2015年07月21日
交差点 自動車の左折巻き込み事故から身を守るには(歩道の場合)
自転車が信号のある交差点を進行中、後ろから来た自動車(特に大型車)に左折で巻き込まれるという事故は意外と結構発生している。特に対大型車の場合、子供が巻き込み事故の被害に会うケースが多い。
今回紹介するニュースはそんな巻き込み事故の典型的な例である。
参照元:読売オンライン
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自転車の中2男子、トラックにひかれ死亡…群馬
19日午前7時40分頃、群馬県高崎市大八木町の県道交差点で、自転車で横断中の同市中泉町、中学2年黒崎涼太君(13)が左折してきた大型トラックにひかれ、骨盤骨折などで病院に搬送されたが20日夜、死亡した。
高崎署はトラックを運転していた同県玉村町角渕、会社員関勝利容疑者(49)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替えて調べている。
発表によると、現場の交差点は信号機と横断歩道、自転車横断帯がある。
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参照した記事中に詳しい状況説明が無いのだがおそらく中学生は横断歩道か自転車横断帯を進行中、車道を進行していたトラックの左折に巻き込まれたものと思われる。
悪いのは自転車を轢いたトラックだが、一方的に被害を被るのは弱い自転車の方なのでここは自転車側が予測運転することで被害が少しでも軽減する場合がある。
子供の場合(特に免許を持たない人)は何の躊躇もなく横断歩道を進むかもしれないが、全ての車が横断歩道上の自転車に気づいているわけではない。とりわけ車高の高いトラックと背の小さい小学生や中学生ぐらいだと発見が遅れたり、歩道上にある木々や看板が死角となったりあるいはトラックの死角に自転車が入っていると見えていない状況も考えられる。
なので、青信号といえども横断歩道(自転車横断帯)を進むときは特に大型車の存在に注意するようにしたい。具体的には一気に進まず横断歩道手前で徐行するようにし右後を確認してドライバーが自分に気づいているかアイコンタクトを送るようにする。こちらに気づいていれば目があうわけでそうでない時は無理に進まないようにした方が懸命だ。特に青信号に切り替わった直後でなく青信号の状態において交差点を自動車が行き来する時に事故は起きやすく、あまりに交通量が多く上記の対応が難しい場合は青でも進まず次の切り替わりを待つといった行動でも事故は防げる。特に小学生の低学年ではまだ瞬時に車の次の状態を予測するのが難しいため無理はしないという選択肢もとっていいだろう。
自転車がひとたび事故を起こす(起させれる)と、被害が大きくなるケースがほとんどなので時には無理をせず自己防衛的運転も必要になってくる。それは大人だけでなく小学生や中学生、高校生を含めた全員にいえるわけで、自転車に乗る子供を持つ親はこの自己防衛の運転についても教えてあげたほうがこのような事故を防げるのではないだろうか。
今回紹介するニュースはそんな巻き込み事故の典型的な例である。
参照元:読売オンライン
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自転車の中2男子、トラックにひかれ死亡…群馬
19日午前7時40分頃、群馬県高崎市大八木町の県道交差点で、自転車で横断中の同市中泉町、中学2年黒崎涼太君(13)が左折してきた大型トラックにひかれ、骨盤骨折などで病院に搬送されたが20日夜、死亡した。
高崎署はトラックを運転していた同県玉村町角渕、会社員関勝利容疑者(49)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替えて調べている。
発表によると、現場の交差点は信号機と横断歩道、自転車横断帯がある。
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参照した記事中に詳しい状況説明が無いのだがおそらく中学生は横断歩道か自転車横断帯を進行中、車道を進行していたトラックの左折に巻き込まれたものと思われる。
悪いのは自転車を轢いたトラックだが、一方的に被害を被るのは弱い自転車の方なのでここは自転車側が予測運転することで被害が少しでも軽減する場合がある。
子供の場合(特に免許を持たない人)は何の躊躇もなく横断歩道を進むかもしれないが、全ての車が横断歩道上の自転車に気づいているわけではない。とりわけ車高の高いトラックと背の小さい小学生や中学生ぐらいだと発見が遅れたり、歩道上にある木々や看板が死角となったりあるいはトラックの死角に自転車が入っていると見えていない状況も考えられる。
なので、青信号といえども横断歩道(自転車横断帯)を進むときは特に大型車の存在に注意するようにしたい。具体的には一気に進まず横断歩道手前で徐行するようにし右後を確認してドライバーが自分に気づいているかアイコンタクトを送るようにする。こちらに気づいていれば目があうわけでそうでない時は無理に進まないようにした方が懸命だ。特に青信号に切り替わった直後でなく青信号の状態において交差点を自動車が行き来する時に事故は起きやすく、あまりに交通量が多く上記の対応が難しい場合は青でも進まず次の切り替わりを待つといった行動でも事故は防げる。特に小学生の低学年ではまだ瞬時に車の次の状態を予測するのが難しいため無理はしないという選択肢もとっていいだろう。
自転車がひとたび事故を起こす(起させれる)と、被害が大きくなるケースがほとんどなので時には無理をせず自己防衛的運転も必要になってくる。それは大人だけでなく小学生や中学生、高校生を含めた全員にいえるわけで、自転車に乗る子供を持つ親はこの自己防衛の運転についても教えてあげたほうがこのような事故を防げるのではないだろうか。
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そうですね。歩行者に関するルールはきちんと教わるはずなのに自転車に関するルールはきちんと教えていないか、あるいは身につくような教え方をしていないのでしょうね。
自動車と同じ免許証だとコストの問題がありますのでまずは地方自治体や市町村独自のもので運用してダメなら最終手段と考えます。
中学校や高校は自転車通学の必須条件としての自転車免許制度、小学校では通学条件に絡ませれないのでちょっと他の手を考えないといけないですが、小学校から自転車免許を導入して交通ルールを学ぶ機会と安全に対する意識を向上させる必要があると思います。あとはトンサンさんの仰るとおり学校が上がるのと同時期に3弾構成ぐらいでやっていくとかなり身につくと思います。
自転車に乗りだしたら、もう一度交通ルールを教えないといけない。
やはり、小学校が自転車免許を発行すべきだと思います。
そして中学生になったら、もう一度、中学校が自転車免許を発行する。
こういう制度を作ればいいのになと思います。