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2022年06月22日

うつ病になってよかったこと


うつ病になって5年も働けず、経済的な面、物質的な面では損失が多かったと思う。

しかし、精神的な面や人生全体を見た場合、うつ病で休んでいたからこそ成すことができたことがある。

それを、自分なりだが紹介したいと思う。

1、生活が苦しくなったので、納税の必要性から父のパチンコ依存症がなおった。

2、私は歯医者に通い、歯の治療ができた。

3、母の白内障の両目の治療のために私が付き添いできて、見えるようになった

4、老朽化した家で漏電を私が見つけて、漏電ブレーカーに交換したので火事を防げた。

5、仕事中はストレスでイライラしてタバコがやめられなかったが禁煙に成功して7年になる

6、コンビニ製品が高いために、ドラックストアなど安物で生活する術を学んだ。

7、動画や実践で老後の健康法を習得できた

8、高齢両親に私生活で親孝行ができた。

9、うつ病などの精神疾患の人の苦しみを理解し、こころが広くなった。

10、親が倒れたので呼んだことが無い救急車を呼ぶ勇気が身に着いた。
   それと合わせて普通救命講習を受講して、救急の対処法
   病気や事故合わないための予防こそ大切だと認識した。

11、父が亡くなったが、認知症の父を介護し、介護の現実、老人の多くのことを学び
   老後に役だつ知識を習得できた。

12、家財のいらないガラクタなど土日にできないごみの処分ができた。

13、家事や日曜大工、畑の管理、家庭の伝統神事を覚えた。

14、高齢両親と長い時間過ごすことができた。

15、健康回復には体を動かすことと食べ物の内容と睡眠が極めて大切だと知った。

などなど、うつ病で時間がある時でないとできないことができた。

もし、仕事が忙しく順調なら相変わらず、タバコ1日2箱吸って、家事のやり方も、

家が壊れた際の対処方法もわからず、虫歯の治療もできず、うつ病や介護が必要な親がいる家庭

の人などをあまり理解して、配慮することに気が付かなかったであろう。

仕事をして金を稼ぐことに追われて、疲れて、気が付かなかったことが多かっただろう。

私はうつ病になってある意味人生が充実し、人間的に成長できたと思う。


posted by さかえ at 12:00| 自死防止の知恵

2022年06月16日

健康になった今とうつ病だった頃


うつ病を発症して7年になり、2年半前より社会復帰して働いている。

社会復帰する際にアルバイトから始めて、何社か入社退社を繰り返しながら体を慣らした。

今、思うと うつ病と不安障害を併発していた時期の症状は嘘のようだ。

7年前から5年ほど前までは、抗うつ薬、抗不安薬を飲んでも

毎日が乗り物酔いでもしたように気分が悪く、

少しの緊張で下痢や吐き気、腹痛、胃痛も頻繁にあり、

車で街に買い物に行く途中で気分が悪くなり何度も家に引き返した経験

人混みで無意識に緊張するため、床屋などで待つことで不安感と緊張感で気分が悪くなり

医者や歯医者でも待ち時間で緊張して気分が悪くなったり

睡眠障害で何度も夜中に気分悪く目覚め、悪夢を頻繁にみて汗をかき

少しのことで心配性で悩み、体の不調では癌など深刻な病気ではと心配し

経済的に苦しい生活から失望感があり、

本当に大変だった。

しかし、今はそのような症状は仕事ですごく疲れた時など一部が時々出るだけ、

その際は頓服の抗不安薬を飲むことで1時間程度で治り、そのあとも順調である。

私が後悔しているのは、うつ病になりかけの1年くらい

抗不安薬などの精神的な薬を飲むことを嫌がり、飲まなかったことだ。

うつ病初期に薬を飲み、不安感や気分の悪さを取り除いた生活をしていれば

もっとはやく治ったと思う。

それらの薬で症状が改善し始めたら、とにかく運動をして筋肉を動かすことが必要だと思う。

筋肉を動かすと体を修復するホルモンや神経物質が体内で生成され、治りが早まると思う。

私は5年前から日記をつけており

携帯電話に万歩計機能がついているので、調子が悪かった5年前までは

1日300から500歩程度の歩行であったが、現在は3000歩から7000歩歩くのが普通であり、

激しい運動をしても気分が悪くなることは無くなった。

うつ病の際は少し速足で歩いただけで、気分が悪くなり、吐き気やトイレに行きたくなったりした。

また10分以上立っていると、自律神経の調整がうまくいないためか、気分が悪くなることも多かった。

今はそのような症状はない。

仕事や私生活で落ち込むことがあっても、2日程度で回復するようになった。

うつ病は時間がかかるが着実に治る病気だと思う。

うつ病も自殺念慮もいうなれば「脳の一時的な機能障害」であるのだ。

その機能障害は脳梗塞のように物理的に血管が詰まったりして神経細胞が死滅したものでないため

うつ病は治るのである。

脳梗塞でさえ、訓練を重ねればある程度回復可能であるのだ。

