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2022年03月28日

病気を経験して苦しんだ意味


人は病気になり苦しみ、自分なりに治ろうとする。

私の様に苦しみ試行錯誤して治る方法をいくつも見つけると

対処する方法を見つけることはすなわち

「人を救う知恵」を習得することができる。

仏教でいう仏さまの知恵である。

人を殺したり、苦しめる内容は知恵とは言わない。

ところで一生で悩むほどの、人生に影響するほどの病気をした経験のない人は

人を救う知恵を習得することは難しいだろう。

どこの職場にもいるが、健康で体が丈夫でストレス耐性の強い人ほど

他人の苦痛も苦悩も理解できずに的外れな物言いをする人がいる。

彼らは健康であるがゆえに他人の痛みを理解する能力に欠けた未熟な人間であることが時々ある。

私は精神疾患を経験したおかげで、他人の痛みを理解できる、更に人を助ける多少の知恵を持った人間である。

posted by さかえ at 01:00| 自死防止の知恵

2022年03月26日

精神疾患が治りずらいのは病気の不快症状のせい


うつ病や不安障害などのストレス疾患に一旦なってしまうとなかなか治りにくいと経験で感じる。

症状がほぼでなくなった今、過去を回想するとその原因の多くが

脳の過敏反応のによる、病気での症状がストレスとなり、

その病気中のストレスのせいで脳の過敏興奮が収束せず治りずらかったと思う。

つまり、うつ病や不安障害では、日中は気分が悪く、少しのことで不安感や緊張感が強く出て

何かにつけ気になり心配性で、それに反応して胃痛、腹痛、吐き気、下痢、動悸などに悩まされ

睡眠しても気分が悪くなり、動悸や悪夢で中途覚醒し、朝は悪夢のため悪い予感の自己暗示にかかり

毎日がそれの繰り返しでは、いつもストレスを感じているのと等しい。

だから、なかなか治りにくい。

ところが、何か良いことを経験したり、自分に合う薬や飲み方、

自分に合う食べ物などで一旦、良くなり出すと、

体を動かす頻度が増え、更に体調が良くなり出す。

ダメでもともとと言う考えで仕事をして10日くらいで辞めても、

仕事ができたということで自信がつき、少し休んでさらに次の仕事にチャレンジできる。

このようにして病気の症状による悪循環から抜け出すことができる。

そのために、まずは医師と相談しつつ、薬を飲むことと

食べ物、ビタミン、ミネラルなどを日記につけて、何が良いのか確かめることが良いと思う。

最近の記事ではうつ病患者ではセロトニンの材料となるトリプトファンやビタミンB以外に

1日30分程度日光に当たることでビタミンが体内で作られて、うつ病予防や治療に役立つという研究結果や

野菜などに含まれる葉酸や鉄分が不足することも指摘されている。

私は治る過程で漢方薬を飲んで良くなった経緯もある。

飲んだ漢方薬は桂枝加竜骨牡蛎湯系であり、牡蛎とは牡蠣の殻をすり潰して粉にしたものだ。

牡蠣殻はカルシウムとマグネシウムなど多くのミネラルからなっており、

上記のミネラルは神経の興奮を鎮め、イライラや不安に効果があるのだ。

漢方薬系は半夏厚朴湯など化学的な薬で効かない胃痛にも効果があったと感じた。

漢方薬の原理は毛細血管の血行を改善し、弱っている細胞に酸素を与えたり

元気にして神経細胞の働きを正常化すると考えられる。

医師から処方される薬と自分なりに食べ物日記をつけて、

病気で感じる心身の不快な症状をなるべく感じないようになると

自然と体調が良くなるだろう。

そしたら次になるべく体(筋肉)を動かす運動を多くするようにしよう。

その試行錯誤を繰り返すうちに、病気が治ってくるし、不調での対処方法が身に着き

最後には私のようにフルタイムで働けるようになると思う。

2022年03月21日

また私はカフェイン飲料でバカをした


不安障害やうつ病の人の5人に1人の割合でカフェイン過敏症があると言われている。

私もその一人だ。

特に缶コーヒーを飲むと30分程度で緊張感が出てきて、手に汗をかき顔面蒼白で

しだいに不安感が強くなり気分の悪さ、吐き気、腹痛、下痢となり、気分の悪さで動くのも大変になり

体からカフェインが抜けるまでの12時間ほどは何もできなくなる。

ところで先日、ペットボトルの緑茶を飲んでひどく長時間の不安発作で大変な思いをした。

カフェイン入りの緑茶を飲んで30分ほどしたころ、緊張感と気分の悪さがどんどん増悪したので

飲みはじめて1時間過ぎたころ耐え切れなくあり、デパス0.5を飲んだ。

しかし1時間しても2時間してもすごく気分が悪いのと不安感が収まらず、

不安発作でこのままでは死んでしまうのではという観念が頭をよぎり大変なので

メイラックスとスルピリドを飲んで2時間してやっと何とか気分の悪さが緩和された。

6時間くらい地獄だった。

それで夜になっても食欲は回復せず、少し気分が悪い状態が続いた。

普通の人のカフェインの半減期が10時間程度とされるが、

私の様に不安に敏感な人は12時間はすごい気分が悪く、動けなくなり

目をつむって固まっている状態と、動悸がする中で下痢や腹痛、吐き気、嘔吐をしながら

抗不安など薬が効いてくるまでの2時間から4時間も待たなければいけない。

ほんとひどかった。

やはり、カフェイン過敏症、不安障害ある人はカフェインは飲まない方がよいと思う。

カフェインは確実に脳の深い部分が興奮し不安や気分の悪さがでる。

これはカフェインによって、脳のリラックスに関係するアデノシン受容体の働きを阻害するために

自己防衛を司る偏桃体や青斑核など深い脳の部分全体の神経が過剰興奮しているためである。

もちろん、覚醒系の神経が過剰興奮しているわけだから、睡眠障害や不快な自律神経症状が体に生じる。

私が何を言いたいかと言えば、自分が好きで日常に無意識に飲食しているものに

