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2021年03月28日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 04

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 04

知覚の区分

知覚を内部 proprioceptionと 外部exteroceptionに分類。
知覚の哲学は主に外受容exteroception を考察す。

固有受容/運動感覚/深部感覚Internal perception/Proprioception/ kinaesthesia:
 自己運動の状態(運動覚)
 体の各部分の位置(位置覚)
 体に加わる抵抗(抵抗覚)
 重量(重量覚)を感知す。

固有/深部受容器proprioceptor 
 筋muscle(筋紡錘(錘内筋線維と感覚性・運動性神経))、
 腱tendon(ゴルジ腱器官(筋と腱の接合部と腱の中にある線維束))、
 関節joint(関節受容器)にあり、
それぞれの伸縮により刺激され、大脳皮質cerebral cortex ブロードマン3a野に投射される。

筋への振動刺激は、運動錯覚を引き起こす。

機械感覚器mechanosensory皮膚にある
 外部との接触 自己の運動.姿勢の変化によって起こる、
 圧迫・伸展など皮膚、筋、腱、関節の変化を検出する細胞
  受容野の広さと刺激に対する応答順応の速さが異なる4種類の細胞がある。

深部受容器からの求心信号によって起こる反射.深部反射 deep sensation は
 皮膚.表皮の感覚受容器の興奮によって起こる皮膚反射 skin reflex .
 表皮反射 superficial reflex に対応する反射




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2021年03月26日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 03

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 03


伝統的に、知覚の哲学は、感覚知覚の方法論として視覚に焦点を当ててきた。
しかし、嗅覚など他の感覚様相modalityに関する検証は
 私たちが知る知覚の特質 本質的特徴に挑戦を挑む。
例えば 嗅覚olfaction  空間表象は、
 刺激の空間構造を 離散的神経構造と表象にマッピングする
しかし、嗅覚に関する認知科学は、
 連想学習、観察の精密化、文脈に依存する意思決定過程に関わっている事を観察。
心像など その刺激自体の形態より 知覚に関わる神経構造とその発達に大きな影響を与える
 という理解を促す。




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と たのしい演劇の日々

2021年03月25日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 02

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 02


空間表象Spatial representation

実在論realismと反実在論anti-realism 両方に共通する知覚的空間perceptual spaceの概念。

David Humeは、物thingsは色と固さsolidityの属性を持つ故に空間に広がるように見える とす.

現代の哲学は、脳は画像imageを含むことができない故
 空間の感覚は、物が占める実空間によるものでなければならない という。

しかし、Rene Descartesは、知覚空間は射影幾何学があり、
 物はある一点からの眺めの様に見える と云う。

透視投影perspective projection遠近法) は、
Alhazen(Ibn al-Haythamc. 965 – c. 1040 イスラム 数学 天文学 医者) の
幾何学構造の投影における知覚空間の可視性の理論  を受け
 ルネサンス芸術家 建築家により研究された。

数学者は、知覚における物の配置を説明する複雑なミンコフスキーMinkowski space空間など、
 多種類の射影幾何学projective geometryを理解する。

また、脳での網膜像の配置に対応する電気的活動パターンが解明された(レチノトピーretinotopy)。
しかし これらがどのように、或いはこれらと意識の関係について未だ不明。


透視投影 perspective projection:3次元物体を2次元平面に描画する図法 投影法の一種
視点を設定して投影図を得 対象物を目で見た像と近い表現が得られる中心投影。
透視投影で得られた図は透視図perspective

ミンコフスキー時空 Minkowski spacetime:Hermann Minkowski1864 – 1909 独 数学) による
非退化で対称な双線軽形式を持つ実ベクトル空間。
殊相対性理論が 時間の次元と空間の三つの次元を組み合わせた四次元の時空を用いることで
簡素に説明されることを見いだした。

レチノトピーretinotopy:視覚刺激に応答する神経細胞が持つ空間的選択性 による構造
視野マップvisual field map 視覚刺激に応答する脳は
 視覚野、脳幹の視覚関連の神経核 (上丘など)、視床 (外側膝状体や視床枕) など
 レチノトピックマップretinotpic map を持つように構造化されている



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と たのしい演劇の日々

2021年03月24日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 01

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 01

重要な哲学問題は どう知覚を介し知識を得るのか? 
 知覚の認識論epistemology クオリアqualiaの問題など派生す。
生物学による知覚解釈は、素朴実在論naive realismには適さない
しかし、生物学の域外で修正された素朴実在論は擁護される。