人の脳の可塑性には希望と可能性があるのだ。

だから、私のうつ病はこんなに回復して、気分はうつ病になる前までに回復して

その期間が数カ月を過ぎ、働くことができるのだ。

2022年06月11日

今後は地球温暖化防止、エネルギー産業が活況か


最近家電大手やハウスメーカー大手でリストラが相次いでいるという。

某、飲料メーカー大手の社長は45歳定年制を推奨している。

これに応じるように上記の大手企業で早期退社する人が増加しているという。

自分に自信がある人ほど、早期にやめてゆくと言われており。

辞めた人たちは自分を優遇してくれる会社に入ったり、独立をするために

士業資格にチャレンジや企業セミナーなどへの参加が増えているようだ。

そうゆう背景で、コロナ下で資格取得や転職コンサルタントの動画の再生数が伸びているようだ。

私はすでに前述のごとく多くの国家資格、業務独占資格を取得済みで関連した実務経験も豊富だ。

社会ニーズはそこそこある。

なので、病気で5年のブランクがあっても再就職できた。

私の年齢は55歳で、Fランク並みの短期大学卒だ。

それでも仕事にありつけるのだ。

今後の注目分野は環境ビジネスだと考えている。

今年10月初めに、元日本人の方がノーベル物理学賞を受賞した。

受賞理由は今から55年も前に地球温暖化はCO2などの温室効果ガスが原因であるとの研究を行った

ことが評価されたという。

世界的な動きとして2050年には欧米や先進国では炭素ゼロを目指す方向となった。

日本やイギリスで2035年にはガソリン車は廃止され、電気かハイブリット、水素自動車となる。

よって、日本の自動車メーカーがこどって、電気自動車や全個体電池技術の普及を目指している。

日本の家電メーカーも安価で高性能な太陽光発電パネルを開発、

発電と蓄電の技術を世界に売り出そうとしている。

これらは環境負荷軽減、CO2など地球温暖化ガス排出抑制に寄与する仕事がビジネスになると思う。

このような地球温暖化防止CO2削減のために関連した産業がこれから30年は盛況になってゆくと考えられる。

私もその点、ビオトープ管理士、宅建取引士、土木設計や施工管理技士資格を取得しておいてよかったと思う。

自然環境保全の資格を持ち、太陽光発電、水力発電、風力発電、地熱発電は土木や建築、電気の

技術知識や電気事業法や不動産の法律知識が必要であり、

今はバイオ発電以外の発電分野の設計や施工管理の仕事が多くなり、求人も増えてきた。

発電でもバイオ発電は生ゴミを搬送したり、利用しメタンガスを発生させるために

悪臭が発生したり、水資源の温度を変化させたり、住環境や自然環境にの悪影響が大きい。

よって、ある特定の場所でしか発電できない。

発電をする場合、発電した場所から電気消費地へ売電するために、送電線などの設備費もかかる。

よって、地元から反対の多いバイオ発電はおすすめできない。

2022年06月06日

睡眠不足が続くと物忘れが多発


5月中旬、高齢の父が亡くなった。

老衰と脱水症だった。

父は認知症もあり、介護申請をして要介護5だった。

介護保険を使わせてもらいながら、母と私で自宅で介護をした。

日中はヘルパーさんがおむつ交換を手伝ってくれたが、

真夜中や早朝に私と母を呼び起こすのだった。

認知症の父は昼夜の認識ができずにいることがたびたびだった。

そのようなことが2か月続いた。

すると、私も母も 物忘れすることが多くなった。

今何をしようとしたのだっけ、今、何を言おうとしたのだっけ

今、なにしにここにきたのだっけ。

という症状が私にも母にも出始めた。

その原因は、睡眠不足による脳疲労が原因だと医学系サイトに記載されていた。

睡眠障害や介護や仕事の事情で、睡眠時間や深さが足りないと、物忘れが多くなるそうなので

あなたの日中の仕事のぽかミスや思い出せない症状は睡眠不足が原因かもしれない。

睡眠を深く十分とることが重要だと最近特に思う。

2022年06月04日

うつ病や不安障害では悪夢を見る


私は毎日日記をつけている。

悪夢を見た際には日記に内容を記載する。

今まで数年、うつ病と不安障害がある中で、悪夢を多く見たが何も悪いことは起きなかった。

臨床心理士や精神科医に見解では、脳が浅いレム睡眠が多くなると悪夢を多く見るという。

私の場合、午後にコーヒーやチョコレートなどカフェインが入った飲食物をとると

悪夢をよく見ることに日記で気がついた。

カフェインも睡眠を浅くするのだという。

カフェインをとると不安感や憂鬱感が強くなり、その中で就寝すると悪夢を見ることが多い。

2022年06月02日

日中の運動と早寝早起きが治療に必要2


私がうつ病を治療し、治って行く中で感じたことは、

ネットでも時々医師が述べている、朝に日光を浴びることと、15分以上の運動が良いというの本当だと思う。

朝から午前中の日光の光のスペクトルでも目から入るとセロトニンの分泌を促進させるというのは本当だと思う。

日中に分泌されたセロトニンは代謝されて夜にはメラトニンという睡眠物質に変わるのだ。