気分を不安にしたり、うつ状態をつくりだすものが含まれているか可能性があり

それで自分の体調が悪い原因、自殺念慮などに関連していることに気が付いてほしいためだ。

うつ病や不安障害になっていると、内臓の神経が自己を守るために敏感になっているためか

体に合わない飲食物を摂取すると、気分が悪くなったり、胃腸の不調が出ることがあると思う。

私は日記をつけ、食べた物や飲んだ薬の時間やメモして、飲食物の影響を受けていないかチェックしているが

やはり何か自分の体に合わない食べ物を食べて、1から2時間後くらいから不調が出ることを知った。

私の場合、コーヒー、栄養ドリンク、緑茶、チョコレートで不調になる。

飲食物によって気分や体調が変化することを覚えておこう。

私の場合、30mg程度のカフェインでも不調が出てしまう。

通常、缶コーヒー1本には100から140mgのカフェインが含まれているそうだから

缶コーヒーは30分も経たないうちにてきめん不調になるのだ。

緑茶でも300ccなら100mg近いカフェインが含まれているそうだ。


2022年03月19日

人の感情の特性


あなたは激怒しながら、やすらぎで快楽をあじわったり、

すごい悲しみの中で希望で歓喜したりできないだろう。

それは脳と神経の構造上そうなっているためだ。

脳の神経細胞には快感を感じる快感神経、

自己防衛のために、不安、恐怖、気分の悪さを感じる神経など

大まかに言えば2種類の神経系が存在する。

これらの神経での感情表現の多くはトレードオフの関係にあり

例えば快感神経が不快な神経よりも優勢に働いていると快感を感じるように

どちらかの神経の優位でその時の感情となる。

ある瞬間に快感でも次の瞬間に不愉快だと感じる神経が優勢的に働くと不愉快だと感じる。

このように脳の機構と言うのは並行処理した情報処理ができない構造である。

パソコンのマルチタスクのように他の作業を並行しいて処理できないのだ。

だから、何かに集中している時は他のことを忘れ、痛みや苦痛も緩和される場合がある。

この集中しているということは脳内の快感神経が優先的に稼働しているということだ。

逆にうつ病や不安障害などの精神疾患では、自己防衛のための感情である

不安や、不快感、悲しみ、イライラなどが優先的に稼働する脳の常態といえる。

ただ、人には前頭葉があるために、自分の感情をある程度コントロールできるし

自分の感情を変える知恵があれば、それをすることが可能だ。

例えばうつ病や不安障害で気分が悪い場合、脳は調子が悪くなるように神経が働く癖がになっている。

それを精神科医へ行って、薬や精神療法、人とのふれあいや肉体運動、お風呂やサウナで暖まったり

海で夏なら涼しい風を受けるなどすると自分の気持ちをコントロールして、病気を治したり

自分の不愉快な感情を制御することができる。

2022年03月16日

体内時計と自殺時間の関係


うつ病などの精神疾患患者や自律神経失調症などの多くの人は

午前中に調子が悪く、午後4時くらいから夜10時くらいまで気分が持ち直す傾向があることが知られている。

これは感情に影響する神経の働きやホルモン分泌が体内時計によって影響されていることを示唆する。

自殺の統計で、推定死亡時間の統計があり、その結果をみると

自殺が多い時間は夜中の0時から朝7時までの間に多く、午後から夜9時までの時間が少ない。

夜中から朝になぜ自殺する気持ちが高まるかと言えば、それは精神的な苦悩増強するためであると思う。

なぜなら、健康な人は楽しい時に死にたいとは思わないし考えることもないからだ。

これは推測だが、夜になると日中に脳内で生産されたセロトニンがメラトニンに変換されて眠りの体制になるために

神経興奮のバランスを担っているセロトニンが不足して、セロトニン神経の働きが低下し

精神的な苦痛である失望感、罪悪感、絶望感、悲愴感などの精神的な苦痛を醸成する

脳の部位である前頭葉と感情に関係する辺縁系との境界部の働きの抑制が薄れることと

朝方になると副腎からコルチゾールが分泌され、神経が興奮状態になることで苦しさが増すことが原因で

自殺衝動が強まるためだと考えられる。

うつ病患者は血中のコルチゾールの濃度が高く、夜中の中途覚醒や早朝覚醒が多い事

眠りが浅く、悪夢をよく見ることは臨床で多く知られている。

自殺願望の人の脳は体内時計によって、思考に影響が出ていると考えられ、

その感情は誤った一過性の考えを呼び起こしていると考えられる。

自殺念慮の背景は本人でしかわからない苦悩などが背景にあるだろうが、

脳の局部的な部分の長くとも3カ月程度の一過性の脳細胞の興奮によって引き起こされている可能性が高い。

よって、脳の病的な興奮を取り去るために医者や臨床心理士やカウンセラー、債務が原因なら法律や

福祉の窓口や専門家に相談して、突破口を見つけるべきだと思う。

人は誰しも考え方が偏って思い込みでいる場合が多々ある、

しかし、人それぞれ違う考え方がある自分の思い込みの間違いに気が付き

認識を良い方向へ変えることで救われることが多々ある。

そのためには自分の頭だけで考えず、他の人に自分の考えがおかしくないかを聞いてみる必要があるし

苦痛を感じる神経が興奮する習慣を断つために、精神科に行って薬を一定期間処方してもらう必要もあると

自分の実体験から言いたい。

人から教えられて、自分では気が付かなかったことに気がつき、

悩みが一挙に解決できる方法が見つかることが多々ある。

私は昔、強い自殺願望の期間を2か月経験したが、今はあの感情が嘘だったように

時々苦労があるが幸福に生きている。

posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2022年03月11日

日本人の美的感覚で癒される


私は日本人の美意識は自然だと思う。

自然には植物や水、海、太陽、月、星などを崇める気持ち、親しみ気持ちだと感じる。

