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2011年07月04日
「マイティ・ソー」見てきました
 1,000文字制限解除後の初の映画の感想。なるべく簡潔に書きたいと心がけてますが…長くなったらゴメンなさい。

 さて、さっそく「マイティ・ソー」ですが、「ちょうど良い映画」と言うのが感想です。心を揺さぶる感動的なシーンや、ドキドキの止まらないアクションシーンがあるわけでもありませんが、予定調和っぽいストーリーの起承転結から落ち着いたエンディング、そして続編を予感させるおまけ…と言った感じで、お約束どおりのパーツをきちんとそろえた映画です。

 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】の間にネタバレの可能性ありです。

【感想:Start】

 父王の怒りを買い、地上に追放された暴れん坊の王子。もう、身悶えするほどのお約束キャラクターとなれば、彼が思いやりを知り、改心して父と和解、神の世界に戻り…後はオプションでヒロインと一緒になるか離ればなれになるかの2択。もう、この予想から1ミリもずれてません(笑)。

 ただ、この「天上界の神々」の設定と科学の融合(?)に、当所はかなり無理を感じていましたが、後半にはある程度まとまってきて気にならなくなりました。

 それから神々の国で次期王として、戦士として生活してきた割には地球上の一般市民としての立ち居振る舞いがきちんとできていたのも若干、違和感を感じたかな?

 他にも私の悪いクセですが、つじつまの合わない現象や(登場人物の)行動、発言があると「?」が積み重なり、「感情移入」ができなくなって観客から傍観者になってしまいますが、この映画はそんな矛盾も危ういながらも軟着陸したという印象です。

 また、ジム・キャリーの「マスク」では陽気なイタズラ好きの神として現れたロキが、この映画では暗い陰のある、そしてイタズラ好きでは済まされないキャラクターで出てきます。これもアリと思いますし、プラス評価です。

 で、以下【感想:End】までガチのネタバレ

 ラストで「ビフレスト」を破壊する状況が十分に理解できませんでしたが、その後、ヒロインの研究目的がソーとの再会も視野に入れ、研究を再開するシーンは上手くまとまったと感じながらも、おまけ映像で「イタズラ好き」のロキの悪い顔をしながらの“イタズラ”に続編を期待してしまいます。

 って、自ら手を離し墜ちて行ったロキが地球に来たって…ビフレストの意味が…

【感想:End】

 最後に。見たいと思っていた「プリンセス・トヨトミ」もタイミングを逸してしまい、何となく見ようと思う情熱が失せてしまった。う〜ん…映画館が近くにあるから見に行ったって映画が多く、仮に福岡に戻ったら、また年間3〜4本ペースに戻るんだろうなぁ。
 

「マイティ・ソー 3D」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

マイティ・ソー@ぴあ映画生活


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