<拝殿>
山頂に鎮座する長い歴史の神社です。愛宕社や熊野社などが合祀されいまに至ります。
■訪問■
この日は城の天然堀でもあった柳瀬川沿いから現地へ向かいました。
<城前橋>
この橋を渡ればまもなくです。その名も城前橋!こちらもほぼそのままです。
<山>
この山が今回の目的地。頂上付近に神社の幟が見えています。ちょっとした崖になっているあの地点を目指します。山の麓は市民のための運動公園。といっても、私の訪問時には誰もいない状態でした。真冬ということもありますが、やはり新型コロナウィルスの影響ですね。
<注意>
私もいわゆる『密』を避けてこのような場所へ来ましたが、別なものに注意が必要です。
<社号標と鳥居>
さて、ここから登ります。城跡として訪問した時は別ルートでしたが、今回は神社を目がけてミニ登山です。
<城山神社>
到着です。ここはかつての城の本丸跡。いまでは神社の境内です。創建に関する詳細は不明ながら、かなり古くからこの地に祀られていたらしく、城が築かれたのはその後のお話のようです。
<城内の鎮守>
やがて城の鎮守となり、城亡き後もその歴史は続きます。重厚な拝殿です。
<滝の城>たきのじょう
こちらは境内、つまり本丸跡の石碑です。城は『滝の城』と呼ばれています。
<説明板>
あまり大きくはありませんが、深い歴史の刻まれた城跡です。そしてなんといっても遺構が見事。埼玉県指定史跡に指定されています。
<空堀>からぼり
<堀切>
<二重堀>
<曲輪>くるわ
見事です
<本丸虎口>
土橋です。ここが本丸への入り口だったようです。向こう側は冒頭の神社の裏手になります。ちょっと直接渡ることはできないので、本丸側へ戻ります。
<神社の裏手>
神社の裏側に来ました。
<本殿>
城山神社の本殿です。
<説明板>
本丸虎口に関係する説明板が設置されています。ここには門があり、馬出しや三の丸への通路として橋が架かけられていたと記されています。
<三の丸>
歴史の長いこの城も、戦国末期に小田原北条氏の配下だったことから、豊臣秀吉による小田原征伐の際に落城し、それ以降は城として利用されることはありませんでした。
戦の拠点が失われても民は残ります。まして、この地は城が築かれる前から人の営みのあった場所。落城とともに城内の神社は一旦失われたようですが、地元民が再び神を祀り今に至っています。
<山頂の鳥居>
ということで
名前と境内の周辺に『城のなごり』が漂う神社のご紹介でした。主役は神社でありながら城の画像の方が多いですね。拙ブログにお付き合い頂きありがとうございます。
■訪問:城山神社
(滝の城跡)
[埼玉県所沢市城]
■参考
・現地説明板
(埼玉県・所沢市)
・Wikipedia:2021/1/16
お城巡りランキング
-----------(追 記)-----------
城跡として訪問した『滝の城』については別途投稿しています。『ブログ』というものを手探りで始めた頃の記事ですが、良かったら覗いてみて下さい。
■投稿:2017年4月18日
■タイトル:所沢の城跡を訪問 滝の城
→『記事へすすむ』
タグ:埼玉