自然を人工的に表現する時、日本人は左右対称の形など極度に人工的な形を絶対的な美しさと思わないと思う。

例えば木は綺麗な左右対称な形でない、波も水の形も変化する。

千利休はいびつな形の茶碗に美を見つけ、日本刀の刃の模様は波打っているが二つとして同じでない、

日本では多くの家のシンボルとして家紋がある。

家紋はいろんな木や花などの植物や動物、日常の笠や牛車の車輪、太陽や月など自然の多くを抽象化した模様だ。

最近は海外で壊れた瀬戸物を修復して使用する金つぎも人気だ。

壊れた瀬戸物は捨てるのが一般的だが、日本では壊れた瀬戸物を捨てずに

金でつなぎ合わせて修復して、以前よりも芸術的な要素で使用する。

西洋人からすれば、考えられない発想らしい。

盆栽もお寺の自然を模した庭も海や山など自然を再現したものが多い。

枯山水の図は左右対称ではなく、非対象に石や木、池などが配置されている

私もそのような形が完璧でないことに美を感じる年齢になった。

そして、そのような左右が対象で完璧な輝きを持つ対象でないほうに美を感じる。

人のこころを見た場合、失敗の少ない完全な人生などなく、それにもおもむきを感じるようになった。

それで癒される。

完全に生きようとする自分の完全主義的な性格が自分を苦しめていることに気が付いた。

人の人生は完全でない生き方のほうが、おもむきがあり、実は美しいのかもしれない。

2022年03月08日

国際情勢の不穏で体調不良


ウクライナへのロシアの侵攻による世界情勢の不安、それに伴う日常ではガソリンや灯油の値段の上昇

新型コロナがなかなか収束しないことなどで

春の陽光が増してうららかな天候ではあるが、気分は不安な気持ちが高まり、

それにともなって、体調不良が増した。

不安症がひどくなり、緊張での胃痛、腹痛、下痢、吐き気、動悸の頻発、寒気、昔の怪我が重苦しい

など不調の連続である。

私の場合、例年だと春から夏にかけて体調がすこぶるよくなるのだが今年は違う

いったい、この不調の原因はと考えれば、

共産社会主義で独裁主義のロシアと中国のせいだと思う。

中国が新型コロナを世界に広め、更にロシアが戦争を始めて、世界の雰囲気を暗くしていると思う。

とにかくこれらの共産社会主義国家に負けないで、うつ病と不安障害を乗り越えるしかない。

2022年03月04日

アパート賃貸で一過性の強迫性障害に


1カ月の短期の派遣の仕事が入った。

その時、工事現場の事務所まで自宅から車で2時間を超えるため、

派遣会社がアパートを借りてくれた。

そこまでは良かったのだが、

派遣会社は私に対して、アパートでの鍵の閉め忘れによる付帯器具の盗難があった場合や

アパートを汚損した場合など、私がすべで損害賠償するという内容の誓約書の記載を要請され

仕方なくサインしただった。

それから、私の強迫観念がでるようになった。

カギをかけ忘れが無いか何度もチェックし、駐車場に行って、カギをかけていると思っても戻って確かめたり

電気の消し忘れが無いか確かめたり、強迫観念での確認行為が症状として出るようになった。

その後、アパート退去時にも、アパート内に備え付けの電気調理器の電源を間違えて押していたのでは

とかそれが原因で火事になるのではとか気になってしかたなくなり、そのアパートへ行って確認したりした。

今まで経験がなかったが、これは強迫性障害の確認行為であり、確認しないと不安感や恐怖感に襲われた。

アパートを汚損したり火事になったら、損害賠償という内容の派遣会社の誓約書の文言が原因だったと思う。

よって、マンスリーなどの規約が厳しいアパート、入る前に部屋の瑕疵の確認を契約書にうたっているような

アパート会社のアパートは精神疾患の人は借りない方がよいと思う。

強迫性障害の人や不安障害の人は気を使いすぎて症状が悪化すると思う。

アパートを借りるなら、勝手に電気調理器やテレビなどの備品が付いていないアパートのほうが

精神的に楽だと思う。

今はアパートを出て、自分の確認行為の症状が一過性の強迫性障害だったと知ったら気分が楽になった。

2022年02月26日

ネットでの自殺悩み相談チャットやラインのアドレス


ネットニュースでコロナ不況で生き詰り、以下に相談先は信頼できる相談先だという。
悩みの相談先

【SNS相談】

〈NPO法人ライフリンク「生きづらびっと」〉

LINE @yorisoi-chat

チャット https://yorisoi-chat.jp/

(月・火・木・金・日曜は午後5時〜同10時半、水曜のみ午前11時〜午後4時半)

〈NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア「こころのほっとチャット」〉

LINE/Twitter/Facebook @kokorohotchat

チャット https://www.npo-tms.or.jp/public/kokoro_hotchat/

(毎日の正午〜午後3時50分、午後5時〜同8時50分、午後9時〜同11時50分など)

〈NPO法人あなたのいばしょ〉

チャット https://talkme.jp/

(24時間対応)

〈NPO法人BONDプロジェクト〉

※10代、20代の女性のための相談を実施。LINE @bondproject

(月・水・木・金・土曜の午前10時〜午後10時)

【電話相談】

〈#いのちSOS〉

0120・061・338

(月、木曜は午前0時〜翌午前2時、火・水・金・土・日曜は午前8時〜翌午前0時)

〈いのちの電話〉

0570・783・556

(毎日の午前10時〜午後10時)

〈チャイルドライン〉

※18歳までの子どものための電話。チャット相談(https://childline.or.jp/chat)も

0120・99・7777

(毎日の午後4時〜同9時)