朝早く起きるとその日の夜には眠くなり、睡眠の質を改善すると感じる。

運動に関しては、日中に用事もないのに外をふらふら歩くと不審者と間違われたりを心配する意見や

体調が悪く動けないのに運動なんて無理という意見が多い。

しかし、室内でもできる運動として、スクワットや腹筋も有効だと自分の経験で感じる。

最初は1回や2回でもよいから、とにかく動くことをなるべく行うことが病気改善に必要だと経験的に思う。

最初スクワット1回でもやってみることがうつ病の人はおっくうに感じるが、

とにかく1回か2回でよいからやってみよう。

できたら、外に出れない人は自分の部屋でスクワット10回と腹筋20回を2セットから3セットを動けることを目的に行うとよいと思う。

そのように動く訓練をしていると、元気が出る脳内物質やホルモン分泌があり、うつ病改善に役立つと思う。

朝日を浴びてセロトニンを増やすにもセロトニンの材料となる食品も重要だと思う。

セロトニンの材料になるのは、トリプトファンという必須アミノ酸であり、

多く含まれてる食べ物として、豆乳、チーズ、バナナ、ケールの青汁などなどネットで調べればすくわかる。

それらの食品とビタミンB系列の摂取も重要であると感じる。

2022年05月26日

怒りやすい人は性格の癖の原因


怒りやすい人は、何かの出来事、認識の中で

ノルアドレナリン神経の興奮が生じやすく、

怒る時に微小に快感物質ドーパミンも同時に分泌されていると考えられる。

よって、その分泌特性が怒りやすい性格の癖になっていると考えられる。

もし、怒った際にドーパミンなどの快感物質ではなく、

悲しみや恐怖、不安の際のアドレナリン神経が同時に興奮すれば

人を可哀想になったり、不安感を感じたり、怒ることが抑制されるだろう。

怒りやすい人、不安の強い人は脳内の特定神経の優生興奮によって生じやすいと考えられる。

では、それを制御する方法と言えば、自分が悲しい経験、つらい経験など多くの経験を積むことで

相手を理解することが可能になり、怒りやすさが和らいでゆくと考えられる。

私ももう60歳だが若いうちから自分や幼い頃より知っている友人や知人の変化を見ていて、

多くの経験で人が人間的に成長する意義があると思う。

年齢を経て物質的には決して豊かではないが、精神的な成長をこころの片隅において

生きて来れば、年を経るごとに自分の人生に満足感を感じ、

過去の苦悩は自分を成長させるために必要なことがあったと思う。

もちろん、誰しも自分の望んだとおりの完璧な人生の人は少ないだろうから

今でも失敗だったと悔やむことも多いが、総じて言えば満足だと思うえると思う。

その中で、怒りという感情での言動はマイナスであることがほとんどだった。

2022年05月21日

自己防衛神経の過剰興奮が快感機構を抑制


今、もし大地震でグラグラ揺れら始まったら、目の前にクマなどの天敵が現れたら、

人は今行っていた楽しいことやおいしい食事は即座にやめて、気持ちも体も無意識に逃げる準備をするだろう。

このように、命の危険があると無意識に感じると、人の神経は快感を感じることを遮断し、

逆に恐怖や不安、緊張感などマイナスの感情を優先させ、体も逃げる体制か臨戦態勢になる。

うつ病と不安障害を経験した自分は、自殺願望の人は脳の自己防衛機能が過敏になり

自分を守るための機能である不安や恐怖、緊張しやすい体質に数カ月間一時的に変化することで

快感神経の働きを抑制させるために、世の中で生きることが苦痛で不安で、恐怖でおっくうで

快感神経がブロックされていることで、楽しい、希望、おいしい、気力が無くなってしまうために

死んで楽になりたいとか、死んだ方がよいと考えるようになると自分の経験で思う。

よって、もし1か月休んでも症状が改善しない場合、自己治癒力で自然に治ることは期待せず

精神科や心療内科に行ったり、心理カウンセラーに相談したり、

薬物療法などで苦痛や不安、緊張、恐怖感を取り去ることを習慣化することで

ブロックされていた快感神経の働きを徐々に回復させることが必要だと考える。

それと、人とのかかわり合いなどで、自分の精神状態での考え方が間違っていることを認知し

病気の際には重大な判断はすべきでないと思う。

私も経験があるが、あの時どうしてあのような考えを自分がしていたのかをうつ病が治ったときに思うのである。

極論を言えば脳の機能障害が治れば、自殺願望が消えると言える。

そのためには自己防衛の過敏症である苦痛や不安、恐怖、緊張などのマイナス要因の神経が過剰興奮

しないように薬物療法でこれらの不安や緊張をしないような薬を処方してもらい、心身を習慣化する必要があり

そのために最低数カ月程度は必要だと経験的に思う。
posted by さかえ at 12:00| 自死防止の知恵

2022年05月14日

仕事ではとにかく実務経験が必要だと思う


私が過去に携わった仕事は公共事業の計画や設計を行う仕事だ。

