の都市伝説に行きつくことから警察も本腰を上げるが、失踪した少女たちは助けられるか。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
この映画、私の評価は結構高いのですがそこはある程度ファンタジーを受け入れたうえでの話。そりゃ、盲目の女性と男子高校生という一般人がガッツリ捜査に加わり、終盤では本職が討ち死にする中で2人が事件を解決しちゃうし。細かい点で言えば、とにかく軽率な行動で危機に陥るばかり。対する犯人側も何でもっと機敏に動かない?とか、どちらももっと用意周到に行動するべきじゃないかと…イライラするはずがそれほどでもなかったのは評価すべきでしょうねぇ。
グロ表現については比較的リアリティがある分、ちょっときついかも。多分、もっと消化器系の内臓が出てきたらR18になったかもしれませんが、R15でも体の一部を切断・切除があるんでお気を付けください。
さて、改めてストーリーを見てみますと、主人公が盲目という部分が逆に他の感覚を研ぎ澄ませているという点で弱点でもあり強みでもある設定は面白かったのですが、いったん「それらしい犯人」で落としどころにしながらも、実は真犯人が…って所はちょっと陳腐かな。
他、先にも書きましたが誘拐された少女たちを一刻も早く救い出すことが重要とは言え、体制を整えるという発想がなさすぎるのはかなり引っかかります。特に主人公が犯人に気づき車を飛び降りるところからはその連続。犯人も後部座席の「チャイルドロック」をするのは(誘拐犯として)当たり前じゃないか?犯人から逃れて地下鉄に逃げ込むが、乗客が他にいるなら助けを求めることもできたろうに。逃げられたと思った彼女を待ち受けた犯人も他の刑事を仕留めたほどの行動力を彼女には発揮しないし(笑)。
まぁ、イロイロとツッコミを入れてしまいますが、それでもクライマックスシーンの緊張感(って、その前にきっちりとケリを付けときゃ良いのに…)は見事でしたし、終わりも予定調和ではありますが許容範囲か。総じて80点にちょっと足りないくらいかもしれませんが、それくらいの点数が付けられる映画でした。
【感想:End】
最後に。次は「楽園」「フッド ザ・ビギニング」あたりが気になる作品ですが、何と言っても「ロボット2.0」が見たい。ってか、福岡じゃユナ・シネももちまで行かなきゃいけないじゃん。ちょっと遠いなぁ…。
いちおうR15ではありますが、ちょっときつい人にはきついかも。
警察学校を首席で卒業しながらも、交通事故で自らの視力と実弟を失ってしまったなつめ。警察官の道をあきらめ、自責の念に苛まれながら死んだ様に生きる日々を過ごしていたがある日、少女が拉致されていることを「目撃」してしまう。もちろん視覚を失た彼女にとって、それ以外のあらゆる感覚で事件を感じ取るが、警察は相手にしない。
しかし、もう一人の目撃者がいることを確信した彼女は高校生、春馬に行きつき彼に協力を仰ぐ。やがて未成年の失踪と風俗に堕ちた未成年者を救う「救様」という人物の都市伝説に行きつくことから警察も本腰を上げるが、失踪した少女たちは助けられるか。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
この映画、私の評価は結構高いのですがそこはある程度ファンタジーを受け入れたうえでの話。そりゃ、盲目の女性と男子高校生という一般人がガッツリ捜査に加わり、終盤では本職が討ち死にする中で2人が事件を解決しちゃうし。細かい点で言えば、とにかく軽率な行動で危機に陥るばかり。対する犯人側も何でもっと機敏に動かない?とか、どちらももっと用意周到に行動するべきじゃないかと…イライラするはずがそれほどでもなかったのは評価すべきでしょうねぇ。
グロ表現については比較的リアリティがある分、ちょっときついかも。多分、もっと消化器系の内臓が出てきたらR18になったかもしれませんが、R15でも体の一部を切断・切除があるんでお気を付けください。
さて、改めてストーリーを見てみますと、主人公が盲目という部分が逆に他の感覚を研ぎ澄ませているという点で弱点でもあり強みでもある設定は面白かったのですが、いったん「それらしい犯人」で落としどころにしながらも、実は真犯人が…って所はちょっと陳腐かな。
他、先にも書きましたが誘拐された少女たちを一刻も早く救い出すことが重要とは言え、体制を整えるという発想がなさすぎるのはかなり引っかかります。特に主人公が犯人に気づき車を飛び降りるところからはその連続。犯人も後部座席の「チャイルドロック」をするのは(誘拐犯として)当たり前じゃないか?犯人から逃れて地下鉄に逃げ込むが、乗客が他にいるなら助けを求めることもできたろうに。逃げられたと思った彼女を待ち受けた犯人も他の刑事を仕留めたほどの行動力を彼女には発揮しないし(笑)。
まぁ、イロイロとツッコミを入れてしまいますが、それでもクライマックスシーンの緊張感(って、その前にきっちりとケリを付けときゃ良いのに…)は見事でしたし、終わりも予定調和ではありますが許容範囲か。総じて80点にちょっと足りないくらいかもしれませんが、それくらいの点数が付けられる映画でした。
【感想:End】
最後に。次は「楽園」「フッド ザ・ビギニング」あたりが気になる作品ですが、何と言っても「ロボット2.0」が見たい。ってか、福岡じゃユナ・シネももちまで行かなきゃいけないじゃん。ちょっと遠いなぁ…。
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