こちらのお店、駐車場が空いていても行列になっている事があるので侮れないのですが、今回は店内にも空きがあってすぐに座れました。カウンターのみ12席程度の小さなお店ですからね。
券売機制です。メニュー構成は相変わらず、白ふじそばと追いサバ節そばの二本立て。たまに限定麺もやっているようです。今回は白ふじそばをいただきました。680円。替え玉が充実したらしいので、替え玉150円を買うか買うまいか悩んで、とりあえずやめました。まずは食べてみてから、お腹と相談することに。追加は現金でも対応してくれます。
あまりにも久しぶりすぎて前回の記憶がありません。しかし提供された白ふじそばは綺麗なビジュアル。特に薄くて大きい低温調理のピンク色したチャーシューの存在感は圧倒的です。小さめではありますが海苔も、いい味を出しています。他に葱二種類とメンマがトッピングされています。
麺は素麺のような極細の白いストレート麺。流行のザックリした歯触りを予想していたのですが、意外にもモッチリした食感。この麺は秀逸です。
スープはあっさりしていて上品な味わいながら煮干しの旨味がしっかり効いていて、美味しいし飽きがきません。やんわりと、ふんわりと香る煮干し風味で、煮干しの旨味と甘みを感じられます。あっさり系の煮干し出汁としては、万人向けの中華そばとして非常に完成度の高い一品だと思います。
さて替え玉。やっぱりお願いしてしまいました。現金で150円。「赤玉」「しびれ玉」がラインナップに加わっていましたが、今回は冒険をせず、いつもの替え玉で。こちらの替え玉は独特で、ただの麺の提供ではありません。汁なし和え麺スタイルで、角切りチャーシューに小口葱、魚粉がのっており、丼の底にはタレが入れられています。このまま良くかき混ぜれば、それこそ汁なし和え麺として食べる事ができます。もちろん、先に食べた中華そばの残ったスープに投入しても良いし、つけ麺スタイルで食べてもよし。非常に食べ方のバリエーションが広がる面白い趣向だと思います。
替え玉の方の麺は、微妙にウエーブがかかっているようで、白ふじの麺よりもわずかに太いような気がしました。茹で加減も固めで、白ふじそばとはまた違ったテイストを楽しめるのが嬉しい。個人的には、替え玉だけでも満足してしまいそう(笑
細麺とは言え麺二玉ですから、かなりお腹いっぱいになってしまいました。替え玉の「半玉」とかあればいいのにな。
11:00〜 木曜定休
仙台市若林区荒町171
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