コロナ不況と春先の3月と4月、秋の9月、10月、11月は精神的に不安定になりやすい時期なので

自分で悩みを抱え込んでもどうどうめぐりで問題が解決しないことが多い。

相談できる友人も信頼できる大人もいないようなら上記のような相談先に相談してみるのもよいだろう。

私は精神科医に行って相談するが。

posted by さかえ at 01:00| 自死防止の知恵

2022年02月21日

社会復帰で精神科の先生に助けられた


うつ病と全般性不安障害を併発して3年目よりアルバイトや臨時職員として働き出して3か所の職場でも

同じ業種の職場を転々としつつ体を慣らし

仕事のかん、集中力、専門知識、仕事でのパソコンスキル、生活スタイルを回復させ

昨年から、ほとんど生活でもフルタイムで仕事しても支障がでなくなっていた。

飲む薬は、時々、抗不安薬を飲む程度で大丈夫になった。

ところが、2年ほど前からコロナが流行しだし、仕事が激減して、行動範囲も狭まった。

その中で、建設工事の現場事務所での作業補助の仕事を派遣会社から紹介されて就くことにした。

就いた先の所長は35歳の若造のお兄ちゃんで、言葉遣いが乱暴で、パワハラ型

私は55歳のシニア、そのシニアの派遣社員の私にも容赦しない言動だった。

私は派遣社員でも期間社員として、派遣会社のぎちぎちの服務規程で緊張感にあった。

派遣会社の服務規程で派遣先に迷惑をかけた場合の損失を労働者である私がすべて弁済する旨の誓約書やら書かされて緊張した状態。

よって、派遣先でのパワハラ年下所長に理不尽な言動をされても何も言えず

毎日が精神的に苦痛や緊張下に置かれて2週間経過した頃より

胃痛と動悸、気分の悪さに見舞われ、薬を飲んでも治らない状況更には

抗不安薬を飲みはじめるがあまり効果がなく困り果てて、精神科に行った。

すると医師は適用障害の診断書を書いてくれて、とりあえず2か月の静養と休暇が必要な旨を書いてくれた。

それを派遣会社に出すと、次の日から休むことが可能になり、

3週間ほど休んだら徐々に身体症状が緩和されて、1か月後にはほぼ症状がなくなった。

もし、医師に適応障害の診断書を書いてもらえなかったら、急な欠勤ということで

派遣会社からも、派遣先のパワハラ年下所長に責められて、病気が悪化していたと思われる。

今は新たな職場で、人間関係で苦労せず働いている。

精神科医に私が職場でパワハラで強い不安常態での体の症状を話したところ

機転を利かせて適応障害の診断書を出してくれたことに感謝である。

ほんと助かった。



2022年02月16日

うつ病などで長期休養と投薬が必要な理由


それは、急性のストレスや心身が慣れることが難しいストレスにさらされ続けると、

不安や恐怖、緊張の際に分泌されるアドレナリンやノルアドレナリンが過剰に分泌されて、

脳内のシナプス間隙に充満して溢れかえり、シナプス後膜で炎症のような状態となり、

シナプス後膜からの神経の伝達が過敏になることがあると考えられる。

シナプス後膜が過敏になるために、その後のストレスでアドレナリンやノルアドレナリンがシナプス前膜から

少し分泌されても、シナプス後膜受容体と神経は過敏に反応してしまう。

よって、少しのことで不安や恐怖、緊張感がでてしまい、

それは自律神経をも過剰興奮させ、胃痛、腹痛、下痢、吐き気、動悸、頻尿などの自律神経症状もでてしまう。

よって、脳内からストレス性物質であるアドレナリンやノルアドレナリンをなるべく出させないようにして、

脳内神経の修復を図るために、うつ病やストレス疾患にかかったら

仕事を休職したりしばらく休むことが必要だし、神経科や精神科にかかって、

神経の過剰興奮を抑える薬を一定期間飲むことが必要であると経験的に思う。

そのようにして、神経が過敏に興奮しやすくなることを少しずつ治す必要があると思う。

それを、うつ病や神経症になりかけて無理に頑張ったりすると、

脳内の神経の炎症のような状態は改善されないから、病状が悪化してゆくと思う。

したがって、悪い状態に移行しつつあると思ったら、神経科クリニックや精神科を受診し

傷病休暇などをとり、休むことが必要だと思う。

私の場合、仕事で管理職であり、責任者であったため、症状が出始めても業務が完了するまでの4か月も

辞職することができなかったので、業務が終わり退職はしたが、病気が悪化しての退職のため

治るのに5年もかかってしまった。

やはり、どのような病気も早期発見、早期治療は大切だと思った。

2022年02月14日

自殺白書の内容


厚生労働省の自殺の過去30年のデータで自殺動機の原因が推測できる。

日本の自殺者は不景気が始まった平成9年ごろから平成23年まで毎年3万人以上であり、

特に経済不況がひどかった平成15年前後には3万5千人前後だった。

確かに景気の悪化と相関関係は深いだろう。

ところで景気の良かったバブルの頃やコロナ前の景気の良い近年でも2万人ほどいた。

過去30年の自殺動機を見ると一番多い原因は病苦で1万5千人前後でかわらない。

次に多いのが経済苦で6000人から8000人ほどで特に平成15年前後が9000人ほどと多かった。

3番目に多いのが家庭問題であり、過去30年毎年横ばいで毎年3000人ほど

4番目が仕事関係での問題や人間関係で毎年2000人程度

5番目が学校問題(いじめ等)で毎年300人ほどだった。

バブル景気の頃やコロナ前の景気の良い時でも2万人ほどなのは、病苦と家庭問題や職場の人間関係

学校のいじめなど、景気とは関係が深くない内容のようだ。

特に病苦の多くが精神病や癌などの激しい疼痛を伴う病気での苦痛逃避衝動と言われている。

いくら裕福でも精神病や癌などの苦痛に耐えかねて、また家庭の悩みや

職場や学校の人間関係やいじめで自殺する人が一定数いると考えられる。

それであれば、自殺を防ぐには、精神疾患や癌の治療法などの医学の進展と

家庭や職場や学校の「人間関係を改善する」ことが必要と考えられる。

よって厚生労働省をはじめ各省庁は職場でのパワハラや精神疾患発病と関係が深い長時間労働改善

働き方改革、家庭内暴力改善など人間関係改善、自殺防止の相談窓口での電話などに取り組み始めている。

私も今苦しいが新型コロナでの経済と仕事の窮状は手探りで耐え忍ぶだけである。

私の今が苦しいのは中国共産党がウイルス拡散を食い止めなかったパンデミックが原因と考えており

自分の窮状は中国に責任をとってもらうようにしたいと考えている。

経済的な窮状によって、精神的に追い詰められて「うつ病や神経症」などの発症におおきく関係していると思う。

私は職場での人間関係が悪い場合は我慢しない。

給与が高くとも人間関係が悪い職場では病気になり、次の職場への転職もままならない経験をした。

だから、自分の身を守るために退職だ。

世の中は広く、退職しても自分のまじめで優しい人間性、私の仕事スキルが役立つ職場は探せばあることを知っているのだ。