震災前まで長引く不況で、平成15年ごろからは大学院卒業者が採用の主流になった。

しかし、いくら有名大学の大学院卒でも戦力になるためには3年から5年くらいの実務が必要になる。

私ども技術職の場合、設計でも施工管理でも、仕事の手順、専門技術のノウハウ、実務で必要な

様々な書類作成や様々な設計図面の作成方法、多くの技術基準、共通仕様書、工事費算定に必要な材料計算などは大学で教えてくれない。

したがって、先輩社員に最初は手取り足取り仕事を教えてもらわないと仕事が覚えられないのだ。

それが理系の大変さであり、逆に優秀な人間なら5年程度下積みを積み、知らないことは先輩社員に時々

アドバイスを貰ったり、管理技術者の指導や照査技術者のチェックを重ねて、より難易度の高い業務をこなし

社会に役立つことができるようになってゆくのだ。

何度も言うが私の経験では大学では仕事の手順やノウハウ、トラブった際の対処方法は教えてくれない。

社会にでると自分の失敗は自分の痛い思いだけでなく会社にも多大な損害を与えることになりかねない。

特に設計となると国民の生命や財産に大きな影響が出ることが多い。

例えば、交差点の設計で交通事故がおきやすかったり、橋の強度不足で地震で倒壊することもある。

ダムでの強度計算や洪水時の氾濫の解析を間違えたら、多くの人の命や財産にかかわる。

大学で基本的な技術や専門技術や知識を身に着けた後に、数年の実務経験が必要なのは当たり前である。

世の中の仕事で学歴や多くの本を読んだ程度の知識で起業できるほうが、珍しいのではと思う。

2022年05月11日

うつ病での社会復帰を阻むもの


それはうつ病に対する偏見である。

どうして私が中年でうつ病になったのか自分で思うに

仕事に真面目過ぎたこと、会社の期待に応えようと頑張ったこと、小規模の会社の管理職であるから自分が頑張らないと会社が儲からないなどの責任感、

役所でひどい対応をした者がいたことなどが原因であり、自分は悪意をもって仕事に従事したためではない。誠実に精一杯頑張ったために病気になったのだと思う。

それと中年での体力とストレス耐性の低下が原因と考えられる。

自分が悪いことしていないにもかかわらず、うつ病に罹患して3年ほどは世間が私のことを中年の引きこもりになったとかうつ病にあると一生治らないなどと偏見を持っている。

偏見を持っている人間は過去に一度もうつ病など病気になったことがない人だ。

そのような人は心身ともに健康だが、心の上では他人の痛みを理解できない欠陥人間だと思う。

そのような健康な人間の偏見のせいで、私の社会復帰が阻まれる。

就職活動をしても、そのような人の痛みを知らず、金儲けしか考えない健康な人間こそ私のようなうつ病回復者の社会復帰を阻んでいると感じる。

2022年05月05日

自殺衝動の原因は自己防衛機能の誤作動


先月のニュース記事で自殺に関する実態調査が掲載されていた。

季節的に3月から5月は季節の変わり目もあって、脳内物質の変動、自律神経の働きや

ホルモンバランスが崩れやすく自殺者が増加する時期であり、

3月は自殺予防月間であるために、政府をあげて自殺予防キャンペーンが実施されている。

自殺の原因の第一位はうつ病や統合失調症、慢性的な疼痛が伴い、将来の希望がそがれる癌などの病気が6割近くを占めるとされ、

二番目として借金や破産などの経済苦、三番目が職場や家庭内や学校内での人間関係苦であると発表された。

また、国民に対するアンケート結果では、約2割の人が自殺を本気で考えたことがあるとのことだった。

自殺に至る状態は精神的にも肉体的にも経済的にも追い詰められた心理状態となり、

多くの苦悩や生活不安、将来への希望が絶たれ、経済苦などが複合していると思われる。

その結果、何もかもが苦しく嫌になり、逆に楽しさや希望などが極端に減少したうつ状態が考えられる。

最近の研究で自殺したいとする自殺念慮を抱く人の脳内を調べると、

脳内での代謝異常が生じていることが判明した。

つまり、脳内の代謝異常を治せば、多くの自殺を未然に防止できる可能性がある。

もちろん、自殺の背景は経済問題や家庭問題、職場の問題などが解消されないと

根本的な解決策にならないことも大いに考えられるが、自分の心を客観的に見る上で、

脳科学での自分では気づかない科学的な知見や有効な治療法があることを知ることは有効な自殺予防手段でもある。

2016年12月16日、九州大学病院や大阪大学、他の国内研究機関などの共同研究チームが

うつ病や躁うつ病での精神症状別の代謝物とそのアルゴリズムを同定にしたことが

国際科学雑誌「PLOS ONE」に発表された。

うつ病や躁うつ病には吐き気や腹痛、下痢、などの胃腸障害、睡眠障害、頭痛や関節などの体の痛みや倦怠感などの身体症状を呈することが一般的と言われている。

一方で精神的な症状として不安感や恐怖感以外に以下の5つの症状があるといわれている。

1、抑うつ気分
2、興味や喜びの喪失
3、落ち着きのなさや思考抑制
4、自分の価値の無さ、罪悪感
5、死にたい気持ち(自殺念慮)

