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2017年03月05日

暗渠と城跡5 赤塚城

(豊島一族の城跡・赤塚城の追記です)

<赤塚城本丸跡>
akatsukaumeISUKE2020.jpg

赤塚城探索の帰りに、山城の麓にある郷土資料館に立ち寄りました。

<郷土資料館>
3akatsukaume (9).jpg
何かを実感するというのは大切だと思います。参考になりました。

3akatsukaume (10).jpg
いい感じです。田舎で育ったので、ホッとする景色です。

お世話になりました
これで帰るつもりが……

あ、あれはもしや
3akatsukaume (11).jpg
暗渠を見つけてしまいました。郷土資料館の裏手です。

暗渠ってなに?

はい。この見慣れない字は「あんきょ」と読みます。いろんな定義がありますが「地下に埋設された川」という意味に受け取って下さい。こんなのは普通は無視しますよね。ただ暗渠に気付くアンテナがあると、街の中の城跡巡りが一層楽しくなります。川は城の天然の堀だった可能性もありますからね!

では、この暗渠は赤塚城の堀の役割を果たしていた川跡なのか!!?

そう思って近寄りましたが…
ちょっと違うようです。水路の暗渠のようですね。

では意味がないのか?

まぁクリーンヒットではないようです。

ただ、この暗渠は現在の溜池、つまり赤塚城の堀のなごりと繋がっているようです。

水を集めるのは地形。この地形により、赤塚城が築かれた山の麓は、水が豊富だったのかもしれません。そう考えると、どこかから水が集まってくるのか、知りたくなりませんかね?

ということで
発見した暗渠の経路を遡ることにしました。

3akatsukaume (13).jpg
道路の下に水の道が隠されています。

3akatsukaume (12).jpg
凄い地形です。ここが城の一部だとしても、納得できる(実際は違います)。水の流れはこの坂のずっと向こうから続いているようです。更に探るのも面白いですが、赤塚城の探索後で多少疲れており、ここまでとしました。

この日訪問した赤塚城は、武蔵野台地の段丘の山城で、麓は湿地帯となっていました。つまり足場の悪さに守られていたということですね。その低湿地に、いかにも水が集まってきそうな周辺の地形。それを実感できただけでも良かったと思っています。

まぁこんなことは本やネットで調べぬくという手もありますが、といあえず行ってみて、実感してみる。今後もそうやって楽しみたいと思います。


最後に
私が途中で断念したようなことを、暗渠マニアの方が詳しく解説しています。興味のある方は読んでみて下さい。自称・中級暗渠ハンターの方のブログです。

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タグ:暗渠と城跡
posted by Isuke at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 暗渠と城跡
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