Thomas Reid1710 – 96スコットランド常識学派提唱Scottish School of Common Sense) は
 感覚感触sensationは一連のデータ転送で構成される と云う説に
 知覚perceptionと世界worldは直接なつながりがあると宣言。
この 直接実在論direct realismは、
 ポストモダニズムpostmodernismの台頭とともに近年再び人気を博す。
知覚perceptionに関与する一連のデータ転送を、知覚の基盤 対象の感知sense dataに利用す。

間接実在論indirect realism(John Locke 1632 – 1704.英 哲学.医師) と
 Nicolas Malebranche 1638 – 1715 仏 キリスト教修道士.哲学) は 
 人は物体の心象表現mental representation を感知する と提案す。
それは 有限後退を意味するが 
 無限後退infinite regress(知覚者内の知覚者内の知覚者...)をも含み得る、。
また、知覚perceptopinは完全にデータ転送と情報処理によるものと想定
 これは、知覚はデータ転送と再配置に依存しない ことを提案することで
 議論を 回避できる

だがこれは、Gottfried Wilhelm Leibniz 1646 – 1716 独 大陸合理主義)  Locke,
David Hume1711– 76 スコットランド啓蒙主義) 、
Alfred North Whitehead 1861– 1947 英 数学.哲学) などにより提起された
 基本的な存在論的問題 (分離の問題segregation problem 結合の問題biding problem)
 対象物の感知perceptionsに(ex、色や輪郭)が 
脳の夫々異なる領域にて処理されたとき 一つの対象としてどう結合認識されるのか? と問わせる

間接実在論(表象的見解)は、知覚内容、クオリア、夢、想像力imagining、幻覚hallucination/ illusion、
両眼視野闘争binocular rivalry、多重安定知覚multistable perceptionの解決、
動きのモデリングmodelling of motion(テレビを見たり)の問題
脳への刺激sensationにより生じる感覚、サッケードsaccadeによる表象mental imageの再生更新、
そして過去の出来事の回想 を説明す。

直接現実主義Direct realismは、これらの経験は起こらない と主張するか、
それらを知覚perceptionとして定義することを拒否 しなければならない。

観念論idealismは、現実realityは精神的資質に限定される、
 懐疑論は心の外にあるものを知る能力に挑戦する。

George Berkeley(1685 – 1753 唯アイルランド 聖職者 哲学 心論に最も影響)は、
 すべてが心mindであるか、心mindに依存していると主張。
 Berkeleyの観念論は、物理事象を精神的事象と見なす現象主義phenomenalism と
 主観的観念論subjective idealism の2つの要素より成る。

David Humeは懐疑論skepticismに最も影響を与える。

素朴実在論に反対する知覚の第4の理論は、
エナクティビズムenactivism、直接実在論と間接実在論 中庸をとり、
認知cognitionは生物の感覚運動能力とそれがもたらす環境間との動的相互作用その過程であると仮定。
エナクティビズムは 知覚を受動プロセスとして見るのではなく、
生物organismと環境environmentが構造的に結合され、共同決定している と示唆。
エナクティビズム理論は、
Francisco Varela、 Evan Thompson、 Eleanor Rosch により
「身体化された心embodied Mind」と定義される。





と たのしい演劇の日々

2021年03月20日

Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 00

Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 00

知覚の哲学は、知覚経験perceptual experienceの性質と知覚データperceptual dataの状態、
それらが世界worldについての信念beliefや知識knowledgeとどのように関連しているかを思考す。

  知覚素地/データ理論theory of sense data:
    知覚対象の存在特性は心に依拠すmind-dependent objectと見なる。
  対象は、分析されていない経験であり、後のより高度な精神活動において
    そのままの状態で表示される。
  クオリアqualia :心的生活の 内観によって知られうる現象的側面

知覚についての説明には、存在論ontology形而上学metaphysicへの関連付けが必要。
  形而上学metaphysic:感覚.経験を超え出でた世界を真実在とし、その世界の普遍的原理について
     理性(ロゴス)思惟により認識しようとする学問(哲学の一分野)。
    世界の根本的成り立ちの理由(世界の根因)物や人間の存在の理由.意味など、
     感覚を超絶したものについて考える

哲学者は 対象の知覚を
内在主義internalism(心の側面である)、
      欲望や信念とは無関係に行動の理由を提供することはできないという論。
   外在主義externalism(己の外界の構成による)とする
     世界の客観的な特徴で人の行動は識別されるべきであるという論。 を区別す