いろんな仕事はあるがほとんどが人でないとできない仕事ばかりだ。

完全に機械やコンピュータに全自動で任せられる仕事はないだろう。

特に人を相手にする仕事は。

世の中捨てる神が有れば拾う神がいることも知っている。

田舎がだめなら、都会、都会がだめなら地方で生きられることも知っている。

それと自殺衝動がなぜ起きるのかや、対処法も知っているから死ぬことはない。

posted by さかえ at 02:00| 自死防止の知恵

2022年02月11日

今は癒しを求める傾向の時代に移行


子供と大人を見ていて思うのだが、

子供はいろんなことに興味を示し、刺激を好む傾向があると思う。

それが、小学生から中学生、高校生、大学生くらいまで旺盛であると思う。

いろんなジャンルの音楽を聴いたり、スポーツをしたり、興味のある勉強や遊びに没頭したり、

幼少の子供は少しの楽しみでも楽しく感じ、少しの苦痛や悲しみも真剣に悩む傾向があると感じる。

そうかと思えばジェットコースターなどの恐怖とドキドキを楽しむことができる。

ところが人も社会人になり働くようになると、学生時代のように自由に遊んだりすることが少なくなり、

社会で働いて生きる中で生きる厳しさを実感し、遊ぶことよりも実生活に価値の重きを置くようになる。

よって、仕事での休日も少ない中で多くのことに興味を示す度合いが減少しドキドキワクワクすることをあまり好まなくなるように思う。

それよりも休日は体を休めるなり、仕事中にはできない家庭の仕事が待っている。

年齢を経るほど仕事などでの心身の疲労や体調不良を訴えることが増え、

刺激的な楽しみや快感よりも、リラックスする心地よさや癒しを求める度合いが強まると感じる。

例えば音楽などは若者に流行している新しいジャンルの物を聴くよりは、

自分が若かった頃に流行した歌などを聞きたがる傾向があると思う。

これは、体内の脳内物質の活性が関係していると考えられる。

やはり生物学的にみて成長期である25歳程度までは細胞分裂も活発であるから、

脳内のドーパミンやノルアドレナリン、各種ホルモンも多く分泌されることが、

こころのありように多大な影響を及ぼすと考えられる。

少子化では若者向けのコンテンツが変わりなく好まれるだろうが、

働く人間には主に癒しのコンテンツ、

これから高齢化率が更に加速する中では高齢者ニーズに合った安心安全のコンテンツも求められるニーズだと思う。

2022年02月06日

抗ヒスタミン剤の副作用で睡眠障害改善


1か月ほど前から、風邪をひいているわけでもないのに咳込むほどの咳ではないのだが、

咳が出る症状が収束しない状況にあった。熱はない。

コロナ感染症ではない。

お医者さんいわく、花粉症などのアレルギーかもしれないということだった。

そういえば、数年前仕事で山間部での現場作業をしていた時、丁度4月くらいだったろうか

風邪をひいているわけでもないのに鼻水が止まらない状況になった。

それで、その現場を終えて室内作業になると症状が治まっていた。

作業した山間地付近にはブタクサが多く生えていた。たぶん花粉のせいだったのだろう。

今回、お医者さんには抗ヒスタミン剤を処方しますので3週間くらい様子を見て、再度来院くださいとのことだった。

その際、医師からはこの薬を飲むと眠気が出る場合があるので、車の運転などには気を付けてくださいと言われた。

案の定、その薬を飲むとすごく眠くなるのとだるくなるので、日中は飲まずに夕食後に飲むようにした。

しかし、その眠気の持続時間は長く、頭もボーとして思考能力が低下するので3日で薬をやめた。

抗ヒスタミン剤の副作用を調べると、医師の言ったとおり眠気やだるさ、食欲増進などがあるという。

眠気が生じる原因は、ヒスタミンという物質は本来は覚醒や興奮作用を有しており、

脳全体にヒスタミンで作動する神経が張り巡らされているが、抗ヒスタミン剤でヒスタミンの働きを抑えると、

アレルギーなどの過敏反応が抑制され症状が軽減されるのだが、

脳の神経の働きが不活性化するので、眠気やだるさが生じることと、視床下部の満腹中枢も鈍化させ、

食事をしても満腹感を感じにくくなることが理由のようだ。

敏感な体質の人はアレルギーの元であるアレルゲンなどの異物を感知すると体内でIGE抗体が造られ、

異物を除去しようとヒスタミンが分泌されるとのことである。

そのヒスタミンであるが、胃で多く分泌されると急性胃炎などで胃痛がおきる。

なのでヒスタミンH2受容体をブロックし、ヒスタミンの分泌を抑制する薬がガスターという薬で市販されている。

ヒスタミンが喉や鼻で分泌されると咳や鼻水がひどくなる、目もかゆくなるなどの症状に悩まされる。

その際にも抗ヒスタミン剤が処方される。

このようにしてみるとヒスタミンは悪いことばかりしている物質のようなのだが、

それが脳内では逆に精神の安定に寄与しているらしいことが3年ほど前の東北大学医学部の研究結果からあきらかになった。

ヒスタミンはヒスチジンというアミノ酸から体内で合成されるが、ヒスチジンの少ない食事を採り続けていると

脳内でヒスタミン量が減少し、不安感やうつ状態になるということだった。

ヒスタミンの元であるヒスチジンを多く含む食べ物は鶏肉やカツオなどだという。

このように、ヒスタミンも作用する部位によって悪者になったり、必要だったりするらしい。

私は花粉症のひどい症状はないが、抗ヒスタミン剤を飲んでみて、花粉症の人の大変さを理解した。

日中の仕事中に抗ヒスタミン剤処方でひどい眠気やだるさに襲われ、薬を飲まなければ、鼻水や目のかゆみに悩まされ大変だと思った。

私は過去に早朝覚醒や中途覚醒の睡眠障害に悩まされた際に抗ヒスタミン剤の眠気の持続性を利用し

睡眠障害を克服した経験がある。

脳の神経が過剰興奮していると眠れないが、その興奮を抑えることで睡眠障害に役立ったのだろう。

ただ、中高年では抗ヒスタミン剤が痴呆の原因になるとの研究結果もあるので、抗ヒスタミン剤の多用はよくないと考えられる。

2022年02月04日

脳内物質の名称種類と感情


神経伝達物質の種類
まず、神経の情報伝達を説明すると、神経と神経の間には1/1000ミリ程度の隙間があり、

その隙間に神経伝達物質という物質が放出されることによって、

情報伝達が行われ、その神経伝達物質は数十種類存在するといわれております。

作用機構も多種多様である。

以下に、その主なものを列記します。ただし、脳科学はまだ未解明の部分が多いですから
あくまで参考にということで

ド-パミン:A7からA16神経で分泌され、快感、覚醒、興奮に関係する。
特にA10神経は快感に大きく関係するといわれている。
A9神経の不活性はパ−キンソン氏病に、前頭葉および即頭葉投射の神経
の異常は、攻撃性性格、精神分裂病や多動症に関係するといわれている。

