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2021年01月14日

魂より魂に伝う花22  「サイコシンセシス」00

魂より魂に伝う花22  「サイコシンセシス」00

折々に受け取るメッセージ

ロベルト・アサジョーリ Roberto Assagioli (1888 – 1974) 伊 精神科・心理学
幼少より芸術の才能を発揮 18歳までに英仏露希独ラテン.サンスクリット語を熟す
 
抑圧された無意識に関するフロイトSigmund Freud1856–1939) の考えと
ユングCarl Jung1875– 1961) の精神分析をベースに
 スピリチュアルかつホリスティックなアプローチで人間の精神を解明 
 愛と統合/宇宙の意志 を今生で体現する

1940年ムッソリーニ Mussolini(1883–1945) ファシズム Italian Fascism の時代
政府に対する反逆罪により1か月独房監禁中 
瞑想に取り組み「サイコシンセシス:
 深い瞑想により己の内奥に揺ぎ無く在る核nucleus /根源への気づき
  自己を超えた普遍なる精神/spirit への目覚め
  宇宙/世界/命の繋がり
 そして 意志の表出 愛と統合の実現」について霊感を受ける 

更に WW2中 住まいをはく奪され 極悪な生活環境下 最愛の一人息子を失う
人類の平和を目指し 人間が本来有する至高なる在り方
 精神性の向上を育む精神心理学「サイコシンセシス」確立を果す

アルダス.ハクスリーAldous Huxley(1894–1963) は永遠の哲学 Perennial Philosophyを
 サンスクリット語「tat tvam asi梵我一如That thou art'」
アートマンAtman: 内在する永遠の自己Eternal Self/Spiritは 
 すべての存在の絶対原理/宇宙原理であるブラフマンBrahmanと一体である
  すべての人間の目的はアートマンへの覚醒です と云い 

トランスパーソナル心理学tanspersonal psychology の枠内で紹介される
Eternal Self/Spirit への覚醒体験は
 マズローAbraham Maslow1908–70) の云う至高体験 或いはトランスパーソナル精神状態
体験により 認識/思考 意識が変化  宇宙との一体感 普遍性を感じる
また仏教で云う 無執着 も通じる


「サイコシンセシス」は心の理解を深める為に
 パーソナリティ 無意識を3つのレベルで構造化 
各レベルのパーソナリティを有意義.不可欠な存在として客観化
日常の在り様を視覚化し ポジティブに捉えなおす
   

サイコシンセシス?統合的な人間観と実践のマニュアル (サイコシンセシス叢書)

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と たのしい演劇の日々

2021年01月10日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 30

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 30

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。



影の宇宙/エヴェレットの多世界解釈
「この宇宙」だけが「実在」の全体ではない
「この宇宙」と膨大な「平行宇宙」の両方を含めた「多宇宙」が真の実在である。
実在の全てを知ろうとするとき多宇宙を理解することが前提条件。

光の干渉縞の実験
1スリットと抜けた光は スクリーンに1本の縦縞を表す
2スリットでは スクリーンに光と影の縞模様(光の干渉による)を表わす
4 スリットで スクリーン上の縞模様は 2スリットの時より半減している
レーザービームを使い スリットに1光子(観測器で確認)を当てる 
斑(同じ当点を決して取らない)な干渉縞が表れる

平行宇宙からくる「影の光子」との干渉
 「並行宇宙」の実在性は光子の干渉を通じてのみ認識できる。
 無制限で桁外れに入り組んだ世界が 我々の云う「宇宙」の直隣に存在している

影の粒子があるのは、光子だけではない。
あらゆる種類の粒子に 影の粒子が存在する。
中性子 電子 にも 影の中性子 電子 が無限に伴う。
そうした影の素粒子を集合的に平行宇宙と呼ぶ。


無限の始まり : ひとはなぜ限りない可能性をもつのか

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と たのしい演劇の日々

2021年01月09日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 29

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 29

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。



「影の光子」
『世界の究極理論は存在するか』デイヴィッド・ドイッチュDavid Deutsch(UK 1953 - 著)

 量子力学は 光の粒子性と波動性を認める。
二重スリット実験(ヤングの実験)で
光源から出てスリットを通り抜けた光は通常の波動と同様 背後スクリーンに干渉縞を作る
「光は粒子」立場は
各スリットを通り抜けた光子は 干渉縞の明るい部分に集中し 暗い部分には到達しない現象だとす。
しかし粒子描像だけに基づけば
スリットAを通り抜けた光子が暗い部分を避けて明るい部分に行こうとするのは何故?
理解困難。

量子力学はスクリーン上の位置Pに光子が到達する確率は
  (スリットAを通り抜けた光子がスクリーン上P点に到達する確率)
     +(スリットBを通り抜けた光子がPに到達する確率)
       +(Aを通り抜けた光子とBを通り抜けた光子の干渉項)
と計算し
干渉縞の暗い部分は第3項が負になって第1.2項を打ち消す。
?