素朴実在論naive realismは、
知覚される対象の日常的の印象 錯覚や幻覚の発生 知覚経験への物理学的見解 認知科学 
と矛盾も在り得る とす。
 素朴実在論naïve realism:
 実在論の一形態で「この世界というのは、自分の眼に見えたままに存在している」とする考え

実在論realism概念には、
現象主義phenominalismと直接間接的実在論direct and indirect realismが含まれる。
 実在論Realism:コンセプトに対するものが、それ自体として実在するという。
  観念実在論(対応するものが概念や観念の場合)
  素朴実在論.科学的実在論(物質や外界や客観の場合)
  現象主義phenominalism:認識の対象は知覚の範囲内で現象として現れるもののみである

反実在論anti-realism概念には、理想主義idealismと懐疑論skepticismが含まれる。 
 反実在論anti-realism: 分析哲学において 対象物の客観的実在性を否定す、
   検証超越的な言明の真偽を問うことを否定す。
  観念論idealism:認識の妥当性に関する説の一つ 
  事物の存在と在り方は当の事物についての観念イデアidea によって規定される
  哲学的懐疑論philosophical skeptics:の2つの一般的なカテゴリー
  知識のすべての可能性を否定するdeny all possiblity of knowledge と 
  証拠の不十分さのために判断の停止suspension of judgementを主張する。




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と たのしい演劇の日々

2021年03月19日

Alchemy of Actor 認知科学Cognitive science 01

Alchemy of Actor 認知科学Cognitive science 01

認知心理学 の課題 は 表象 の 本性探索 ではなく 行動を予測する事 であり,
表象の本性 にこだわる事なく 行動の予測可能な1つのモデル を作り出す事 に力を注ぐ


知覚の哲学philosophy of perception 知覚経験の本性についての哲学的研究
科学的研究が原理的に難しい 知覚経験の現象的性格phenomenal characterと
認識論的役割 を担う。
知覚の哲学における研究テーマ
知覚経験の現象的性格:
経験主体にとって ある知覚経験をもつことはどのようなことであるか?
(what it is like for a subject to have a perceptual experience)
三人称である科学的枠組みでは捉えられない
 知覚経験の現象的性格が内在的か外在的か?
(経験主体の脳.身体器官によって決定されるのか? 外的な要素も関与してくるのか?)
 知覚経験の現象的性格は表象的か非表象的か?
 世界のあり方を表すのか?
知覚経験がどのような仕方で知識獲得に貢献し 正当化するために用いられる?
世界を認識する知覚経験が果たす貢献の仕方は? 


認知科学でデータ収集に用いる
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アマゾンウェブサービスの一つ。
コンピュータプログラムを人間の知能と組み合わせて、
 コンピュータだけでは不可能な仕事を処理する
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実験哲学Experimental philosophy(初期近代哲学においては自然哲学)
哲学の新たな分野
学生たちが心理学実験に裏付けられた厳格性と
哲学とを混ぜあわせようという実験を行った事が始まり

哲学の研究に情報を提供するために、
人の持つ直観を調査・収集 得られた経験的データを用い哲学的問いにアプローチする

アプリオリ a priori:
「より先のものから」を意味するラテン語
中世スコラ学「原因・原理から始める演繹的な(推論・議論・認識方法)」という意味、
カント以降は「経験に先立つ先天的・生得的・先験的な(人間の認識条件・認識構造)」という意味

哲学的直観philosophical intuition

実験哲学初期哲学問題とは
意図的行為とは?
自由意志と決定論?
指示の因果説と記述説はどちらが正しいか?


実験哲学の成果

人間の考え方が条件によってどう変わるかを認知科学の手法に基づく実験で調べ,
 人々の考え方が分かれる理由などを探る。
なぜ哲学的見解が分かれるのかを,   
 思考を生み出す仕組みそのものを客観的・科学的に調べて明らかにし 
「人はいかにして自由意思を信じるようになるのか」
といった哲学的問題を人々がどう考えているかについて,よりよい理解がもたらされる。

【実験的分析】
市井の人が持つ直観を実験により体系的に調査することは、
 どの直観が哲学的重要 性を持つのかを決定するのに貢献。
伝統的哲学の方法論そのものには懐疑的ではなく、 実験哲学をそのための基礎研究とみなす。

【実験的記述主義】
直観を生じさせる心理メカ ニズムを実験的手法により解明する。
直観そのものが証拠になるのかどうかという点に 関心を向けず、
 心理メカニズムの解明そのものが哲学的意義を有しているとす。

【実験的制限主義】
実験の結果は、いかに人々の直観が不安定で信頼不可能なものであるかを明ら かにする。
その結果、哲学における証拠としての直観の使用は全面的に禁止されるか、
少なく とも極めて限られた範囲でしか認められないとし、直観に対する懐疑論を提唱す.