ノルアドレナリン:A4からA6神経で分泌され、A6神経の異常興奮は、
不安症や恐怖症に関係するといわれている。

セロトニン:B1からB9神経で分泌され、心自体の安定に関係する。不活性は衝動的、
攻撃的、気分障害、を引き起こすといわれている。
また、うつ病、強迫神経症に大きく関係する。

アセチルコリン(副交感神経の伝達物質)
心臓の収縮を抑制する。消化管と骨格筋では逆に収縮をおこさせ、
消化管の活動を高める。

コリンエステラ−ゼ
アセチルコリンを分解する酵素で、サリンはコリンエステラ−ゼの働きを阻害する。
よって、副交感神経が過剰に刺激され、心臓が停止し、骨格筋は緊張状態となり死に至る。

アトロピン.スコポラミン
アセチルコリンの受容体結合を阻害する。その結果、副交感神経と拮抗状態がくずれ、
交感神経の伝達物質であるノルアドレナリンが優勢に機能する。

メスカリン
ノリアドレナリンの受容体に結合し、刺激増強作用し、幻覚を生じさせる。

ノリアドレナリン
交感神経の伝達物質心臓の拍動を増加させ、呼吸数増加、消化、排泄、発汗抑制作用を有する。

ニコチン
アセチルコリンの受容体への結合を阻害

ムスカリン
アセチルコリン受容体に結合し、作用が増強され、副交感神経過剰興奮により、
死に至る場合がある。(サリンと同じ作用)

カテコ−ルアミン(ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン)の総称

インドールアミン(セロトニン)

アセチルコリンの受容体にはニコチン受容体とムスカリン受容体があり、全部で4種類ある。
そのうち、ニコチン受容体は1種類、ムスカリン受容体はM1,M2,M3と3種類ある。
ここで、心臓に存在するのはM2受容体であり、腸管に存在するのはM3である。
アセチルコリンがM2と結合すれば、細胞機能が抑制され、M3と結合すれば促進される。

ニコチンはGABA神経を刺激し、神経興奮の抑制
機能を増強させるため、一時的に不安と恐怖感を取り去る。
また、快感神経と側坐核(能動衝動脳)を一時的に賦活する。

コカイン
モノアミンすべての再取り込み阻害の結果、快感神経の過剰興奮を生じさせる。

エフェドリン
ノルアドレナリンの過剰から交感神経が興奮し、気管支拡張により喘息に効果あり。
アンフエタミン:エフェドリンの改良により登場神経末端からドーパミンとノルアドレナリン、
セロトニンを過剰放出、これによって多幸感、ナルコレプシー、風邪や喘息に効果がある。
しかし、中毒が強く覚せい剤精神病(統合失調症)、偏執狂、パラノイアとなる。

アルコール、ニコチン、マリファナ
側座核でのドーパミン増加作用

イプロニアジド
マオウを阻害して、モノアミンの濃度を保持する。
モルヒネ(アンタゴニストとしてナロキソンがある。)

エンケファリン、βリポトロピン、βエンドルフィン、ダイノルフィンに作用し苦痛を中和する。

線状体
ドーパミンによって、細やかな運動の調節を行っている。線状体で、
ドーパミンが不足するとパーキンソン氏病となる。

薬の耐性の原因
1.マオウの活性が高まり、すぐ分解される。
2.シナプス後膜における受容体の数が減少するため。

ノルアドレナリンの作用阻害剤はAMPT
ノルアドレナリンが脳内に少なくなると睡眠障害が生じる。また、
うつ病になるとレム睡眠が減少する。眠りについてすぐレム睡眠が起こる。

デシプラミン(鬱病治療薬)
ノルアドレナリンのみを選択的に再取り込み阻害

イプロニアシド(マオウ阻害剤)

プロザック(2,3週間は効果なし)セロトニンのみを
選択的に再取り込み阻害

イミプラミン(2,3週間は効果なし)
モノアミンとアセチルコリン、ヒスタミンの再取り込み阻害
セロトニンの減少は心配性で敏感で拒絶恐怖を伴う。

セロトニンは血管壁を収縮させて、血圧を上げる。

抗ヒスタミン剤は眠気と気分安定とショック症状の緩和、
不安や恐れの緩和

クロールプロマジン:抗ヒスタミン剤を改良
精神分裂病の鎮静、幻覚、妄想に効果ある。

LSD(リゼルギン酸ジエチルアミド)
血管の収縮で血行障害、幻覚が生じる。これは、セロトニン
受容体を刺激するため。

レゼルピン
モノアミンを減少させ欝と自殺に関係する。また、血圧も降下する
セロトニンの受容体は1〜7まである。
S-1Aにセロトニンが結合すると忍耐力や活力が増す。
 S-2Aでは鬱病となる。
 S-2Cでは満腹感が得られる。
抗ウツ剤でセロトニンに作用するものは、2Aと2Cのセロトニン量
を減らすため、ウツは改善されるが、いくら食べても満腹感が得られぜず、過食傾向となり肥満で太ってしまう。
1Aでセロトニンが減少すると衝動的で暴力的でまた、憂鬱となる。つまり、自制心がなくなる

エストロゲン(女性ホルモン)が減少すると、セロトニン1A受容体の数が
減少して、衝動的で攻撃的になる。
女性が減量などを行うと、エストロゲン生成に必要な体脂肪が減少し、
セロトニン1A受容体が減少し、攻撃的で衝動的になる。
セロトニン合成阻害剤(パラクロロフエニルアラニン:PCA)を与えると眠らなくなる。
眠りについてすぐレム睡眠が起こる。
2受容体を阻害するリタンセリンを用いると、ノンレム睡眠が増える。
1A刺激またはプロザックにより、脳内のセロトニンを増やすと元気が良くなり覚醒する。
また、ノンレム睡眠が増えレム睡眠が減少する。
うつ病では、1Aの刺激が少なく、2Cの刺激が多い。よって、2Aが優勢となり憂鬱で2Cにより、食欲が減少する。