それでは「Aを通り抜けた光子」に干渉してくる「Bを通り抜けた光子」とは何なのか?

古典的な粒子描像は
粒子は一方のスリットしか通り抜けられないので
光子がAを通り抜けているとき「Bを通り抜ける光子」など実在しない とす。

だがドイッチュはこの状況を「多世界解釈」により説明
ある初期状態から出発した宇宙が多数の「平行宇宙」に分岐していくと考える。
二重スリット実験での干渉縞は
ある宇宙で スリットAを通り抜けた光子 と別の宇宙でスリットBを通り抜けた光子が
互いに干渉して作り出した と解釈す。
光子がAを通り抜けている宇宙から見ると
Bを通り抜けて干渉してくる光子は 別の宇宙に属する「影の光子」。

ある初期状態に対し量子力学の計算を遂行すれば 時間の経過とともに
異なる状態が実現されている「平行宇宙」に分岐していくような解が現れる。
しかも、こうした多数の宇宙は分岐が完全ではなく
干渉現象を通じて互いに弱く影響しあっている/デコヒーレンスが完全でない──
現在の量子力学では
わずかに干渉しあう平行宇宙の存在を認めざるを得ない。

  デコヒーレンス:
 「量子力学的重ね合わせ」と呼ばれる状態が外的要因によって破壊され量子上の情報が失われる現象

或いは
互いに干渉しあう状態は1つの宇宙における単一の実在を構成しており
二重スリット実験は
光子がスリットAを通り抜ける過程と スリットBを通り抜ける過程の
「重ね合わせ」がこうした単一の実在になっている とも考える。


世界の究極理論は存在するか?多宇宙理論から見た生命、進化、時間

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と たのしい演劇の日々

2021年01月06日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 28

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 28

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。


場とはなにか?
空間(時空)そのものの性質として 力を伝達する機能があると考える。
それが「場」であり 電気力の場合には電場がある。

空間の性質
+の電荷が1つあればその影響により周囲の空間各点が「電場」化し
 数で表される性質をもつと考える。

場から力を受ける
そこにもう1つ電荷が加えば 更に空間に電場をつくる。
そして先にあった電場の影響を受ける。
力は離れている物体間に働くのではなく 空間が持つ電場という性質を通じて働く。
物体が電場・磁場を伝わっていく現象 電磁波/光が存在し 
 自然界を構成する不可欠な要素は「場」である。

場と粒子は違う?
量子力学が登場する前の段階では「物質」と電場・磁場(光を含む)などの「場」という
 2つの異質なものから成立しているとみなしていた。
ところが 量子力学は 粒子/物質と場はそれほど違わないとする。

場の量子論
粒子と場のギャップを完全になくし波動関数も 電子も 粒子も 実は場ととらえる。

粒子像の復活
電子はスクリーンの上に1点の痕跡をのこす という意味で確かに粒子だ。
そのときに量子論の原理をつかう。

場に対する量子論
量子力学は「複数の状態が存在する」という原理があり これを場に適用
 場そのものを量子的にとらえる。

粒子像の復活
まったく新しい量子論的粒子 電子.光子の正体 この世界の基本的枠組み 
 というのが場の量子論である。



量子色力学
ゲージ原理によれば
電気力は空間に存在する電磁場によって伝えられなければならない。
電荷のあいだの力は直接伝わってはならない。
ゲージ理論は、電荷を+と−の2状態と想定すが、
類推として電荷に3つの状態を与え 拡大も可能とす
この電荷を赤、黄、青と呼ぶ。
電荷の状態が+と−以外の第3の色を取る事で劇的な形を取る。
引き合うだけでなく 離れなくなる「閉じこめ」故に 自然の中で各色粒子を観測できない。
ハドロンの状態は「白色」に限られる。
見ることができるのは互いに打ち消し合った粒子の組み合わせだけ。
クオーク理論の始まり。
「物質」の特性は「物質と物質の関係」を基礎としており
 「物質」其の物は絶対的な意味をもたない。

