日本に長く居住し、今後も居住したいという外国人へのインタビュー動画がメンタル疾患を治すうえで参考になると思った。
外国人のほとんどが、日本は治安が良く、日本全国どこへ行ってもそれぞれ魅力的な個性があり、食べ物もどこへ行ってもおいしく、道路やインフラは清潔で快適なのだそうだ。
そのことはもうすでに多くの日本人が知っている人が多いと思う。
いろんなインタビュー動画を見る中で、外国人が共通して不評だったことが二つある。
そのひとつ目が、日本人は仕事でも私生活でも完全主義であり、特に日本人の仕事にはついてゆくのが大変なのだそうだ。
外国では仕事をする際でも何につけても8割程度で十分という価値観であるのに対して
日本では完璧主義の人が多いために、100%まで追求するところがきついという。
例えば おもてなしサービスをされる側の外国人観光客は満足だろうが、
そのサービスは日本人の完全主義のたまものであるから、いざ外国人が日本に居住してサービスを提供する側にたつととても大変であるということだ。
もう一つが、日本人は本当に久しい親友や家族以外の他人に心の底を見せることがないために
日本で日本人の友人をつくることが大変難しいということだそうだ。
確かに言われてみれば、そうである。
これら二つが日本人の中でもいわゆる「生きずらい」ということであり、
仕事などでうつ病や神経症を発症する原因になっていると思う。
この背景には日本では恥の文化であるため、他人に自分が恥をかくような自己開示が苦手な文化であることがあると思う。
また、日本人は不安を感じやすい人種であるといわれており、自分の本音を言うことで自分が不安定になったり悪い他人に利用されるのではという深層心理的な懸念があることが考えられる。
完全主義の良い点は日本では海外のいろんな製品や食べ物をさらに研究工夫して改良を重ね
高い品質とサービスを達成し、世界的に優位な立場を維持する良い点もあるが
うつ病などになりやすい性格として、完璧主義や強い責任感などがあることが知られており、
それが強いストレスになり体調不良やストレスに起因した病気、メンタル疾患
生きずらさ、自死の原因になったりすると考えられる。
よって、上記のような日本のよいところがあっても、生きずらく、自死やメンタル疾患が増えている原因と考えられ、
完全主義をやめ、外国人のように8割で満足する習慣、自己開示しても恥だと思わない心の持ち方が必要だと思った。
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