研究結果からこれらの症状別にある特定の脳内代謝物質の多少が顕著である傾向が分かった。

検査方法として多くのうつ病並びに躁うつ病患者から採血し、血液内に含まれる100種類以上の物質を

一度に検査できる「質量分析-メタボローム」という解析手法でうつ病や躁うつ病患者だけに

特に多い代謝物、少ない代謝物を特定できた。

死にたい願望である自殺念慮を例にとれば、

キヌレン酸、3ヒドリキシキヌレニン、キヌレニン、などの代謝物質が低下し、

クエン酸、アラニンなどの代謝物質が高い傾向が顕著であるとの結果が報告された。

人が死にたいと思う感情はどのように生じるかはいろいろあるだろうが、

自分が過去に経験した内容だと以下のような心理だと考えられる。

耐えがたい苦痛が2から3か月程度続くとうつ状態になり、快感を感じる神経が鈍化し、

楽しさを感じたり興味を持ったり、食欲や性欲などを主体とした生理的な欲求が減退し、

仮においしい食べ物を食べるてもおいしく感じなくばかりか、睡眠での安らぎの快感を感じなくなる。

一方で苦痛を感じる神経はより敏感になり日中には苦しさやつらさ、ぐわい悪い不安な感情が多くなり、

それに拍車をかけるのが睡眠時の悪夢や睡眠障害での苦痛である。

このような状況が長く続くと精神的に追い詰められ、死んで楽になりたいような気分になる。

つまり、動物である人間は耐えがたい苦痛から遠ざかろうとする本能的な働きが自殺したいという気持ちになると考えられる。

それが自殺念慮や死にたいという気持ちになると思う。

そのような心理には激しい疼痛が慢性的に伴う癌などの患者でもなることが報告されている。

つまりはそのような精神状態になる際には脳内物質の代謝の偏りや神経の過剰興奮があるために、

ある特定の代謝物が血液内に排出されるということだ。

今回の研究成果で、死にたい気持ちなどの自殺念慮以外の上記の他の4つの精神症状もそれぞれ他の関連物質の多少が顕著であることが判明した。

そのおのおのの代謝物名と症状の関連性の詳細は検索エンジンで

「九州大学 うつ病 血液検査」などの用語で検索すると、詳細な研究成果の内容を九州大学病院のWEB上で公表しているので見れる。

http://www.kyushu-u.ac.jp/f/29500/16_12_19.pdf

特定の代謝物が多いということは代謝前物質もある程度特定できるし、

代謝するための酵素などもわかるため、私たち一般人からすれば食べ物の種類と自分の体調を調べることで、

自分の体調管理や精神的なコントロールに利用できる可能性があると思う。

これは画期的な研究成果であり、今後のうつ病や躁うつ病の診断精度の向上、

代謝産物が増えることから創薬や食事療法などの応用でうつ病並びに躁うつ病治療に大きな期待が持てると論じられた。

食べ物と情緒や性格の関係は以前から指摘されており、

例えばアメリカの刑務所での犯罪者の傾向として、受刑者の血液検査ではノルアドレナリンやドーパミンの代謝物が多く、

セロトニン代謝物が少ない傾向にあるという過去の研究結果がある。

つまりは精神的に興奮しやすく、衝動的で攻撃的な傾向であることは言われていた。

その中で、犯罪者の多くが肉食やファーストフードを好み、野菜類を好まない傾向は顕著であったと昔読んだ本に書かれていた。

アメリカの場合、犯罪者の家庭的な傾向として、幼少期より貧困である場合が多く、

貧困であると栄養バランスの悪い食生活になりやすかったり、

食事のリズムが不規則になるなどのほか、

家庭料理での食事が少ないことなど親と一緒にいる時間が少ないなども原因になっている可能性が考えられる。

今回の日本での研究結果から、うつ病に関していえば以前は精神症状との相関関係が大きいといわれた

ノルアドレナリンやアドレナリン、ドーパミンやセロトニンなどの脳内物質の多少だけでなく、

それ以外の必須アミノ酸だったり、研究者しか知らないような物質が人の感情に大きく影響していることが判明したことはすごい発見だと思う。

20年ほど前に治療困難なうつ病や強迫性障害の画期的な治療薬としてSSRIなどのセロトニンのみに選択的に作用する薬を処方できるようになったことは画期的だった。

しかし、今回の研究結果から、うつ病や躁うつ病はセロトニンなどの特定物質だけでなく、

他のアミノ酸が脳内の神経で作用している可能性が見いだされた。

私も海外の研究成果や自分の経験でストレス耐性や精神状態と食べ物の種類の関係、食べる時間と量の関係に
相関関係があることを主張してきたが、

どうして関係があるのか科学的な根拠として説明するには十分な客観性が乏しかった。

なぜなら私は大学などの医療機関の研究者でもなければ、それでメシを食っている専門家でもないからだ。

私が知っている知識は市販されている専門書と自分での経験とWEBページの知識でしかないので研究には限界がある。

今後、他の身体症状や精神症状、代謝物質の増減のメカニズムがわかればさらに治療法が期待される。

4年前に日本の大学病院で光トポグラフィーという脳に検査装置を装着して

発音と指示された内容を考えることをするだけの検査時間がわずか3分程度で、

約6割から8割の精度で、「うつ病患者」「躁うつ病」「統合失調症」「健常者」という4っの病態を発見する装置が開発され、

それに専門医の問診を組み合わせることで病気の診断精度が大きく向上するすごい研究結果がでた。

現在は早くも、全国の精神医療機関にその装置が配置され診断で成果を上げ始めている。

もし、自殺したいと思うようになったら医者へ行こう、医者で治らないものは

食べ物を変えてみたり、サプリメントを試したりや生活習慣、東洋医学が効果があることが多い。

医者や病院で病気が治らなくとも、自分に合った治療法や東洋医学で治ることが多いので悲観してはいけない。


posted by さかえ at 03:00| 自死防止の知恵

2022年04月28日

ストレス過多な都会と癒しの地方


人は住んでいる環境に無意識に大きな影響を受けているといわれており

細長い日本列島には47都道府県があり、県によっても、地域や都会によって住環境が大きく異なることは

日本人なら誰しも思うだろう。

しかし、転勤で全国を回って住んだことが無い人は、自分の生活環境が日本国中同じだと感じているのではと思う。

人が豊かに快適に暮らせるかは、その個人の価値観によるところが多いが、

やはり便利さだけでは満足せず、治安がよく、犯罪の少ない地域に住みたいという人も多いのではないだろうか。

警察庁の白書やページでは全国の犯罪発生に関するデータを公表している。

私は東日本でしか転勤や派遣社員などで住んだことがないが以下の場所に住んだことがある。

北は秋田県、山形県、宮城県、岩手県、仙台市、東京の八王子、東京の練馬区、東京新宿区四谷、

東京足立区綾瀬、神奈川県桜木町、千葉県花見川区、千葉県富里町、短期出張では山梨県、長野県松本、

などに住んだ経験がある中、田舎と都会にはそれぞれメリット、デメリットがあると思った。

その中で地方田舎人として自慢できることがある。

それは都会と比べて犯罪発生率が極端に低いなど治安のよいことだ。

日本国内で毎年犯罪発生率が低い県ランキングでトップ5に入る県がある。

それは秋田県、岩手県、山形県、島根県、鳥取県である。

私は宮城在住だが、宮城県は東北地方でも仙台市という政令指定都市があるため

人口が多く、犯罪発生率ランキングでワースト15位程度である。

それでも犯罪発生率が毎年ワースト10に入る以下のけんよりも安心安全で暮らせると感じる。

東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、名古屋、岐阜、京都、兵庫、福岡と比べれば格段に低いといえる。