空間に満ちているもの
真空のエネルギー、ダークマター、ニュートリノの質量


場の量子論〈第1巻〉量子電磁力学

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と たのしい演劇の日々

2021年01月01日

謹賀新年 2021 



Happy New 2021.jpg



旧年中は「たのしい演劇」ご訪問頂きありがとうございました.。 
本年も引き続きリサーチへの準備を中心に綴ってゆくつもりでおり
 変わらぬお付き合いを宜しくお願いいたします。

 皆さまのご健勝とご繁栄を心からお祈りいたします。


と たのしい演劇の日々

2020年12月30日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 27

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 27

『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
 網膜/retinal,vitamin Aアルデヒド(aldehyde,有機化合物) が受けた光子photonの
電気信号electrical signalへの生物学的変換biological conversion

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。



複合粒子:ハドロン 原子核 原子 分子など

ハドロンhadron
グルーオンを媒介として強い相互作用をする 核力を感じる粒子の総称
六種類のクォークとその反粒子より成る複合体
 あるいはエネルギーの共鳴状態の組み合わせにより非常に多くのハドロンが存在す。
その大部分は天然には存在せず、主に加速器によって人工的に作り出されている。

 バリオンbaryon:
3つのクォークから構成される亜原子粒子subatomic particles(原子より小さい 素粒子. 複合粒子)
陽子や中性子などフェルミ粒子fermions
粒子が持つスピン量が1/2の奇数倍(1/2とか3/2)

 中間子meson :
一つのクォークと一つの反クォークから構成される亜原子粒子
パイ中間子などのボゾン
粒子が持つスピン量が1/2の偶数倍(0, 1, 2 等)
原子核(核子:中性子電荷なし  陽子(バリオン)+電荷)を
強力な力で一箇所にまとめる「核力」を媒介する粒子。


量子色力学quantum chromodynamics: QCD
強い相互作用を記述する量子色力学はゲージ群 SU(3)c に基づくヤン=ミルズ理論 .
ゲージ群の表現が色荷。
「カラー」と称するは SU(3) の表現論の特徴と光の三原色の性質との連想による
現実の色とは無関係。

クォーク(3色)とグルーオン(8色)は 色荷color charge/量子数を持つ。
色荷は 光の三原色より類推し「赤red」 「緑green」 「青blue」と呼ぶ
ハドロンの状態は「白/無色colourless」に限られる
 バリオン:クォーク3つの三原色トリオを重ね「白色」
 中間子:三原色を持つクォークと
その「補色:シアン(水色/青緑)cyan, 赤紫magenta, 黄yellow」 色荷をもつ反粒子とのペア で「白/無色」

レプトン(電子.ニュートリノなど)や電磁相互作用のゲージ粒子.光子は色荷を持たない。



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と たのしい演劇の日々

2020年12月28日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 26

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 26

『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
 網膜/retinal,vitamin Aアルデヒド(aldehyde,有機化合物) が受けた光子photonの
電気信号electrical signalへの生物学的変換biological conversion

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。


素粒子標準模型より

物質粒子3つの世代3 generation of matter/フェルミオンFermion
クォークQuark
第1世代first generation
 アップUp(赤red 青blue 緑green)
 ダウンdown(赤r 青b 緑g)
第2世代 second g
 チャームcharm(赤r 青b 緑g)
 ストレンジstrange(赤r 青b 緑g)
第3世代 third g
 トップtop(赤r青b 緑g)
 ボトムbottom(赤r 青b 緑g)

レプトンLepton
第1世代first generation
 電子electron(e−)
 電子ニュートリノelectron neutrino(νe)
第2世代 second g
 ミューオンmuon(μ− )
 ミューオンニュートリノmuon neutrino(νμ)
第3世代 third g
 タウtau(τ−)
 タウニュートリノtau neutrino(ντ)

相互作用force carrier ゲージ粒子gauge boson
強い相互作用 
グルーオンgluon(力を伝える) クォーク(力を感じる)

電磁相互作用
光子photon/γ (力を伝える) 電荷をもつ粒子(力を感じる)