と たのしい演劇の日々

Alchemy of Actor 認知科学Cognitive science 01

Alchemy of Actor 認知科学Cognitive science 01

認知心理学 の課題 は 表象 の 本性探索 ではなく 行動を予測する事 であり,
表象の本性 にこだわる事なく 行動の予測可能な1つのモデル を作り出す事 に力を注ぐ


知覚の哲学philosophy of perception 知覚経験の本性についての哲学的研究
科学的研究が原理的に難しい 知覚経験の現象的性格phenomenal characterと
認識論的役割 を担う。
知覚の哲学における研究テーマ
知覚経験の現象的性格:
経験主体にとって ある知覚経験をもつことはどのようなことであるか?
(what it is like for a subject to have a perceptual experience)
三人称である科学的枠組みでは捉えられない
 知覚経験の現象的性格が内在的か外在的か?
(経験主体の脳.身体器官によって決定されるのか? 外的な要素も関与してくるのか?)
 知覚経験の現象的性格は表象的か非表象的か?
 世界のあり方を表すのか?
知覚経験がどのような仕方で知識獲得に貢献し 正当化するために用いられる?
世界を認識する知覚経験が果たす貢献の仕方は? 


認知科学でデータ収集に用いる
 機械仕掛けのトルコ人 Amazon Mechanical Turk (MTurk) :
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コンピュータプログラムを人間の知能と組み合わせて、
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リクエスターRequesters/Employers は
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プログラムからタスクを投げるには、オープンAPI 或いは
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提供者 /ワーカー 一覧より既存タスクを発見.実行.完了
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実験哲学Experimental philosophy(初期近代哲学においては自然哲学)
哲学の新たな分野
学生たちが心理学実験に裏付けられた厳格性と
哲学とを混ぜあわせようという実験を行った事が始まり

哲学の研究に情報を提供するために、
人の持つ直観を調査・収集 得られた経験的データを用い哲学的問いにアプローチする

アプリオリ a priori:
「より先のものから」を意味するラテン語
中世スコラ学「原因・原理から始める演繹的な(推論・議論・認識方法)」という意味、
カント以降は「経験に先立つ先天的・生得的・先験的な(人間の認識条件・認識構造)」という意味

哲学的直観philosophical intuition

実験哲学初期哲学問題とは
意図的行為とは?
自由意志と決定論?
指示の因果説と記述説はどちらが正しいか?


実験哲学の成果

人間の考え方が条件によってどう変わるかを認知科学の手法に基づく実験で調べ,
 人々の考え方が分かれる理由などを探る。
なぜ哲学的見解が分かれるのかを,   
 思考を生み出す仕組みそのものを客観的・科学的に調べて明らかにし 
「人はいかにして自由意思を信じるようになるのか」
といった哲学的問題を人々がどう考えているかについて,よりよい理解がもたらされる。

【実験的分析】
市井の人が持つ直観を実験により体系的に調査することは、
 どの直観が哲学的重要 性を持つのかを決定するのに貢献。
伝統的哲学の方法論そのものには懐疑的ではなく、 実験哲学をそのための基礎研究とみなす。

【実験的記述主義】
直観を生じさせる心理メカ ニズムを実験的手法により解明する。
直観そのものが証拠になるのかどうかという点に 関心を向けず、
 心理メカニズムの解明そのものが哲学的意義を有しているとす。

【実験的制限主義】
実験の結果は、いかに人々の直観が不安定で信頼不可能なものであるかを明ら かにする。
その結果、哲学における証拠としての直観の使用は全面的に禁止されるか、
少なく とも極めて限られた範囲でしか認められないとし、直観に対する懐疑論を提唱す.





と たのしい演劇の日々

2021年03月13日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 認知科学Cognitive science 00

Alchemy of Actor 認知科学Cognitive science 00

哲学者による認知科学への批判

人間の心が表記representationとコンピューテーションcomputation/算出によって機能する
という主張は経験的な推測

算出と表記へのアプローチは、問題解決、学習、言語使用の多くの側面を説明することに成功だが、
本質的に間違っている。

何故ならば…

感情emotionへの課題:
 認知科学は、人間の思考における感情の重要な役割を無視。

意識consciousnessheへの課題:
 認知科学は、思考における意識の重要性を無視。

物質世界への課題:
 認知科学は、思考における人類とは切り離せない物理環境の重要な役割を無視。

身体への課題:
 認知科学は、思考と行動が具現化される働きを無視。

動力システムの課題:
 心は動力系組織であり、コンピューテーションcomputation/算出系組織ではない。

社会性への課題:
 思考は生得的に社会性に基盤をおく、それを認知科学は無視。

数学への課題:
 思考は厳密な意味で算出できないことが示されている。
(ゲーデルKurt Gödel1906-78 の定理を依拠か)
  脳はおそらく量子コンピューターを用い解析する必要がある。(量子脳理論への傾倒)