メラトニンはセロトニンから作られ、睡眠に関係する。

プロスタグランジンは痛みを引き起こす物質である。また、
トロンボキサンとなり、血栓や心筋梗塞の原因となる。

アスピリン(アセチルサルチル酸)は鎮痛作用がある。その原因は、
アスピリンがプロスタグランジンを作るための酵素を阻害するからである。
また、トロンボキサンの生成を抑え、血栓の生成も阻害する。

クロザピン
セロトニンの2A受容体の阻害剤である。
うつ病の人は常にコルチゾルのレベルが高い。つまり、コルチゾルは2A受容体
のセロトニン量を増やし、鬱状態を造る。

アルツハイマは前脳基底部ののノマイネルト神経核が死滅する。
この神経核からアセチルコリンがでる。

アデノシン(窒素化合物を伝達物質としている神経)
アデノシンはドーパミンやノルアドレナリン等の興奮性の伝伝達物質の放出を抑える。
カフェインはアデノシンの作用を抑えるため、不安障害が生じることがある。

グルタミン酸の受容体は4種類存在する。
NMDA(Nメチル−Dアスパラギン酸)1種類と非NMDA3種類
グルタミン酸は海馬での記憶形成に重要である。しかし、グルタミン酸濃度が高いと、
神経細胞が死滅する。つまり、海馬の神経も死滅する。
この現象はNMDAを投与しても同様である。毒キノコなどによる痙攣はNMDA受容体の過剰刺激による。
また、活性酸素は神経末端からグルタミン酸を放出させ、神経の興奮を生じさせ痙攣を起こさせる。

クロールプロマジン
ドーパミンD1,D2受容体に結合する。次に開発されたハロペリドールはD2受容体
に結合する。D2受容体は運動に関係するため、大脳基底核を阻害するため、
運動障害が生じる。次に開発されたクロザピンはD4受容体に結合するが、
D4受容体は大脳基底核には少ないが、前頭葉、扁桃核等の情動に関する部位に
多いため、これらが障害される。

以上、一般的な神経伝達物質について簡単に述べた。

2022年02月01日

音楽療法の原理


音楽と脳内快感物質

人は誰しも、自分が好きな音楽を聴くと気分が高揚したり、疲れた気分が癒されたりする。

また、時には苦しさを越える力となり、勇気を与えられることがある。

これには、生物学的な快感作用の仕組みが関係していると考えられる。

音楽は音を楽しむことであり、物をたたいて音を出したり、リズムをとったり、歌を歌ったり太古より行われてきた。

どうも生物的な本能の快感機構に作用する神経興奮が考えられる。

よって、音楽を聴くことによって、どのような作用が人間に生じるのかを科学的に快感という観点から考察してみたいと思う。

生物学的に言って、快感は以下のように分類できる。

1)神経覚醒興奮による快感

2)神経興奮抑制作用による快感

3)神経興奮および不活性のアンバランスの是正による快感

1)を詳細に述べれば、人間の肉体の活性には脳活動が大きく関係し、

快感を感じるのは脳内の快感神経であり、快感神経の興奮が、

気分の高揚という現象と肉体の活性化現象を引き起こすからである。

特に快感神経の興奮に伴って、快感神経とネットワークを持っているホルモン

分泌器官や自律神経のなかの交感神経に作用して、肉体をも覚醒活性化させる。(覚醒興奮の快感) 

2)を詳細に述べれば、ストレス等でイライラした状態とは、自己防衛反応が過剰な状態であり、

苦痛を感知する神経が過剰興奮の状態と言える。

この時、神経の興奮を抑制させることによって快感が生じる。

また自律神経の副交感神経に作用して体のリラックス状態を創り出す(安らぎの快感)

3)を詳細に述べれば、脳内のおのおの神経の働きが不均衡で、働かなくてはいけない神経系が

稼働せず、

逆に働かなくてもよい神経系が興奮している状態と言える。この状態は人間にとって苦痛状態である。

したがって、アンバランスを正常な状態に戻された場合、心身共に協調した働きが可能となり、

スムーズに心と体が機能する。(苦痛中和作用)