弱い相互作用
W(+-1)ボゾンweak boson(力を伝える)  クォーク.レプトン.ヒッグスhiggs粒子(力を感じる)
Zボゾン

重力相互作用
 重力子graviton(力を伝える) 全ての粒子(力を感じる)


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と たのしい演劇の日々

2020年12月27日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 25

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 25

『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
 網膜/retinal,vitamin Aアルデヒド(aldehyde,有機化合物) が受けた光子photonの
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すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。




物質はすべて原子atom(元素element)から出来ている
ヒトの身体は
 タンパク質(炭素原子carbon  酸素原子oxygen  水素原子hydrogen  窒素原子nitrogen)の集合体
アミノ酸amino acidの集まり で 多数の原子を含む。
原子は 原子核atomic nucleus の周りをマイナス電荷の電子electron/-eが回っている。
原子核はプラスの電荷を帯びた陽子proton と電荷を持たない中性子neutron から成る。
原子は電気的に中性
 1つの原子に含まれる電子の個数 と その原子核の中の陽子の個数は同じ(陽子の個数=原子番号)。

原子核中の陽子数で元素は決まる。

化学性質(どんな原子と結合し物質を成すか)は電子の個数で決まる。
物質を壊すには やりとりされる電子を原子から引き離す。

それに必要なエネルギー 
電子ボルト(eV):ミクロ世界のエネルギーの単位。
1eV = 1電子を1ボルト(V)電圧で加速したときの電子エネルギー
1カロリー:2.6x1019eV

物質の化学的性質は電子の個数/陽子の個数で決まるが 原子核中の中性子の個数は関係ない
同位元素:陽子の数が同じで中性子の数が違う元素。
自然界に存在する元素の多くは 含む中性子の数が決まっている。

原子の大きさ:約1億分の1cm
原子核の大きさ:
陽子.中性子の大きさ:1億分の1cmの更に10万分の1 約10-13cm。
陽子.中性子はほぼ同じ質量(中性子多少重し)で電子の質量の2000倍
原子の大きさは電子の軌道半径で決まる、
その質量は原子全体の10万分の1程度の大きさの原子核が担う。

物質の構成要素
ヒト
物質名:たんぱく質protein 脂肪fat 水water カルシウムcalcium 等
含まれる元素:炭素carbon/C 水素hydrogen/H 酸素oxygen/O 窒素nitrogen/N カルシウムCa等

地球の大気earth's atmosphere
物質名:窒素N2 酸素O2 水water/H2o 二酸化炭素carbon dioxide /Co2等
含まれる元素:窒素N 酸素O 水素H 炭素C 等

地球
物質名:ケイ素silicon 鉄iron 金goldなど金属metal 等M
含まれる元素:ケイ素silicon/Si 鉄iron/Fe 金Gold/Au 銀Silver/Ag 等


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と たのしい演劇の日々

2020年12月20日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 24

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『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

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化学結合chemical bond:化学物質を構成する複数の原子を結びつけている結合

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。



共有結合 :
共有結合状態にある2つの原子は 互いに相手原子にある電子を引きつける。
共有結合では それぞれの原子から1個づつ
 計2個の電子が共有結合に関わる(共有電子対:スピン量子数が逆向きのペア )。

配位結合 :片方の原子から2つの電子を提供し共有電子対になるケース


周期表periodic table 主要族の原子は 共有電子がなくなるか
オクテット則octet rule(原子の最外殻電子の数が8個あると化合物やイオンが安定に存在す)
が満たされるまで 可能な限り電子を共有しようとする。


単結合:一組の共有電子対しか持たない共有結合
二重結合 三重結合 …:二組 三組…の共有電子対を持つ共有結合
共有結合がn重結合である場合 その共有結合の結合次数はnである
孤立電子対 :共有結合にかかわらない原子価電子の対


イオン結合:原子の電子が一つ以上、別の原子に移動。
イオン
陽イオン/カチオン:移動により電子を失った側
陰イオン/アニオン:電子を得た側をといい、
陰イオンと陽イオンは互いに電気的に引き合い イオン結合する。
通常 陰イオンと陽イオン一組で明確な形の分子を構成することはなく
大量の陰イオンと陽イオンが結び付き合ってイオン結晶を形成する

