2019年10月06日
「シークレット・スーパースター」見てきました
平日に休みという貴重な日を利用し、福岡市内ではちょっと交通の便が悪いKBCシネマにこの映画を見に行きました。インド映画でアーミル・カーンが出演するとなるとハズレはないと確信していましたが、これもなかなかの良い映画でした。まぁ、イロイロとムカつくシーンが多かったけど(笑)。
インドで最高の音楽賞のステージを夢見る少女インシア。しかし彼女は厳しい父の元、音楽を禁じられる。夢を捨てきれないインシアは動作サイトに顔を隠して歌をアップするが、謎の歌姫にインド中が注目。彼女への注目が集まる中、父の定めた規律に反した母と共に咎められたインシアは音楽とパソコンを取り上げられる。
全ての可能性を絶たれた彼女はわずかな可能性にかけ、自分と母親の運命を変えるために彼女に目を付けていた落ち目の音楽プロデューサーに連絡を取る。
【感想:Start】
若干、前近代的な感覚を引きずっている現代の日本男性ですら理解できないほどの男尊女卑でDV夫の父親にはドン引きしてしまいますが、その割にはインシアが「懲りない」しかなり反抗的。こっそりでも歌を続けたいなら勉強を頑張るとか、無理を言って入れてもらった塾に遅刻したりサボったり。立ち回りが悪すぎ、どんどん立場が悪くなってくる。
父親もかなりクソですが、彼の生活環境やら育った背景を考えると「こんなもんだろうなぁ…」と感じるところも。肯定も擁護もしませんが。沸点が低すぎるし、怒るために怒ってる点はあるものの、やはり家族を養ってるってところでちょっと古風なインド人男性って感じかな。
そしてインシアに目を付ける落ち目の音楽プロデューサーをアーミル・カーンが演じています。「チェイス!」では信念を持った復讐のマジシャン、「ダンガル きっと、つよくなる」では(こちらも)古風で頑固な父親を演じた彼が軽薄で女好き、それでいて義理堅いところもある役を演じ切ってる。まだ見ていませんが「きっと、うまくいく」「PK」も気になりますねぇ(笑)。
さて、ストーリですが完全に予定調和…に落ち着くのか、それとも現状のインドではこれが限界か、とちょっとハラハラします。最終的には「勧善懲悪」(?)な形でおさまりますが、ちょっとおばあちゃんが可哀そうだなぁ…と感じた次第で。
あとインドの名誉(?)のためにも簡単な雑感ですが、多分物語に出てくる父親は現代のインドでもちょっと古風な人として描いてるんだろうし、学校での体罰シーンも厳しめな演出でしょう。多分(笑)。それから気になった主人公の恋人役の男の子、あのルックスでOKなの?ちょっと…ねぇ(笑)。
学校を抜け出してのレコーディングはちょっと荒唐無稽なところを感じましたが、レコーディングスタジオに足を踏み入れたものの、プロとしてお金の絡む世界の大人たちに気圧されるインシアの心情を察するに、インドの価値観などを考慮すると、日本で言えばAVの撮影現場に入り込んだくらいの感覚だったのかも。
何にせよ、前半のインシアと母親の立ち回りの悪さや妙な反抗的な態度など、そこがリアリティなのかもしれませんがイライラが募りまくり。最後の爽快感でも相殺しきれてないかもってところで、ちょっと不満が残ったかな?
あまり感情移入って感じのする映画ではありませんでしたが、良い映画の部類には入りますね。
【感想:End】
最後に。日付が変わって今週になりますが、11日に毎年恒例の検査があります。心臓カテーテル手術を伴う検査ですが、昨年はちょっとしたアクシデントで「あっ、死ぬかな?」って思いましたが(笑)。今年は以前に私の手術をしてくれた先生が別の病院に赴任していたのですが、先輩が開業する手伝いのためこちらに帰ってきたとの事で、タイミングよく私を診てくれることになりました。
まぁ、代わりの先生が悪かったという訳ではありませんが、お任せしましょう(笑)。
インドで最高の音楽賞のステージを夢見る少女インシア。しかし彼女は厳しい父の元、音楽を禁じられる。夢を捨てきれないインシアは動作サイトに顔を隠して歌をアップするが、謎の歌姫にインド中が注目。彼女への注目が集まる中、父の定めた規律に反した母と共に咎められたインシアは音楽とパソコンを取り上げられる。
全ての可能性を絶たれた彼女はわずかな可能性にかけ、自分と母親の運命を変えるために彼女に目を付けていた落ち目の音楽プロデューサーに連絡を取る。
【感想:Start】
若干、前近代的な感覚を引きずっている現代の日本男性ですら理解できないほどの男尊女卑でDV夫の父親にはドン引きしてしまいますが、その割にはインシアが「懲りない」しかなり反抗的。こっそりでも歌を続けたいなら勉強を頑張るとか、無理を言って入れてもらった塾に遅刻したりサボったり。立ち回りが悪すぎ、どんどん立場が悪くなってくる。
父親もかなりクソですが、彼の生活環境やら育った背景を考えると「こんなもんだろうなぁ…」と感じるところも。肯定も擁護もしませんが。沸点が低すぎるし、怒るために怒ってる点はあるものの、やはり家族を養ってるってところでちょっと古風なインド人男性って感じかな。
そしてインシアに目を付ける落ち目の音楽プロデューサーをアーミル・カーンが演じています。「チェイス!」では信念を持った復讐のマジシャン、「ダンガル きっと、つよくなる」では(こちらも)古風で頑固な父親を演じた彼が軽薄で女好き、それでいて義理堅いところもある役を演じ切ってる。まだ見ていませんが「きっと、うまくいく」「PK」も気になりますねぇ(笑)。
さて、ストーリですが完全に予定調和…に落ち着くのか、それとも現状のインドではこれが限界か、とちょっとハラハラします。最終的には「勧善懲悪」(?)な形でおさまりますが、ちょっとおばあちゃんが可哀そうだなぁ…と感じた次第で。
あとインドの名誉(?)のためにも簡単な雑感ですが、多分物語に出てくる父親は現代のインドでもちょっと古風な人として描いてるんだろうし、学校での体罰シーンも厳しめな演出でしょう。多分(笑)。それから気になった主人公の恋人役の男の子、あのルックスでOKなの?ちょっと…ねぇ(笑)。
学校を抜け出してのレコーディングはちょっと荒唐無稽なところを感じましたが、レコーディングスタジオに足を踏み入れたものの、プロとしてお金の絡む世界の大人たちに気圧されるインシアの心情を察するに、インドの価値観などを考慮すると、日本で言えばAVの撮影現場に入り込んだくらいの感覚だったのかも。
何にせよ、前半のインシアと母親の立ち回りの悪さや妙な反抗的な態度など、そこがリアリティなのかもしれませんがイライラが募りまくり。最後の爽快感でも相殺しきれてないかもってところで、ちょっと不満が残ったかな?
あまり感情移入って感じのする映画ではありませんでしたが、良い映画の部類には入りますね。
【感想:End】
最後に。日付が変わって今週になりますが、11日に毎年恒例の検査があります。心臓カテーテル手術を伴う検査ですが、昨年はちょっとしたアクシデントで「あっ、死ぬかな?」って思いましたが(笑)。今年は以前に私の手術をしてくれた先生が別の病院に赴任していたのですが、先輩が開業する手伝いのためこちらに帰ってきたとの事で、タイミングよく私を診てくれることになりました。
まぁ、代わりの先生が悪かったという訳ではありませんが、お任せしましょう(笑)。
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