人口密集している都会では殺人など凶悪犯罪の発生率が高く、毎度多くのニュースのとおりである。

全般的に犯罪発生率が低い東北地方からみれば、年配になったら便利でも都会に住みたいとは思わない。

過去に東京をはじめ首都圏に足掛け8年住んだことがあるが、

少し油断できないところがあり、安心、安全な生活とは言い難いと感じた。

電車の乗り降りで外国人とトラブルになりそうになったり、いろいろ嫌な思いをした。

更に今は外国人が多く住むと東京の友人が言っていた。

不便な点は東京23区には田舎には普通にあるホームセンターなどがほとんどなく

買い物も電車で持ち帰る程度の大きさの品物しか買えず、逆に不便だと感じた。

それと運動には良いのだが、長く歩く必要があるなど、不便な点もある。

今は地方都市に住んでいるが、田舎の土地の値段は1m2当たり1万円前後と安く

もちろん固定資産税も相続税もかなり安い、一軒屋やアパートの家賃も安いわりに設備はきちんとついている

物価は田舎の方が安く、私は田舎のほうが住みやすいと思う。

都会で高い固定資産税、住民税、相続税を支払うなどバカバカしいと思う派だ。

自家用車を購入する必要はあるが、家から20歩程度で車に乗って好きなところへ買い物へも公園にもゆける。

地方都市での店舗の駐車場は広く、コンビニの駐車場も広いことが多く、地方暮らしは悪くないと私は思う。

2022年04月24日

政府が新規農業就業者に最大1000万円の施策


農林水産省が27日発表した2020年の農林業センサスによると、

農業を主な仕事とする基幹的農業従事者は136万1千人で、6年前と比べ39万6千人と2割以上減少した。

65歳以上が占める割合は70%となり5ポイントほど増加した。

農業人口は1985年時点の調査で346万人だったが減少が続いており、35年間で3分の1近くまで減少したことになる。

これでは日本人の食料確保の点で将来的に問題が生じると考えられる。

農業従事者人口の減少は担い手不足と高齢者が体力的に限界を感じて農業をやめたりすることが原因と考えられる。

農林水産省は将来の農業の担い手となる49歳以下の新規就農者を育成する支援策を刷新することが13日分かった。

農業人口の減少を食い止めるために政府は最大1千万円を一括支援するほか、

就農者を指導する農業法人などへの助成期間を従来の最長2年から5年に延ばすなど

就農者の経営の安定化や長期定着を後押しする方針だ。

現行制度では、市町村から就農計画の認定を受けると、1〜3年目に年150万円、4〜5年目に年120万円の最大690万円の支援がある。

2022年04月21日

本能欲求の減退はストレス疾患のはじまり


人の原始的な脳は視床下部、視床、脳幹、等で延髄の上部、

つまり脳の深い部分に位置しており、主に生命維持を目的とし、食欲、水分調節、体温調節等を

自律神経やホルモン分泌によって平衡状態を維持しようとする働きによって自動的に行っている。

また、自己防衛のために攻撃性や種族保存のために性欲を発現させている。

思考等の働きを行う大脳新皮質とは辺縁系を隔てているため、新皮質からの制御が及びにくいといえる。

このように、原始脳は、思考や意識などの制御によって、調整することは難しく、生理的な欲求という形で表出するといえる。

ただし、構造的に辺縁系に近接しているため感情の影響は受けやすいと言える。

食欲を例に取ると、人は意識しなくても、体内に必要な物質が減少すれば、食欲という欲が生じ、食べることが快感となる。

しかし、体内に必要な物質量が十分と判断されれば満腹を感じ、食欲という欲は消滅し、今度は食べたくなくなる。

しかし、このような場合もある。悩みがある場合や悲しい時や怒っている場合等はこれらの欲が影響を受ける。(例えば食欲の減退など)

以上から、原始脳が人間の思考や心理におよぼす影響として、以下のことが考えられる。

1)無意識の領域で生じる生理的欲求衝動。
2)相反する交代的で反復的な衝動。
3)自己防衛的攻撃衝動。
4)自己の特性である遺伝子を未来に残そうとする衝動
5)生物として進化をするための衝動
6)苦痛から遠ざかり、快感に向かおうとする衝動

以上、本能欲求は生物という機能を未来に永続させようとすることに集約され、

生物である人間においても、隠された欲求として表れ、心の情勢に影響をおよぼしている。

ところが、うつ病や神経症などの精神疾患になると上記の脳の働きが過敏になり、

生理的な欲求が減退することが多い。

例えば食欲減退、性欲減退、やる気や気力の減退、変化を求める欲求の減退、睡眠障害などが生じる。



2022年04月16日

千葉大の研究でうつ病に抗炎症作用がある野菜がよいようだ


私が21年前に急性前立腺炎から慢性前立腺炎になり、いろんなサプリメントを試した中で

ケールの青汁が痛み解消で最終的に治るきっかけになたのか、わかったような気がした記事が配信されていたので紹介する。

私はだいぶ以前に何度も述べた通り、ある種の植物に抗炎症作用があるのではという仮説の中で、

ケールの青汁にも炎症を抑制する作用があるのではということを述べさせてもらった。

最近になり、千葉大学の橋本教授の研究で以下のものがあった。

以下12月7日の日刊ゲンダイの記事を引用させていただく。

ーーーーーーー引用−−−−−−−−−

炎症は、うつ病も発症させることが複数の研究で明らかになっている。マウスに炎症を引き起こす物質を投与すると、うつ様行動を取るという報告もある。

千葉大学社会精神保健教育研究センター副センター長の橋本謙二教授は、

ブロッコリーに含まれる物質スルフォラファンが、ストレスに対するレジリエンス(困難や逆境に心が折れずに柔軟に生き延びようとする力)を示す作用があることを研究で証明。

