<信長塀>のぶながべい
こちらです。信長塀と呼ばれています
<境内説明板>
こちらは境内の説明板。信長塀についての説明が記されています。
圧倒的に不利とされた桶狭間の戦い(1560年)を前に、信長は熱田神宮に必勝祈願をしています。結果は今川軍を相手の大勝利。その御礼として、塀を奉納したとされています。
<築地塀>ついじべい
泥土をつき固めて作る築地塀です。もともとは約4百メートルもあったと言われていますが、残されているのは百メートル強。それでも、こうして残っているのは貴重ですね。現地説明板によれば、西宮神社の大練塀(兵庫)、三十三間堂の太閤塀(京都)と並んで日本三大土塀の一つとされているそうです。
ここからは素人会社員の個人的意見が入ってしまいますが、信長本人が神を信じていたとは思えません。しかし、信じる者たちが多いことは充分かっていたのでしょう。集まった配下の者たちとともに神に必勝祈願する。勝ったお礼に塀を寄付する。信長らしい演出というか、心配りだったような気がします。
<熱田神宮>
言うまでもありませんが、熱田神宮は日本を代表する神社の一つです。
当ブログがきっかけで、見どころたくさんの境内に信長ゆかりの塀があることを思い出してくれたら嬉しいです。
■訪問:信長塀
( 熱田神宮 )
[愛知県名古屋市熱田区神宮]
■参考
熱田神宮境内説明板
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