イオン化エネルギー:気体状態.電気的中性な原子から
最もエネルギー状態が高い電子を取り除くのに必要なエネルギー
その原子の陽イオンへのなりにくさを表す。
電子親和力:気体状態.電気的に中性な原子に電子を一つ加えるのにかかるエネルギー
この原子の陰イオンへのなりにくさを意味する 。


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と たのしい演劇の日々

2020年12月19日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 23

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『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
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化学結合chemical bond:化学物質を構成する複数の原子を結びつけている結合
 分子内結合:分子内にある原子同士をつなぎ合わせる
  分子間力 :分子と別の分子とをつなぎ合わせる分子間結合 を作る力を
金属結合:金属結晶を構成する結合

化学結合を作る力/分子間力 は 原子の中で正の電荷を持つ原子核が
別の原子の中で負の電荷を持つ電子を電磁気力で引きつける事により実現す
 基本相互作用は
電磁気力よりも遥かに小さい為 化学結合を作る主要因に含まず

素粒子の相互作用.自然界の四つの力.相互作用(物理学)fundamental interaction:
  素粒子の間に相互にはたらく基本的な相互作用
  物体に働く強い力、弱い力、電磁気力、重力が作用する機構
  特定の素粒子と場とが近接作用することで発現する


簡単な化合物 化学結合に関する定性的な説明や定量的見積もりは
古典力学的考察で可能
 複雑な化合物その振る舞いの多くは量子力学を基本とした理解が必要
化学結合の定式化に 原子の電子の軌道を決定する必要から量子力学が必須

分子内結合:分子間力が働く機構
古典力学 的説明
AとBの間の分子内結合を構成する引力
原子Aの原子核と原子Bの電子との間に働く電磁気力F1に引きつけられる
原子Aの原子核と原子Bの原子核の間に電磁気的斥力F2が働き結合を阻む
原子Aの電子と原子Bの電子の間に斥力F3が働く。
しかし原子同士の距離が適切な近さ(結合距離)にあれば、引力は斥力よりも大きい。
古典力学は 原子の中心に原子核があり、そこから離れたところに電子は飛んでいるので 原子核・原子核間の距離より原子核・電子間の距離のほうが小さく 斥力F2は引力F1より小さくなる。
また電子は原子核に比べて軽い
 電子・電子間は斥力により簡単に離れ 電子・電子間の斥力F3も小さくなる。
結局引力F1は斥力F2 + F3に勝り 分子内の原子同士が引き合う。


原子の電子配置による説明
原子内の電子の 軌道 は量子力学に従う「量子化されている」(=飛び飛びの値を取る)
電子の軌道は4種類の量子数という自然数値によって特徴づけられる。
4つの量子数は電子がK殻、L殻、M殻…のいずれに入るかを決める主量子数、
殻の中のs軌道、p軌道、d軌道…のいずれに入るかを決める方位量子数、
軌道角運動量、スピン角運動量がそれぞれ上向きか下向きかを決める磁気量子数、スピン量子数からなる 。
同一原子中にある相異なる2つの電子の量子数が4つとも同一になる事はない(パウリの排他律)。
よって原子中の異なる電子は異なる軌道にある事になり
 基本的にはエネルギー状態が小さい軌道から順に電子が埋まっていく。
電子が1つ以上ある殻で 最も外側にあるものを原子価殻/最外殻 
原子価殻にある電子を原子価殻電子/最外殻電子という


化学結合は 最外殻電子(基本的にエネルギー状態が高い不安定な軌道にある電子)が関わる。
パウリの排他原理により最外殻には有限個の原子しか入れない。
最外殻に最大数の電子が入っている場合、最外殻は閉殻/安定した状態である。
最外殻の余った電子は電磁気力により他の原子の原子核に引き寄せられる。
最外殻の電子の不足は他の原子最外殻の余分電子を電磁気力で引きつけ補おうとする。


電気陰性度:原子がどの程度原子外にある電子を引きつけるかを示す尺度
 イオン結合:結合した2つの原子の電気陰性度に極端な差異がある場合
  電気陰性度が大きい原子の方に最外殻電子が完全に移動してしまう分子内結合
 非極性共有結合:両者の電気陰性度が完全に釣り合い
  最外殻電子を2つの原子で「共有」する状態
 極性共有結合: 電気陰性度が両者の中間にあり
  最外殻電子を一方の原子にやや引きつけた「極性」のある共有状態
共有結合:非極性または極性の共有結合


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と たのしい演劇の日々
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