研究の中では、スルフォラファン入りのエサを与えたマウスに、炎症を引き起こす物質を与えるとどうなるかも調べた。

するとそのマウスは、うつ様行動を取らなかった。

また、思春期のマウスにスルフォラファンを与えると、成人期になって炎症を引き起こす物質を与えても、

うつ様行動を取らなかった。これらの結果から、スルフォラファンの抗炎症作用がうつ症状を抑制していることが分かる。

報道されている通り、今年7月から自殺者が増えている。特に女性の自殺者の増加は顕著で、

8月は前年同月より4割増加している。自殺対策の調査研究を行う「いのち支える自殺対策推進センター」

は、コロナの感染拡大による経済面や家庭での悩みが影響している可能性があると、分析結果を発表した。

ブロッコリーで自殺を食い止められるとまでは言わないが、うつ症状を抑制する作用があるスルフォラファンを、こういった時期だからこそ積極的に取りたい。

ーーーーーーーー引用終わりーーーーーーー

数年前の国立精神衛生センターでの研究成果で、

野菜を多く食べる人はそうでない人と比べ自殺率が半分という追跡調査の研究があった。

つまり、特定の植物には炎症を抑制し、精神を安定させる、つまりは脳内神経の働きを正常化する成分が含まれていると推測される。

よって、2年にも及ぶ私の前立腺痛や排尿痛、気分の落ちこみにケールの青汁がよかったのではと考えられる。

2022年04月11日

ブランク後の就職で実務経験と資格が役立った


仕事の激務と管理職としてのストレス、プレッシャーでうつ病を発症して退職し

治るのに5年もかかってしまいました。

設計職の場合、仕事を4件から5件掛け持ちして、3つほどを並行して動かすことが多く、

月100時間を超える残業や、役所から夕方電話があり、翌日まで資料を提出要求など

無理な依頼がよくあり、徹夜することもしばしばでした。

一番、私ども設計会社の人間がメンタルでやられるのは、顧客である建設系役人の言動のひどさや

無理やり負担のかかる業務をサービスなどで押し付けてくる行為です。

尚、建設コンサルタントなどの設計会社での社内での人間関係は良好な場合が多く、

社内であまり人間関係で苦労することは少ないと思います。

問題は癖の強い、特権意識の強い建設系の役人が顧客であることで強いストレスになることが多いのです。

職場でもパワハラ自殺やパワハラ退職が多いのが警察などの公務員が多いのは報道のとおりです。

まあ、役人の悪口はこれくらいにしておいて、民間でも建設会社の人間などひどい人間も多いので。

私の病気の症状として起床時に気分が悪い、睡眠障害、食欲不振、緊張感、時々の強烈な不安感

動悸、吐き気、胃痛、腹痛、下痢などにほぼ毎日悩まされ苦しい状況でした。

会社内では管理職で、ISOの9000や環境マネジメントの14000の責任者であり、

体外的には調査や設計業務の責任者でしたから、多忙なのです。

体調不良になってからは、上司に相談し、ISO関係の仕事は時間に余裕がある他の人にやってもらうようにしてもらい責任の軽減をしてもらいました。

ただ対外業務では自分しか仕事の詳細な部分を把握していない関係と

役所の仕事は責任者の途中交代は原則的に認められていないため、途中退職はできなかったのです。

もし、設計の責任者が途中で退職すると、役所の仕事なので、会社の評価が下がり

次に類似業務で会社で競争入札に参加させてもらえないのなどペナルティーが発生することがあります。

私達設計技術者の仕事が完了すると、役所側は私のような管理責任者に対して業務評価の点数をつけるのです。

それで70点以下だと、次に類似業務で会社が競争入札に参加する際にペナルティーが科せられることがあります。

そのようなことで会社に迷惑がかかるので業務の途中で退職できず、病気が進行して悪化してから会社を退職しました。

病気と闘い5年でほぼ病気は収束しましたが、

今度は仕事でのブランク期間が5年あり、しかも見た目が白髪が多くなり、頭が禿げ上がった中年の55歳の

みにくい男になっておりました中で、貯金も底をつき、もう就職は無理かと生活保護も考えました。

そのような状況で就職活動を始めました。

最初、通勤時間が短くて済む地元でも従業員40名ほどの中堅の建設会社をハローワークを経由して受けました。

その建設会社では不動産業も営んでおりました。

応募書類は面接時に持参ということでしたが、面接に至る前まで、

携帯電話に何度か連絡があり、健康状態やブランクのことなど問い合わせがあり

その際に私が50歳を過ぎた中年男性という理由かわかりませんが、

私の足元を見た、人を見下したようなぞんざいな対応や言動をその会社の社長や人事部長から受けました。

そのような経過の中で不愉快な気分の中、いちおうハローワークの紹介ということで、面接を受けることにしました。

面接を進めるうち私が国家資格である1級土木施工管理技士と宅建取引士を持っていることと

造成設計や許認可業務、不動産登記の実務経験があることを相手企業は知ることとなりました。

すると相手の態度が180度変わり、私に対しての言葉使いが丁寧になりました。

相手企業は5年ブランクがあっても会社で必要な資格を取得しているため、採用する方向で考えると回答を得ました。

しかし、私は面接前に大変ぞんざいな対応をされたことや、資格を持っていることを知ったことで

態度が急変した社長や部長を信用できないと思い、その会社に入社しても合わないと判断し

その会社の採用の話を断りました。

私は今までの社会経験で職場は人間関係が重要だと思うので断ったのです。

その直後、考えを変え、通勤時間はかかりますが、調査や設計を行っている会社と面接して合格

通勤時間1時間かかりますが、今は設計の資格を生かして土木設計会社で働いております。

57歳になった現在もパソコンやCADソフトも技術計算ソフトも十分使え

