塩竈まで来て、何故「黄金そば」?せっかくだから海鮮とか行けばいいのにと思われるかもしれませんが、塩竈は実は結構昔ながらの中華そばが有名なお店が多いので。来来軒、金富士あたりが定番ですが、私は深川食堂が好きでした。そんなわけで食堂系の中華そばを出すこちらのお店へ。
「そば」と言っても蕎麦がメインというわけではありません。いわゆる大衆食堂です。蕎麦から丼物までメニューは豊富。中華そばも、昔懐かしい感じだったと記憶しています。だいぶご無沙汰だったので、それを確認するための訪問。
ランチセットも充実しているので、今回は中華そば+半カツ丼のセットをいただきました。830円。
テーブルのみのお店。ですが、満席の場合常連さんには奥の座敷も使わせるようです。テーブルのみなので相席必至と思いきや、今回は相席させませんでした。方針が変わったのかな?
中華そばは、たっぷりのスープに麺が泳ぐ、期待通りの昔ながらの中華そば。透明度の高いスープは熱々ながらあっさり。麺はウエーブのかかった細麺で、ムニュンとした歯応えの中華麺。固すぎず柔すぎず、期待通りの茹で加減。トッピングはチャーシュー1枚、刻み葱、メンマと、これもまたなんのひねりもない王道の中華そばスタイル。だがそれがいい!
半カツ丼は、肉は3切れですが、タマネギと一緒に煮てちゃんと卵でとじた正真正銘のカツ丼。タレは濃いめの味付けでご飯が進みます。肉もそれなりの厚みがあり、サックリした食感が楽しめます。半カツ丼といえども妥協のない仕事ぶりに満足しました。と言いつつ、実は沢庵の存在感が意外に大きかったりするのですが(笑
普通の食堂の普通の中華そば、これが意外と美味かったりするんだよなぁ。その典型ともいえるお店。奇をてらったラーメン、こだわりの強い中華そばに疲れたら、ここでリセットするといいですね。
11:00〜 日曜定休
塩竈市尾島町26−14
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