2014年06月16日
悪質な事例で逮捕 ピストバイク
警視庁が自転車の取り締まりを強化していることは、過去の記事に書いたが実際に逮捕者が出たようだ。
逮捕に至る条件としては「悪質」であることだが、今回は「再三の出頭要請を無視」した結果逮捕に至った。記事によれば特にブレーキを付けないで走ることが多いピストバイクやBMXを集中的に取り締まっているようで、きちんとブレーキを付けている人も疑われないように、もし警察官に止められたら素直にしていたほうがよさそうだ。ちなみにピストバイクというのはロードバイクに似ているのだが、ぱっと見分ける際は
○後輪にギア(ディレイラー)が付いているか
という点に着目するといいだろう。基本、シングルスピード(ギアなし)であるピストバイクには後輪に複数の歯車が付いていない(もしくはディレイラーがない)ので、切り替えのないママチャリのようにシンプルだ。
一方でロードバイクには後ろに8〜11、フロントには主に2枚のギアが付いているのでチェーンまわりがにぎやかだ。ただし、MTBと違って起伏のない路面を走ることを想定しているためギア比がクロスし、一番大きいギアと一番小さいギアとのサイズはそれほど変化しない。なのでギアだけ見てもよくわからないのでディレイラーと呼ばれる脱線器に注目すると良いだろう。
またBMXというのは、自転車でアクロバット走行をするための小径で小さい自転車のこと。
デフォルトだと後輪のみブレーキが付いているので、どこかの駐車場や公園ならまだしも公道を走る場合は前後のブレーキが必要となる。
というわけで、警視庁も悪質なケースに対しては本腰をあげているようだ。
NHK NEWS WEB
-------------------------------------------------------------
公道での走行が禁止されているブレーキがない自転車を東京・中野区内で3度にわたって運転し、交通切符を切られたのに再三の出頭要請に応じなかった都内の31歳の男が、道路交通法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
自転車の悪質運転を巡っては、ブレーキを付けずに公道を走る違反が後を絶たず、警視庁は取り締まりを強化しています。
警視庁によりますと、逮捕されたのは都内の31歳の男で、おととし3月、中野区新井の道路を「ピスト自転車」と呼ばれる競技用の自転車で、後輪にブレーキを付けないまま走ったとして、道路交通法違反の疑いが持たれています。
男はこのほか、平成23年からおととしにかけて2回、中野区内の別の場所でも同じ自転車を運転したとして交通切符を切られましたが、再三の出頭要請に応じてこなかったということです。
調べに対し男は容疑を認めたうえで、「自転車を軽くして走りたかったので、ブレーキを外していた」などと供述をしているということです。
自転車の悪質運転を巡っては、「ピスト自転車」や「BMX」と呼ばれる競技用の自転車にブレーキを付けずに公道を走る違反が後を絶たないことから、警視庁は重大な事故につながるおそれがあるとして取り締まりを強化しています。
-------------------------------------------------------------
逮捕に至る条件としては「悪質」であることだが、今回は「再三の出頭要請を無視」した結果逮捕に至った。記事によれば特にブレーキを付けないで走ることが多いピストバイクやBMXを集中的に取り締まっているようで、きちんとブレーキを付けている人も疑われないように、もし警察官に止められたら素直にしていたほうがよさそうだ。ちなみにピストバイクというのはロードバイクに似ているのだが、ぱっと見分ける際は
○後輪にギア(ディレイラー)が付いているか
という点に着目するといいだろう。基本、シングルスピード(ギアなし)であるピストバイクには後輪に複数の歯車が付いていない(もしくはディレイラーがない)ので、切り替えのないママチャリのようにシンプルだ。
一方でロードバイクには後ろに8〜11、フロントには主に2枚のギアが付いているのでチェーンまわりがにぎやかだ。ただし、MTBと違って起伏のない路面を走ることを想定しているためギア比がクロスし、一番大きいギアと一番小さいギアとのサイズはそれほど変化しない。なのでギアだけ見てもよくわからないのでディレイラーと呼ばれる脱線器に注目すると良いだろう。
またBMXというのは、自転車でアクロバット走行をするための小径で小さい自転車のこと。
デフォルトだと後輪のみブレーキが付いているので、どこかの駐車場や公園ならまだしも公道を走る場合は前後のブレーキが必要となる。
というわけで、警視庁も悪質なケースに対しては本腰をあげているようだ。
NHK NEWS WEB
-------------------------------------------------------------
公道での走行が禁止されているブレーキがない自転車を東京・中野区内で3度にわたって運転し、交通切符を切られたのに再三の出頭要請に応じなかった都内の31歳の男が、道路交通法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
自転車の悪質運転を巡っては、ブレーキを付けずに公道を走る違反が後を絶たず、警視庁は取り締まりを強化しています。
警視庁によりますと、逮捕されたのは都内の31歳の男で、おととし3月、中野区新井の道路を「ピスト自転車」と呼ばれる競技用の自転車で、後輪にブレーキを付けないまま走ったとして、道路交通法違反の疑いが持たれています。
男はこのほか、平成23年からおととしにかけて2回、中野区内の別の場所でも同じ自転車を運転したとして交通切符を切られましたが、再三の出頭要請に応じてこなかったということです。
調べに対し男は容疑を認めたうえで、「自転車を軽くして走りたかったので、ブレーキを外していた」などと供述をしているということです。
自転車の悪質運転を巡っては、「ピスト自転車」や「BMX」と呼ばれる競技用の自転車にブレーキを付けずに公道を走る違反が後を絶たないことから、警視庁は重大な事故につながるおそれがあるとして取り締まりを強化しています。
-------------------------------------------------------------
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く