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と たのしい演劇の日々

2021年03月07日

俳優の錬金術Alchemy of Actor ダイアログBohm Dialogue 01

俳優の錬金術Alchemy of Actor ダイアログBohm Dialogue 01

英白人のみ(限定ではないのだが….)のグループに参加
日本人に似て 場の空気を読む 本音は見せない 臭い物にはさりげなく蓋をする 
米人グループや 多人種を含むグループは華やぐであろうと察した


「ダイアログ」ギリシャ語「 dia 通じて」と「logos/意味」に由来し
「俯瞰する個より成る共同体」を意味する言葉「コイノニアkoinonia」
 アテナイ民主主義の初期形態 都市のすべての自由人が集まって統治す を意味す


中断するsuspention

参加者は 対話の「良し悪しを判断する事を中断するsuspention」 ことに同意す。
(気に入らない内容でも攻撃しない。) 
各参加者は夫々の「思考(思い込み)assumptin」を対話にて投げ出す
 対話が継続される事によりその「思い込み」は浮上するだろう。

「その思い込みを一旦中断してみる」とは 発言も抑制もしない
.信じたり、信じなかったりしない 良悪を判断しない という対話への参加態度だ
参加者の思考は「判断を一時停止」する事で 可能な限り正直で明晰になる。
(例えば、ある参加者が物議を醸すかもしれない危惧から発話を控えてしまう「ある思考」を
対話に持ち込む
 一時停止状態の参加者は それにより その思考を共有する事ができるであろう。)

思考、衝動、判断などの中断は、対話の真髄であり 
一時停止することで 注意、聞く、観察は生じ その試みは「思考」探索には不可欠。

対話は 互いに話し合うことで成り立つが
 「思考」探求プロセスは、他者の発言のみならず 自らの反応に耳を傾ける
 その過程に進行し 「思考」プロセス全体に 注意を払う必要がある

一時停止により 自らの「思考」を観察する 更にそれは他者へと反映される。
他者へ真摯に向き合う姿勢は 他者をも巻き込む
 対話は参加者による自己観察と他者への投影による 相互作用だから

己または他者の発話に激しい感情が引起され それに注意を向ける時 思考の活動は遅延を招く
ところがそれにより「ある思考」の根底にある深い意味を理解へと導く
 日々の生活では 即応的で一貫性のない思い込み/思索/行動を取ってしまう己を感知する。

それは 個人のみならず グループ/集団/社会に潜む「思い込み」としても 現れる





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と たのしい演劇の日々

2021年03月04日

俳優の錬金術Alchemy of Actor ダイアログDialogue 00

俳優の錬金術Alchemy of Actor ダイアログ 00


「ダイアログDialogue」ギリシャ語「 dia 通じて」と「logos/意味」に由来し
「コイノニアkoinonia」俯瞰する個より成る共同体
 アテナイ民主主義の初期形態 都市のすべての自由人が集まって統治す を意味す

主に、既存の組織ではなく、様々なバックグラウンドを持つ個人集団間の対話を想定

本質的に対等者間の対話であり 注意深く据えられたとしても、支配的権威は、
 自由な思考によって共有される繊細で微妙な感情を妨げ、阻害する傾向がある。

しかし、その価値は、組織のメンバーにより、組織の創造性を高め、豊かにする方法としても可能だ。

既存の組織に帰属する者は、すでに相互に、組織全体で、さまざまな関係を築いている。
そこでは、既存の階層、チーム、部門 同僚を保護したい必要性も感じるだろう。
組織の管理者/上司 組織の習慣への批判と聞こえかねない考えを表明することには恐れを伴う
参加により その個人の経歴 組織や帰属する社会から疎外 脅威さえ覚える事もある しかし 
その透明性、開放性、誠実さ、自発性により
 長い間隠されていた脆弱性に光を当てることになるかもしれない。

対話は 万能薬や社会的相互作用を成功させるために設計された技法として提案していないが
一方 リーダーシップ養成 組織のネットワーク構造等の
 グループ心理療法に大きな価値と貢献があるだろう





と たのしい演劇の日々
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