2.音楽と振動作用

音楽には必ず多かれ 少なかれリズムがあり、音域の高低、音の強弱という要素が存在する。

これらの要素は、一種の振動波形である。

これらは科学的に言って、耳で聴いたり、体の振動で感じ、感覚神経によって脳に集められ、

固有振動型となって固有な神経の配線の興奮を引き起こす。

この神経の配線は原始的な本能をつかさどる脳の部分と、その個人の過去での快感の記憶と

苦痛の記憶の神経の興奮に結びついてる。

したがって、自分では意識と記憶に昇らない部分に作用することになる。

波には高低と幅が存在し、高低には変化という落差が必ず存在する。人間は生物であり、

生物が進化するためには、自己と異なった対象に快感を感じ、結びつこうとする衝動が存在する。

よって、波の高低差による変化から快感を受けることになる。

人それぞれ音楽だけでなく、視覚的な形や色でも個人個人好みがあるが、

これは、個人個人が持っている神経配線の形成への固有振動の影響の違いと考えられる。

このように音楽を聴くことは、上がったり下がったりの連続性の変化の落差を感知することによって生じる快感であり、

振幅と振動数(周波数)に置き換えられ神経の興奮を引き起こす。

音楽はこれも振動の一種であるから、自分の持っている振動数に同調するものや自分の

潜在的な振動を喚起させるものに快感が生じる。つまり、音楽には自分の持っている

潜在的な固有振動型を発現させる作用と、潜在的無意識の再確認作用とがあると考えられる。

音楽が神経におよぼす影響を述べれば、一般に、テンポが早く、音量の大きいものは、

神経の覚醒興奮があり、興奮性の快感となりやすい。この時脳内では、快感物質ドーパミンや

ノルアドレナリンが分泌されていると推測できる。

その逆に、ゆっくりなテンポで音量の小さいものは神経の興奮を鎮め、気分を落ち着かせ、気分を癒してくれる。

この時、ノルアドレナリンやアドレナリンの分泌が抑えられ、

アセチルコリンが副交感神経から分泌され休息状態をつくり、快感物質エンドルフィン等が分泌されていると推測できる。

また、快感物質の分泌特性から述べれば、一般に若い世代の人間は、成長期であるから、

覚醒興奮作用を持つ快感物質ドーパミンやノルアドエナリンが過剰に分泌されやすい傾向にあり、

それらの分泌速度に合った興奮と覚醒を引きおこすテンポの速い音量の大きな音楽を好み、

年配者は成長期が過ぎ、脳や体が疲労しやすい状態であるから、

これらの過剰興奮による疲労を和らげるゆっくりとしたテンポを好み、

音量の大きいものは好まないような傾向となると考えられる。

以上、どちらの場合も、音楽という方法によって変化の波を感知し、

その音楽の波と自己の無意識な固有振動波の同調や共振によって、快感を生じさせているのである。

もちろん、音楽のみならず、快感を感じると言うことは、自己の波と自己以外の波が同調、

共振する時に生じ、人は無意識にそのような対象を時と場合によって自己で無意識に選択するのである。

しかし、そのときの状況や時と場合や環境によって、神経の興奮体制が変化するから、

快感と感じる対象や音楽の種類も変化すると考えられる。

2022年01月29日

私もコロナ拡大で人生停滞


コロナ急拡大が続く中、私も仕事に窮して身動きがとれない。

しばらくじっと忍耐するしかない。

今は就職に向けて自宅でできることをやっている。

人と会わないようにしてなるべく肉体を動かす。

肥満解消のダイエット。

仕事で必要なスキルの学習。

コロナが収束しだしたら就職活動だ。

病気を経験した私のモットーはレジリエンスだ。

レジリエンスとはストレス耐性が高い事ではなく

病気になっても回復するしなやかさだ。

回復するためにいろんな知恵を実践して自分に合った回復法を見つけて

もし今度、おなじような状況になっても、回復する力を高めておくのだ。

レジリエンスとは太い木のような強さを持つのではなく、雑草と同じように踏まれても甦ってくる力だと思う。


2022年01月26日

年齢と経験で価値観や感性が変化


今思うと、若い頃にどうして あのような女性や歌手が好きだったのだろうと思うことがある。

例えば、10代後半から20歳代にこの女性や歌手は自分の超好みだという外見があった。

若い頃は外見重視という今で思うと愚かな自分があった。

最近、youtubeで昭和から平成初期の自分が若いころの歌手やCMなどの動画で見ていて

当時の私から見れば、彼女らは年上のおばさんだったので、何とも思わなかったが、

今、動画で見るととても美人で外見も人間性もすばらしい人が多い。

女性の好みのタイプが今と若いころで変わったことに気が付いた。

昔の女優さんは髪も茶髪がほとんどいない、誠実そうな女優さん、

ダンスなどせずに歌が声など実力で勝負している歌手や女優さんに好感が持てる。

今は当時好きだった外見の女性にほとんど興味が無い、人は男女問わず性格、人間性が第一であり

外見が美人でも性格が悪く自己中心的な女性だと一挙に冷めて興味がなくなる。

歌手などの有名人が性格が冷淡だったりする行動で一挙に嫌いになる。

人とは年齢を経ると、価値観や感性が変化するものだと思う。

よって、精神疾患や神経症の治療に認知行動療法があるが、これは効果があると思う。

自分の誤った認知の癖を治すことで精神的な病気を治してゆく方法だが、

時間がかかるが有効だと思うし、治って行くと思う。

人は中高年以降は肉体や性機能が大きく低下するから、性行為に興味がなくなる傾向にあると思う。

人によっては面倒くさく感じるかもしれない。

よって、肉体的な行為に関係する外見やスタイルよりも、内面、人間性がおのずと重視となる。

性格の良い人間性の人は好きになることはある。

ただ、首都圏など都会では金、カネ、金の価値観が強いから性格的な要素はそうでもないかもしれない。

自分が金銭的に得するか、損をするかの損得勘定で人の好き嫌いも関係するだろう。

夫婦でも「どうしてこんな相手と結婚したのだろう」という気持ちの人が出てきて

そのような夫婦は熟年離婚するのが理解できる。

性格が合わないこととカネの切れ目が縁の切れ目もあるだろう。

昨今のニュースで中高年でも犯罪を犯す人の多くは自己中心的な理由で犯罪を犯していると感じる。

自分も他人も幸福に生きるためには、自分の内面を変える人間性を磨くことが必要だと思う。

2022年01月22日

河井あんり元議員自殺未遂、助かってよかった


河井あんり元国会議員が昨日、東京の自宅で睡眠薬を大量に飲み、自殺を図ったとのことだ。

親族に電話で「さようなら」と言い残し、親族が警察に電話して、自宅を訪れて自殺未遂だった。

これに対して多くの読者が、

死ぬほどの悪い事はしていない。

たすかってよかった。

など河井元議員を応援するコメントが多かった。

私も彼女が助かってよかったと思った。

ただ、もう過去のことをいちいち私達国民には何の利益がないことで追求した

左翼マスコミに大変腹がった立った。

国会議員などは自分の利益だけでなく、多くの人の利益や地元の利益のために働いていることが多い。

マスコミは国民生活に何の悪影響もない過去のことをいちいちしつこく追及することは国民のニーズではない。

左翼マスコミの目的は河井元議員をつるし上げて、安倍元総理を攻撃するための材料だと知っている。

それほど悪いことをしていない者をマスコミが大々的に取り上げ吊るしあげる。

マスコミに騙されてはいけないと思う。

河井元議員には健康を回復されてこれからも活躍してほしい。

なぜ、自殺を図ったのかといえば、人として良心があり、いい人だからだ。

凶悪犯罪者や反社団体の人間は自分が社会から批判される鬼畜の所業を重ねても

知らばっくれて、自殺などしない。

そのような悪人こそ世の中からいなくなればよいのだが、良心がある人が自殺を図るのはとても残念である。

日本の司法は国民の生命と財産を脅かす凶悪犯罪にはきちんと対処すべきが、

そのような国民が脅威や不安を抱く凶悪犯罪者に甘く、

国民生活や社会にさほど影響もないことに白黒つけることに力点を置くのは司法の過ちで税金の無駄使いだ。

そんなことに時間を割いて裁判を重ねて高い給与を貰うシステムがおかしいだろう。

法律屋がどうしてメシが食えるのか、それは法律よりも経済がうまく機能し、国民生活があるためだろう。

法律が一番偉い訳ではない。
posted by さかえ at 01:00| 自死防止の知恵
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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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