設計実務もできる自分に自信を取り戻しました。

ブランクはありましたが、取得資格が足掛かりとなり、おかげで見事社会復帰に成功しました。

30年近く類似業務で仕事をしていると、5年程度の仕事ブランクがあっても、3カ月もあれば感がもどり

そこそこ仕事はできるものです。

なにせ病気の最中は毎日、自宅のパソコンで仕事と同じような作業などインターネットなどしていれば

私にとって復職は心配無用でした。

つまり、実務ができて仕事で必要な資格を持っていると企業からの信用と評価が違うのです。

2022年04月07日

私が苦しんだ症状


うつ病、不安障害の併発で私が特に苦しんだ症状は以下だった。

毎日の気分の悪さ、不安感と緊張感が合わさったような気分の悪さ、

緊張や感情的な興奮でひどい吐き気がでる。

人が多い場所や役所、床屋での待合室での緊張感からの吐き気や腹痛、下痢トイレ回数が増える。

頻尿、動悸、物忘れ、特に治りづらいのが夜間の中途覚醒、睡眠時の気分の悪さ、

1週以上続く胃痛や胃部不快感、午前中の気分の悪さ、時々起きる強烈な不安発作。

いろんなことが気になり心配性になる。

以上の症状が3年以上続き、買い物や床屋などの日常生活に支障をきたし、

就職することなどとてもできない状態だった。

今も時々、緊張する場面で上記の症状が起きる。

でも時々である。

このような時にデパスでしのいで、何とか社会復帰して頑張って生きている。

病気の最中でしかできないこともあったし、いろんな経験で勉強にもなった。

なにせ同じ病気の人を理解できる。

私はもともと真面目でやさしい性格の人間だ。

2022年04月04日

うつ病経験のおかげで父と甥を助けれた


うつ病や不安障害になると抗うつ薬や抗不安薬が処方されることが一般的だ。

その薬の知識と実際飲んだ経験が父の脳梗塞での症状改善と甥のPTSDからの社会復帰に大いに役立った。

甥は大学時代にバイクの衝突事故でその際の恐怖が急に甦るPTSDになっていた。

そして、私の実家の農業を手伝いながら失望した生活を送り、

恐怖感がでる発作、や食欲不振、睡眠障害に悩まされていた。

その際に私が抗不安薬を飲むことをすすめ、精神科へ連れて行った。

甥には抗不安薬であるソラナックスが相性が良く、その後、症状がめきめきと回復して

今は定職につき長く勤務して主任となり、結婚して2人の父として働いている。

今でも時々、体調不良時にだけソラナックスを飲んで幸福な生活ができている。

高齢の父は昨年、脳梗塞になり、食欲不振でやせ細り、寝たきりになっても食欲がなく

点滴をするのも血管が細くなり、あとは流動食か高いお金がかかる介護施設しか方法が無いところまできたが

私が飲んでいたドグマチールを父のかかりつけの医師に処方してくれるように頼んで試した。

すると2日目から効果が出始め、食欲不振が改善して、自分から食べ物を食べると言い出した。

そして元気になった。

私がうつ病にならなければ、抗不安薬や抗うつ薬で甥や父を救えなかったと思う。

時には自分が病気をしたことで家族や親族を助けることができるのだと思う。

2022年04月02日

性格が優しくいい人はうつ病になりやすい


ダイヤモンドオンラインで配信された記事で

近年のうつ病の研究で人ウイルスが原因でうつ病の発症率が12倍も高まることを突き止めた東京慈恵会医科大学ウイルス学講座教授 近藤一博氏によると

HHV-6とSITH-1がうつ病の原因と判明すれば、HHV-6が嗅球に潜伏感染するのを邪魔する薬や

SITH-1の発現を抑える薬など的を絞った研究開発ができるようになります。

そこは研究者間の競争になりますが、私はあと2〜3年で発表できるのではないかと思っています。

ただ、実用化されるのはもっとずっと先かもしれませんが。

SITH-1抗体が陽性か陰性かを調べれば、うつ病になりやすいかどうかが分かる」というのは、予防のためには有用そうですが

就職活動などでの差別も生む懸念もあるという。

例えば入社試験でSITH-1陽性者が排除されるようなことはあってはなりません。

それに私はHHV-6とSITH-1が人類を社会的な動物に進化させたのではないかと考えているという。

結論的に先生が言うには

うつ病になりにくい人は、他者のことを気にせず、仕事にも関心が低いという傾向が分かっています。

例えば夕方5時直前に急な仕事が発生したとします。「誰か手伝ってほしい」と頼んだ場合、

率先して手伝ってくれるのはSITH-1抗体陽性者の特徴の一つである不安を感じやすい人です。

こうしたことを社会が正しく理解さえしてくれたら、SITH-1の検査はとても有用だと思います。

うつ病や不安障害になる人の多くがいい人なのだ。

私も人にやさしくいい人だから、うつ病と不安障害を併発して苦しみ、今はよくなり働き

このブログをやっているのだ。

俺はいい奴なんだ。
posted by さかえ at 01:00| 自死防止の知恵

2022年03月30日

宇宙刑事ギャバンが公式動画公開


1週間前より東映よりYoutube動画で40年前のメタルヒーロー特撮のさきがけ

宇宙刑事ギャバンが配信が始まった。

ただ今第4話目である。

Youtubeで東映 宇宙刑事ギャバンで検索するか

以下のリンクから見てみてもどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=AF8x9rl6Ekg

大葉健二さんのアクションがすごいね。


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中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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